切らないフェイスリフトとして人気の糸リフト。
こめかみから医療用の特殊な糸を挿入して、フェイスラインを引き上げる美容整形ですが、ダウンタイムが気になるという人も多いのではないでしょうか?
糸リフトの代表的なダウンタイムや副作用として一般的な症状に内出血があります。
この記事では糸リフト施術後の気になるお顔の表面で起きる内出血について解説をしていきます。
また内出血が出た時に気をつけないといけないことや、対処法についてもご紹介しています。
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小野優子
スキンケアとアンチエイジングに注力するアラフォーライター。自身がシワ・シミ・たるみに悩み始めたことをきっかけに、美容医療に目覚める。「何歳になっても美しく」をモットーに活動中。
糸リフトで内出血が起こる原因
糸リフトは肌を切らずにフェイスリフトが可能な美容整形ですが、同時に「顔が引きつる」、「内出血が気になる」と言った不安な声も多い美容整形です。
糸リフトで起きる内出血の原因は、挿入する糸についているコグ(突起物)や、皮下組織に異物が入り込んだことで、体の免疫反応によるものです。
糸リフトは挿入する糸の種類も非常に多く特徴こそ異なりますが、どの糸を使用したとしても頬周りからこめかみにかけて物理的にフェイスラインを引き上げていることに変わりはありません。
そのため術後の副作用やダウンタイムとして内出血や腫れ、赤み、引きつりなどの症状が起きやすくなります。
糸リフトで内出血が起こるのはどの範囲?
糸リフトのダウンタイムで起きる内出血には目の下から頬にかけて起きる可能性が高いです。
糸リフトは切らないフェイスリフトとして、コグ(突起物)のついた糸をこめかみから皮下組織に挿入します。
理想とするフェイスラインを実現するために鼻、口周り、頬周辺まで糸を伸ばしていき、こめかみに向けて引っ張ることで物理的にフェイスラインを引き上げます。
同時に肌を傷つけることで、失われた肌サイクルを取り戻すためにコラーゲンを生成し、ターンオーバーを促します。
そのため挿入した糸のライン上に内出血が起きやすい傾向があります。
糸リフト後の内出血はいつまで続く?
糸リフトの施術を受けた後、術後3日までは糸を入れた部分が内出血を起こし、肌の表面が色素沈着を起こし青くなることがあります。打撲や打ち身などでできる青あざに近い色になります。
個人差はありますが、その後は約10日ほどでで黄色くなり、2週間位で元の肌色に戻ります。
初めて糸リフトの施術を受けた方は不安に感じるかもしれませんが、糸を挿入したライン周辺の皮膚組織が正常に機能している証拠ですので問題はありません。
日常生活ではメイクやマスクで隠せる範囲の変色となることがほとんどです。
糸リフト後に起こる内出血の対策や早く治す方法
糸リフト後に起こる内出血の症状やダウンタイムを短くするにはいくつかのポイントがあります。
日常生活から意識できる内容が多いことから、施術後はしっかりとケアをしていきましょう。
メイクやマスクで隠す
糸リフトでお顔に内出血の症状が出ている場合、顔全体がパンパンに腫れるわけではないため、マスクやメイクで十分に隠すことができます。
糸リフトの内出血はフェイスラインから目の下に出やすいため、普段よりも意識してメイクをすることをおすすめします。
またフェイスライン以外にも糸を挿入したこめかみ周辺も腫れが出やすいため、メイクをして隠す際には注意をしましょう。
内出血部分を冷やす
糸リフトの施術でよくあるダウンタイムには内出血とは別に腫れぼったさを感じることがあります。
術後3日目まで起こることが多いため、症状を少しでも早く抑えたいのであればアイスノンなどで冷却をしましょう。
もしも痛みを感じる場合は、アイスノンで冷やすことと同時にクリニックから処方されている痛み止めや鎮痛剤を服用することをおすすめします。
うつ伏せや横向きを避け枕を高くして寝る
糸リフトの施術を受けた後は、就寝時の姿勢にも注意が必要です。
施術後1週間くらいはうつ伏せや横向きの姿勢で寝ることはあまりおすすめできません。
うつ伏せは顔全体、横向きは顔の片方に重心が掛かってしまうため、ダウンタイムや内出血が収まるまでは睡眠時の姿勢にも気を配る必要があります。
眠っている時の姿勢まで意識できないという人には枕をいつもより高くして、寝返りや睡眠時の姿勢を安定させることをおすすめします。
大きく顔を動かさない
糸リフトの施術を受けた後はお顔全体が引きつるような感覚を覚えることがあります。
時間経過とともに挿入した糸リフトが馴染んできますのでそこまで気にする必要はありませんが、特に施術日から術後3日目までは強く違和感を感じます。
施術当日は麻酔の影響もありますが、糸リフトは物理的にフェイスラインを引き上げている美容整形ですので、お顔が引きつったような違和感を覚えること自体に問題はありません。
お顔の皮膚組織が不安定な状態で表情筋を意識的に動かしてしまうと、糸の位置がずれたり痛みを感じることがあります。術後1週間までは表情筋を大きく動かさないように心がけましょう。
あまり顔に触らない
美容整形の多くは術後のマッサージを推奨しているクリニックが多いですが、糸リフトの施術に関しては術後1週間までマッサージは厳禁です。
むしろ触ってしまうとダウンタイムが長引いたり、痛みを感じる可能性があります。
糸リフトは皮膚組織を物理的に引き上げると同時に、皮膚組織を意図的に傷つけることでターンオーバーを誘発します。
皮膚組織が傷ついている状態で外部からの刺激を与えてしまうと正常なターンオーバーの邪魔をしてしまう可能性があるため、最低でも術後1週間は必要以上にお顔に触れないようにしましょう。
血行がよくなる行動は控える
糸リフトの施術を受けた後に控えなくてはいけない行動に飲酒や長風呂、サウナ、運動が挙げられます。
糸リフトを扱うクリニックでは、術後1週間は血行が促進されるような行動がおすすめされていません。
血行が促進されるとお顔の腫れを招くリスクや、ダウンタイムがより長引く可能性があります。
あくまでも控えた方が良いという程度ですので、飲酒であれば嗜む程度の量であれば問題はないとアドバイスをするクリニックもあります。
またお風呂に関しても長風呂を避け、術後3日目まではシャワーで過ごすといった内容になりますので、日常生活に支障をきたすほど過度に敏感になる必要はありません。
糸リフト後の内出血が3週間以上消えない場合はクリニックに相談しよう
前述のように糸リフトによって起こる内出血は個人差はありますが、2週間前後で治ることがほとんどです。
3週間以上経っても内出血が治らない、顔に凸凹ができている、触ると痛みを感じる、顔を動かすと違和感を覚えるなどの症状が見られた場合は施術を受けたクリニックで診察を受けることをおすすめします。
そのまま放置してしまうと感染症のリスクや、色素沈着、希望するリフティング効果が得られない可能性がありますので、違和感を感じた時にはすぐに相談をしましょう。
まとめ
糸リフトはメスを使用せずに手軽にフェイスラインを引き上げられる人気の美容整形です。
ダウンタイムで内出血を起こすことがありますが、おおよそ2週間程度で治ることがほとんどです。
ダウンタイム中は日常生活から意識することで、腫れや内出血を最小限に抑えることができます。
理想的なフェイスラインを手に入れたい人におすすめの美容整形ですので、ぜひトライしてみてください。