おでこ/額ボトックス注射

ボトックスとはボツリヌス菌の作り出す毒素成分「ボツリヌストキシン」を注射することで、筋肉の動きを止めしわを目立ちにくくする治療です。
針を刺すときにはチクッとした痛みがあり、薬液を注入しているときには注入部分に少し違和感を感じる施術ですが、施術時間は短く5分程度、ダウンタイムもほぼありません。

額へのボトックス注射をおこなうことで、額部分に横にはしるしわがなくなります。
しかし眉毛の近くに注入してしまうと、ボトックスが目の周りの筋肉まで効きすぎてしまうため、お客様のしわや筋肉をしっかりと診ながら、眉毛の一番高い所から1.5cm～2.0cm程度しっかり距離を取って注入します。

額の筋肉の動きを弱めることで、気になるおでこのしわをなくすことができます。
ただし手軽であっても医師の技術により仕上がりは大きく左右される施術でもあります。

注射を打つ位置や量を誤ると、筋肉が動かず顔の表情がぴたっと止まってしまい不自然な仕上がりになったり、おでこの場合だと目がうまく開かないなどの副作用がでることがあるため、しっかりとカウンセリングを受け、不安点は伝え、医師と相談の元でおこなってください。

おでこのしわは、骨格や目を開ける筋肉が弱い方にありがちな表情のくせ、紫外線や乾燥によるダメージで起こり、老けた印象を与えてしまいます。
ボトックスをおでこのしわの原因となっている前頭筋に注射することで筋肉の動きを止め、しわを目立ちにくくしますが、しわが深い場合や、目を開けるのにおでこの筋肉をつかう癖がある方には、ヒアルロン酸による治療をおすすめすることもあります。