脂肪溶解注射とは、気になる範囲の皮下脂肪層に直接薬剤を注入することで、脂肪細胞を破壊して溶解します。身体が本来持っている脂肪の燃焼力を高め、脂肪の老廃物を運ぶリンパ液の流れをスムーズにして、余分な脂肪を排出するように促す、部分的な医療ダイエットです。ダイエットでもなかなか落ちにくい部位や、セルライトにも効果があります。
脂肪溶解注射MITIとは?
脂肪溶解注射の一つである『MITI(マイティ)』には、「PPC(フォスファチジルコリン)」「L-カルニチン」「デオキシコール酸」「IGF-1(インシュリン様成長因子-1)」「Phyto-NEP(コーヒー酸複合ペプチド)」といった脂肪に作用する5つの有効成分が含まれています。

脂肪細胞の細胞膜を溶解し、脂肪細胞そのものを消失させる成分を多く含むため、他の薬剤よりも効果が出やすいことが特徴です。
また、筋肉の活性化、腫れやかゆみの抑制、鎮痛作用がある成分も含まれているので、従来よりも短いダウンタイムで高い効果を実現しました。通常、注入部位に腫れや熱を持つことがありますが、MITIではこれらの程度が軽いため、よりリスクの低い痩身治療となっています。
薬剤を部分的に注入するだけなので、脂肪吸引手術に比べると、身体的負担が非常に軽く、ダウンタイムも少ないです。また、術後の安静や、包帯やガードルでの圧迫の必要がなく、すぐに普段通りの生活を送ることが可能です。
悩みの原因と解決方法
脂肪細胞は、脂肪をためておくための専用の貯蔵庫です。脂肪細胞は溜まっている脂肪の量に応じて風船のように膨らんだりしぼんだりします。脂肪細胞の中に脂肪がたっぷり入って膨らめば太り、脂肪細胞の中の脂肪の量が減れば痩せるという原理です。

脂肪細胞は、特に下腹部、お尻、太もも、背中、腕の上部、内臓の回りなどに多くあります。脂肪溶解注射は、おなかや二の腕、太ももなど気になる箇所に注射することで、その部位の脂肪細胞の破壊と排出を促すので、部分的なダイエットが可能になります。運動で全身の脂肪を燃焼するので部分痩せはできません、医療ダイエットのみ部分痩せの実現が可能です。