ふくらはぎへのボトックスとは
ボトックスとはボツリヌス菌の作り出す毒素成分「ボツリヌストキシン」を注射することで、筋肉の動きを止めしわを目立ちにくくする治療です。
針を刺すときにはチクッとした痛みがあり、薬液を注入しているときには注入部分に少し違和感を感じる施術ですが、施術時間は短く5分程度、ダウンタイムもほぼありません。
ふくらはぎボトックスは、ふくらはぎの腓腹筋に直接ボトックス注射をおこない、筋肉をゆるめることが可能です。
ふくらはぎへのボトックスの効果
ふくらはぎにボトックス注射を打つことで、ふくらはぎの筋肉が弛緩して、過剰な筋肉の発達を弱めることができます。
余分な筋肉が減ったことで、運動やヒールの着用などによる歩き方の癖のより発達してしまった筋肉が目立たなくなり、ふくらんだふくらはぎが滑らかになり、ししゃも足が改善されて脚全体が細くきれいに見えるようになります。
ダウンタイムはほとんどありませんが、一時的な歩きにくさや足のだるさや重さを感じるケースがあります。しかし時間の経過とともに緩和されていくので心配ありません。
悩みの原因と解決方法
ふくらはぎが目立って見える原因の1つに、筋肉の肥大があります。
ふくらはぎのほどんどは筋肉で構成されているので、いくら頑張って脚の脂肪を落とそうと運動やマッサージをしても、ふくらはぎについている筋肉が目立っていることが原因の場合はなかなか改善されません。
ふくらはぎの筋肉は大きく施術範囲が広いため、他の部位と比較すると筋肉が使われなくなってから縮小するまでにやや時間がかかってしまいます。そのため、ふくらはぎにボトックスを注入して実際に効果を実感するのは1ヶ月後くらいとされており、適度な間隔で繰り返しおこなうことでより効果を実感しやすくなります。
また、脂肪が原因でふくらはぎが太くなっている場合には、ボトックスは効果的ではないため、脂肪溶解注射や美容外科での脂肪吸引など別の解決方法がおすすめです。