糸リフトは、切らないフェイスリフトとして人気の美容整形です。
頬やフェイスラインのたるみやもたつき、ほうれい線やマリオネットラインといったシワの原因となっているたるみの根本的な改善に期待が持てます。
メスを使用する美容整形や、ダウンタイムの長さを気にしている人におすすめです。
この記事では人気の美容整形・糸リフトで使用する糸の種類から、治療費用の相場、ダウンタイム中に気を付けなくてはいけないポイントについて解説をしていきます。
また糸リフトの施術実績が豊富なクリニックを3院ご紹介してしていますので、ぜひクリニック選びの参考にしてみてください。
小野優子
スキンケアとアンチエイジングに注力するアラフォーライター。自身がシワ・シミ・たるみに悩み始めたことをきっかけに、美容医療に目覚める。「何歳になっても美しく」をモットーに活動中。
【当サイト厳選】糸リフトがおすすめの人気クリニック3院クリニック[cont slug="tcb-minilogo-itolift"]1.TCB東京中央美容外科[cont slug="sinagaw[…]
糸リフトとはどんな施術?やり方は?
糸リフト | |
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施術 | こめかみから頬の中に特殊な糸を入れて顔をリフトアップさせる |
期待できる効果 |
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持続期間の目安 | 約1〜2年 |
ダウンタイムの目安 | 2週間程度 |
糸リフトは、こめかみからカニューレを使用して、医療用の糸を頬・目の下・口周りに向かって挿入します。
糸についているコグと呼ばれるトゲを皮膚組織に引っ掛けることで、たるんだフェイスラインを物理的に引き上げます。
頬周りのフェイスラインの引き上げはもちろん、ほうれい線やマリオネットラインなどの改善にも使用できます。
また、皮下に糸を入れる刺激によってコラーゲンの生成を促すことから、肌のハリ・ツヤアップといった副効果にも期待できます。
また、使用する糸の素材や形状によって期待できる効果が異なることから、汎用性が高い施術が可能です。
理想とするデザインを実現するために、使用する本数や素材を選択していきます。
糸リフトは顔の印象を変える美容整形の中ではダウンタイムが短く、日常生活にもほとんど支障がないことから、人気度の高いアンチエイジング治療です。
糸リフトの種類と値段相場
糸リフトで使用される糸には多くの種類があり、素材やトゲの有無、造りの特徴から得られる効果が異なります。
たるみの予防として安価で手軽に受けられるものから、一度の施術で大幅なリフトアップ効果を得られるものまでさまざまです。
そこで、代表的な糸リフトの特徴と値段相場、素材、トゲの種類に分けて解説します。
代表的な糸リフトの種類
ショッピングリフト | テスリフト | シルエットリフト | VOVリフト | アンカーリフト | スプリングリフト | |
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特徴 | 1本がとても細く、数十本単位で挿入。頬に注射するように挿入していく。 | バーブと3Dメッシュが一体化した糸。 | 円錐状のコーンが立体的で強力に引き上げる。コーンは吸収される。 | PCL素材で特殊技術により固定強度を最大限に高めた糸。 | PDO素材の糸で2方向にバーブが付いている。 | 極細の糸で高密度に4方向にトゲが付いている。 |
効果実感の目安 | 1〜2週間 | 約2週間 | 約1〜2週間 | 施術直後から | 術後3日目〜 | 施術直後から |
目安持続期間 | 約半年〜1年 | 約2〜3年 | 1年半〜2年 | 約2〜3年 | 約半年〜1年 | 約3〜5年 |
ダウンタイム | 数日程度 | 2〜3週間程度 | 1〜2週間程度 | 1〜2週間程度 | 数日〜1週間程度 | 1〜2週間程度 |
溶ける/溶けない | 溶ける | 溶ける | 溶ける糸と溶けない糸を選べる | 溶ける | 溶ける | 溶けない |
料金相場 |
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メリット |
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糸リフトの施術は、上記の表のように非常に種類が多い美容整形です。
一般的に頬周りのフェイスラインを改善したい場合は、片側に5本ずつの糸を挿入します。
両頬に合計10本の糸を挿入するため、1本あたりの費用に本数を掛けた金額が施術代金となります。
そのため1回の糸リフト施術で30万円〜50万円が治療費用の相場となります。
1本単位で治療をカスタマイズすることができますので、希望するフェイスデザインや、年齢や体型などから必要な本数の糸を挿入することができます。
例外として、ショッピングリフトは髪の毛よりも細い繊維を挿入することから、10本単位で施術を提案しているクリニックが多く、施術費用を安く抑えたい人におすすめです。
糸リフトの施術を選ぶ時のポイントは、リフトアップ効果と持続性、料金と施術前後の痛みに注目すると、ご自身に合った施術を見つけやすいでしょう。
糸の素材の種類
PDO (ポリジオキサノン) | PCL (ポリカプロラクトン) | PLA/PLLA (ポリ乳酸) | PP (ポリプロピレン) | |
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特徴 | 糸の摩擦や溶ける過程でコラーゲンを生成。程よい硬さがあり体内に吸収されるのが早い。 | 溶ける糸の中では最も長期間リフトアップ効果を発揮。ダウンタイムがほとんど無くしなやかな糸。 | 植物原料の糸でアメリカ食品医薬局で承認されている。硬めの糸で引き上げ力が高い。 | 長期間引き上げ効果が持続するが違和感を感じやすい。 |
リフトアップ力 | 中 | 強力 | とても強力 | 強力 |
費用 | 安い10本33,000 | 1本55,000円 | 1本38,500円 | 1本55,000円 |
吸収 | 溶ける | 溶ける | 溶ける | 溶けない |
持続期間目安 | 1年 | 2〜3年 | 1年半〜2年 | 2〜4年 |
ダウンタイム | 内出血・腫れ:1〜2週間 ツッパリ・引きつれ感:数日程度 | 腫れ・内出血:3日 | 腫れ・内出血:1週間程度 | 腫れ・浮腫・内出血:2週間 口を動かしたときの痛み:1ヶ月 |
使用される施術 | ショッピングスレッド ウルトラVリフト ファインリフト N-COGリフト | VOVリフト | Zリフト コラーゲンリフト | シルエットリフト アプトス フェザーリフト ミラクルリフト |
おすすめの人 |
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糸リフトは、一定期間経過すると自然に吸収される溶ける糸と溶けない糸の2タイプに分けられます。
溶ける糸の原料は、主にPDO(ポリジオキサノン)、PLA/PLLA(ポリ乳酸) 、PCL(ポリカプロラクトン)、の4つの素材が使用されています。
どの素材も、医療現場において生体内吸収性素材として長年使用されている安全性の高い素材です。
溶けない糸の素材は、医療用のシリコンやポリエステルを使用しています。
糸リフトは使用する糸の素材によって主となる目的が異なります。
溶ける糸に使用されるPDOは吸収スピードが早く美肌効果がメイン、PCL+PLLA素材の糸は伸縮性もあり、リフトアップ効果と美肌効果がバランスよく期待出来るのが特徴です。
溶けない糸の主な原料はPP(ポリプロピレン)が使用されています。
持続期間が長く、大幅なフェイスリフトに期待ができる分、ダウンタイムが2週間と他の施術と比較するとやや長い特徴があります。
溶ける糸と溶けない糸の違い
糸リフトで使用する糸は、体内で溶けるタイプの糸と溶けないタイプの糸の2種類に分けられます。
それぞれの素材の特徴やメリット・デメリットを理解しておくと、ご自身の理想とするフェイスラインを手にいれるための施術をイメージしやすいです。
【溶ける糸】
引用 TCB東京中央美容外科
- 糸の素材や形状など選択肢が豊富
- 体内に残らない
- 美肌効果の期待が持てる
- たるんだ頬周りのリフトアップにはトゲ加工の糸が必要
- 持続期間が短い
- 種類によっては費用が高くなる可能性がある
溶けるタイプの糸は、現在の糸リフトで主流となっている素材です。
PDO(ポリジオキサン)やPCL(ポリカプロラクトン)・PLLA(ポリ-L-乳酸)といった、もともと血管に使用する医療分野で広く使用されている素材でできています。
PDOは6ヶ月〜12ヶ月ほどかけて、PCL+PLLAは18ヶ月〜36ヶ月かけて徐々に吸収されてなくなります。
肌に吸収されることで、美肌効果に期待のできる素材を使用していることから、コラーゲン生成や皮膚組織を活性化させる効果に期待が持てます。
また持続効果を引き延ばした強度の高い糸や、特殊な加工がされている糸など、改良されたシリーズが増えていることも特徴的です。
溶けるタイプの糸は物理的にフェイスラインを引き上げられないため、皮下組織を引き上げるためにはトゲの付いた糸が必要です。持続期間は半年〜2年間ほどが目安です。
【溶けない糸】
引用 TCB東京中央美容外科
- リフトアップの持続期間が長い
- 施術代金が安い
- 糸自体の強度が高い
- 追加で糸を入れられない
- クリニックの乗り換えがしずらい
- 体内に残る
溶けないタイプの糸を使用した糸リフトは、糸自体の強度が高いことから持続期間が2〜3年と長く、お顔の印象を大きく変えたい人におすすめです。
そのため40代以上の女性のアンチエイジングで使用されることが多く見られます。
一度の施術で理想的なフェイスラインを手にいれることができるため、施術回数を抑えることができます。
一方、デメリットでは糸自体が溶けないことから体内に残るという点です。溶けない糸は医療用のシリコンやポリエステルを使用しています。
人体に影響はありませんが、追加で糸を挿入することができないため、再度施術を受ける時は挿入した糸を取り出す必要があります。
また溶けない糸を使用した施術を受けた場合、どこに糸を挿入したかがわからないため、他院で修正を断られやすいです。
安全性やリスクの観点から溶けるタイプの糸リフトが現在では主流となっています。
トゲ(コグ)の種類
トゲ(コグ)の種類 | 特徴 |
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バーブタイプ | 釣り針のかえしのようなトゲで、しっかり皮下組織に食い込む。糸を中心に2方向に付いている。 |
コーンタイプ | 円錐状のトゲで360度方向に糸を引っ掛けられる。表面が滑らかなので皮下組織を傷つけづらくコラーゲンが生成されやすい。 |
カッティングタイプ | 糸自体に切り込みを入れてトゲにしたもの。安いが引き上げ力が弱い。 |
モールディングタイプ | カッティングタイプの糸と比較して、糸自体に毛羽立ちがついていることから、耐久性が高く持続時間が長い。 |
テスリフトタイプ | 韓国製のトゲのついた糸と網目状のメッシュがセットになっている特殊な糸。メッシュ加工されているため従来の形状よりも効果が持続しやすい。 |
美容クリニックではさまざまな形状のコグがついた糸を、希望するデザインによって使い分けています。
糸リフトは、皮下組織にコグを引っかかることで物理的に引き上げます。
フェイスラインを大幅に引き上げるためには、釣り針のようなコグのついたバーブタイプや、円錐状のコグのついたコーンタイプがおすすめです。
従来の糸の形状よりも皮膚組織にしっかりと引っかかるため、持続効果が長い特徴があります。
また糸自体に切れ込みを入れているカッティングタイプの糸は、耐久性こそ弱いですが費用を安く抑えたい人や、はじめて糸リフトの施術を受ける人におすすめです。
施術を扱うクリニックごとで取り扱う糸の種類や形状は異なりますので、ご自身の理想とするフェイスデザインを実現するための形状を選択する必要があります。
糸リフトの効果について
糸リフトの施術を受けることで期待できる効果について解説をしていきます。
年齢や体格によってお顔に関する悩みはそれぞれです。ご自身の希望する効果が糸リフトに期待が持てるのかを事前にチェックしておきましょう。
ほうれい線やマリオネットラインなどのたるみの引き上げ・予防
マリオネットラインは、加齢によって頬周りの脂肪が減少することで、余った皮膚が下がってきてしまうことが原因です。
ほうれい線よりも下の口周りに線ができてしまうことからこのように呼ばれています。
ほうれい線は加齢によって、肌のハリや皮膚を支える筋肉の衰えが原因に考えられます。
マリオネットラインやほうれい線は女性の見た目年齢を大きく左右することから、糸リフトのように根本的な改善に期待のできる施術がおすすめです。
皮膚組織に糸を挿入し、物理的に引き上げることでたるみや引き締め効果に期待が持てます。
小顔・輪郭のリフトアップ
顔が大きく見える原因にはもともとの骨格の大きさとは別に、加齢によって衰えた筋肉が下がってきてしまうことが考えられます。
表情筋の衰えによって本来あるべき位置の筋肉が垂れてしまうと、輪郭がぼやけて顔が大きく見えてしまいます。
糸リフトは、コグのついた医療用の糸を皮膚組織に挿入することで筋肉を引き上げる効果に期待が持てます。
コグを筋肉組織に引っかけ、こめかみまで引き上げることで輪郭をスッキリとさせることが可能です。
脂肪の量や骨格によって顔が大きく見える原因には個人差がありますが、糸リフトは即効性のある小顔効果を求めている人におすすめです。
コラーゲン生成・ターンオーバー促進による肌質改善
肌にハリや潤いを与えるコラーゲンは、皮下組織やその上の層にある真皮層で生成されます。
加齢によって、真皮層の働きが弱くなることでコラーゲンの生成量が著しく落ちてしまいます。
皮下組織に医療用の糸を挿入することで、体内は異変を検知して失われた機能のターンオーパーが促進されます。
溶ける糸を使用する糸リフト施術では、糸が溶け出す3ヶ月目〜半年にかけて美肌効果が遅れてやってくることが特徴的です。
活性化した皮膚組織がそのまま働き続ければ、長期間の美肌効果にも期待が持てます。
糸リフト効果の持ちはいつまで?
一般的に糸リフトの持続期間は1年半〜2年以上と言われています。
使用する糸の種類によって持続期間に大きく影響を与えますので、全ての糸の素材がこの期間を保証しているわけではありません。
溶ける糸は溶けない糸と比較すると持続期間が短い特性があります。しばらくすると体内で糸が溶け出してしまうためです。
溶ける糸の素材は、PDO(ポリジオキサノン)の場合持続期間と1年間と言われています。
美肌効果とリフトアップ効果がバランスよく働く点や、溶ける糸の中でも施術代金を抑えたい人におすすめです。
また持続効果が長い糸ではPCL(ポリカプロラクトン)素材がおすすめです。
2年以上の持続効果を持ち、しなやかな構造のためダウンタイムを抑えたい人におすすめです。
一方、溶けない糸で代表的な素材であるPP(ポリプロピレン)は体内で吸収されることがないため、2年〜4年の持続効果に期待が持てます。
一度の施術でフェイスラインをハッキリさせたい人や、施術回数を抑えたい人におすすめです。
糸リフトの失敗とは?デメリットやリスクについて
糸リフトは切らないフェイスリフトとして人気の美容整形ですが、施術を受けるうえでデメリットはあるのでしょうか?
糸リフトでできないことや、クリニックを探す時に気をつけないといけないポイントについて解説をしていきます。
皮下脂肪の量や本数によっては効果を実感しにくい
頬のたるみを解消したい場合の使用本数は、片頬に3〜5本、両頬で合計6〜10本の糸を使用することが一般的です。
この本数はあくまで目安となりますので、全ての女性に当てはまる数値ではありません。
顔の筋肉の状態や脂肪の量などで必要となる糸の本数や、糸リフトで効果的な改善が見られるかには個人差があります。
皮下脂肪の量が多い場合や、挿入する糸リフトの本数が少ない場合、理想通りの効果が得られない可能性があります。
糸リフトを扱っている美容クリニックでは豊富な治療プランを提供しているクリニックが多いことから、まずは無料カウンセリングを受けて、ご自身の目的に合った糸リフトの種類と本数を提案してもらいましょう。
持続期間が短く効果は半永久ではない
糸リフトは気軽にリフトアップ効果に期待できる人気の美容整形ですが、どの素材の糸を使用しても持続期間が限られています。
おおよそ1年半〜2年間で効果が切れてしまうため、状態を維持するには再手術が必要です。
そのためメスを使用する小顔整形やリフトアップと比較すると、かえって施術回数が多くなってしまう可能性があり、費用もかさんでしまいます。
ご自身の目的を実現するための最適な施術方法を選択する必要があります。
糸リフトは初めての美容整形を検討している人や、アンチエイジングに興味のある人、メスを使用する施術に抵抗のある人におすすめの美容整形です。
医師の技量による凹凸・膨らみ・ひきつれ
糸リフトは医師の技量によって仕上がりが大きく左右されます。
失敗してしまうと不自然なフェイスラインになってしまい、肌の凸凹や口を動かしにくい状態になってしまうことがあるため、クリニック選びは非常に重要です。
また糸リフトで溶けない糸を使用する場合は、クリニックの乗り換えがしにくい傾向にあります。
糸をどこに挿入したのかがわからないため、他院修正を断られてしまうケースも珍しくありません。
そのため糸リフトの施術実績が豊富なクリニックや、アフターサポートが充実しているクリニックで施術を受けることをおすすめします。
糸リフトのダウンタイム経過と症状
シャワー | 施術翌日からOK |
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入浴 | 施術後1週間は控える |
仕事 | 重労働でなければ施術翌日からOK |
運動 | 施術後1週間はNG |
メイク | 施術翌日からOK |
通院 | 1回(2回目以降の施術は効果が薄れてきたと感じたら) |
糸リフトは他の施術と比較してもダウンタイムが短く、手軽に始められる人気の美容整形の一つです。
ダウンタイム中の過ごし方については、血行の良くなる行動は避けなくてはいけません。
施術後は皮下組織が不安定なことから、長時間の入浴やマッサージ、飲酒などは注意が必要です。
術後1週間を目処に日常生活に復帰できますので、注意事項はしっかりと抑えておきましょう。
挿入部の痛み
糸リフトの施術中は局所麻酔や静脈麻酔を使用するクリニックがほとんどですので、術中に痛みを感じることはないでしょう。
施術3日間は糸を挿入した患部が腫れる、熱を持つ、やや痛む、内出血などの症状を起こすことがあります。
糸リフトを扱うクリニックでは、術後のアフターサポートとして鎮痛剤や止血剤などを処方していますので、状況に合わせて服用をしましょう。
腫れ・むくみ
糸リフトのダウンタイムの一部で顔全体がむくんだようになり、腫れぼったさを感じることがあります。
「せっかくフェイラインを引き上げるために施術を受けたのに…」と不安になるかもしれませんが、一時的な症状ですので問題はありません。
おおよそ1週間程度でもとの状態に戻ります。
お酒を飲み過ぎてしまった翌日に顔がむくんでいる状態をイメージしてもらえればわかりやすいです。
ダウンタイムを少しでも早く抑えたいのであれば、アイスノンなどで頬周りを冷やすと内出血や腫れぼったさを解消することができます。
傷跡
引用 KEIAIKAI
糸リフトはこめかめから目の下、頬周り、顎に向けて医療用の専用糸を挿入していきます。
施術後は使用する糸の種類によって縫合の必要があることや、糸を刺突した箇所には一時的に傷が残ります。
施術後は患部に肌色の小さなテープを貼り付け、傷口をカモフラージュしてくれるクリニックもあります。
クリニックのサポート体制によって異なりますが、カウンセリング時に日常生活で注意をしなくてはいけないことを事前に確認しておくと良いでしょう。
違和感や表面の凹凸
糸リフトは溶ける糸、溶けない糸どちらを使用するかで、挿入させる皮膚組織の深度が異なります。
コグ(突起物)がついているタイプの糸は皮膚組織の深部に、体内で溶けるタイプは皮膚組織の活性化をさせるために、表面に近い部分に挿入します。
使用する糸によっては、皮膚の表面に近いこともあり、施術直後は顔を動かす際に違和感を感じたり、頬が引っ張られているような感覚があります。
どちらの糸を使用していても、術後2週間を目安に症状が落ち着きます。
糸リフトの施術後に気をつけること
糸リフトの施術を受けた後に日常生活で意識した方が良いポイントについて解説していきます。
ダウンタイムを短くし、挿入した糸をより早く皮膚組織に浸透させるために必要なことばかりです。
つい無意識にやってしまうようなことが多いため、施術後1〜2週間は特に注意しましょう。
大きく口を動かさない
個人差はありますが、糸リフトの施術を受けてから1週間前後は口の開けにくさを感じることがあります。
この時に無理に口を大きく開けてしまうと、固定されている糸のコグが外れてしまったり、糸がねじれてしまう原因になります。
本来の糸リフトの効果を短くしてしまいますので、皮下組織が不安定な時には特に注意が必要です。
歯医者を受診している人は2週間程度は受診を控えることをおすすめします。
血行がよくなる行動は控える
糸リフトの施術を受けた後は日常生活で意識しなくてはいけないことがいくつかあります。
長時間の入浴や、マッサージ、サウナ、運動、飲酒などが代表的です。
共通して言えることはダウンタイム中に血行が促進される行動は控える必要があるということです。
糸リフトを挿入した箇所の皮膚組織は、体内に異物が入り込むことで拒絶反応が起きています。
内出血や腫れぼったさが出るため、血流が良くなってしまうとかえって長引くリスクがあります。
少しでも早くダウンタイムを抑えたい人は患部を冷やすことで、皮膚の炎症を防ぎ、コラーゲン生成を手助けすることが可能です。
顔を触らずうつ伏せ寝に気をつける
糸リフトの施術を受けた後は就寝時にも注意が必要です。
重心のかかるうつ伏せや、体の片方に重心をかけるような姿勢はおすすめできません。
寝ている時の姿勢を意識することは難しいため、術後1週間までは枕を高くして寝姿勢を安定させましょう。
また糸リフトが安定する1週間前後は必要以上に顔を触らないようにしましょう。
美容整形では患部のマッサージを推奨する施術が多いですが、フェイスリフトに関してはマッサージは厳禁です。
糸リフトのおすすめクリニック3選!
糸リフトを扱うおすすめの美容クリニックを厳選して3院ご紹介していきます。
取り扱う糸の種類や、クリニックのコンセプトなどが異なりますので、まだクリニック選びに迷っているという人はぜひ参考にしてみてください。
以下の記事では、糸リフトが人気のクリニックを比較し、おすすめのクリニック10院を厳選して紹介しているので、参考にしてください。
【当サイト厳選】糸リフトがおすすめの人気クリニック3院クリニック[cont slug="tcb-minilogo-itolift"]1.TCB東京中央美容外科[cont slug="sinagaw[…]
1.ガーデンクリニック【傷の残りにくいカニューレとオーダーメイド治療】
「ガーデンクリニック」は、3種類の特殊素材の糸を使用して糸リフトの施術を行います。糸の挿入時に先端が丸いカニューレを使用することから、傷跡が残りにくく、周りから見てもバレにくい糸リフト施術が可能です。
ほうれい線やマリオネットラインはもちろん、首すじやフェイスラインのもたつきを解消するテスリフトまで扱っていることから、幅広い年齢の女性の悩みに対応できるクリニックです。
ガーデンクリニックは、患者ひとりひとりに適したオーダーメイド治療をコンセプトにしていることから、満足度の高い施術に期待が持てるクリニックです。
また追加料金が掛からない明朗会計に努めているため、美容クリニックのわかりにくい料金体系に抵抗を覚える人にもおすすめのクリニックと言えます。
カウンセリング料 | 無料 |
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診察時間 | 10:00〜19:00 |
院数 | 全8院(池袋・新宿・品川・船橋・横浜・名古屋・大阪・福岡) |
支払い方法 | 現金・クレジットカード・デビットカード・医療ローン |
- 糸リフトの症例実績
引用:ガーデンクリニック
●料金
1本:80,000円
●リスク
術後に腫れやむくみ、赤み、内出血が出る可能性はありますが、いずれも時間の経過とともに改善されていきます。施術部分が落ち着くまで、マッサージや日焼け、ピーリング、レーザー治療等はお控えください。
●施術方法
最新の糸を使ったリフトアップ術“テスリフト”の症例です。 ほうれい線と口元のたるみが気になるということで来院されました。
効果が高く、ダウンタイムのできるだけ少ない施術を希望されていたので、切らずにたるみを改善できるテスリフトを行うことにしました。
2.THE CLINIC(ザ・クリニック)【立体的なフェイスラインを実現】
「THE CLINIC」は、2種類の糸を使用して糸リフト施術を行います。ザ・クリニックでは棘のついていないバイオコーン構造を採用しているシルエットリフトがおすすめです。
従来の糸リフトはたるんだフェイスラインを上から吊り上げるような平面的なデザインになりやすい特徴がありましたが、ザ・クリニックでは立体的にフェイスラインを作り上げるシルエットリフトを提供しています。
より自然体な若々しいフェイスラインを実現できることや、術後の違和感が軽減される特徴があります。
また一度の施術でしっかりとフェイスラインを固定できるVOVリフトでは、吸引性の素材を使用しているにも関わらず2年以上の持続効果を持ちます。
ザ・クリニックでは月間で症例モニターを募集しており、最大で35%の割引価格で施術を受けることが可能です。
カウンセリング料 | 無料 |
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診察時間 | 10:00〜19:00 |
院数 | 全国5院(東京・名古屋・大阪・広島・福岡) |
支払い方法 | 現金・クレジットカード・デビットカード・医療ローン |
- 糸リフトの症例実績
引用:THE CLINIC
●料金
396,000円
●リスク
施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。
●施術方法
円錐状のバイオコーンが付随した特殊構造の糸を皮下に挿入し、顔のたるみを引き上げる。
3.共立美容外科【7種類の異なる特徴を持つ糸からベストな施術を選択】
「共立美容外科」は、7種類の糸を使用して糸リフトの施術を行います。糸リフトを扱う美容クリニックの中でも圧倒的に品揃えが良く、共立美容外科の中でも糸リフトによるエイジングケアに注力していることが分かります。
共立美容外科では1本数千円単位のリーズナブルな料金が特徴のショッピングリフトから、持続期間が長く耐久性も高い溶けるタイプの糸・テスリフトまで扱っています。
そのため患者さんの希望に合わせた治療プランの提案が可能です。
共立美容外科では糸リフトの症例件数が日本より多い、美容大国・韓国の複数の美容外科に毎年定期的に訪問しています。
本場のクリニックとの意見交換や実際の手術を見学するなど積極的な活動を継続しているクリニックです。
カウンセリング料 | 無料 |
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診察時間 | 10:00〜19:00 |
院数 | 全国26院(北海道・宮城・静岡・愛知・東京・神奈川・千葉・栃木・群馬・埼玉・京都・大阪・兵庫・広島・岡山・香川・大分・福岡・熊本) |
支払い方法 | 現金・クレジットカード・デビットカード・医療ローン |
- 糸リフトの症例実績
引用:共立美容外科
●料金
¥38,500/1本~¥66,000/1本
●リスク
◆ 糸を挿入することで皮膚にツッパリ感が生じます。
術後はツッパリ感があります。
皮膚を引き締め、コラーゲンを生成する為に、むしろツッパリ感があるということは効果が感じられているということになります。2,3週間以降は皮膚のハリが感じられます。
顔が引っ張られる感覚があっても過度なマッサージは避けて下さい。
不快に思うツッパリ感は1週間程度でなくなります。
◆ 腫れが出る場合もあります。
腫れが出る場合は1週間程度むくみのような状態が続きます。腫れは麻酔の注入量に左右される傾向があります。
◆ 内出血や傷跡が挿入部位に手術後発生しますが、1週間程度で消えてなくなります。
こめかみ付近にできるので髪の毛で隠せるので気になる方はほとんどいらっしゃいません。
●施術方法
糸リフトとは、糸を挿入することで、たるみ、しわ、肌のハリを改善したりフェイスラインを形成したりするために使用する美容の糸の総称になります。
まとめ
糸リフトはメスを使用しないフェイスリフトとして人気の美容施術です。
使用する糸の種類やクリニックによって施術代金に大きな開きがでるため、治療の目的をハッキリとさせてから、施術を受けることをおすすめします。
今回ご紹介したクリニックは、施術前に無料でカウンセリングを実施しているクリニックばかりです。
気になることは全てカウンセリングで質問しておくと不安がなく施術を受けることができます。
「こんなはずじゃなかったのに…」という後悔がないようにクリニックをしっかりとリサーチしてから受診をしましょう。