糸リフトの効果の持続期間は?おすすめ本数や長持ちさせるコツも

気軽に受けられ、ダウンタイムも比較的少ないことで人気の糸リフト。

しかし「どんな効果があるの?」「持続期間はどのくらい?」「そもそも自分に合う施術なの?」と、不安を感じて踏み切れない方も多いのではないでしょうか。

本記事では、糸リフトの具体的な効果や持続期間、適した本数の目安を詳しく解説します。

さらに、効果を長持ちさせるコツや、効果が出にくい人の特徴についても紹介するので、施術を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

この記事を読めば、糸リフトの正しい知識を身につけ、自信を持って施術に臨めるようになりますよ♪

この記事でわかること
  • 糸リフトの効果と持続期間
  • おすすめの本数と効果の違い
  • 効果を感じない人の特徴
  • 糸リフトの効果を長持ちさせるポイント

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著者情報(ウィズビューティー編集部)beauty-column編集部
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糸リフトをする前にリスクや副作用を十分に理解し、適切なクリニックを選びましょう。
【参考】
消費者庁:美容医療を受ける前にもう一度
厚生労働省:美容医療サービスチェックシート
国民生活センター:増加する美容医療サービスのトラブル

糸リフトの3つの効果を解説

糸リフトの3つの効果

糸リフトは、施術直後からリフトアップ効果を実感できるだけでなく、時間の経過とともにコラーゲン生成が促進され、肌のハリや弾力がアップするのも魅力です。

ここでは、糸リフトの3つの主な効果について詳しく解説していきます。

1. しわやたるみのケア!リフトアップ効果

【リフトアップ効果】

  • 肌を物理的に引き上げ、しわやたるみを改善
  • 頬や口元を引き締め若々しい印象に
  • 小じわや深いほうれい線にも効果的

糸リフトは、肌を物理的に引き上げることで、しわやたるみの改善をサポートします。

しわやたるみは、加齢による皮膚の下垂や靭帯のゆるみによって目立つようになってきますが、糸リフトによって即時的なリフトアップが可能です。

特に、頬や口元のもたつきが気になる方に適しており、若々しい印象を取り戻すのに役立ちます。

小じわだけではなく、ほうれい線のような深いしわにも効果が期待できる点が魅力です。

参考文献:
日本美容外科学会会報 2022 Vol.44特別号「美容医療診療指針(令和3年度改訂版)」内に、糸リフトによって一時的な顔のシワ・タルミの改善が期待できるとの記載あり

2. フェイスラインを引き締め小顔を目指す

【小顔効果】

  • フェイスラインを整え小顔効果
  • 糸で引き上げることで、シャープな輪郭へ
  • 顎下にアプローチ!横顔の美しさを際立たせる

糸リフトは、フェイスラインをすっきりと整え、小顔効果を得られる施術です。

加齢や脂肪の増加により輪郭がぼやけると、顔が大きく見える原因になりますが、糸で引き上げることでシャープな印象に導きます。

特に、顎下のたるみや二重顎の改善に効果的で、横顔の美しさを際立たせる効果が期待できます。

3. コラーゲンの生成促進!肌のハリや弾力を高め肌質改善が期待

【肌質改善効果】

  • 肌のハリや弾力を高め、肌質を改善
  • コラーゲンやエラスチン生成を促進!ふっくら弾力ある肌へ
  • 変化は1~2ヶ月かけて徐々に現れる

糸リフトは、肌のハリや弾力を高め、肌質の改善効果が期待できます。

施術直後にリフトアップや小顔効果が得られますが、肌の質感の変化は1~2ヶ月かけて徐々に現れます。

これは、糸を挿入することで皮膚内部が刺激され、創傷治癒の過程でコラーゲンやエラスチンの生成が促進されるためです。

コラーゲンやエラスチンは、肌のハリや弾力を維持するために欠かせない成分です。

これらが増加することで肌の内側からふっくらとしたハリが生まれ、若々しく引き締まった印象を維持しやすくなります。

参考文献:
Telma Cerbino Cintra Lots「Effect of pdo facelift threads on facial skin tissues: An ultrasonographic analysis」内に、すべての患者において糸の周囲の真皮の厚さとコラーゲン形成が増加したとの記載あり

糸リフトの効果はいつからいつまで?持続期間を解説

糸リフトの効果の持続期間
糸リフトの効果は永久ではなく、時間の経過とともに徐々に薄れていきます。

持続期間は使用する糸の種類によって異なり、一般的に半年~2年程度が目安です。

ここでは、糸リフトの持続期間について詳しく解説していきます。

糸リフトの効果は永久ではない!

時期効果ダウンタイム
施術直後即時的なリフトアップ効果を実感腫れ、むくみ、軽い違和感が生じることがある
施術翌日引き上げられた感覚が強く、リフトアップ効果が顕著腫れ、内出血、口の開けにくさ、痛みを感じる場合も
施術後1週間腫れが落ち着き始め、顔の輪郭が馴染んでくる軽いむくみや内出血が残ることがあるが、日常生活に支障は少ない
施術後1~2ヶ月コラーゲン生成が促進され、肌のハリや弾力が向上ダウンタイムはほぼ終了。違和感もなくなる
施術後半年~2年リフトアップ効果は徐々に緩やかに。肌のハリは持続傾向特に問題なし

糸リフトの効果は一時的で、永久に続くわけではありません

一般的に、施術直後からリフトアップ効果は実感できますが、その後徐々に効果は弱まり、持続期間は半年~2年程度とされています。

ただし、術後のケア方法や生活習慣、肌質、年齢などによって、効果の持続期間には大きな違いが出てくることに注意しましょう。

挿入する糸の種類によって効果の持続期間は変わる

糸の種類持続期間特徴適しているケース
PDO
(ポリジオキサノン)
約半年~1年柔軟性とリフト効果のバランスが良い。吸収が早く安全性が高い・初めて糸リフトを受ける
・軽度のたるみ改善
・ダウンタイムを短くしたい
PLLA
(ポリ乳酸)
約1~2年コラーゲン生成を促進。やや硬めでしっかり固定・30代~40代のたるみ改善
・リフトアップと同時に肌質改善もしたい
PCL
(ポリカプロラクトン)
約2~3年最も持続期間が長く、リフトアップ効果が高い・たるみが進行している
・長期間の効果を求める
・メンテナンス頻度を減らしたい

糸リフトには、溶ける糸と溶けない糸の2種類がありますが、現在多くのクリニックで採用されているのは、溶ける糸であるPDO・PLLA・PCLの3種類です。

それぞれの持続期間は、PDOが半年~1年、PLLAが1~2年、PCLが2~3年とされており、糸の強度や柔軟性、肌への作用、適した使用部位に違いがあります。

PDOは最も溶けるのが早い糸ですが、安全性が高く、比較的安価で施術できる点が魅力です。

PLLAはPDOよりも持続期間が長く、コラーゲン生成が活発になることで肌質改善効果が高まります。

PCLは3種類の中で最も柔軟性が高く、持続期間が長いため、長期的なリフトアップ効果を求める方におすすめです。

糸リフトの効果や持続期間は、使用する糸の種類だけでなく、本数によっても左右されます。そのため、バランスを考えながら適切な糸と本数を選ぶことが重要です。

溶ける糸より溶けない糸の方が効果は長いがリスクも高くなる

メリットデメリット(リスク)
溶ける糸・自然に吸収され安全性高い
・肌質改善も期待
・修正も比較的容易
・持続期間が短め
・定期的な施術が必要
溶けない糸・持続期間が長め
・強力なリフトアップ効果
・大きなたるみの改善に最適
・しこりや違和感が出る可能性
・ダウンタイムが長い
・修正が難しい

糸リフトには溶ける糸と溶けない糸の2種類がありますが、安全性を重視するなら溶ける糸がおすすめです。

溶けない糸は、長期的なリフトアップ効果が期待できるものの、ポリプロピレンやポリエステルを素材としているため、体内に異物が残り、しこりや違和感が発生するリスクがあります。

さらに、ダウンタイムが長く、修正が困難なため、現在では使用していないクリニックも多いです。

一方、溶ける糸は時間とともに体内に吸収されるため、安全性が高く、仕上がりも自然。万が一のトラブル時も比較的対応しやすいというメリットがあります。

「安全性も大事だけど、糸リフトの効果をとにかく長く維持したい!」という方は、溶けない糸の取り扱いのあるクリニックに、一度相談してみましょう。

参考文献:
Zehao Niu, Kexue Zhang, Wende Yao, Yan Li, Weiqian Jiang, Qixu Zhang, Maria J Troulis, Meredith August, Youbai Chen, Yan Han「A Meta-Analysis and Systematic Review of the Incidences of Complications Following Facial Thread-Lifting」内に、吸収性糸(溶ける糸)は、非吸収性糸(溶けない糸)と比較してリスクが低いとの記載あり

糸リフトは何本がおすすめ?本数別で見る効果の違い

糸リフトのおすすめ本数と効果に関する注意点
糸リフトは、挿入する本数によってリフトアップ効果や持続期間が異なるため、自分のたるみの程度や仕上がりの希望に合わせて適切な本数を選ぶことが重要です。

本数が多いほど効果が高まり、持続期間も長くなる傾向にありますが、過剰に挿入すると不自然な仕上がりになる可能性もあります。

適切な本数は骨格・肌質・たるみの程度など個人差によって異なるため、医師と相談しながら決めることが大切です。

ここでは、糸リフトの本数別の効果の違いを解説します。施術を検討する際の目安として、参考にしてみてくださいね。

糸リフトの本数別効果の違い

片側2本~3本【軽度のたるみや部分的なリフトアップ】

片側2本~3本(計4本~6本)
糸リフト効果自然な仕上がりを保ちながら、頬やフェイスラインの軽度なたるみを引き上げる
おすすめの人・初めて糸リフトを受ける人
・自然な変化を求める人
・軽度のたるみを改善したい人
持続期間約半年~1年

片側2本~3本(計4本~6本)の糸リフトは、軽度のたるみ改善や部分的なリフトアップに適しています

特に頬やフェイスラインのもたつきを整えたい方に向いており、自然な仕上がりをキープしながら、目元や口元の軽い引き上げが可能です。

初めて糸リフトを受ける方や、大きな変化を求めない方にもおすすめで、周囲に気づかれにくい自然なリフトアップが期待できます。

個人差はありますが、片側2本ではリフトアップ効果が不十分なことが多いです。そのため、最低でも片側3本以上の挿入を検討しましょう。

効果の持続期間は平均して約半年~1年とされています。

片側4本~5本【顔全体のバランス調整がしやすい】

片側4本~5本(計8本~10本)
糸リフト効果頬やフェイスラインのたるみを効果的に改善し、顔全体のバランスを整える
おすすめの人・顔全体のバランスを調整したい人
・頬やフェイスラインのたるみが気になる人
・30代~40代の軽中度のたるみを改善したい人
持続期間約1年~1年半

片側4本~5本(計8本~10本)の糸リフトは、より広範囲のリフトアップが可能で、顔全体のバランスを整えるのに適した本数です。

特に頬やフェイスラインのたるみを効果的に引き上げることで、顔全体の立体感が増し、若々しい印象に導きます。

30代後半~40代の軽中度のたるみを改善したい方におすすめで、リフトアップだけでなく、顔の左右バランスを調整しやすいのが特徴です。

効果の持続期間は約1年~1年半とされ、長期間のリフト効果を求める方にも適しています。

片側6本以上【深いほうれい線や顎下のたるみを改善】

片側6本以上(計12本以上)
糸リフト効果強力なリフトアップ効果が期待でき、深いほうれい線や顎下のたるみを改善
おすすめの人・たるみが顕著で、しっかり引き上げたい人
・脂肪量が多めの人
・長期間のリフトアップ効果を求める人
持続期間約1年半~2年

片側6本以上(計12本以上)の糸リフトは、強力なリフトアップ効果が期待でき、深いほうれい線や顎下のたるみをしっかりと改善したい方におすすめです。

特にたるみが目立つ、脂肪量が多いといった場合に効果的で、顔の輪郭がシャープになり、より若々しい印象へと導きます。

本数が多いほど支える力が安定し、リフトアップ効果が長持ちしやすいのも特徴のひとつ。しかし、糸の過剰な挿入は不自然な仕上がりや違和感の原因となるため注意が必要です。

糸リフトは、本数が多ければ多いほど良いというわけではなく、適切な本数を見極めることが重要になります。

施術の際は、医師としっかり相談し、自分に合った「最適な本数」を選びましょう!

糸リフトで後悔したくない!効果を感じない人の3つの特徴

糸リフトの効果を感じない人
糸リフトは、すべての人に同じ効果が得られるわけではありません。

個人の肌質やたるみの状態によっては「思ったほど変化を感じられない」「効果がすぐに薄れた」というケースも。

ここでは、糸リフトの効果を感じない人に共通する3つの特徴について解説します。

1. 脂肪の量が適切でない

影響・対策
脂肪が多すぎる・糸が脂肪の重みに耐えられない
・リフトアップ効果が十分に得られない
脂肪が少なすぎる・引き上げる組織が不足
・糸がうまく支えられない
対策別の美容施術の併用を検討する
例)脂肪が多い⇒脂肪溶解注射やハイフなど
例)脂肪が少ない⇒ヒアルロン酸や脂肪注入など

糸リフトの効果を発揮するには、脂肪が多すぎても少なすぎてもダメで、適切な量であることが重要です。

脂肪が多すぎる場合、糸だけでは脂肪の重みを支えきれず、引き上げ効果が十分に得られないことがあります。

糸への負担も大きくなり、すぐに糸が外れたり、ずれたりすることも。

一方、脂肪が少なすぎる場合も、糸で引っ掛けて持ち上げる組織が不足し、十分なリフトアップ効果を得るのが難しくなります。

脂肪量が適切でない場合は、自分の脂肪量に合った施術を選択することが大切です。別の美容施術を併用することも検討してみましょう。

2. たるみが進行しすぎている

【たるみが進行しすぎている場合】

  • 糸の強度だけでは十分な引き上げ効果を得られない
  • 過度な引き上げで不自然になる可能性あり
  • フェイスリフト(切開リフト)も検討する

糸リフトは、たるみが進行しすぎている場合、効果を実感しにくいことがあります。

なぜなら、たるみが強いと糸だけでは支えきれず、十分な引き上げができないためです。

また、無理に糸で引き上げると、皮膚が引っ張られすぎて不自然な仕上がりになることもあります。

たるみが進行している方は、医師と相談のうえ、フェイスリフト(切開リフト)も検討しましょう。

3. 皮膚が硬く柔軟性がない

【皮膚が硬く柔軟性がない場合】

  • 糸の挿入時に抵抗が大きく、適切な位置に配置しづらい
  • 皮膚が馴染みにくく、表情が不自然になる可能性あり
  • 信頼できる医師を選ぶことで高い効果を発揮

皮膚が硬く柔軟性がないと、糸リフトの効果が十分に発揮されないことがあります。

これは、糸を挿入する際の抵抗が大きくなり、適切な位置に配置するのが難しくなるためです。

また、糸で引き上げても皮膚が馴染みにくく、表情が不自然になる可能性もあります。

しかし、適切な糸の選択や挿入方法の工夫、術後のケアによって、高い効果を得ることは可能です。

この場合、技術力のある信頼できる医師を選ぶことが特に重要になります。術後のケアについても、詳しくアドバイスしてもらいましょう。

糸リフトの効果を長持ちさせるための5つのポイント

糸リフト効果を長持ちさせる5つのポイント
糸リフトの効果の持続期間は個人差があるものの、平均で半年~2年程度とされています。

しかし、いくつかのポイントを押さえておくことで、より長い効果を維持することが可能です。

ここでは、糸リフトの効果を長持ちさせるための5つのポイントについて解説します。

1. 定期的にメンテナンスを受ける

糸の種類効果持続期間
PDO約半年~1年
PLLA約1~2年
PCL約2~3年
溶けない糸約3~5年

糸リフトの効果を長く維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません

時間の経過とともに糸の支えは弱まり、リフトアップ効果が徐々に薄れていきます

そのため、糸の種類に応じた持続期間を目安に、メンテナンスを受けることが大切です。

肌のたるみは加齢とともに進行するため、定期的に施術を受けることで、何もしない場合と比べて将来的に大きな差が生まれます

2. 糸の種類や本数を正しく選ぶ

糸の種類特徴
PDO・効果は比較的短期間
・程よい硬さ
・どの顔の部分でも使いやすい
PLLA・柔軟性が少なく硬めの素材
・リフト力が強く大きなたるみにも対応
・目元や口元などの繊細な部位は不向き
PCL・しなやかで柔軟性が特に高い
・細かい動きをする顔の部位に最適
・大きなリフトアップには不向き
溶けない糸・長期間の効果を求める方やたるみが強い方に最適
・ダウンタイムが長く修正が難しい
・体への負担が大きい

糸リフトの効果を長持ちさせるためには、肌の悩みや施術部位、希望する仕上がりに合わせて、糸の種類や本数を正しく選ぶことが重要です。

それぞれの糸の種類によって効果の持続期間が違うと前述してきましたが、施術部位によっても適した糸が異なります。

たとえば、PLLAは硬めの素材で、強力なリフトアップが必要な頬やフェイスラインに最適です。一方、PCLは柔軟性が高く、目元や口元など皮膚が薄く動きの多い部位に適しています。

また、本数が少なすぎると十分なリフト効果が得られず、多すぎると不自然な仕上がりになる可能性も。たるみの程度に合わせた適切な本数を選ぶことも大切です。

※糸の挿入本数に関しては「糸リフトは何本がおすすめ?本数別で見る効果の違い」もご覧ください。

3. 術後のケアを徹底する

【糸リフト後の過ごし方】

  • 大きく口を開けない
  • 刺激を与えるマッサージをしない
  • 血行が良くなる入浴や運動、飲酒などを控える
  • うつ伏せ寝を避け、仰向けで寝る
  • 固い食べ物は避ける など

糸リフトの効果を長持ちさせるためには「術後どのように過ごすか」が非常に重要になります。

たとえば、刺激になるような大きな口の動きや強い表情の変化を控え、マッサージなども避けるようにしましょう。

また、入浴や激しい運動、飲酒は血行を促進し、腫れを悪化させる可能性があります。最低でも1週間は控えるのが安心です。

寝る姿勢にも注意が必要で、うつ伏せ寝をすると顔に圧力がかかり、糸の位置がずれるリスクも。できるだけ仰向けで寝るようにしましょう。

4. ハイフなどの別の美容施術も組み合わせる

組み合わせ施術特徴
ハイフハイフ⇒糸リフトの順がおすすめ
・皮膚の深層に熱エネルギーを届け肌を引き締める
・効果の持続をサポート
ボトックスボトックス⇒糸リフトの順がおすすめ
・表情筋の動きを抑える
・シワの予防やリフト効果の維持に役立つ
ヒアルロン酸ヒアルロン酸⇒糸リフトの順がおすすめ
・肌のボリュームを補う
・リフトアップ後の仕上がりを調整

糸リフトの効果をより長持ちさせるためには、ハイフやボトックス、ヒアルロン酸などの施術を組み合わせるのがおすすめです。

ハイフは、皮膚の深層に働きかけ、肌を引き締めながら糸リフトの支えを強化できるため、相乗効果が期待できます。

また、ボトックスを併用すると、表情筋の過剰な動きを抑え、リフトアップ効果を高めることが可能です。

ヒアルロン酸は、頬やこめかみに注入することで、リフトアップ後の仕上がりをより自然に調整できます。

糸リフト単体でも効果はありますが、これらの施術と組み合わせることで、より高い効果の維持が期待できます。

5. 技術力の優れた医師を慎重に選ぶ

TCB東京中央美容外科
縄田 麻友先生縄田先生
品川美容外科
和田 哲行先生和田先生
聖心美容クリニック
牧野 陽二郎先生牧野先生
資格など日本形成外科学会(JSPRS) 領域指導医
日本形成外科学会 正会員・認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS) 正会員
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 正会員
皮膚腫瘍外科分野 指導医
日本創傷外科学会 正会員・専門医
日本美容外科学会会員
日本美容外科学会認定 美容外科専門医(JSAS)
アラガン認定トレーナー
アラガン施注資格認定医
ベイザー脂肪吸引認定医
サーマクール認定医
ジュビダームビスタ®認定医
ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
日本形成外科学会 認定専門医
日本形成外科学会 認定指導医
日本形成外科学会 小児形成外科分野指導医
日本形成外科学会 再建・マイクロサージャリー分野指導医
日本形成外科学会認定施設教育関連 責任者
日本美容外科学会(JSAPS)会員
日本美容外科学会(JSAS)正会員
日本美容外科医師会会員
ジュビダームビスタ®ボリューマXC認定医
ジュビダームビスタ®ボリフトXC認定医
ジュビダームビスタ®ボルベラXC認定医
ジュビダームビスタ®ウルトラXC/ウルトラプラスXC認定医
クリニックの公式HP

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【信頼できる医師とは?】

  • 丁寧で納得できる説明をしてくれる
  • 糸リフトの施術経験が豊富で症例実績が多い
  • 技術力に関連した専門医資格を持つ

糸リフトの効果を長持ちさせるためには、信頼できる医師を慎重に選ぶことが重要です。

そのため、複数のクリニックでカウンセリングを受け、医師の対応を比較することをおすすめします。

カウンセリングでは「説明が丁寧か」「無理な提案をしないか」「リスクやデメリットも正直に伝えてくれるか」などを確認しましょう。

また、症例写真や口コミを事前にチェックし、実績豊富な医師を選ぶことで、より安心して施術を受けられます。

さらに日本形成外科学会」や「日本美容外科学会」などの専門医資格を保有しているかを確認することも大切です。

これらの専門医資格は、厳しい条件をクリアした医師のみが取得できるため、信頼性の指標になります。

日本形成外科学会・日本美容外科学会(JSAS)(JSAPS)について

日本形成外科学会日本美容外科学会(JSAS)日本美容外科学会(JSAPS)
専門分野体の形態を修復・再建する分野。外傷治療や美容外科も含む美容医療に特化した学会。美容外科の発展と安全性向上が目的形成外科学会を基盤。JSASより厳しい基準
入会条件形成外科に一定期間勤務歴があり、評議員2名の推薦が必要日本の医師免許を持ち、正会員2名の推薦が必要。入会しやすい形成外科学会正会員であり、評議員の推薦が必要
専門医制度2年間の初期臨床研修終了後、4年間の研修と試験合格が必要一定の経験と知識を持つ医師が専門医として認定される形成外科専門医取得後、さらに長期間の修練と厳しい審査を経て認定

日本美容外科学会には「JSAPS」と「JSAS」の2つがあり、どちらの学会も美容外科の技術向上や医療の発展に貢献しています。

JSAPSは、形成外科を基盤とし、厳しい加入条件が設けられているのが特徴です。一方で、JSASは医師免許を持っていれば比較的入会しやすいとされています。

また、これらの学会で「専門医資格」を取得するためには、一定の条件を満たす必要があり、特に日本形成外科学会やJSAPSの専門医資格を持つ医師は、高い技術を持つ可能性が高いといえます。

※参考:
一般社団法人 日本形成外科学会
一般社団法人 日本美容外科学会JSAS
一般社団法人 日本美容外科学会JAPAS
上記を参考に、各学会における入会条件や専門医資格について記載

糸リフトの効果に関するよくある質問

最後に、糸リフトの効果に関して、特に多く寄せられる質問を解説していきます。

不安や疑問をしっかり解消し、納得したうえで施術を受けられるようにしましょう♪

糸リフトの効果がピークに達するのはどれくらい?

糸リフトの効果は施術直後から実感できますが、ピークは1~2ヶ月後とされています。

施術後、糸が皮膚に馴染むことでより自然な仕上がりになり、その後、糸の刺激によってコラーゲンの生成が活発化し、肌のハリや弾力が向上します。

ただし、ピークのタイミングは糸の種類や体質によって個人差があるため、焦らず経過を見守ることが大切です。

糸リフトのデメリットは何ですか?

【糸リフトのデメリット】

  • 効果は永久ではない
  • ダウンタイムがある
  • 感染症やアレルギー反応のリスクがある
  • 効果に個人差がある
  • 医師の技術によって仕上がりに差が出る など

糸リフトの効果は永久ではなく、糸の種類によって半年~2年程度で徐々に薄れていきます。そのため、定期的なメンテナンスが必要です。

また、施術後に腫れや内出血、違和感などのダウンタイムが発生することがあるため、回復期間を考慮して施術時期を決めなければいけません。

さらに、医師の技術によって仕上がりに差が出るため、経験豊富な医師を選ぶことも重要です。

事前に複数のクリニックでカウンセリングを受け、信頼できる医師を選び、リスクもしっかり理解したうえで施術を受けましょう

糸リフト後のダウンタイムはどのくらいですか?

ダウンタイム
施術直後~2日目腫れや軽い痛み、引きつれ感がある
3日目~1週間腫れや内出血が徐々に落ち着き、違和感が軽減
1~2週間大部分の症状が治まり、自然な仕上がりへ

糸リフトのダウンタイムは個人差がありますが、一般的には数日~2週間程度、ピークは2~3日目が多いとされています。

腫れや痛みは1週間程度でほぼ解消されますが、糸が馴染むまでの違和感や引きつれ感は2週間ほど続くことがあるため、経過を見ながらケアすることが大切です。

ダウンタイムを短縮するためには、施術後の冷却・安静・過度な表情の動きを控えるなどのケアを徹底しましょう。

まとめ

この記事のまとめ
  • 糸リフト効果はリフトアップ・小顔・肌質改善
  • 効果の持続期間は糸の種類によって約半年~2年
  • たるみの程度や理想の仕上がりに応じて、適切な本数と糸の種類を選ぶ
  • 脂肪量やたるみ具合などで効果を感じない人も
  • 効果を長持ちさせるには術後ケアや医師選びなどを徹底

糸リフトはリフトアップ・小顔・肌質改善の3つの効果が期待でき、持続期間は糸の種類によって半年~2年程度です。

また、たるみの程度や理想の仕上がりに応じて、適切な本数や糸の種類を選ぶことが重要。

脂肪量やたるみの進行度によっては、効果を十分に感じにくいケースもあります。

施術後のケアや医師選びを徹底し、定期的なメンテナンスを行うことで、自然な仕上がりと持続効果をより長く維持することが可能です。

糸リフトに興味がある方は、無料カウンセリングを実施しているクリニックも多いため、まずは相談してみることから始めてみましょう