眉間目尻顎ボトックス注射

ボトックスとはボツリヌス菌の作り出す毒素成分「ボツリヌストキシン」を注射することで、筋肉の動きを止めしわを目立ちにくくする治療です。
針を刺すときにはチクッとした痛みがあり、薬液を注入しているときには注入部分に少し違和感を感じる施術ですが、施術時間は短く5分程度、ダウンタイムもほぼありません。

額や首に比べると部分的ではありますが、とくに目のまわりは顔の表情を大きく左右するため、印象は大きく変わります。
しかし、これらの狭い範囲への注入であっても、量や注入する場所を誤ると表情が不自然になるといったわかりやすい副作用が出てしまうため、しっかりとしたカウンセリングと適正な施術が必要となります。

思いきり笑ったときにできる目じりの細かいしわは、優しく明るい印象を与えるため好まれることも多いですが、表情を戻したときにもしわが深く刻まれていたり、メイクが入りこんでしまうなど、コンプレックスになりやすい部位でもあります。
目元にボトックス注射を打つことで笑っても目元のしわが気にならなくなり、眼輪筋に注射をすれば下目尻が下がり、目が大きく見える効果も期待できます。
眉間のしわはどうしてもきつい印象を与えがちのため、改善を希望される方が多い部位です。

顎については外側に注入してしまうと、下唇を動かす筋肉に作用してしまい不自然な口元になってしまう場合があるため、中心に注入し、口をすぼめたときにできる複雑なしわをなくすことができます。

表情ジワは、笑ったり怒ったりといったさまざまな表情を作ることでできてしまい、とくに目元にあらわれるしわや顎をすぼめたときにできる梅干しじわは、若い年齢でもよく見られ、自身で改善することは難しいです。
さらに年齢を重ねることで、肌のハリがなくなり、深いしわとなり癖づき、真顔になったときにも残ってしまいます。
ボトックスを適正な箇所に適正な量を注入することで、筋肉の動きを弱め、しわを改善することができます。