トレチノインは市販されている？購入方法やおすすめクリニックを紹介

「トレチノインはどこで買えるの？」と、お悩みではないでしょうか。

一生懸命探したトレチノインが、違反販売しているサイトだったら怖いですよね…。

トレチノインは、シミやシワ、ニキビ跡の改善に効果が期待できる薬として人気ですが、医薬品として規制が厳しく、安全な購入方法を知る必要があります。

そこで当記事では、

・トレチノインの購入方法
・トレチノインの基本的な使い方
・トレチノイン購入の際のおすすめクリニック

などを紹介していきます。

最後まで読むことで、トレチノインを購入する方法や使い方の疑問が解消できます。

安全かつ効果的な使い方を知り、理想の肌に近づく第一歩を踏み出しましょう。

【当サイト厳選】美容内服セットがおすすめの人気クリニック3選

beauty-column編集部
荒木里緒
複数の美容クリニックのカウンセリングを巡り、二重整形・脂肪吸引・クマ取り・糸リフトなど数々の美容整形を受けている。SNSで美容整形に関する情報や口コミに目を通すことが日課。美容整形を受けて良かったことはもちろん、後悔や辛かったダウンタイムも踏まえ、自身の実体験が悩みを抱える方の役に立つことを目標に執筆を行う。

トレチノインは市販されていない！その理由を解説

トレチノインは、医薬品として厳しく規制され、市販薬としての販売は認められていません。

副作用のリスクや妊娠中の使用制限などがあり、安全に使用するためには専門家の指導が必要不可欠です。

なぜトレチノインが市販されていないか、2つの理由を解説します。

理由①｜日本では厚労省から認可されていないため

医薬品であるトレチノインは、アメリカではFDA（Food and Drug Administration）の承認を取得しています。

しかし、日本では厚生労働省の認可を得られておらず、市販薬としては販売することが認められていません。

医療用医薬品は人体への影響が大きいため、製造から販売まで厳しく規制されています。

トレチノインもその一つで、効果と同時に副作用のリスクもあることから、医師の診断に基づき、医療機関でのみ処方することができます。

安易な自己判断による使用は、肌トラブルを悪化させる可能性があるため、適切な診断を受けることが大切です。

参考文献：
厚生労働省「【アキュテイン（ACCUTANE）（わが国で未承認の難治性ニキビ治療薬）に関する注意喚起について」
FDA（米国食品医薬品局）「トレチノインローション0.05％（商品名：ALTRENO）」

理由②｜副作用のリスクが高いため

トレチノインは、皮膚の生まれ変わりを早くする効果を持つ一方で、皮膚の赤みや乾燥、かゆみなどの副作用を引き起こす可能性があります。

中でも「レチノイド皮膚炎」という発赤、紅斑、痒みなどが生じる症状が起こりやすく、皮膚炎になった場合は使用を中止の上、主治医に相談しましょう。

また、トレチノインは、妊活中や妊娠中・妊娠の可能性がある女性は使用できません。というのも、胎児の発育に悪影響を及ぼし、奇形や流産のリスクを高める恐れがあるからです。

実際に、動物実験やヒトでの症例報告から危険性が示されており、安易な自己判断は禁物です。

市販されていないトレチノインはどこで購入できる？

トレチノインは、オンライン診療または対面診療にて購入が可能です。

以下でそれぞれの購入方法を紹介していますので、個人のライフスタイルに合わせて適切な購入方法を選択しましょう。

オンライン診療：通院なしで手軽に診療・処方が受けられる

近年、医療の分野でもIT化が進み、オンライン診療が普及しています。
オンライン診療を行っている多くの医療機関がトレチノインを扱っておりり、時間や場所の制約なく、自宅で気軽に医師の診察・処方を受けられます。

処方された薬は自宅まで配送され、大変便利です。

オンライン診療を検討する際は、価格や配送料の有無、診療時間などでクリニックを比較しましょう。

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皮膚科での対面診療：直接肌の状態を確認してもらえる

従来から行われている皮膚科での対面診療では、医師が直接、肌の状態を確認できます。

また、必要に応じて肌の状態だけでなく、全身の状態も観察して、より正確な診断を下せます。

詳しく診察することで、より安全にトレチノイン治療を進められます。

また、医師と直接的なコミュニケーションを取ることで、安心感が得られるメリットもあります。

特に、肌の状態に不安がある方や、より丁寧な診察を受けたい方におすすめです。

トレチノインの効果を最大化する使い方を解説

トレチノインは、シミやシワ、ニキビ跡の改善に効果が期待できる薬です。

しかし、正しく使用しなければ、十分な効果を得られないどころか、副作用で肌を痛める原因にもなってしまいます。

トレチノインが肌に与えるメカニズムを解説し、基本的な使い方から、効果的な使用法まで、順序立てて紹介します。

【前提】トレチノインが作用するメカニズム

トレチノインは、体の中にあるビタミンAの働きを強くして安定させる「ビタミンA誘導体」の一種で、肌の表面にある古い角質層に働きかけ、肌の生まれ変わりを促進します。

通常の状態では約2か月かかる皮膚の生まれ変わりのサイクルがトレチノインを使用することで早まります。

肌の生まれ変わりサイクルが早まることで、シミやニキビ跡が消えていくという流れです。

具体的にトレチノインが効果を生む流れは以下のようになっています。

参考文献：
公益財団法人長寿科学振興財団「ビタミンAの働きと1日の摂取量」

【基本編】トレチノインは1日1回就寝前に使用

トレチノインを使用する際は、夜の洗顔後に米粒程度の量を気になる箇所に塗布します。

トレチノインは、シミやしわなどに効果的な一方で、肌への刺激が強く、赤みや皮剥けなどの副作用が出る場合があります。

もし、使用中に肌に異常を感じたり、何か気になることがあれば、すぐに皮膚科医に相談しましょう。

トレチノインを就寝前に塗布する理由【クリックで開きます】

トレチノインは、日光に当たると効果が弱まり、シミを悪化させる可能性があるためです。就寝前に塗布することで、日光による影響を受けにくくします。これにより、効果的に肌のターンオーバーを促進し、シミやしわなどの改善が期待できます。

【基本編】ハイドロキノン薬と併用する

トレチノイン単体の使用では、肌への刺激が強く、赤みや炎症を起こしやすいというデメリットがあります。

「肌の漂白剤」と呼ばれるハイドロキノン薬を併用することで、トレチノインによる刺激が和らぎ、副作用を抑えて治療を進められます。

また、ハイドロキノンにはシミの生成を抑制する効果があり、トレチノインと組み合わせることで、肌のターンオーバーを促進する効果が相乗的に働き、シミの改善効果が高まります。

ただし、ハイドロキノンとトレチノインの併用時も日焼け対策が必要となるので、外出時の日焼け止め使用などを忘れないようにしましょう。

【応用編】トラネキサム酸の市販薬と併用する

トラネキサム酸は、ハイドロキノンと同様にシミを作らせない働きを持ち、新たなシミの発生を防ぐ効果があります。

また、炎症を抑える作用もあり、肌の赤みや腫れを軽減する効果も期待できます。

さらに、トラネキサム酸は肝斑の治療にも有効です。

例えば高須クリニックでは、肝斑治療で以下の組み合わせを推奨しています。

これらの組み合わせを約2ヶ月継続することで、肝斑の改善効果が現れると報告されています。

トラネキサム酸は、資生堂の申請によって2002年に医薬部外品の美白有効成分として厚生労働省に承認された成分です。
トレチノインと併用するとシミを防ぐ効果に加え、美白効果も高められます。

内服薬としては、シミや肝斑の治療薬として販売されており、外用剤では美白目的で医薬部外品に配合されています。

トラネキサム酸とトレチノイン併用時にも肌への刺激や赤み、乾燥などの副作用が出る可能性があるため、必ず医師に相談し、指示に従って使用することが大切です。

参考文献：
高須クリニック「【症例写真】肝斑をトレチノインで治療した症例：美容外科 高須クリニック」
資生堂「資生堂、シミの悪循環を抑制する新美白技術を開発」

トレチノインが購入できるおすすめのクリニック6選を紹介！

トレチノインは、効果的な美肌治療薬ですが、市販されていないため、クリニックでの処方が必要です。

トレチノインの購入を検討している方に向けて、おすすめのクリニック5つを厳選しました。それぞれの特徴や料金体系などを詳しく解説していきますので、ぜひご覧ください。

①湘南美容クリニック：実績豊富な医師多数【レチノイン酸クリーム0.1%】

湘南美容クリニックでは、「NANOEGG®（ナノエッグ）5g レチノイン酸濃度0.1%」と呼ばれる高品質な商品を取り扱っています。

公式サイトの「お悩み解消Q&A Pick方式」では、過去に寄せられた質問と回答を掲載しており、購入前の不安の解消に役立ちます。

さまざまな科目の専門医・学会会員ドクターが在籍しているため、副作用や注意点についての質問がしやすく、安心して治療を受けられるでしょう。

湘南美容クリニックの美容内服セットの料金プラン

湘南美容クリニックでは、7,150円（税込み）でトレチノインを購入できます。

料金が変動する場合もあるため、プランの詳細については、カウンセリング時に確認してください。

またトレチノインを取り扱っているクリニックは一部店舗に限られるため、ホームページで確認を行いましょう。

②東京美肌堂【トレチノインクリーム0.05%・0.1%】

東京美肌堂では、お悩み別でオーダーメイドの治療をオンラインで提案しています。

東京美肌堂のトレチノイン治療は、ニキビ跡やシミ、小じわなど、幅広い肌悩みに対応した治療法として注目されています。

経験豊富な医師による丁寧な診察でご自身の肌状態に適した治療計画が立てられるでしょう。

また、東京美肌堂のコラムでは、トレチノインを含むさまざまな皮膚治療をわかりやすく解説しており、治療について知りたい人に役立つ情報が満載です。

東京美肌堂の美容内服セットの料金プラン

東京美肌堂のトレチノイン治療は、一人ひとりの肌の状態に合わせてオーダーメイドで処方されるため、料金もケースバイケースです。

初回のオンライン診療は無料で利用でき、その後は処方内容によって費用が変動します。より詳しい料金体系については、公式サイトや問い合わせ窓口でご確認ください。

③デジタルクリニック【トレチノインRAクリーム20g/月】

デジタルクリニックのオンライン美肌治療では、トラネキサム酸やシナール、ユベラなどの注目の美容に効果的な医薬品を処方されます。

毎月RAクリーム20gとハイドロキノン4% 10mlが毎月送られてくるプランや、ユベラやタオチンが詰まった美肌プレミアムプランもあり、悩みに適したお薬を選べますよ。

通常、初診料と送料が発生しますが、3カ月以上のプランを選択すれば初診料が発生しません。

3カ月・6カ月・12か月・24カ月の定期プランがあるので、長期にわたって服用して美肌を目指すならおすすめです。

④クリニックフォア【トレチノイン0.025%・0.05%・0.1%】

クリニックフォアは、多くの利用者から支持されており、満足度95%以上と非常に高いです。

実績多数の経験豊富な医師が、あなたの肌の状態に合わせて、最適なトレチノイン治療をオンライン診療で提案します。

オンライン診療で手軽に処方を受けられるため、忙しい方でも続けやすく、副作用や注意点についても丁寧に説明してくれるので安心です。

クリニックフォアの美容内服セットの料金プラン

クリニックフォアでは、トレチノイン治療をはじめ、さまざまな肌悩みに合わせた治療が受けられます。

料金は、月3740円（税込み）〜と、比較的リーズナブルな価格帯です。

治療内容や料金については、オンライン診療で医師に直接相談できます。 初回のオンライン診療は無料なので、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

⑤アイシークリニック【トレチノインクリーム】

アイシークリニックは、オンラインではトレチノインを処方していませんが、通院での一般処方としてトレチノインクリーム（濃度不明）を提供しています。

治療の前後に行う専門医によるカウンセリングでは、不安な点や疑問点を解消しながら、最適な治療プランの提案を受けられます。

クリニックは新宿、東京、渋谷、池袋、上野の5院あり、いずれも最寄り駅から徒歩約6分以内で、通いやすい点も魅力です。

アイシークリニックの美容内服セットの料金プラン

アイシークリニックのトレチノイン治療の料金は、1回あたり18,150円（税込）〜となっています。

他の薬との併用など、治療内容によって費用は変動します。

無料カウンセリングでは、費用面はもちろん、治療の効果や注意点など、気になることを何でも相談できます。

⑥ANS.【トレチノインクリーム0.05%・0.075%・0.1%】

ANS.は、24時間いつでも気軽に相談できるチャットサービスと、最短翌日配送の薬剤提供が特徴の忙しい人でも続けやすいオンライン診療サービスです。

トレチノインをはじめ、さまざまな美容治療薬を組み合わせた、あなただけのオーダーメイドの美肌プランを作成できます。

すでに23万人以上の利用実績があり、高い評価を得ているANS.が、あなたの美肌ケアをサポートしてくれます。

ANS.の美容内服セットの料金プラン

ANS.のトレチノイン治療は、2024年11月現在、診察料＆配送料の2,200円分が無料です。

ANS.には、決まった内服セットや料金プランがなく、一人ひとりに合わせた完全オーダーメイドの処方を専門医が行っています。

薬は1種類から始められ、簡単に解約ができるので気軽に試せる点が魅力です。

市販されていないトレチノインに関するQ&A

トレチノインは、ニキビやシミ、シワなどの肌トラブルの改善に効果が期待できる薬ですが、市販されていないため、診察を受ける際の注意点など、疑問に思う方も多いのではないでしょうか？

ここでは、トレチノインに関するよくある質問にQ&A形式でお答えしていきます。

Q&Aを読む中でトレチノインを使用するにあたっての不安感を払しょくしましょう。

どちらを選ぶべきかは、個々の肌の状態や求める効果によって異なります。

市販薬は、一般的にレチノールやレチニールエステルが配合されています。

市販薬とトレチノインの違いは以下です。