二重整形は、メスを使用しない術式もあり、手軽に挑戦できるため人気を集めています。
「二重整形をしたいけれど、どのくらいの頻度で通院すれば良いのか分からない」「二重整形の持続期間を知りたい」このようにお考えではありませんか?
今回の記事では、二重整形を行う頻度や持続期間、長持ちさせる方法などを紹介します。できるだけ二重を持続させ、整形する頻度やコストを抑えましょう。
おすすめクリニックを知りたい方は「二重整形が上手い人気おすすめクリニック13選」もぜひ読んでみてくださいね。
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三浦 希
日々美容に関する情報を収集し、最新の情報をキャッチすることに努めている。美容整形だけでなく、コスメ・ヘアケア・ダイエット等幅広い分野の調査担当。
二重整形をする頻度は基本的に1回で完成
基本的に二重整形を行う頻度は、埋没法・切開法ともに1回で完成します。施術前のカウンセリングや施術後のアフターケアを別日に行う場合もありますが、施術自体は1回です。
二重整形により多かれ少なかれ目に負担がかかります。とくに埋没法は、まぶたを切ることなく、糸で留めることにより二重にするため、切開法に比べて二重のラインが薄くなったり元に戻ったりしやすい傾向にあります。
二重整形は、何回も行うのではなく1回の施術で納得のいく二重を長く持続させることが理想です。
再度二重にしたければ再施術を行うことが必要ですが、二重を保つために定期的に施術を行わなければならないということはありません。
二重整形の持続期間はどのくらい?
埋没法 | 切開法 | |
---|---|---|
施術方法 | ・挙筋法 ・瞼板法 | ・全切開 ・部分切開 |
施術頻度 | 1回 | 1回 |
腫れのピーク期間 | 手術直後~翌日 | 手術直後~3日後 |
ダウンタイム期間 | 3日~1週間 | 2~3週間 |
完成目安 | 2週間~1か月 | 6か月~1年 |
持続期間 | 3~5年 | 半永久 |
二重整形の持続期間は、埋没法で3〜5年、切開法で半永久といわれています。
埋没法は、まぶたを切らずに糸で留めているため、元に戻るリスクがあります。ただし、切開法と比べて、手軽にできる点がメリットです。腫れのピークやダウンタイム期間が短いため、人前に出ることが多い方にもおすすめです。
切開法は、皮膚を切っている分、半永久的に二重が持続しますが、腫れのピークやダウンタウン期間が長いことが難点であり、完成するまでに時間を要します。
ただし、二重にするだけではなく、腫れぼったさやたるみを改善できる点が魅力です。より目元を大きくしたい方や半永久的に二重を持続させたい方には切開法がおすすめです。
二重整形後まぶたが元に戻った場合、通える頻度は2回まで!
埋没法の場合、二重整形後にまぶたが元に戻った際に通える頻度は2回までと考えておきましょう。何度も施術することにより、リスクがあるためです。
実際は、明確に再施術ができる頻度が決まっているわけではないため、2回以上行うことも可能です。
しかし、何度も施術を行うことにより、まぶたに負担がかかるうえ、すでに留めた糸を外さずに再度施術を行った場合、まぶたのなかの糸が増えるため違和感が生じる恐れもあります。
埋没法は、抜糸することにより、傷ができたり腫れが生じたりすることが考えられます。そのため、抜糸することなく、新たに糸を留めることが一般的です。
二重整形後に2回施術し直しても元に戻るようであれば、埋没法が適していないまぶたの可能性もあります。埋没法が適していないまぶた場合は、何度施術しても取れてしまうため負担だけが大きくなっていきます。
2回再施術してもまぶたが戻るようであれば、 切開法を検討することも1つの手です。
二重整形の頻度を1回にして長持ちさせる6つの方法
二重を長持ちさせて施術の頻度を1回にする方法として、糸を留める点数を増やすことや二重幅を広げすぎないこと、技術力・実績のある医師を選ぶことなどが挙げられます。
それぞれ詳しく説明するので、費用や目の負担を抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。
二重を長持ちさせる方法1.留める点数を増やす
二重を長持ちさせる方法として糸を留める点数を増やすことが挙げられます。 糸を留める点数を増やすことにより、糸が1点緩んだ場合でもほかの箇所の糸が残っているため、二重を持続させやすい傾向にあります。
埋没法は、1点留めから可能ですが、二重が長持ちしない恐れもあり、 推奨していないクリニックもあるほどです。
ただし、二重を長持ちさせるために留める点数を増やしすぎることはおすすめできません。留める点数を増やせば増やすほど、腫れるリスクも上昇します。
一般的に、腫れやすさや取れにくさを考慮して、2点留めもしくは3点留めが推奨されています。
二重を長持ちさせる方法2.二重幅を広げすぎない
二重幅を広げすぎないことも長持ちさせる方法のうちの1つです。埋没法において、二重幅を広げるためには、まぶたの上部に糸を留めることが必要ですが、脂肪が多く厚みがあるため糸が取れやすい傾向にあります。
一般的に、埋没法で糸が取れにくい幅は7mm以下とされています。ただし、脂肪の付き方や厚みは1人1人異なるため、二重を長持ちさせられる幅は個人差があります。
二重幅は医師と一緒に相談して決めましょう。二重幅を広く取りたい場合は、切開法を検討しましょう。
二重を長持ちさせる方法3.技術力・実績のある名医を選ぶ
二重を長持ちさせたい場合は、技術力・実績のある名医を選ぶことも大切です。技術力・実績のある医師であれば、豊富な経験を活かして1人1人にあった二重幅やデザインを見極められます。
まぶたの状態は、人それぞれであり、ミリ単位の調整が必要です。
理想とする二重幅やデザインがあるかもしれませんが、先述したとおり、二重幅を広げると元に戻りやすくなる可能性もあるため、医師と相談して自分にあった幅やデザインにしましょう。
技術力・実績のある名医を選ぶためには、公式サイトやSNSで医師自身が行った症例写真を確認することをお勧めします。実際に医師に施術してもらった方の口コミも参考になります。
二重を長持ちさせる方法4.体重をキープする
二重を長持ちさせるためには、体重をキープする必要もあります。体重の増減により、まぶたの脂肪の付き方が変わり、二重に影響するためです。
とくに埋没法では、体重が増えると脂肪が多くなることによりまぶたに負担がかかり、体重が減ると脂肪が少なくなることによりまぶたがたるむため、糸が取れやすくなります。
少しの体重変動であれば影響することはありませんが、増減が大きくなればなるほどまぶたの状態が変わりやすいため、注意が必要です。
また、まぶたのむくみは、負担がかかる原因とされています。むくみの原因となる塩分の過度の摂取は控えましょう。
カリウムを含む食べ物は、塩分の排出を促進させ、むくみを改善する効果が期待できるためおすすめです。カリウムは、バナナやりんごなどの果物のほか、生野菜や海藻などに多く含まれています。
ほかにも適度な運動を行うことにより血行を促進させたり、仰向けや高さのある枕を使用して寝ることもむくみの改善につながります。できるだけまぶたがむくまないように意識して行動しましょう。
二重を長持ちさせるためには、まぶたの状態を一定にさせるために体重をキープしたりむくまないように意識したりすることが大切です。
二重を長持ちさせる方法5.まぶたになるべく触らない
できるだけまぶたに触れないことも二重を長持ちさせるポイントです。埋没法の場合、摩擦や刺激により糸が緩んだり取れたりすることが考えられます。
数回まぶたを摩擦したり刺激したりしただけではすぐに影響は出ませんが、まぶたを擦る癖がある方は注意が必要です。
また、洗顔 ・メイク・クレンジング・マッサージなどは、まぶたに負担がかかりやすい行動です。まぶたへの負担を軽減させるためにゆっくりと丁寧に行いましょう。
必要以上にまぶたに触れることがないように目を擦らないことやノーメイクデーを作ることなどを意識して過ごしてください。
二重を長持ちさせる方法6.持続性のある術式を選ぶ
二重を長持ちさせたいなら、持続性がある術式を選びましょう。切開法は、皮膚を切ることにより二重にするため、半永久的に持続させることが可能です。
切開法には、部分切開と全切開がありますが、基本的にはどちらも半永久的に二重を持続させられます。
ただし、切開法であっても医師の技術力が不足していおり十分な処置が行えていない場合は、元に戻る可能性があります。先述したとおり、技術力や実績のある医師に施術してもらうことが大切です。 医師選びは慎重に行いましょう。
二重整形施術の流れ4ステップ|元に戻った場合も解説
二重整形の施術は、カウンセリング・当日チェックと麻酔・施術・アフターケアの流れで行います。また、元に戻ってしまった場合は、クリニックに連絡してカウンセリングを行ったうえで再施術を行います。
それぞれの流れを詳しく解説するため、二重整形がはじめてで流れに不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
施術の流れSTEP1.カウンセリング
まず、二重整形の施術の前にカウンセリングを行うことが一般的です。カウンセリングでは、目元の悩みや理想の二重などをヒアリングします。
納得のいく仕上がりにするためには、医師と患者双方の認識合わせが大切です。症例写真や専用の器具を使って二重のシミュレーションを行い、イメージを固めていきます。
二重の幅やデザインが自分に合っていない場合は、元に戻りやすかったり老けて見えたりする可能性もあります。理想の二重幅やデザインが自分に適しているとは限らないため、医師としっかり相談しながら決めていきましょう。
シミュレーションが終わったあとは、再現するためにどのような施術が適しているか提案されます。予算や希望があればしっかりと伝えましょう。
プランの内容や費用のほか、デメリットやリスクなどの説明も行われます。不安定や疑問点があれば、その場でしっかりと解決できるまで質問することが大切です。
施術の流れSTEP2.当日チェック・麻酔
手術当日は再度二重幅やデザイン・施術方法・体調などの確認が行われます。クリニックによっては、カウンセリング当日に施術を行うことも可能です。
医師による最終的な確認が終わったあとは、痛みを抑えるために麻酔を行います。
二重整形においては局所麻酔を行うが一般的です。 麻酔の種類は、クリニックによって異なり、注射や塗布、吸入などがあります。痛みが不安な方や麻酔の種類が気になる方は相談してみましょう。
施術の流れSTEP3.二重整形施術
麻酔が十分に効いていることを確認したあとに手術を行います。入院の必要はなく、日帰り手術が可能です。
一般的に、埋没法は10〜30分、切開法は30分〜1時間が施術時間の目安です。ほかの整形と比較して、施術時間が短い傾向にあります。
縫合や止血などの処置が終わったあとは、まぶたに薬を塗布したり、腫れを抑えるために5〜10分ほど冷却したりします。必要に応じて鎮痛薬や抗生剤を処方してもらったあとに帰宅可能です。
手術後は、目元に刺激を与えないように、つばのある帽子やサングラスを使用することをおすすめします。クリニックによって指示される場合もあるため、しっかりと従いましょう。
施術の流れSTEP4.アフターケア
二重整形を行った後日、経過を観察するために、クリニックにてアフターケアが行われます。必要に応じて抜糸を行ったり鎮痛薬や抗生剤を追加で処方したりします。術後の経過や過ごし方など不安な点があれば相談することも可能です。
また、腫れや痛みの悪化など気になることがあれば、アフターケアの予定日前であっても、クリニックに電話して相談してみましょう。
ダウンタイム中は、クリニック以外でも自分でアフターケアを行うことが大切です。腫れや痛みなどの症状をできるだけ早く抑えるためには、まぶたに刺激を与えないように安静に過ごしましょう。
元に戻ってしまった場合1.クリニックに連絡
二重整形後に元に戻ってしまった場合は、クリニックに連絡しましょう。基本的には、二重整形を行ったクリニックに連絡します。
再施術する場合もカウンセリングを受けることが必要です。カウンセリングの時間を十分取るために、日時を予約しましょう。
元に戻ってしまった場合2.再カウンセリング〜再施術
カウンセリングから施術までの流れは、基本的に1回目と同様です。
とくに、2回目以降はまぶたにさらに負担をかけることになるため、より慎重にカウンセリングを行う必要があります。二重が元に戻ってしまった原因を追求し、再度適した二重幅やデザインを見極める必要があるためです。
また、埋没法では既存の糸を抜かなければいけない可能性があったり、切開法ではすでに施術が行れているため元の構造と異なり難易度が高くなったりするため、1回目に比べてリスクがあります。
カウンセリングの際には、リスクについても十分に説明を受けましょう。
クリニックにより保証内容や期間が異なります。今回の手術が保証の対象となるかどうか確認することも必要です。
二重整形の頻度を減らすよりも「保証」をつけるのがおすすめ
二重整形は頻度を減らすよりも保証をつけることをおすすめします。とくに、埋没法は皮膚を切ることなく、糸で留めることにより二重にするので、元に戻ってしまうリスクがあるためです。
保証をつけることによりコストを抑えて再施術することができます。
保証内容や期間は、クリニックによってさまざまです。保証料金がプランに含まれている場合や 追加料金が発生する場合があります。
先述したとおり、二重整形の持続期間は、切開法で半永久的、埋没法で3〜5年といわれています。とくに埋没法により二重にした場合は時間の経過に伴い取れてしまう可能性もあるため、できるだけ期間が長い保証に入るようにしましょう。
二重整形の頻度は少ないに越したことはありませんが、万が一の場合に備えて保証をつけることをおすすめします。
まとめ
今回の記事では、二重整形を行う頻度や持続期間、長持ちさせる方法などを紹介ました。 基本的に二重整形は1回の施術で完成します。ただし、切開法は半永久的に持続しますが、埋没法は3〜5年で取れるリスクがあります。
埋没法による二重を長持ちさせるためには、糸を留める点数を増やしたり、二重幅を適切にしたりするなど工夫しましょう。
また 、万が一に備えて保証をつけることをおすすめします。保証をつけておけば、まぶたが元に戻った際にコストを抑えて再施術することが可能です。保証内容や期間はクリニックによって異なるため、事前に確認する必要があります。
二重整形をする場合は、保証をつけて万が一に備えつつ、長持ちさせる工夫を行い、施術の頻度やコストを抑えましょう。