GLP-1の内服薬である「リベルサス」は、飲み方を正しく理解していないと十分な効果を得られません。
しかし、リベルサスはネットでも簡単に処方してもらえることもあり「飲み方を教えてもらったけど忘れた」という人もいるでしょう。
そこで本記事では、リベルサスの正しい飲み方について詳しく解説していきます。
リベルサスの飲み方を正しく理解し、しっかりと効果を感じられるようにしましょう。
- リベルサスの飲み方
- リベルサスの飲み方が決められている理由
- リベルサスを服用するうえでの注意点
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リベルサスの飲み方を重要なポイントとともに解説!
それではさっそくリベルサスの飲み方を解説していきます。
重要なポイントを織り交ぜつつ解説していきますので、すでに知っている内容がある場合でも、おさらいをしながら一つ一つ確認していただければと思います。
1.起きてすぐの空腹時に服用する
リベルサスは空腹時(胃に何もない状態)で服用することでより高い効果を発揮できます。
そのため、起きてすぐの空腹時に服用しましょう。
起きてから、食事をせず、水も飲んでいない状態、つまり起床後何も体に入れていない状態で、最初にリベルサスを服用する必要があります。
リベルサスの有効成分は、胃の中に食べ物や飲み物がある状態だと十分に吸収されません。
また、リベルサスにはSNACという吸収促進剤が含まれています。SNACは胃が空の状態で最も効果を発揮し、有効成分の吸収を助けます。
2.服用時の水の量は120cc以下
リベルサスは一般的な錠剤の形をしており、通常の錠剤と同様に水を口に含んで一緒に服用します。
このときに使う水の量は120cc以下にしましょう。水の量が多いと、リベルサスの吸収を阻害してしまいます。
起床後のリベルサス服用前に水を飲んではいけないのと同じ理由で、端的にいえば、胃に水や食べ物などがあると、リベルサスは吸収されにくくなります。
そのため、服用時に用いる水に関しても120cc以下であることが望ましいです。
3.服用後30分間は飲食をしない
リベルサス服用後も胃の中に水や食べ物などがあると、リベルサスの吸収を阻害してしまいます。
そのため、服用後30分間は飲食を避けてください。
30分以降はリベルサスの吸収に大きな影響を与えないので、通常通りに飲食をして問題ありません。
参考文献:Semaglutide Dosage Guide + Max Dose, Adjustments – Drugs.comにて、起きてすぐの空腹時に4オンス(113g)以下の水で接種することが推奨されている
リベルサスの飲み方が決められている理由とは?
- 有効成分の吸収を最大化するため
- 吸収促進剤SNACの働きを活かすため
- 適切な血中濃度を維持するため
- 副作用のリスクを軽減するため
- 薬剤の安定性を保つため
- 水分量による影響を避けるため
リベルサスの飲み方が決められている最も大きな理由が「リベルサスの吸収を阻害しないため」です。
どのように服用しても吸収できるお薬なら、服用方法は決められておらず、食後や食前などいつでも服用できます。
しかし、リベルサスに関しては胃の中に水や食べ物があると吸収を阻害されてしまうという特徴があります。
そのため、朝起きてすぐの空腹時、つまり以前の飲食から時間が空いた胃が空の状態で、少ない水で服用し、その後も胃に水や食べ物を入れない必要があるということです。
リベルサスの飲み方以外のダイエットを効果的にする方法
近年ではリベルサスはダイエットのため服用する人も増えてきました。
しかし、リベルサスは服用するだけで痩せるというわけではありません。
リベルサスで効果的にダイエットをするなら、以下のポイントも確認しておきましょう。
飲むだけで満足しない
リベルサスを飲むだけで満足していては、痩せることは不可能です。
リベルサスのダイエットにおける主な効果は以下の2つです。
- 食欲を下げる
- 満腹感を持続させる
つまり、服用しただけでは大きな変化はなく、服用したうえで食事の量を減らすことで痩せられるようになります。
「間食をしてしまい痩せられない」「食べる量が多すぎて太ってしまう」というように、食欲を抑えられずに痩せられない場合に活躍します。
リベルサスを服用しても、今まで通りの食生活を続けてしまって、食べる量に一切の変化がない場合は痩せられません。
適度な運動をする
- ウォーキング
- ジョギング
- 水泳
- サイクリング
- ヨガ
- 筋トレ
食事の量が過度に多いせいで太っているなら、リベルサスによって食欲を減らして痩せることは可能です。
しかし、運動する習慣が一切ない場合は、代謝が少ない(消費エネルギーが少ない)ことで太っている可能性も考えられます。
また、一切運動をせずにリベルサスによって体重を減らしたとしても、同時に筋肉も落ちてしまっているため、基礎代謝も減ってしまっています。
基礎代謝が減ってしまうと、リバウンドしやすくなるので、リベルサスを服用しつつも適度に運動をして、ある程度の筋肉量は維持しましょう。
継続的に服用を続ける
- 1日1回3mgから開始し、4週間以上投与
- その後、1日1回7mgに増量し、さらに4週間以上投与
- 効果が不十分な場合、1日1回14mgまで増量することがある
リベルサスは服用してからすぐにダイエット効果が出るわけではありません。
前述のように、リベルサスはあくまで食欲を下げたり満腹感を持続させたりする効果があるだけで、脂肪に直接作用するわけではありません。
そのため、継続的に服用を続けることで徐々に痩せられるようになります。
また、服用を辞めるとこれまで通り食欲は戻ってしまうため、服用を続けながら生活習慣を正して痩せられる体を作る必要も出てきます。
リベルサスを飲むときに覚えておきたい3つの注意点
リベルサスを飲む際はほかにも注意するべき点がいくつかあります。場合によっては効果を得られない可能性もあります。
せっかく服用しても効果を得られなかったら意味がないので、以下の注意点についても確認しておきましょう。
1.砕かずにそのまま服用する
リベルサスは錠剤の形のまま服用することで効果が出ます。
そのため、砕いてしまうと効果は半減してしまいます。
服用時に噛み砕いたり、飲みづらいからといって砕いて粉状にして服用することのないようにしてください。
錠剤を砕くとSNACの働きが適切に機能せず、有効成分の吸収が妨げられる可能性があり、さらに胃酸によって有効成分が分解されやすくなるため、効果が落ちてしまいます。
2.服用する直前に取り出す
リベルサスの錠剤は、湿気や光の影響を受けやすいです。
そのため、服用する直前になってからPTPシートから取り出しましょう。
シートから取り出したまま放置をすると成分が変質する可能性も否めないので、服用は避けてください。
3.服用する量を守る
リベルサスを服用しても「お腹が減ってしまう」「食欲が全然消えない」となることも少なくありません。
しかし、効果が感じられないからといって、服用する量を勝手に増やしてしまうと副作用が強く出て、大きなトラブルになりかねません。
リベルサスは効果が出ない場合は、徐々に用量を増やしていきますが、こちらは医師の指示を受けたうえで増やしていきます。
服用する量は必ず守り、自己判断で服用する量を変えることのないようにしてください。
副作用のリスク増大と低血糖リスクの可能性が上がります。さらに体が慣れてしまって効果が出にくくなる可能性もあり逆効果となります。
こんな飲み方はOK?ケース別に正しい飲み方を解説!
「リベルサスの飲み方は分かったけど、イレギュラーなときにどう飲めばいいか分からない」という人も多いかと思います。
そこでここからは、ケース別にリベルサスの正しい飲み方について解説していきます。
以下によくあるケースでの正しい飲み方についてまとめたので、ぜひ参考にしてください。
昼に起床した場合でも空腹状態なら服用してもOK
人によっては昼や、仕事の都合上、夕方や夜に起床することもあるかと思います。
リベルサスは「朝起きてすぐに服用する」と説明されるケースが多いものの「朝」であることはそこまで重要ではありません。
どちらかというと空腹状態の起床時に服用することが大事です。
朝に食欲がわかない人でも胃が空の状態なら服用してもOK
中には朝に食欲が沸かず、朝空腹にならない人もいるかと思います。
しかし、リベルサスを服用するうえでは、お腹が減ったと感じるかどうかではなく「胃か空かどうか」が重要です。
そのため、朝に食欲がわかない人でも、前日の食事から時間が経っていてお腹が空の状態なら服用しても問題ありません。
前日の夜に夜更かしして食べ過ぎて朝に空腹にならないならダメ
リベルサスは「胃か空かどうか」が重要です。言い換えるならたとえ朝でも前日の夜食事した分が胃に残っているなら服用できません。
たとえば、前日に夜更かしをして夜中の3時までたくさんの食事をし、その後朝の6時に起きた場合は、まだ食事をしてから3時間しかたっていません。
このような状態だと、リベルサスを服用しても胃の中の食べ物によって吸収が阻害されてしまい効果を得られにくくなります。
朝に水や朝食を食べたらその日はダメ
起床後にリベルサスを服用するのを忘れてしまい、先に水を飲んでしまったり、朝食を食べてしまったらその日はもう服用できません。
厳密にいえば、長時間水と食事を摂らずに過ごして胃を空の状態にすれば服用しても問題はないと思われますが、日中に長時間水と食事を摂らないというのは現実的ではありません。
無理に服用をしても効果を得られずお薬を無駄にしてしまうだけなので、次の日からまた服用を再開しましょう。
リベルサスの血糖降下作用や食欲抑制効果が一時的に弱まる可能性がありますが、1日程度の飲み忘れでは大きな影響はありません。
7mgの代わりに3mgを2錠するのはダメ
リベルサスは効果が出ない場合は以下のような流れで徐々に用量を増やしていきます。
- 1日1回3mgを服用する
- 4週間以上3mgで効果が出ない場合は1日1回7mgに増量
- 4週間以上7mgで効果が出ない場合は1日1回14mgに増量
3mg・7mg・14mgはリベルサスの成分の量なので、3mgを2錠服用すれば7mgに近くなりますし、7mgを2錠服用すれば14mgに近くなるというのは事実です。
しかし、リベルサスというのはそもそも医師の判断のもと処方されているお薬で、医師に指示された通りに服用しなければいけません。
そのため、3mgを処方されているということは「1日1回1錠を服用する」という前提の元、3mgのリベルサスが処方されているということです。
勝手に服用する量を変えると、副作用によって大きな苦痛を伴う可能性があるので、必ず正しい方法で服用してください。
リベルサスの飲み方に関するよくある質問
最後にリベルサスの飲み方に関するよくある質問に答えていきます。
疑問に感じること、分からないことがあれば以下の内容をチェックしておきましょう。
お茶で飲んでも良い?
リベルサスをお茶で服用すると、お茶に含まれるカフェインによって吸収が阻害されてしまったり、副作用が強くなったりする可能性も否めません。
たとえカフェインのないお茶でも、水以外で服用すると何らかの要因によって吸収になんらかの影響を与えかねません。
そのため、必ず水で服用してください。
飲み方が正しくないとどうなる?
飲み方が正しくないと、リベルサスが体内に効率的に吸収されず、効果を得られなくなります。
場合によっては副作用が強くなる可能性も否めません。
30分後は飲食をしたほうが良い?
リベルサスは服用してから30分は飲食をしてはいけませんが、30分後必ず飲食をしなければいけないというわけではありません。
とはいえ、一切飲食をしないと、それはそれで胃のムカムカが強くなったり、体調が悪くなったりすることもあります。
そのため、30分以後の飲食についてはご自身の体調に合わせて行ってください。
まとめ
- 起床後の空腹時に120cc以下の水で服用する
- 服用後30分間は飲食をしない
- 正しく飲まないとリベルサスの吸収が悪くなる
リベルサスは起床後の空腹時に120cc以下の水で服用し、その後30分は飲食をしないことが基本です。
正しく服用しないとリベルサスの吸収が悪くなり、効果を得られなくなります。
また、正しい飲み方を理解しないまま「効果が得られない」と勘違いしていると、用量を増量することになり、結果として体に負担がかかって強い副作用が出ることも。
正しい飲み方でリベルサスを服用し、しっかりと効果を感じられるようになりましょう。
参考文献