脂肪吸引で二重顎を治したい、と思っている方は顎下の脂肪吸引がおすすめです。
どのようなものかを現役美容皮膚科院長が解説いたします。
気になるのは脂肪吸引の後のダウンタイムですが、そちらも触れていきましょう。
顎下の脂肪吸引にダウンタイムはあるの？
二重顎や、顔が大きく見える原因は皮下脂肪の蓄積や骨格、などいろいろな要因が絡み合っていることが多いです。
特に皮下脂肪の蓄積によって顔が大きく見えてしまっている方は、顎下への脂肪吸引が効きます。
脂肪吸引は、下膨れや二重顎にお悩みの方に選ばれています。
また、脂肪吸引によって耳下から顎にかけてのラインが際立ち、フェイスラインのもたつきが気になる方にもおすすめです。
それに対して、口元の横側（頬下側）に脂肪が多くついている方は、脂肪吸引でスッキリとしたフェイスラインを実現できます。
ただ、顔の一部をいじることで術後のダウンタイムが気になる方も多いかと思います。
気になるダウンタイムですが、職場復帰も最短翌日から可能な場合もあります。ただし脂肪を吸引したボリュームによっても異なります。
顔の脂肪吸引の場合、大多数は手術翌日には職場復帰が可能です。
手術翌日からはシャワーやメイクも可能です。
薄い内出血が出る方もいらっしゃいますが、マスクで見えない今でしたらまったく問題がないでしょう。
顎下の脂肪吸引の経過とダウンタイムの症例
効果が実感できるのはいつ頃なのか、ダウンタイムとの兼ね合いも見てみましょう。
手術直後は手術のダメージによって腫れたりむくんだりする方もいらっしゃるかもしれません。
その間は腫れが気になって効果もわかりにくいかもしれません。
こうした症状は徐々に治まってくるため、術後1週間には効果を感じ始めます。術後1～3ヵ月を迎える頃には実感できる状態になります。
顔が腫れにくい方式の脂肪吸引もありますのでドクターに相談してみることをお勧めします。
脂肪細胞のみに影響する特殊な超音波を用いて脂肪細胞を溶解させるものや脂肪吸引できれいにラインを整えるというのもクリニックによってはいろいろ扱っています。
クリニックにより裁量が分かれるところですので事前確認を必ずしましょう。
まず顎下のダウンタイムの症例を見てみましょう。
30才代、会社員の方です。
顎下のもたつきがなくなり、フェイスラインがかなりハッキリと見えるようになりました。
脂肪吸引術後1ヵ月ではほとんど前のラインの面影もないように小顔になって満足しているとのことでした。
皮下脂肪を溶かし、脂肪をがさっと吸引します。
副作用（リスク）：施術後は一定期間、痛み、浮腫み、内出血、色素沈着、などが起こることもあります、と聞いていたので、仕事柄影響が出ないか心配していたそうですが、すべてアフターケアでドクターが対応しましたので安心して取り組めたようです。
顎下（二重顎）22万円 （税込）
- 頬+顎下35万円（税込）前後かかりましたが大満足だそうです。
20代モニター様
続いては20代の方の症例です。顎下の脂肪吸引を行いました。
顎下がシャープになったことでフェイスラインがかなりスッキリしました。
二重に目も見えるようにもなってしまったそうです。脂肪がとれたせいですね。
二重顎が解消され、シャープなフェイスラインが際立ちますし、目まで大きく見えるとは良いことだらけだとおっしゃっていました。
- 頬+顎下35万円（税込）前後です。
顔は他の部位とは異なり、洋服で隠すことができない部位ですが、顎下や頬といった顔の脂肪吸引はやっても、バレにくい部位です。安心して皆さん施術を受けることが可能なのです。
傷跡が目立たないのもこの施術の良いところです。
特に顎下はばれにくいところですし、今のマスク生活でも隠すにもうってつけと言っていいでしょう。
傷は左右の耳の裏と下顎中央の合計3箇所あったとしても大きさは2～3ミリメートル程度です。位置も普段は見えない箇所に作りますのでほとんどばれません。
ダウンタイムが短く済むのでご本人も楽かと思います。
顔、とくに顎下は吸引範囲が狭く、少量の吸引でも十分な効果を実感できる部位ですので手術によるダメージも少なく、ダウンタイムが短く済むのです。
技術力が高いクリニックではダウンタイムを軽減する工夫を凝らしているので、翌日にはお顔がスッキリします。明らかに大きく腫れるようなことはありません。
ダウンタイム中の症状は、術直後から術後2日目くらいまでが腫れ、その後むくみが出て、1週間程度で痛みが落ち着きます。
マスクをしていて1週間を過ぎると内出血がうっすらうすくなるので、普段のお化粧で十分隠せると思いますし、マスク生活は美容整形に強い味方になっています。
やさしく脂肪を除去でき、取り除く脂肪の周辺組織を傷付けないようにしています。そのため、手術によるダメージ、出血を抑え、ダウンタイムも短く済みます。
さらに、周辺組織の構造が保たれるので、術後の皮膚の引き締め効果も期待できます。
顎下の脂肪吸引のダウンタイム中に気を付けることは？
顎下の脂肪吸引後の注意をここで見ておきましょう。
人目に触れる機会の多い「顔」だからこそ、気を付けたいことはもちろんあります。
術後は患部をしっかり圧迫することになりますが、脂肪吸引の術後は、フェイスバンドなどで顔回りを圧迫し、固定します。
これは、むくみや腫れの早期回復を目的として着用するものです。
クリニックにより異なりますが、1日中続ける必要はなく、在宅中や就寝時など、できる範囲で術後1週間までの着用が多いようです。
またバンド以外での固定（使い捨てテープなど）も用いているクリニックがあるようですので確認してみてください。
手術当日はメイクを控えることも気を付けなくてはいけません。
術後すぐは傷口が完全に塞がっていませんので手術翌日のメイクやシャワーは可能ですが、洗顔時は強く擦らないようにしましょう。
内出血がある場合は引くまでレーザー治療は控えるようにしましょう。
顔の脂肪吸引はダウンタイムが短いと言っても、術後1週間頃までは内出血などが残っている場合があります。
この状態で例えば脱毛などのレーザーを照射すると、皮膚の色が濃くなっている部分に反応することもありますので極力落ち着いてからほかの施術を考えている方は行ってください。
顔以外の部位であれば問題ありません。
むくみや内出血を少なくするために、包帯で圧迫を行うこともあります。翌日まで外さないようにしてください。
お風呂は術後の日は入れません。コロナ禍で気になる場合はさっとシャワーで流すのみにしてください。
当日の入浴は感染症対策のために、お控えください。
腫れ止め、痛み止め、傷口用の消毒薬なども処方してくれるクリニックもありますので、必要に応じてもらっておきましょう。
食事も刺激物や脂っこいものは避けましょう。
あまり胃の負担にならないものにしてください。麻酔を使用しているため、水分は通常よりも多く摂取してください。
日常生活やお仕事についても注意点があります。
吸引時に出血があることもあるため、術後は貧血になることもあるようです。もしご帰宅の途中で気分が悪くなられた場合は、無理をせずに休んでからおかえりください。
1日目は麻酔液がまだ少し皮下に残留していることがあるため、患部を圧迫します。徐々に良くなりますので多少むくんでいるな、と思っても大丈夫です。
翌日は普通にシャワーを浴びていただけますが、湯船には浸からないようにしましょう。お湯の温度は熱すぎないようにしてください。
処方した抗生物質を必ずお飲みください。傷口には消毒薬を塗布してください。
飲酒は、当日から2、3日はお控えください。痛みやむくみが出やすくなるためです。
日常生活やお仕事についても見ておきましょう。
お化粧は普段通りしていただけます。顎の傷口などには刺激を起こさず、あまり触れないようお気をつけください。
顔の 表情筋を活発に動かすとまだ痛む場合があるかと思いますので激しい運動などは控えましょう。
お休み前はフェイスバンドによる圧迫を継続してください。
内出血はマスクなどで隠せます。
痛みは術後3日間までといわれています。この後から徐々に落ち着いていきます。
傷口の治る過程でかゆみが出ることがありますが、かゆくても掻かないようにお気をつけください。
引き続き飲酒はお控えいただきますが、その他は通常通りの食事をしていただけます。
1週間を過ぎたあたりから湯船につかっても大丈夫で入浴可能となります。
食生活のバランスを心がけてむくみ防止を実践しましょう。
このころはほとんど内出血も消失しています。もしも鮮やかな紫色の内出血が残っているようでしたら、すぐにクリニックへご相談ください。
身体が温まっている入浴中やお風呂上がりでの軽いセルフマッサージがおすすめです。
私生活にほとんど支障はありません。
ここから3ヵ月目に向けてしっかりとマッサージをすることで、より美しいフェイスラインに近づきます。見違えるようなラインになる方もいらっしゃいます。
クリニックで引き続き、月に1度の定期検診を行います。
日常生活やお仕事も普通に行えます。
適度な運動や健康的な食事を続け、フェイスラインを維持していきましょう。
筋肉痛のような感覚が約1週間続く程度です。
1ヵ月ほど経てば、誰の見た目にも小顔になったとわかります。施術後のツッパリ感は生活に支障が出るようなものではありませんのでご安心ください。
アフターケアやセルフマッサージなど、気になる場合はクリニックでケアや指導をしてもらえます。肌のつっぱり感や内出血を早期的に治療できるようにしましょう。
突っ張り具合や内出血などは個人差があり、吸引する脂肪の量や体質などにより度合いが異なりますので都度ドクターへ相談するとよいでしょう。
顎下の脂肪吸引の経過とダウンタイムのまとめ
手術当日やその後の患部の状態に気を付けていれば、あまり大事にならずに周りに気づかれずに進めることができます。
特に顎下の場合、一緒にお薬を渡されることも多いので決められた分だけきちんと飲むようにしましょう。
顎下の脂肪吸引は、大規模ではなく、無理に脂肪を吸引せずともできるので、お身体へのご負担が少ない施術です。
強い痛みや多量の出血はほとんどおこらずに、術後に痛む場合も、痛み止めを飲んでいただくことでほとんど抑えることが可能です。
30分程度休憩していただいた後に、歩いて帰宅することもできますのでトライしやすいのがこの脂肪吸引です。
公共交通機関を使用していただくこともできますが、車やバイクなどの運転はせずに帰りましょう。万が一を考えて安全安心に施術しましょう。
下膨れや二重顎のお悩み解消のひとつの方法である、頬、顎下の脂肪吸引は範囲と吸引量が少ないこともあり、ダウンタイムが短いのが特徴です。
クリニックによっては実際の経過の様子をご紹介してくれていますので参考にするとよいでしょう。
顎下の脂肪吸引を検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。
WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。
お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。
