ハイフで効果が出やすい人は？やめた方がいい顔タイプも解説

ハイフで自分は効果が出やすいタイプなのか？いつからいつまで効果を実感できるのかなど、気になりますよね。

そこで、ここではハイフの効果が出やすい人の特徴や、効果を実感できるまでの期間について解説します。

また、ハイフをすると将来老け顔になってしまうのかなど、気になるデメリットについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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beauty-column編集部
荒木里緒
複数の美容クリニックのカウンセリングを巡り、二重整形・脂肪吸引・クマ取り・糸リフトなど数々の美容整形を受けている。SNSで美容整形に関する情報や口コミに目を通すことが日課。美容整形を受けて良かったことはもちろん、後悔や辛かったダウンタイムも踏まえ、自身の実体験が悩みを抱える方の役に立つことを目標に執筆を行う。

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ハイフとはどんな仕組みか理解しよう

ハイフの効果がいつからいつまでなのかを知るためには、まずはハイフがどのような仕組みなのかを知らなければなりません。

ハイフは、高密度焦点式超音波（High Intensity Focused Ultrasound）の頭文字を取ったもので、HIFUと書きます。

虫眼鏡で太陽のエネルギーを集める実験を想像してもらうと、わかりやすいかも知れませんね。

ハイフはターゲットに焦点を熱め、そこに熱エネルギーを与えることで、組織を引き締めてていく治療法です。

ハイフのターゲットは真皮より深いSMAS筋膜

皮膚は上から表皮・真皮・皮下組織という3層からできていますが、ハイフがターゲットにしているのは、真皮よりも更に深い場所にあるSMAS筋膜です。

SMAS筋膜に焦点を集めて熱エネルギーを照射することで、SMAS筋膜が熱で収縮するため、顔が引き締まりリフトアップ効果が得られるという仕組みなんですね。

もっと簡単にイメージするなら、お肉に熱を入れたらギュッと縮む現象が、ハイフで行われている施術の仕組みです。

エステハイフと医療ハイフの違い

「エステのハイフと医療ハイフって何が違うの？」と、疑問に思った人もいるかもしれません。

エステハイフと医療ハイフの違いは、次のような点があげられます。

これを知っておくと、効果的なハイフの選択ができるようになりますよ。

エステハイフは効果がない理由

ざっくりとエステハイフと医療ハイフの違いを並べましたが、ポイントとしてはやはり照射エネルギーの強さです。

エステハイフは出力が大きく制限されているため、ターゲットとなるSMAS筋膜までエネルギーが届きません。

SMAS筋膜をターゲットにできないということは、リフトアップ効果も得られないということです。

なお、2024年6月7日に厚生労働省より、医師免許を保有している者以外のハイフ施術は、医師法違反になる内容を発表しました。

セルフハイフやエステハイフは、効果以前に違法行為になるため、注意しましょう。

用いる機器が医療用であるか否かを問わず、HIFU を人体に照射し、細胞に 熱凝固（熱傷、急性白内障、神経障害等の合併症のみならず、HIFU 施術が目 的とする顔・体の引き締めやシワ改善等も含む。）を起こさせ得る行為（以下 「本行為」という。）は、医師が行うのでなければ保健衛生上危害を生ずるお それのある行為であり、医師免許を有しない者が業として行えば医師法第 17 条に違反すること。

参照：医師免許を有しない者が行った高密度焦点式超音波を用いた施術について

効果があるのはクリニックの医療ハイフ

本格的に医療機関以外でのハイフは禁止されたとはいえ、まだまだ医療機関以外でハイフを取り扱っている場所はあるかもしれません。

しかし、安全を確保し確実にリフトアップ効果を得たいなら、クリニックの医療ハイフを選ぶようにしましょう。

クリニックであれば万が一のことがあっても、適切な対処で治療もしてもらえます。

効果・安全・安心の3点セットが可能なのは、クリニックでの医療ハイフだけです。

ハイフで効果が出やすい人の3つの特徴

医療ハイフならリフトアップ効果があるとはいえ、どんな人でも必ず効果があるというわけではありません。

ハイフの仕組みは熱によるSMAS筋膜の引き締め効果なので、効果が出やすい人とそうでない人が出てくるのも当然です。

そこで、ハイフの効果が出やすい人の３つの特徴をご紹介します。

30代でたるみが気になっている人

30代になると、徐々に顔のたるみが気になりだしてくるタイミングです。

ハイフを照射することでSMAS筋膜を引き締めるので、たるみが気になっている30代の人は、効果が出やすいです。

肌のハリや弾力・シワが気になってきた人

肌のハリや弾力・シワが気になってきた人は、ハイフをすることでコラーゲンの生成が促されることにより、若返ったかのような効果を実感できます。

やはり30代以降から、徐々にハリや弾力・シワなどが気になりだす人は多いと思います。

たるみを引き締めることで、同時に肌のハリもでてくるのは嬉しいですね。

頬の下や顎下の脂肪が気になる人

ハイフは脂肪細胞を破壊して脂肪を溶かす働きもあるため、頬の下や顎下の脂肪が気になる人は、ハイフの効果が出やすいといえます。

年齢を重ねると脂肪もつきやすくなり、特に顔の脂肪だけを簡単に減らすのは難しいですよね。

ハイフで顔の脂肪をすっきりさせることができるので、ダイエット効果を実感できます。

ハイフをやめたほうがいい顔タイプ5つの特徴

一方で、ハイフをやめたほうがいい顔タイプもあります。

これを知らずに不適切な施術をしてしまうと、後悔してしまうことになるため、ハイフをやめてたほうがいい顔タイプ5つの特徴もご紹介します。

皮膚のたるみが少ない30代未満の若い顔

皮膚のたるみが少ない30代未満の若い顔、つまり10代や20代の人は、ハイフはやめたほうがいいといえます。

やるのが悪いというわけでありませんが、ハイフのリフトアップ効果が得られるかと言われたら、そもそもたるんでいいないので効果は出ません。

顔のたるみが進行しすぎている状態

顔のたるみを引き締めるハイフですが、逆にたるみが進行しすぎている状態は、ハイフだけでは力不足です。

伸びすぎたゴムをいくら引っ張ったところで、なかなかピンッと張った状態にならないのと同じですね。

たるみすぎた状態であれば、糸リフトなどで直接引き上げる治療のほうが効果的だと言えます。

顔の脂肪が少なく目の下や頬が凹んでいる人

顔の脂肪がもともと少ない人や、目の下や頬が凹んでいる人がハイフをすると、必要以上に脂肪がなくなってしまいます。

結果、目の下や頬がこけてしまい逆に老けた印象になるため、ハイフはやらないほうがいいです。

顔に皮膚トラブルがある人

顔に皮膚トラブルがあるひとは、ハイフの照射で悪化する可能性があります。

また、すでに治った皮膚トラブルであっても、タイミングなど見合わせたほうがいい可能性もあるため、既往歴は隠さず正確に伝えるようにしてください。

日焼けで炎症を起こしている人

日焼けは皮膚が炎症を起こしている状態、つまり火傷と同じ状態です。

火傷をした皮膚にネルギーを照射すると、炎症がひどくなり悪化するため、日焼けが落ち着いてから施術を受けるようにしましょう。

日焼けが落ち着いて施術ができるタイミングについては、医師と相談して決めてくださいね。

ハイフの効果が出るのはいつからいつまで？

「ハイフをしてみたいけど、いつから効果がでていつまで続くんだろう？」という悩みは、ハイフで失敗したくないからこそ気になるところですよね。

ハイフは生体にダメージを与え、傷を治癒する過程の仕組みを利用した施術というポイントを押さえた上で、いつから効果が出ていつまで続くのかをお教えします。

ハイフは焼き肉？1回で効果を実感できる

ハイフのリフトアップ効果は、SMAS筋膜を超音波の熱エネルギーで収縮させる仕組みです。

焼き肉をイメージしてもらいたいのですが、軽くでも一度焼いたお肉は縮みますよね。

SMAS筋膜を熱エネルギーで収縮させているので、1回で効果を実感できます。

ハイフの効果ピークは照射から1〜3ヶ月

ハイフは創傷治癒反応といって、傷ついた組織を1〜3ヶ月かけて修復していく過程で、コラーゲンの生成を促しリフトアップ効果を出します。

つまり、一番リフトアップ効果を実感できるピークは、施術後1〜3ヶ月後です。

特別な日に備えてハイフを受けたい場合は、ピークから逆算して施術を受けましょう。

ハイフの効果持続期間は6ヶ月程度

ハイフの効果持続期間は6ヶ月ほどです。

しかし、人によっては効果持続期間は異なるため、6ヶ月未満の人もいれば1年近くもつ人もいます。

また、ハイフによってSMAS筋層が強化され、照射前よりもたるみにくい状態になっているので、リフトアップ効果が落ちてもたるみ予防が期待できます。

ハイフの効果がすごいと言われる3つの理由

ハイフの効果がすごいと言われる理由は上記の通りです。

ダウンタイムが少なく皮膚に傷がつかないのに、これだけの効果を得られるため、人気の美容医療になっているのも納得できますね。

ハイフが受けられるおすすめのクリニック4選

ハイフで望むリフトアップ効果を得るには、知識と技術を確かに備えた、医師による施術でなければなりません。

そこで、効果的なハイフが受けられる、おすすめのクリニック4選をご紹介します。

1.東京美容外科【術後安心保証制度あり】

東京美容外科は従来よりも痛みが少ない、『ウルトラセルQ＋』と『ソノクイーン』の、2種類のハイフ機器を採用しています。

顔全体の広範囲な施術はウルトラセルQ、目元や口元など細部にはソノクイーンといった使い分けができるので、ニーズに合わせたハイフ機器を検討できます。

また、術後のトラブルについても術後安心保証制度があるため、安心して施術が受けられるのも嬉しいですね。

2.聖心美容クリニック【エコーでSMAS筋膜を確認】

聖人美容クリニックは、『ウルトラセル[zíː]』『ウルセラ』『ウルトラセルQ+』の3種のハイフ機器を採用しています。

特にウルセラは、常にエコーでSMAS筋膜と真皮深層を確認しながら照射できるため、より繊細なハイフの施術が可能です。

また、ウルセラは解剖学を熟知した外科医のみが扱える機械なので、施術による安心感が高いのも嬉しいポイントです。

3.品川美容外科【施術が業界最速の約20分】

品川美容外科は、5種類もの豊富なハイフ機器を採用しているため、幅広いニーズに合わせた施術ができます。

中でも第3世代タイタンは、痛みも最小限で施術時間も業界最速の約20分で完了できるとあって、施術の負担も軽減されるのが魅力です。

価格もとてもお手頃で手が伸ばしやすいので、費用を抑えたい人にも嬉しいですね。

4.エミナルクリニック【シンプルなプランで選びやすい】

エミナルクリニックは、『UTIMS A3』のみのハイフ機器を採用しています。

豊富な機種ではなく1種類に特化しているため、機器と症例の引き出しが豊富にあり、悩みに合わせた施術が可能です。

プランもスタンダードコースとプレミアムコースの2種類のみで、豊富なメニューが逆にストレスになってしまう人も、気軽に選びやすくなっています。

また、ショット数も制限がないため、その人の顔に合わせた照射数を臨機応変に対応できるのも、お得感があって嬉しいですね。

ハイフでよくある質問

ハイフでよくある質問をまとめたので、効果だけでなく将来の不安解消の参考にしてみてください。

ハイフの効果が出やすい人は30代から

ハイフの効果が出やすい人は、たるみやハリ・シワなどが気になりだす30代からです。

たるみの原因の土台であるSMAS筋膜をターゲットに、ハイフの熱エネルギーを照射し、収縮させることでリフトアップ効果を得る仕組みを考えると納得ですね。

あまり早くハイフをしてももったいないので、たるみが気になりだしたタイミングで、十分な知識と技術をもったクリニックへ相談に行ってみましょう。