バッカルファット除去は失敗する?失敗例と対処法を現役美容皮膚科院長が徹底解説

バッカルファット除去 小顔形成

バッカルファット除去のメリットは、ダイエットしてもなかなか減らない頬の脂肪を除去できることですが、本当に大丈夫なのでしょうか。

現役美容皮膚科院長が解説します。

この記事の監修クリニック

WITH BEAUTY CLINIC

グループ医院計8医院を運営する医療法人清翔会の運営する美容皮膚科。恵比寿・代官山で美肌、小顔、痩身、脱毛、AGAなど幅広く治療を行う。


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バッカルファット除去の効果

バッカルファットは使わない脂肪部分を除去することで、小顔効果も期待できることです。

下膨れ顔の方や、頬の脂肪が多く頬が膨らんでいる方は、すっきりとした印象に変わることができます。

丸い顔がシャープな顎になったり、小顔になるでしょう。

20代や30代で除去しておくことで、将来のたるみの予防につながることでも注目されています。

しかし除去の効果が高いとはいえ、顔の部分を切開して脂肪をとることに心配な方が多いのも事実です。

バッカルファット除去は失敗する可能性はあるの?

バッカルファット除去のデメリットは、やりすぎたりやり方が悪いと脂肪をとりすぎて逆に頬がこけすぎてしまい、老けてしまうことです。

バッカルファット除去のデメリットは、取り過ぎてしまうと頬がこけてしまう可能性があるのですが、一度除去してしまうと元に戻すことはできません。

また、たるみの状態によっては、バッカルファット除去だけでは改善しないこともあり、痛い思いをしたのに思うように得られないという可能性もあります。

誰もが適した施術ではないことを考慮しないと必ず満足できる結果が出ないこともあり失敗した、ということにつながってしまうのです。

バッカルファット除去の失敗例

頬、顎下の脂肪吸引の症例でバッカルファットの除去の場合をご紹介しておきます。

失敗例としてとらえられるのは次のような点です。

30代の方

傷は左右の耳の裏と下顎中央の合計3箇所にバッカルファットでできていたそうです。

2~3ミリメートル程度と小さく、位置も普段は見えない箇所なので、傷が原因でバレる可能性はないと思って安心していたそうです。

しかし思ったより脂肪をとりすぎたのか、頬がこけて見えるようになってしまって老けた印象になったそうです。

とった脂肪はもどせないため、健康に小顔になったという感じはなかったとの事でした。

小顔になっても美しく健康に見えないと、あまり意味がなくなってしまいます。

アフターケアやセルフマッサージのご説明など、肌のつっぱり感や内出血をケアできるようなドクターであれば取りすぎることなく、きれいなフェイスラインを意識してもらえるはずなので、ただとればいいというだけではないことがわかると思います。

「ばれづらい腫れづらいバッカルファット」では、会社や学校を長期間お休みすることなく、最小限のダウンタイムで本来ならば小顔、顔やせの施術が可能です。

バッカルファットで失敗するということは技術力と見極めの力しかありません。

「バッカルファット」は加齢とともにたるんでくるため、法令線、ブルドッグのようなたるみが出る前に除去することで、たるみを予防し、若い年代からアンチエイジングをすることができます。

バッカルファットは、口の中の数ミリの小さな口から、最小限のダメージで量を減らすことが可能です。

脂肪そのものを除去するため、その効果は永く続くのでもう顔のたるみに悩むことがないのもいい点です。

会社や学校を長期間お休みすることなく、最小限のダウンタイムで小顔になることができるはずが失敗するとこんなことではなかった、と後悔してしまいますね。

そのため、除去する脂肪量や施術方法、適応かどうかの判断ができる専門ドクターを選んで任せてあげなくてはいけません。

ぽっちゃり感を改善したいという悩みを持っているのに今度はげっそりしてしまった、ということのないようにしたいものです。

アゴ下がすっきりして、フェイスラインを美しく出せるのは、ドクターの見極めと裁量にかかっていると思います。

フェイスラインとアゴ下がすっきりするだけで、首も長く見えるので小顔、スリム感が増すはずです。

ほほ、あご下の脂肪吸引+バッカルファットという組み合わせで行う場合もあります。

最小限のダウンタイムで患者さんの負担が少なくすむようにプランニングするのもこの施術の腕の見せ所だと思います。

バッカルファットをされた方々の印象としては、術前は口回りのお肉が重い印象ですが、術後はその部分がスッキリしています。

比較的短時間の手術で、術後の腫れも最小限に抑えるように工夫してくれるドクターであれば安心して任せることができるはずです。

バッカルファットは口内を数ミリ切開して脂肪を取り除く手術ですので、見た目がほかの部位のように内出血することはほとんどありません。

フェイスラインもすっきりして小顔最小限のダメージで量を減らすことが可能です。

加齢と共に下垂する顔のバッカルファットをあらかじめ抑えてしまおうというこの取り組みは、若い人にも人気というのもうなづけます。

このバッカルファットは、若い頃はこめかみから頬骨にかけての位置に存在しています。

このラインは加齢とともに皮膚が下垂するとそれに伴って下がり、さらにその重みでほうれい線やマリオネットラインなどにつながる恐れがあるのです。

言い換えればアンチエイジングの大元といっても過言ではなさそうです。

このため、バッカルファットを除去すれば、いわゆる俗に言われるブルドック顔とされる、たるんだ頬下がり顔、マリオネットラインを改善できるということになります。

また、下膨れな輪郭をスマートなフェイスラインに変えることもできます。 バッカルファットの他、メーラーファットやジョールファットという脂肪もあり、これらを除去する施術を得意としているドクターもいます。

バッカルファットとは異なるところにある脂肪なので、併せて相談できるドクターであるとなおよいでしょう。


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バッカルファット除去の失敗を防ぐためには

バッカルファット除去がおすすめの人は次のような方です。

  • 笑った時のほほの膨らみが気になる
  • 丸顔が気になる方
  • ブルドック顔を改善させたい方
  • フェイスラインをスッキリさせたい方

そのためにはバッカルファットに経験豊富なドクターを選ぶことです。切除量を正確に、適量を除去することは経験しかありません。

適応を見極め、正確に除去することで老けるような頬のこけではなく、フェイスラインがシャープになり、笑顔のラインも美しく改善され小顔になります。

術後の腫れは軽度ですむのも熟練のドクターの腕だけです。

そのうえ、肌の表面に傷もできないため、マスクをしていれば気が付かれないようになります。

多少腫れたとしても歯が痛い、抜いた時の痛み程度です。

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たるみ改善や小顔施術で失敗しないために

ベイザー脂肪吸引なら失敗しないかというと、そうでもありません。

特に顔の脂肪吸引は、バッカルファットの除去と同様「頬が痩ける」という失敗が起こりやすい部位でもあります。

そこで当院は、以下のポイントを押さえることで、頬、顎の脂肪吸引で想定される失敗を回避します。

解剖学に基づいた綿密なマーキング

顔(頬、あご)のベイザー脂肪吸引の術前に施すマーキングの例

取るべき脂肪と取ってはいけない脂肪の見極めは、術前のマーキングで行います。

解剖学に基づき、骨格や筋肉の付き方、さらにこれらが実際に動いたときに予測される位置関係を考慮し、取るべき部分とあえて残すべき部分を書き記すのがポイント。

右写真は、赤マーカーが脂肪を取ってはいけない部分、青マーカーがしっかりと吸引する部分です。

ちなみに、綿密なマーキングは解剖学の知識を熟知したドクターでなければ困難です。さもないと、吸引中に神経や血管などを傷付けてしまう可能性もあります。

失敗回避には解剖学を熟知したドクターに担当してもらうことが前提条件です。

頬の脂肪には、浅い層にあるもの(皮下脂肪)と深い層にあるもの(バッカルファット)があります。

浅い層にある脂肪(皮下脂肪)は、脂肪吸引などで減らすことが可能です。

一方、深い層にある脂肪、バッカルファットは、口の中に約5ミリメートルの小さな口からを通じて皮下出血や腫れや内出血を起こすことなく、最小限のダメージで量を減らすことが可能です。また自然に溶けてなくなる糸で処理をすれば抜糸もいりません。

バッカルファット除去の失敗例と対処方法のまとめ

リスクとして稀に口内からの細菌感染を起こしてしまう可能性があるバッカルファットですが、きちんと熟練した技を持っているドクターなら、最小限のリスクで仮に体質で何か起こってしまったとしても適切な対処ができるので安心だと思います。

その際は医師により、即座に対応できるところも強みですね。

ダウンタイムはおよそ1週間ですが、特に何も失敗しないような方もいらっしゃいます。

特に違和感を感じられない方については、何も起こらずに過ごされるので拍子抜けしたという方もおられるくらいです。

痛みや術後は口内の違和感、ツッパリを感じる可能性がありますが、どれも耐えられないほどではありません。

施術口内からおこなうため、傷跡に関しても非常に目立ちにくいです。

施術の副作用、リスクは施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。

バッカルファット除去は、あくまでも顔のたるみや頬周りが気になる場合に有効ですのでほかの吸引と組み合わせる方も多いです。

二重顎などの顎下の脂肪が気になる方には、組み合わせがおすすめです。

脂肪吸引は、頬に加え顎も同時に吸引できる反面、一定のところまでしかできませんのでその後のもたつきも気になってしまうこともあります。

また表面の傷や腫れが目立つこともありますので両方のメリットを生かして最小限の傷で済むようにコーディネイトするのが一番、リスクや失敗が低くてすむ方法があればそちらを組み合わせられるドクターに相談してみましょう。

失敗することなく、理想のフェイスラインを手に入れましょう。

バッカルファット除去を検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。

WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。

お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。


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