糸リフトは手軽に小顔治療やたるみ改善ができるとして非常に人気の美容施術です。
極細糸が装着された針を皮下に挿入するので、ライトなダウンタイムで済むことも人気の理由につながっています。
ただ、施術後は口の空きにくさを感じる方が多く、施術であればそういったダウンタイムの症状が気になる方もいるでしょう。
そこで今回は、糸リフト後に口が開かないのはいつまでか、原因と対処法を併せてご紹介します。
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小野優子
スキンケアとアンチエイジングに注力するアラフォーライター。自身がシワ・シミ・たるみに悩み始めたことをきっかけに、美容医療に目覚める。「何歳になっても美しく」をモットーに活動中。
糸リフトの施術後口が開かない!原因は?
糸リフトの施術後は口の開きにくさを感じる方が多いです。
これは、局所麻酔による影響や糸のトゲが皮下脂肪を引っ掛けていることが原因として考えられます。
また、糸リフトが馴染むまではひきつれが生じやすいので、口の開きにくさを感じます。
では、糸リフトの施術後に口が開かない原因について詳しく見ていきましょう。
施術直後なら局所麻酔による影響
糸リフトは極細の糸が装着された針を皮下に挿入するため、施術には局所麻酔が使用されます。
局所麻酔薬は神経の近くに注入するので、施術後に麻酔が切れた後は痺れや違和感が残る場合があります。
ほとんどは数日で改善しますが、稀に痺れや違和感が継続して口が開かなくなるので、その場合はクリニックを受診して医師の診察を受けましょう。
糸のトゲ(コグ)が皮下脂肪を引っ掛けているから
引用元:湘南美容クリニック
糸リフトは、トゲ(コグ)がついた糸に皮下脂肪を引っ掛けてたるみを引き上げます。
また、皮下組織がダメージを修復する際に引き攣ったように感じる場合があります。
こういった原因で口が開きにくくなりますが、施術直後〜3日目をピークに徐々に改善していくので安心しましょう。
糸が馴染めば口周りの違和感がなくなり、施術から1ヶ月後にはすっきりしたフェイスラインに仕上がります。
糸リフトが馴染むまでのひきつれ感によるもの
先に触れたように、糸が馴染むまでは1ヶ月程度かかるので、その期間はひきつれ感で口が開きにくく感じます。
また、使用する糸や挿入する本数によってひきつれ感が異なります。
特に、皮膚が薄い方はひきつれ感を感じやすいので、口が開きにくくなる傾向が強いです。
ひきつれ感が続く期間は、口を大きく開けることは控えて食事などに配慮しましょう。
糸リフト後に口が開かない・開けると痛いのはいつまで続く?
糸リフト後に口が開かない、開けた時の痛みは施術後から約2週間程度続きます。
特に、局所麻酔や糸リフトのひきつれ感で、施術直後や翌日は口の開きにくさを感じやすいです。
また、こめかみなど神経が多い部分周辺に糸リフトを挿入するので口を開けた時に痛みが生じますが、ピークは3日前後で徐々に落ち着きます。
痛みが心配な方は、医師に相談して痛み止めを処方してもらう手もありです。
口の開きにくさや痛みが解消するまでは、口を大きく開けないように注意して歯科治療なども避けましょう。
糸リフトで口が開かない症状から早く回復するためのポイント
糸リフト後の過ごし方が口の開かない症状の早期回復につながります。
先に触れたように、口の開きにくさや痛みを感じやすい施術直後〜3日間は無理に口を開けない開けないように注意が必要です。
また、糸リフト後のダウンタイムの症状には腫れや内出血も生じるので血行が良くなる行動も避けましょう。
マッサージは挿入した糸リフトがずれるリスクがあるのでなるべく顔に触れないことも大切です。
では、糸リフトで口が開かない症状から早く回復するためのポイントを解説していきます。
無理に口を開けない
糸リフト後は無理に口を開けないように注意して、食事の際に口を大きく開けないと食べられない食べ物や硬い食べ物は控えましょう。
特に、糸リフト直後や翌日はゼリー飲料やうどん、お粥などの柔らかい食べ物がおすすめです。
また、歯科治療などで口を大きく開けることで糸がずれる可能性があります。
歯科治療の予定がある場合は糸リフトの施術日をずらすか、糸リフト後1ヶ月以上経過してから歯科治療を受けてください。
血行がよくなる行動をしない
激しい運動やサウナ、飲酒で血行が促進されると、内出血や腫れがひどくなりダウンタイムが長引く原因になります。
特に、施術直後〜3日程度はこういった行動を控えましょう。
体質によっては内出血や腫れが続く場合があるので、内出血や腫れが落ち着くまでは血行が良くなる行動を避けて生活してください。
なるべく顔に触れない(マッサージNG)
糸リフトが馴染むまではなるべく顔に触れないように過ごしましょう。
洗顔やメイクなど弱い力で顔を触る程度であれば問題ありませんが、糸リフト後のマッサージは痛みの悪化や糸リフトがずれるリスクがあるので要注意です。
糸リフトの施術から1ヶ月程度はマッサージを避けましょう。
また、糸リフトのダウンタイム中に内出血が気になりがちですが、内出血が落ち着いてからマッサージした方がすっきりしたフェイスラインを保つことができます。
クリニックに相談するべき症状
糸リフト後の痛みやひきつれ、口が開きづらい状態のピークは施術直後〜3日目です。
内出血や腫れは1ヶ月程度で徐々に落ち着いて、その後はすっきりしたフェイスラインが期待できます。
ただ、施術から数週間経っても口が開かない、強い痛みがある場合はクリニックを受診して医師の診察を受けることをおすすめします。
また、糸を挿入している部分の熱感や皮膚の炎症が気になる場合は、感染症の可能性が高いので医師に相談しましょう。
では、クリニックに相談すべき症状を見ていきます。
数週間以上経っても口が開かない
挿入した糸が強く引き上げられ過ぎていると、顔が引き攣って数週間以上経っても口が開かない状態になります。
フェイスラインのバランスが崩れる原因にもなるので、必要に応じて再施術を検討しましょう。
糸リフトは、糸を挿入する深さや位置を調整する医師の力量が必要です。
まずは最初に施術したクリニックを受診して、改善が見込めないようであれば糸リフトの修正が得意な医師が在籍しているクリニックを受診しましょう。
強い痛みがある
挿入した糸が馴染むまで1ヶ月程かかるので、痛みがあっても1ヶ月程度は様子を見ましょう。
ただ、それ以上痛みが続く場合は、糸の挿入が適切ではない、感染症を起こしている可能性があるのでクリニックを受診した方が安心です。
痛みの原因が不適切な糸の挿入や感染症だった場合は、糸の抜去や再施術が必要です。
糸を挿入している部分の熱感・皮膚の炎症
糸リフトを挿入したことで稀に感染症を引き起こす場合があります。
糸を挿入している部分の熱感や皮膚の炎症は感染症を起こしている可能性が高いです。
また、糸の種類によってはアレルギー反応が出る場合があります。
アレルギー反応があれば内服や注射・点滴などの対処が必要なので、かならずクリニックを受診しましょう。
感染症を起こしている、アレルギー反応が改善しない場合は程度に応じて挿入した糸の抜去が必要です。
クリニックを受診して医師の判断や指示に従いましょう。
まとめ
ここまで、糸リフト後に口が開きにくい原因や対処法を解説してきました。
糸リフトは、比較的軽いダインタイムで手軽に綺麗なフェイスラインを目指せる施術ですが、糸リフト後の口の開きにくさを気にして施術に踏み込めない方も多いでしょう。
ただ、口の開きにくさは施術直後〜3日目をピークに徐々に落ち着くので安心しましょう。
また、ダウンタイム中の過ごし方で症状の早期回復につながります。
糸リフト後は口を大きく開けることを控えて、血行を促進する行動は避けましょう。