ハイフ(HIFU)は痛い?痛みの程度と抑える方法を解説

ハイフは肌のたるみやしわを改善し、ハリツヤのある若々しい肌を取り戻すための美容施術です。

専用の器具で肌に超音波を照射し、皮膚の内側にある組織に対して熱エネルギーによる刺激を与えていく施術ですが、「施術中に痛みはあるのか?」と気になる方も多いかと思います。

本記事では、ハイフの痛みについて焦点を当て解説していきます。痛くなる理由についてだけでなく、痛みを抑える方法についても併せて解説していきます。

ハイフの痛みやリスクが不安でハイフを受けるか悩んでいるという方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

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著者情報(三浦希)beauty-column編集部
三浦 希
日々美容に関する情報を収集し、最新の情報をキャッチすることに努めている。美容整形だけでなく、コスメ・ヘアケア・ダイエット等幅広い分野の調査担当。

ハイフ(HIFU)は痛い?

まず、ハイフ(HIFU)は痛いのか?という内容について紹介していきます。

結論から述べると、ハイフの施術中は大きな痛みはないものの、我慢できる程度の痛みを感じることが多いとされています

中には「全く痛くない」という方もいれば、痛みが強いと感じる方もいらっしゃいます。痛みの感じ方には個人差があるため、Webサイトなど施術に対する痛みについて口コミやレビューがあったとしても、あなた自身が同じように感じるとは限りません。

また、皮膚が弱く刺激に敏感な方や顔の脂肪が薄い方は痛みを感じやすく、ハイフで使用する機種や担当医師のレベルによっても痛みの度合いは変わってくると言えます。

そのため、痛みに不安がある方は、事前のカウンセリング時に、施術中はどの程度の痛みを感じる可能性があるのか医師に確認しておくことをおすすめします。

ハイフの施術中に痛くなる理由

ハイフの施術中に痛くなる理由

ハイフの施術中に痛くなる理由には、主に上記の3つが考えられます。

ここでは、ハイフの施術中に痛くなるそれぞれの理由について解説していきます。

照射する層

まず、ハイフの超音波を皮膚の内側にあるどの組織に照射するのかによって痛み度合いが変わってきます。

機種によって異なりますが、ハイフで取り扱われるカートリッジには、「1.5mm、3.0mm、4.5mm」と複数用意されていることが多く、超音波を照射する層によって使い分けます。

そのため、4.5mmのカートリッジを使用して筋膜に照射する際は、骨に響くような痛みを感じやすいです。

反対に1.5mmのカートリッジを使用して真皮層に照射する場合は、そのような痛みは感じにくく、照射する層によって痛みが違ってきます。

出力の強さ

次に、ハイフの出力の強さによっても痛みの強弱は左右されます。ハイフの出力が強いほど照射のパワーが上がるため、痛みも生じやすいです。

また、高い効果を得るために出力を強めすぎると、施術中の痛みだけでなく、施術後に火傷や腫れなどの肌トラブルを引き起こすリスクも高まります。

ハイフの機種によっても出力の強弱を調整できる段階が異なるため、自身の肌の状態にあった適切な出力で施術を受けるようにしましょう。

照射する部位

最後に、部位によって痛みが変わってくる点について紹介します。

例えば、目元は皮膚が薄くデリケートな箇所であるため、ヒリヒリ、チクチクとした痛みが生じやすいですが骨に響くような痛みは感じにくいです。

一方で、頬への照射では、皮膚の奥の痛みと骨に響く痛みが生じやすく、頬骨の付近は、特に痛みを感じやすいでしょう。

同じ照射する層・出力でも、痛みが出やすい部位と出にくい部位があることを認識しておきましょう。

ハイフの痛みと効果の関係について

ハイフの施術時の痛みが強いほど高い効果を得られるという考えを持った方が多いですが、これは間違いです。

出力するパワーが高いほど照射するパワーも強くなり、効果が高まる傾向にはありますが、それと同時に肌に関するトラブルを引き起こすリスクも高まり、結果的に望んでいない状態になってしまう危険性があります。

痛みがないと謳っている機種はエステ用だったり、照射する部位や脂肪の付き方によっても痛みの感じ方は変わってきます。

他の部位と比較して痛みをあまり感じなかったとしても、適切な施術を受けていれば効果を期待できるので痛みが強いから効果が高い、痛みが弱いから効果が低いとは一概には言えません。

ハイフの痛みを抑える方法について

次に、ハイフの痛みに不安を抱えている方に対してハイフの痛みを抑える方法について紹介します。

それぞれの方法について確認していきましょう。

1.出力を下げて施術する

まず、痛みに抵抗がある方は、施術時に出力を弱めてもらうとよいでしょう。

しかし、痛みを恐れるあまり出力を弱めすぎててしまうと、十分なハイフの効果を実感できない可能性もあります。

また、施術中に強い痛みを感じた場合は、途中で出力を弱めてもらうこともできます。

最初から低い出力での施術をお願いするのではなく、痛みに不安がある旨を事前のカウンセリングで伝え、医師に適切な出力を判断してもらうのがおすすめです。

施術中に強い痛みを感じた場合はすぐに医師に伝え、出力を調整してもらいましょう。

2.ハイフシャワー・リニアハイフなど出力が低い施術を利用する

施術時の痛みが心配な場合、ハイフシャワー・リニアハイフなど出力が低い施術を利用することも一つの手です。

例えば、ハイフシャワーは、通常のハイフよりも皮膚のより浅い層へ熱を照射するのでハイフと比較して痛みが少ないとされています。

ハイフでも様々な施術方法があるので、それぞれ特徴が異なります。施術を受けようと検討しているクリニックで、痛みに配慮した施術があるかを事前に確認することをおすすめします。

3.麻酔を使用する

最後に紹介するのが、麻酔を使用して痛みを軽減する方法です。

ハイフの施術では、痛みを抑えるために麻酔を使用することが可能です。ハイフの施術で発生するチクッとした痛みは「麻酔クリーム」によって緩和でき、施術部位に直接塗って使用します。

また、専用の器具を使って鼻から笑気ガスを吸う笑気麻酔という麻酔もあります。フワッとした感覚になり、施術中の痛みが緩和されるだけでなく、緊張を和らげる効果もあるため、不安な気持ちを解消できることにも期待ができます。

クリニックによって使用できる麻酔が異なってくるので、カウンセリングの際に確認してみてください。

ハイフを利用した方の痛みに関する口コミ評判を紹介

ハイフの痛みに関する口コミをまとめました。ハイフの痛みに関する評判としては、主に以下のような口コミが挙がりました。

口コミを見ると、多くの方が「想像よりも痛くなかった」「我慢できる痛みだった」と感じている方が多いようです。

痛みを伴う方でも、目に見えて効果を感じていることから、施術を継続している方がいらっしゃることもわかります。

痛みの感じ方は、個人差があるため人によって大きく異なりますが、我慢できないほどの痛みを感じている方はほとんどいません。

ハイフの施術は激痛をイメージしている方は、安心できる内容となっています。

まとめ

本記事では、ハイフの痛みについてから痛くなる理由についてだけでなく、痛みを抑える方法について解説してきました。

ハイフは、個人差はあるものの痛みを感じやすい施術です。しかし、我慢できないほどの激痛が発生することは少なく、ハイフの施術の種類や麻酔などによって痛みを緩和することもできます。

痛みが心配な方は、実績のある医師が在籍していたりするクリニックを探して、カウンセリングの際に出力や麻酔に関して相談し、できるだけ痛みを抑えて施術を受けることをおすすめします。

ハイフの痛みが不安でハイフを受けるか悩んでいるという方は、ぜひ本記事を参考にしていただき治療に励んでみてください。