加齢などによって顔の皮膚のたるみが気になる人には、美容整形の糸リフトが良い選択肢になります。皮膚の下に特殊な糸を挿入して皮下組織を牽引し、フェイスラインを整える施術です。
糸リフトに使用される糸は、様々なものがメーカーから供給されています。それぞれに材質や形状が異なり、その違いによって糸リフトの効果の強弱や持続期間が変わってきます。
この記事では糸リフトに使用される糸の種類を解説しています。さらに、適切な糸の選び方や、糸リフトの種類が選べるおすすめ美容外科クリニックについても紹介しました。
この記事を最後まで読んで、自分の悩みに最適な糸を選べるようになりましょう。
- 糸リフトによく使われる糸の種類
- 自分の悩みに適した糸の種類の選び方
- 糸リフトの種類が選べるおすすめ美容外科クリニック
【当サイト厳選】糸リフトがおすすめの人気クリニック3院
クリニック | 1.TCB東京中央美容外科 | 2.品川美容外科 | 3.聖心美容クリニック |
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特徴 | 種類豊富な麻酔で痛みの軽減を徹底 | 初回価格・会員価格あり | 扱っている糸の種類がトップクラス |
施術 (1本あたり) | ・TCB小顔リフト 13,800円〜/1本 ・クリアファインリフト 59,600円〜/1本 ・TCB式小顔美肌再生 114,100円〜/1本 | 66,000円 | ・はじめての美肌アモーレ 23,375円〜 ・美肌アモーレ 39,750円〜 |
保証・アフターケア | 万が一のトラブルは無料対応 | 3ヶ月間明らかな左右差は無料で糸追加 | 1年間無料対応 |
公式HP |
美容整形コンテンツチーム
さまざまな美容整形に関する情報や口コミ、施術ごとに各クリニックの名医を日々徹底調査。悩みを抱える読者の方にお役立ち情報を発信中。
【参考】
・消費者庁:美容医療を受ける前にもう一度
・厚生労働省:美容医療サービスチェックシート
・国民生活センター:増加する美容医療サービスのトラブル
糸リフトはどんな施術?
引用:TCB東京中央美容外科
- 特殊な糸を皮下組織に挿入し、糸による牽引効果でたるみを引き締める施術
- 切開が不要で体へのダメージが少なく、ダウンタイムが短い
- 効果が永続的ではなく、半年~5年でリフトアップの効果は薄れていく
- 糸リフトに使われる糸の種類によって、効果の強弱や持続期間が異なる
糸リフトは、顔の皮膚のたるみを引き締めるために、特殊な糸を皮膚の下に挿入する美容整形法です。
使用される糸には、糸の芯の周りにコグと呼ばれる突起が付随しており、皮下組織をコグにひっかけて牽引することで、たるみを引き上げます。
また、糸の挿入によりコラーゲン生成が促されることによる自然な引き締め効果も期待できます。
切開が不要なため短時間で施術が完了するので、身体へのダメージが少なくダウンタイムが短いのも糸リフトのメリットです。
ただし、糸リフトの効果は永続的ではありません。使用する糸の種類によって半年~5年の間に効果が薄れていくため、効果を維持するためには定期的に施術を受ける必要があります。
糸リフトの効果の強弱や持続期間に大きく影響するのが、使用される糸の種類です。多くの製造元から様々な糸が販売されており、それぞれが異なる特性を持っています。
施術を行う美容外科でも複数種の糸を採用し、患者の状況に応じて使い分けています。
そのため、個々の患者の悩みに対して最適な糸を選択するのは、糸リフトでは重要なポイントです。
糸リフトは、切らないフェイスリフトとして人気の美容整形です。頬やフェイスラインのたるみやもたつき、ほうれい線やマリオネットラインといったシワの原因となっているたるみの根本的な改善に期待が持てます。メスを使用する美容整形や、ダ[…]
糸リフトの種類は材質やコグ(とげ)の形状によって決まる
まず、糸リストで使用される糸の特性に大きく影響する因子について解説します。
糸の種類を選択する際に必要な基本知識なので、しっかり理解しておきましょう。
糸の材質は主に4種類
材質の名称 | 体内での分解・吸収 | 効果の継続期間 | 牽引力の強度 | 柔軟性 |
---|---|---|---|---|
PDO(ポリジオキサノン) | ○ | 半年~1年 | △ | ○ |
PCL(ポリカプロラクトン) | ○ | 2~3年 | △ | ○ |
PLA/PLLA(ポリ乳酸) | ○ | 1~2年 | ○ | △ |
シリコン+ポリエステル | × | 3~5年 | ○ | ○ |
糸リフトで使われる糸の主要な材質を比較表にまとめました。
材質によってリフト効果の強度や柔軟性、効果の継続期間が異なるため、糸の材質を把握しておくのは重要なポイントです。
個々の材質の特徴について個別に見ていきましょう。
信頼性のあるPDO(ポリジオキサノン)
材質の名称 | 体内での分解・吸収 | 効果の継続期間 | 牽引力の強度 | 柔軟性 |
---|---|---|---|---|
PDO(ポリジオキサノン) | ○ | 半年~1年 | △ | ○ |
PDO(ポリジオキサノン)は、外科手術の縫合用の糸でも使用されている素材で、時間の経過と共に体内に吸収される性質を持っています。
糸の柔軟性とリフトの強度の両方にバランスが取れており、多くのクリニックで採用されている最も標準的な素材です。
PDOは脂肪を委縮させる効果があると言われており、脂肪が引き締まることでフェイスラインが改善することも期待できます。
他の素材と比較して体内での吸収が早く、半年から1年程度で吸収されてしまうため、リフト効果の持続期間が短いのがデメリットになっています。
持続期間が長持ちするPCL(ポリカプロラクトン)
材質の名称 | 体内での分解・吸収 | 効果の継続期間 | 牽引力の強度 | 柔軟性 |
---|---|---|---|---|
PCL(ポリカプロラクトン) | ○ | 2~3年 | △ | ○ |
PCL(ポリカプロラクトン)も、体内で吸収されるタイプの素材です。ただし、PDOと比較して吸収されるまでの時間が2~3年と長く、その結果リフトの効果も長く続きます。
柔軟性が高いため、口元や目元、首などの良く動かす部位のリフトに向いています。
頬などの大きなパーツを強力に引き上げるには少し不安が残るので、リフトに使用する糸の本数を増やすなどの対応が必要になるかもしれません。
PCL素材は、体内での分解過程でコラーゲンの生成を促進する作用が確認されています。挿入後の美肌効果にも期待できる素材です。
リフト効果が強いPLLA(ポリ乳酸)
材質の名称 | 体内での分解・吸収 | 効果の継続期間 | 牽引力の強度 | 柔軟性 |
---|---|---|---|---|
PLA/PLLA(ポリ乳酸) | ○ | 1~2年 | ○ | △ |
PLLA(ポリ乳酸)は、植物由来のバイオマスから作られており、時間と共に体内で分解・吸収される素材です。
PDOやPCLと比較して強度が強く、皮下組織に食い込んでリフトするので、引き上げの効果が強いのが特徴です。
その分、柔軟性に欠けるため、目元や口元などの良く動く部位には使いにくい素材でもあります。
体内に吸収されるまでの期間は1~2年です。2年程度経過したらリフトの効果は消えていきます。
体内で溶けないシリコン+ポリエステル
材質の名称 | 体内での分解・吸収 | 効果の継続期間 | 牽引力の強度 | 柔軟性 |
---|---|---|---|---|
シリコン+ポリエステル | × | 3~5年 | ○ | ○ |
シリコンとポリエステルを使った糸は、体内に留置しても溶けて吸収されることがありません。時間が経っても緩み難く、長期間しっかりと引き上がった状態を維持します。
そのため、PDO・PCL・PLLAなどの溶ける材質の糸と比較して、リフトの効果が長く続くのが特徴です。
それでも効果は永続ではなく3~5年程度のため、時間の経過とともに再度の施術を検討する必要があります。
溶ける糸と比較して強度が強く、頬などの大きなパーツのリフトに向いた材質です。たるみが強い人や、40代以降のアンチエイジングに向いた素材です。
コグ(とげ)の形状には製造元各社が独自に工夫している
糸リフトで使用される糸には、糸の芯の周辺にコグと呼ばれる突起物が付いています。
糸が挿入された後に糸の周囲の皮下組織にコグが絡むことで牽引力が働いて、フェイスラインのリフトアップが可能になるのが、糸リフトの仕組みです。
そのため、どういうコグを備えるかは糸の性能に大きくかかわります。
糸リフトに使われる糸の製造元各社は、コグの形状や大きさ、糸の芯から突出する方向、コグの密集度などにさまざまな工夫を凝らしています。
糸リフトによく使われる人気の糸を解説
ここまでは、糸リフトに使われる糸の特性に影響する因子について解説しました。
次は、さまざまなメーカーから供給されている人気の糸について、個別に見ていきましょう。
アンカーリフト
糸の名称 | アンカーリフト |
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糸の素材 | PDO |
コグの形状 | 1cmあたり12本のコグが2方向へ突出 |
効果の持続期間 | 半年~1年 |
主な特徴 |
|
アンカーリフトは、体内で溶けるPDOを使った糸です。
体内で分解・吸収されると直接的なリフト効果はなくなるため、効果の持続期間は半年から1年です。
コグは糸から2方向に出ており、矢じりのような形状をしています。1cm当たりの12本という高密度に配置されているので、糸の周辺にある皮下組織をしっかり牽引できます。
コグは糸とともに一体成型で生成されており、糸が部分的に細くなることがありません。これにより糸の強度の維持と効果の持続が担保されています。
挿入時に使用される針が先端の丸いカニューレタイプのため、施術時の内出血や腫れを最小限に抑えられることもアンカーリフトの良い特徴です。
テス(TESS)リフト
糸の名称 | テス(TESS)リフト |
---|---|
糸の素材 | PDO |
コグの形状 | コグのついた糸の周囲を3Dメッシュで覆っている |
効果の持続期間 | 半年~1年 |
主な特徴 |
|
テスリフトもPDO系では人気の高い糸です。
コグのついた糸の周囲を3Dメッシュで覆う特徴的な構造で、体内の組織がメッシュに絡み込んで高いリフト効果を発揮します。
糸の挿入直後から糸の周辺の組織が成長し、約2週間で効果を発揮しはじめ、2か月経過すると引き締め効果がピークになります。
その後、半年から1年が経過して糸が体内で吸収されるまで、効果は続きますよ。
N-COG(ニュートンコグ)リフト
糸の名称 | N-COG(ニュートンコグ)リフト |
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糸の素材 | PDO |
コグの形状 | 他社の糸と比較してコグの形状が大きく、数が多い |
効果の持続期間 | 半年~1年 |
主な特徴 |
|
N-COGリフトも体内で溶けるPDOを使った糸です。
他の糸と比較して大きめのコグを数多く配置して体内の組織をしっかり掴むことで、リフトアップ力の強化を狙った糸です。
糸を挿入する針が先端の丸いカニューレタイプため、血管を傷つけるリスクが低く、内出血しにくいものメリットです。
N-COGリフトのシリーズには、360度あらゆる方向に突き出るコグでリフト力をさらに進化させたN-COGスパイラルやN-COGスパイラルロイヤルもありますよ。
リードファインリフト
糸の名称 | リードファインリフト |
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糸の素材 | PDO |
コグの形状 | 糸にコグは付随していない |
効果の持続期間 | 半年~1年 |
主な特徴 |
|
リードファインリフトは、多数の短い糸を皮下組織内に挿入してフェイスラインを引き締めるショッピングリフトで使用される糸です。
皮下組織内に異物を挿入することでコラーゲン生成を促進し、それによるフェイスラインの引締めや美肌効果を狙います。
糸の周囲にコグは付随しておらず、コグによる牽引効果を狙った糸ではありません。そのため、強いたるみや大きなパーツの引き上げなどには使われず、小じわや軽度のたるみの改善をターゲットにしています。
ボブ(VOV)リフト
糸の名称 | ボブ(VOV)リフト |
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糸の素材 | PCL |
コグの形状 | コグは先端が丸みを帯びており、糸から双方向に向いている |
効果の持続期間 | 2~3年 |
主な特徴 |
|
ボブリフトは、体内で分解・吸収される糸の中では分解速度が遅いPCLを使った糸です。
そのため、PDOやPLLAと比較してリフト効果の持続期間が長く、施術から2~3年程度効果が続きます。
糸とコグがプレス加工による一体成型で作られているため、カッティングによるコグ形成と比較して糸が部分的に細くなることが無いのも、効果の長期化に寄与しています。
コグは糸から2方向に並んでおり、糸の周囲の組織を効果的に引き上ます。コグの先端は丸みを帯びているので、糸の挿入時の痛みが軽減されるのも、ボブリフトのメリットですよ。
ミントリフト
糸の名称 | ミントリフト |
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糸の素材 | PLLA |
コグの形状 | 糸の周囲360度に、らせん状にコグがある |
効果の持続期間 | 1~2年 |
主な特徴 |
|
ミントリフトは、素材にPLLAを使用した糸です。
PLLAは、体内で吸収・分解される糸の中では強度があるため、強いリフト効果が望めます。またPDOと比較して吸収までに時間がかかり、効果の持続期間が長い点もメリットです。
コグは糸の周囲360度にらせん状に配置されています。体内の組織を全方向から引っ張り上げるため、フェイスラインを効果的に引き締めることができますよ。
スプリングスレッド
糸の名称 | スプリングスレッド |
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糸の素材 | シリコン+ポリエステル |
コグの形状 | 糸の周囲4方向に先端の丸まったコグを配置 |
効果の持続期間 | 3~5年 |
主な特徴 |
|
スプリングスレッドは、糸の芯の部分がポリエステル、周辺部とコグの部分がシリコンで構成された糸です。
体内で分解・吸収されることがないため、体内で溶ける材質の糸と比較して、リフトの効果が長く継続するのが最大のメリットです。
コグは糸周辺の4方向に形成されているため、体内の組織にしっかり絡んで強い引き上げ効果が実現できます。
効果が消えた後も体内には残りますが、十分に実績のある糸なので安全性の不安はありませんよ。
糸リフトの種類を上手に選ぶ3つのポイント
ここまで、糸リフトに使用される糸の種類について解説しました。たくさんの種類があって、どうやって選べばよいか迷ってしまいますよね。
ここでは、糸リフトの種類を選ぶときのポイントを説明しましょう。
体内への異物の残留が不安なら分解・吸収される糸を選ぶ
- 体内に異物が残り続けるため感染症や異物反応のリスクがある
- 皮膚が薄くなると、残留した糸の線が見えてしまうことがある
- 金属成分を含む糸の場合、MRIやCTスキャンに影響することがある
- 効果の継続期間は比較的長いが永続性はない
糸リフトで使用される糸には、体内で分解・吸収されるものと、体内で溶けることなく残り続けるものがあります。
体内で溶けずに残り続ける糸の場合は、リフトアップの効果は長続きしますが、いくつかの点で大きなデメリットも見られます。
一つ目のデメリットは、体内に残った異物による感染症の可能性です。感染症ではない場合でも体が異物反応を起こすこともあり、腫れや痛みを伴う可能性もあります。
また、痩せてしまった場合や加齢により皮膚が薄くなると、残っている糸が顔の表面に見えてくることもあります。
さらに、体内で溶けない糸リフトの中には金などの金属成分を含むものがありますが、これらはMRIやCTスキャンに影響する場合もあるため、注意が必要です。
体内で分解・吸収される糸と比較して、確かにリフトアップ効果は長く続くのですが、それでも3~5年で効果は期待できなくなるため永続性はありません。
これらのデメリットに配慮して、多くの美容外科クリニックではPDO・PCL・PLLAなどの体内で溶ける材料を使った糸が主流です。
体内に異物が残り続けることが不安な場合は、体内で分解・吸収される糸を選びましょう。
自分の悩みに適した糸を選ぶ
悩みの内容 | 悩みの解消に適した糸 |
---|---|
強いたるみや大きなパーツを引き上げたい | 皮下組織の牽引力が強い糸を選ぶ 例:ミントリフト、スプリングスレッドなど |
軽いたるみや小さなパーツのゆるみが気になる | バランスのとれた信頼性の高い糸を選ぶ 例:アンカーリフト、テスリフト、N-COGリフトなど |
コラーゲン生成による自然な引締め効果を狙いたい | ショッピングリフト用のコグのない糸を選ぶ 例:リードファインリフトなど |
糸リフトを毎年のように繰り返したくない | リフト効果が長期間維持できる糸を選ぶ 例:ボブリフト、スプリングスレッドなど |
糸リフトで使用される糸にはそれぞれ特徴があるため、個々人の悩みに応じた最適な糸を選択することが重要です。
加齢などによる強いたるみをカバーしたい場合には、体組織をリフトアップする力の強い糸を選びましょう。頬などの大きなパーツを引き上げたいときも同様です。
牽引力の強いPCL素材を使ったミントリフトなどがおすすめです。
逆に、軽いたるみや小さいパーツのゆるみを修正したい時は、牽引力と柔軟性のバランスがとれた糸が適しています。実績が豊富で信頼性の高いPDO素材を使った糸が良いでしょう。
コグによる牽引効果ではなく、糸を皮下組織に挿入することによるコラーゲン生成でより自然な引き締め効果を狙う場合は、リードファインリフトなどのショッピングリフト向けの糸が使われます。
糸リフトは時間の経過とともに効果が薄れていくため、一定期間ごとに施術を繰り返すことが必要です。少しでも施術の間隔を伸ばしたいなら、リフト効果が長期間維持できる糸がおすすめです。
この場合は、体内で分解・吸収されることのないスプリングスレッドなどが有効です。また、体内で溶けていく糸でも吸収が比較的遅いPCL素材を使った糸もおすすめですよ。
自分の悩みや希望を担当医にしっかり相談する
糸リフトは多くの美容外科クリニックで行われています。各クリニックが複数の種類の糸を用意しており、患者の悩みに応じた糸を選択して施術します。
適切な糸を選ぶには、自分の悩みついて担当医師にしっかり伝えましょう。「顔のどの部分が気になるのか?」「どういう状態に変えたいのか?」「どのぐらい効果が継続すればよいのか?」など、伝えるべき内容はたくさんあります。
術後に後悔することのないよう、細かい希望やちょっとした不安を残さず相談して、すべて納得した上で施術を受けるのが重要です。
糸リフトの種類が選べるおすすめ美容外科クリニック3選
ここまで、糸リフトで使用される糸の種類とその選び方について解説しました。
最後に、自分に適した糸を選んで糸リフトを受けたい時におすすめの美容外科クリニックを紹介します。
TCB東京中央美容外科【様々な材質の糸を使い分けた多様なメニューを展開】
糸リフトの施術名称 | 使用する糸の種類や材質 | 料金 |
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TCB小顔リフト | PDO | 13,800円/1本 |
TCB式小顔美肌再生【ソフト】 | PCL、PLLA | 114,100円/1本 |
TCB式小顔美肌再生【ストロング】 | ポリエステル+シリコン | 228,200円/1本 |
クリアファインリフト | ショッピングリフト用の短い糸 | 2,980円/1本 |
TCB東京中央美容外科のおすすめポイント
- 全国に110院以上展開! 累計症例数90万件の高い実績
- 種類の異なる糸を使い分けた複数の糸リフトメニューを提供
- TCBでの小顔施術の満足度96%以上
- 学割・シニア割などの割引の種類が豊富
TCB東京中央美容外科は、全国に110院以上を展開している大手美容外科です。
PDO・PLLA・PCLといった様々な材質の糸を使い分けた多様なメニューを展開しています。
長期間の効果を望む場合は、体内で分解・吸収されることのないポリエステル+シリコンを使った糸を選ぶこともできるため、患者の様々な悩みにしっかりと答えることができます。
小顔術の顧客満足度が高いのもTCBの特徴です。TCBで小顔術を受けた顧客の96%以上が満足しており(2022年実施の同社のアンケートによる)、効果がしっかり出ていることがデータに表れています。
カウンセリング料 | 無料 ※医師により異なる |
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診察時間 | 10:00〜19:00 |
院数 | 全国16院 |
支払い方法 | 現金・クレジットカード・デビットカード・医療ローン・コード決済 |
TAクリニック【丁寧なカウンセリングで最適な糸を選択】
糸リフトの施術名称 | 使用する糸の種類や材質 | 料金 |
---|---|---|
TAC式ツヤ肌コラーゲンリフト | PDO | 22,000円/1本 |
TAC式ツヤ肌コラーゲンリフト極 | PDO | 80,100円/1本 |
TAC式ショッピングリフト | ショッピングリフト用の短い糸 | 86,900円/20本 |
アンカーリフト | アンカーリフト | 30,000円/1本 |
ボブリフト | ボブリフト | 43,800円/1本 |
テスリフト | テスリフト | 43,800円/1本 |
ミントリフト | ミントリフト | 52,000円/1本 |
TAクリニックのおすすめポイント
- 大都市を中心に全国9院を展開している美容外科・美容皮膚科クリニック
- 糸リフトで使用する糸の種類が豊富
- 丁寧なカウンセリングで最適な糸を選択
TAクリニックは、大都市圏を中心に全国9院を展開しています。二重整形や糸リフトなどの美容外科と、スキンケアや医療脱毛を行う美容皮膚科を行うクリニックです。
糸リフトには力を入れており、ショッピングリフト用の糸を含めて7種類の糸を用意しています。年齢および患部の肌質や脂肪の付き方に応じて糸の種類を使い分けます。
事前のカウンセリングが丁寧な点もTAクリニックの特徴です。しっかりとコミュニケーションをとることで患者ごとの悩みに最適な糸を選べますよ。
カウンセリング料 | 無料 ※医師の診察は初回のみ3,300円 |
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診察時間 | 10:00〜19:00 |
院数 | 東京2院/横浜/大阪/福岡/川越/高崎/仙台/札幌 |
支払い方法 | 現金・クレジットカード・デビットカード・銀行振込・医療ローン |
聖心美容クリニック【使用できる糸の種類が10種以上】
糸リフトの施術名称 | 使用する糸の種類や材質 | 料金 |
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アンカーリフト | アンカーリフト | 275,000円/両側12本 |
アンカーMAX | アンカーMAX | 220,000円/両側6本 |
アンカーDXダブル | アンカーDXダブル | 220,000円/2本 |
アンカーPlus | アンカーPlus | 220,000円/両側6本 |
TESSリフト | テスリフト | 242,000円/両頬4本 |
スプリングスレッドリフト | スプリングスレッド | 352,000円/両側4本 |
YOUNGSリフト | ヤングスリフト | 220,000円/両側6本 |
G-Cogプレス | Gコグプレス | 220,000円/両側6本 |
N-COGリフト | N-COGリフト | 275,000円/両側10本 |
アキュパンクチュアリフト | リードファインフリフト | 85,800円/25本 |
リードファインリフトスクリュー | 99,000円/20本 |
聖心美容クリニックのおすすめポイント
- 全国10院を展開している会員30周年のクリニック
- 糸リフトで使用できる糸の種類が10種以上
- 施術後に調整が必要なら術後3ヶ月間は糸の追加が無料
聖心美容クリニックは、1993年創立の美容外科・美容皮膚科クリニックです。東京・大阪をはじめとする大都市圏に10院を展開しています。
糸リフトのメニューが大変充実しており、10種以上の多種の糸を使い分けているのが特徴です。自分の悩みや希望に適した糸でフェイスラインを引き締めることができます。
アフターケアが充実している点も特徴です。糸リフトの手術後に左右差が確認されるなど調整が必要な場合、術後3ヶ月間は無料で糸の追加挿入をしてくれるので、安心して任せることができますね。
カウンセリング料 | 無料 |
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診察時間 | 10:00〜19:00 ※クリニックにより異なる |
院数 | 全国11院(札幌・熱海・六本木・銀座・横浜・名古屋・大阪・大宮・広島・福岡) |
支払い方法 | 現金・クレジットカード・デビットカード・QRコード・医療ローン |
糸リフトの種類のまとめ
- 糸リフトの効果や持続期間は、糸の材質と、糸の周囲のコグ(とげ)が影響する
- 糸の材質は、体内で分解・吸収されるPDO・PCL・PLLAが主流
- コグの形状は糸の牽引力に影響するため、メーカー各社が工夫を凝らしている
- 糸リフトを成功させるには、担当医と相談して自分の悩みに適した糸を選ぶのが重要
- 自分に最適な糸を選ぶなら、複数種の糸を用意している美容外科クリニックがおすすめ
この記事では糸リフトに使用される糸の種類を解説しました。
適切な糸の選び方や、糸リフトの種類が選べるおすすめ美容外科クリニックも紹介したので、自分の悩みに適した糸を選ぶための基本的な知識は理解できましたね。
糸リフトは施術の直後から効果が見えやすく、さらにダウンタイムが少ないなどメリットが多いので、人気のある施術です。
それだけに糸リフトで使用される糸には様々な工夫が試みられており、特性の異なる多種の糸が供給されています。
どの糸を選ぶかで糸リフトの効果や持続期間は大きく異なります。この記事の内容を参考に、自分の悩みに最適の糸を選びましょうね。
- 消費者庁「美容医療を受ける前にもう一度」
- 消費者庁「美容医療サービスを受けるに当たっての確認ポイント」
- 厚生労働省「美容医療サービスチェックシート」
- 日本美容外科学会「フェイスリフト手術」