糸リフトの値段・費用相場を徹底解説！安く受ける方法も紹介

【当サイト厳選】糸リフトがおすすめの人気クリニック3院

加齢などによって顔のたるみが気になる人には、美容整形の糸リフトが良い選択肢になります。

皮膚の下に特殊な糸を挿入して皮下組織を牽引し、フェイスラインを整えます。

しかし、「いくらぐらいの費用で糸リフトができる？」「どのクリニックの糸リフトがお得？」といった疑問を持っている人は多くいますよね？

この記事では糸リフトの値段の相場を解説しています。

糸の使用本数別、使用する糸の種類別、クリニック別と、さまざまな観点から糸リフトの値段を分析しました。

この記事を最後まで読んで、糸リフトの相場観をしっかり掴んでおきましょう。

beauty-column編集部
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糸リフトは少ないダウンタイムで小顔になれる整形術！

糸リフトは、顔の皮膚のたるみを引き締めるために、特殊な糸（リフト糸）を皮膚の下に挿入します。

たるんだ部分が引きあがることで、いわゆる小顔になれる人気の整形術です。

リフト糸には、糸の芯の周りにコグと呼ばれる突起が無数に付随しています。皮下組織をコグにひっかけて上方に牽引して、たるみを引き上げます。

また、糸の挿入によりコラーゲン生成が促されることによる自然な引き締め効果も期待できます。

顔を引き締める整形法には、耳の前から耳たぶ付近を切開して余分な皮膚や脂肪を除去するフェイスリフトがあります。

これと比較すると、糸リフトは切開が不要で施術が短時間で完了するため、身体へのダメージが少なくダウンタイムが短いのがメリットです。

ただし、糸リフトの効果は永続的ではありません。

使用する糸の種類によって半年～5年の間に効果が薄れていくため、効果を維持するためには定期的に施術を受ける必要があります。

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糸リフトの値段はどうやってきまる？

糸リフトは自由診療なため、価格は各クリニックが自由に設定することができます。それでも値段の相場を決める主要な要因は存在します。

最初に、糸リフトの値段に影響する主な要因を確認しておきましょう。

使用する糸の種類によって値段が異なる

糸リフトに使われる糸は様々なメーカーから多様なものが供給されています。

糸の材質や、糸の周辺に付随しているコグの形状や密度、コグが糸から突出する方向など、各社が独自の工夫を凝らしており、それぞれに特徴が異なります。

糸1本当たりの価格も大きく異なるため、どの種類の糸を使用するかは糸リフトの値段への最大の影響要因です。

多くのクリニックが使用する糸の種類を料金表に明示しています。クリニックごとの価格の傾向を判断するにも、糸の種類は重要な情報ですね。

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使用する糸の本数が増えれば料金は上がる

糸リフトでは、一度の施術で複数本の糸を使用するのが一般的です。より多い糸を使用すれば、それだけ糸リフトにかかる料金は上昇します。

リフト糸を何本使用するかは、複数の要因で決まります。

リフトアップするのが小さな面積であれば本数は少なめになりますが、頬などの大きなパーツの場合はより多くの糸が必要になります。

皮膚のたるみの程度も、使用する糸の本数に大きく影響します。たるみが強い場合はより強力に引き上げる必要があるため、より多くの糸を使用します。

使用する糸の種類によっても必要な本数は変わってきます。引き上げる強度が強い性質の糸であれば、比較的少ない糸で十分な効果を得ることができます。

何本の糸を使用するかは、専門家による高度な判断が必要です。施術の前に担当医師としっかりコミュニケーションをとっておきましょう。

効果の持続期間が経過すれば再施術で費用がかかる

糸リフトの効果には永続性がありません。一定の期間が過ぎれば効果が消えていき、再度の施術が必要になります。

例えば、体内で分解・吸収される材質で作られた糸の場合、吸収されるとリフト効果はなくなっていきます。

吸収が速いPDOで半年から1年、吸収が遅いPCLでも最大3年間程度しか効果が継続しません。

体内で吸収されることのないシリコン＋ポリエステルなどの糸でも、時間と共に牽引効果は薄れていきます。3から5年程度で再度の施術が必要です。

短期間で効果が薄れていく糸を選択した場合は、1年に満たない時間で再施術が必要になります。

糸リフトの長期間での必要額を考える場合には、施術1回の価格だけでなく、再度の施術のタイミングと費用も併せて考慮しておきましょう。

糸リフトの値段の相場

それでは、糸リフトの値段の相場を具体的に見ていきましょう。

使用する糸の本数別、種類別、クリニック別などの複数の観点から分析したので、相場の詳細がよくわかりますよ。

糸リフトの本数ごとの値段相場

糸リフトは患者の状態にあわせて、1回の施術で複数の糸を使用します。使用する糸の本数と施術費用の相場との関係を表にまとめました。

より多くの糸を使用すればより費用がかかるため、施術費用の相場を理解するためには、使用本数を考慮することは必須です。

1回の施術で使用する糸の本数と費用の相場について見ていきましょう。

1本の相場：3万～6万円超程度

リフト糸を1本のみ使用する場合の価格は、1本あたりにすると最も割高になります。

比較的安価なアンカーリフトでも3万円程度の費用です。価格の高い糸では、6万円を超えるものもあります。

PDOの糸を使ってより安価な施術を提供するプランを特徴的に打ち出しているクリニックもあります。

TCB東京中央美容外科のTCB小顔リフト（1本13,800円）や、TAクリニックのTAC式 ツヤ肌コラーゲンリフト（1本22,000円）です。

6本の相場：22万～50万円程度

頬のたるみなど大きなパーツを引き上げるには、最低でも片側3本ずつ、合計6本の糸が必要になります。

比較的安価な糸を使う場合は22万円、高額な糸では50万円程度が必要です。

TCBの6本69,800円（TCB小顔リフト）や、TAクリニックのモニター価格132,000円のように安価な価格を打ち出しているクリニックもありますよ。

8本の相場：27.5万～56万円

8本の価格設定は、6本の設定よりも1本あたりの費用を抑えて提示されています。

その結果、比較的安価な糸を使う場合は27.5万円、高額な糸では56万円付近の相場になります。

より安価な施術を求めるなら、TCBの8本99,800円（TCB小顔リフト）や、品川美容外科の初めての美肌アモーレ121,000円などがありますよ。

10本の相場：33万～55万円程度

1度の施術で10本を使用する場合の価格は、8本の場合と同様な考え方で設定されています。

ただし、リフト力が強いスプリングスレッドなどは10本も使用するケースが少ないため、価格が設定されていません。

その結果、費用の上限は55万円程度に抑えられています。

TCB小顔リフトは、ここでも安価な料金設定になっており10本124,800円で施術が可能です。

糸リフトの糸の材質ごとの値段相場

1回の施術で使用する糸の本数が同じでも、糸の種類に応じて単価が異なるため、総額は違ってきます。

糸の単価に影響する最大の要因は糸の材質です。ここでは、糸の材質ごとの糸リフトの費用の相場を確認していきましょう。

PDOの相場：1本3万円から

PDO（ポリジオキサノン）は、外科手術の縫合用の糸でも使用されている素材です。

時間とともに体内で分解・吸収される性質があり、施術後半年から1年で消えていくため、糸リフトの牽引効果もなくなっていきます。

糸の柔軟性とリフトの強度の両方にバランスが取れており、多くのクリニックで採用されている最も標準的な素材です。

そのため、他の素材の糸に比べて安価で、1本3万円から施術できます。

1度の施術で使用する本数が多くなればさらに安くなりますよ。

PCLの相場：1本44,000円から

PCL（ポリカプロラクトン）も、PDOと同様に体内で分解・吸収されます。PCLを使った糸も様々なメーカーから供給されています。

PDOと比較して吸収されるまでの時間が2～3年と長いのが特徴です。その結果リフトの効果も長く続きます。

価格はPDOよりも少し上で1本4.4万円ですが、効果の持続期間が長いので、効果が消えたのちの再施術まで考えれば、PDOよりもお得かもしれませんね。

PLLAの相場：1本５万円以上

PLLA（ポリ乳酸）は植物由来のバイオマスから作られた素材で、こちらも時間と共に体内に吸収されます。

PDOやPCLと比較して強度が強く、皮下組織にしっかり食い込んでリフトするので、引き上げの効果が強いのが特徴です。

牽引効果の強さゆえか、PLLAを使用した糸の価格は最低でも1本5万円以上と、PDOやPCLよりも高く設定されています。

しかし、たるみが強い場合や頬などの大きなパーツを引き上げるのに最も適した素材のため、確実な需要があります。

大手クリニックの糸リフトの値段相場

次はクリニックごとの糸リフトの値段相場を確認します。

プランの構成や価格設定にはクリニックにより個性があるので、しっかり比較して自分に適したクリニックを選びましょう。

TCB東京中央美容外科【TCB小顔リフトが8本99,800円】

TCB東京中央美容外科の糸リフトは、安価で手軽に始められるTCB小顔リフトと、価格が高めのTCB式小顔美肌再生の2系統があります。

TCB小顔リフトは他クリニックの価格設定と比較して低めに設定されており、例えば8本を使用した施術でも10万円を切った価格です。

PDOを素材とした糸を使った糸リフトです。

TCB式小顔美肌再生は、使用する糸の材質が異なるソフトとストロングの2種があります。

ソフトは、体内で溶ける糸（PCLおよびPLLA）を使っており、柔軟性がありながら効果も長く持続します。

ストロングは体内で溶けないシリコン＋ポリエステル製の糸を使っており、リフト力が強く効果が長持ちする糸リフトです。

品川美容クリニック【初めての方限定で8本121,500円】

品川美容外科の糸リフトは体内で分解・吸収される糸を使用した美肌アモーレが基本です。

価格設定は標準的ですが、品川美容外科の会員制度であるBMC会員になると20%OFFになるため、ぐっとお得感が出てきます。

施術後1年間は無料で再治療が可能な1年間安心保障制度があるので、アフターケアも安心です。

はじめて美肌アモーレを施術する人向けにさらに値引きしたプラン（初めての美肌アモーレ）も用意されています。

例えば8本を使用した施術は12万円程度の価格で、糸リフトがこれからという人には魅力的なクリニックですね。

聖心美容クリニック【アンカーリフトが12本275,000円】

聖心美容クリニックは、使用できる糸の種類が豊富なのが特徴です。

担当の医師と事前のコミュニケーションをしっかりとれば、自分の悩みや希望に適した糸で施術を受けることができます。

施術の価格は使用する糸によって異なりますが、比較的安いアンカーリフトなら、12本を使う場合でも275,000円で施術できます。

アフターケアも充実しており、手術後に左右差が確認されるなど調整が必要な場合、術後3ヶ月間は無料で糸の追加挿入をしてくれますよ。

TAクリニック【ツヤ肌コラーゲンリフトは1本22,000円～】

TAクリニックの糸リフトのメインメニューは、TAC式ツヤ肌コラーゲンリフト・TAC式ツヤ肌コラーゲンリフト極です。

どちらもフェイスラインを引き締めて小顔を実現することを重視した糸リフトで、体内で分解・吸収されるオリジナルの糸を使っています。

特に極で使われている糸は、引き上げ効果が強くなるよう改良されています。

価格も抑え目でTAC式ツヤ肌コラーゲンリフトは1本22,000円で施術できます。6本使用の場合でもモニター価格であれば132,000円でお得感のある設定です。

TAクリニックは他の糸の選択肢も豊富なので、糸リフトを考えるなら候補に入れてよいクリニックです。

東京美容外科【糸リフト入れ放題のプランが385,000円】

東京美容外科の糸リフトで特徴的なのは、糸を何本でも使えるプリンセスプランです。

医師のカウンセリングの元、本数の上限なしで糸を挿入して理想のフェイスラインを実現します。

価格は使用本数にかかわらず385,000円固定です。他クリニックにはないプランなので、多くの糸が必要な時にはお得なクリニックです。

プリンセスプランにHIFUを組み合わせてリフトアップを目指すクイーンリフトやクラウンリフトなどのメニューもありますよ。

糸リフトの施術を安価に受ける3つの方法

ここまで糸リフトの値段相場について確認しました。糸の本数や材質、クリニック別など様々な観点から解説したのでしっかりイメージできましたよね。

ここからは、糸リフトを少しでも安く受けたい時に役に立つ方法を3つ紹介します。

クリニックのモニターになる

多くのクリニックではモニター制度を導入しています。

モニターになれば、施術前後の写真撮影とクリニックのホームページへの掲載などを条件に、通常より安い料金で施術ができるものです。

掲載時は個人情報に関してはしっかり配慮されます。写真も個人が特定されないようしっかりと加工されるので、安心できます。

モニターの募集状況や条件はクリニックごとに異なります。クリニックでのカウンセリング時に確認してみましょう。

割引やキャンペーンを利用する

学割・シニア割などの割引制度を用意しているクリニックは多くあるので、こちらも利用すれば安く施術を受けることができます。

また品川美容外科のように会員制度を設けているクリニックでは、会員向けの大幅な値引きを行っているところがあります。

期間限定のキャンペーン企画を立ち上げているクリニックも多いので、カウンセリング時にしっかり確認して、取りこぼさないようにしましょうね。

効果が長期間続く糸を使う

糸リフトの効果は永続的ではありません。一定の期間が経過するとリフト効果が消えていくため、再度の糸リフトの実施が必要になります。

効果が消えるまでの期間は、使用するリフト糸の材質によって大きく異なります。

効果の持続期間が短い糸を選ぶと短期間のうちに再度の施術が必要です。

そのため、1回の施術は安くても、複数回の再施術までを考えたトータルの費用は高くつく場合が多くあります。

安く糸リフトを行いたい場合は、リフト効果の持続時間にも目を配っておきましょうね。

糸リフトの値段に関してよくある質問

ここまで、糸リフトの値段の相場について解説してきました。様々な角度から掘り下げたので、価格の傾向がしっかり掴めましたよね。

最後に、糸リフトの値段に関してよく出る質問にまとめて答えていきましょう。

糸リフトの値段のまとめ

この記事では糸リフト値段の相場について解説しました。

使用する糸の種類や本数別、提供するクリニック別に分析したので、価格の傾向がしっかりつかめましたよね。

糸リフトは施術の直後から効果が見えやすく、さらにダウンタイムが少ないなどメリットが多いので、人気のある施術です。

それだけに各クリニックも力を入れており、多種の糸を用意して患者の様々な症状に対応できるよう準備しています。

その分バリエーションが多いため、どれにしてよいか戸惑うかもしれませんね。

そんなときはこの記事にある相場観を参考に、後悔しないお得な選択をしましょう。