現在日本で行われているいぼの治療方法は、大きく分けて ①電気分解法②切縫法③高周波メス の3つとされています。
サージトロンは高周波メスに分類され、ラジオ波という特殊な波長によっていぼを切除・除去する機器で、RFナイフとも呼ばれています。
いぼを除去したあとは、テープや軟膏でケアをして経過を見ます。はじめのうちはへこみや赤みが見られますが、徐々に改善していきます。
その後数回、診察が必要となりますので、医師の指示に従うようにしてください。
いぼ取り・除去(顔/首/胸/お腹)の効果
いぼにはウイルス性のものもありますが、サージトロンでの除去が適しているのは、加齢による皮膚の老化や紫外線の蓄積が原因で出来る、皮膚の良性腫瘍です。
麻酔する時間を含めて小さなものであれば5分程度、複数個あっても15分程度と、とても短い時間で完了します。
術後は痛みや腫れなどはなく、高周波メスの作用で出血はほとんど起こらず、皮膚の収縮も起こるので創部の表面積が小さくなり、やがて傷跡も目立ちにくくなります。
悩みの原因と解決方法
「漏性角化症」といういわゆる加齢性のいぼや、「脂腺増殖症」という首によくできる白色や黄色のぶつぶつや膨らんだいぼは自然治癒することはありません。
悪性ではないので気にしなくても良いのですが、首元や顔面にあるとどうしても目についてしまいますし、老けて見えてしまうものではあります。
施術はあっという間に終わるため、一度に複数個まとめて除去される方が多く、しばらく赤みは残りますが半年ほど経てばすっかりときれいな肌になります。
どうしても気になる方は、首元であればマフラーやストールで隠せる冬場の治療がおすすめです。