現在日本で行われているほくろの治療方法は、大きく分けて ①電気分解法②切縫法③高周波メス の3つとされています。
サージトロンは高周波メスに分類され、ラジオ波という特殊な波長によってほくろを切除・除去する機器で、RFナイフとも呼ばれています。
ほくろを除去したあとは、テープや軟膏でケアをして経過を見ます。はじめのうちはへこみや赤みが見られますが、徐々に改善していきます。
ほくろの細胞が皮膚の深いところにある場合は稀に再発することがあるため、数か月ごとの定期的な診察が必要となりますので、医師の指示に従うようにしてください。
ほくろ取り・除去(顔/首/胸/お腹)の効果
サージトロンはほくろ除去の治療の中で、一般的な電気メスや炭酸ガスレーザーと比較してもほんのわずかな熱変性しかありません。熱変性が少なく組織を炭化させないため、よりからだに負担のない治療といえます。
わずか数分で終わるものが多く、手術から4~5日すれば大抵の傷はふさがり、あとはへこみや赤みがなくなり馴染むのを待つだけとなります。
治療時間や治療回数が少なく、痛みもほとんど起こらないため、小学生のお子さんから高齢の方までが負担少なく安心して受けることのできる方法です。
悩みの原因と解決方法
顔にあるほくろは印象に残るためチャームポイントにもなり得ますが、とくに大きいものや盛り上がったものは目立つため、除去を希望されるかたが多く見られます。
サージトロンが適しているのが、皮膚表面や飛び出しているタイプのほくろの除去です。
サージトロンでは切除と止血を同時にできるため、皮膚に対するダメージが少なく、傷痕が目立ちにくくなります。
ほくろ組織を除去したあとはしばらくは赤みが残り、完全になじむまでに半年~1年程度かかりますが、コンシーラーなどで目立ちにくくできます。