しみ、肝斑の薬とは?効果や費用を現役美容皮膚科院長が徹底解説

しみ・肝斑の薬 しみ・肝斑治療

ニキビ跡の原因と最適な治療法とは?現役美容皮膚科院長が徹底解説!

頬にうっすらとできた大きなしみ。もしかしたらそれ、肝斑かもしれません。

多くの女性が肝斑に悩み治療ができないかと考えています。そこで気になるのが肝斑やしみにアプローチした薬。

本記事では、しみ、肝斑の薬の効果や費用を徹底解説します。

しみ、肝斑の薬とは

肝斑があらわれる人の多くは左右対称にほぼ同じ形、大きさにできます。

肝斑の原因は紫外線はホルモンバランスの乱れなど、さまざまなことが考えられます。

一般的には、しみと区別しにくいため肝斑と判断するのは難しいのです。

もし肝斑だった場合は美容医療での治療が可能です。美容クリニックでレーザー治療や肝斑に効果的な薬を処方してもらい、治療をすすめましょう。

このようなお悩みの方におすすめです

しみ、肝斑の薬は、頬周りに大きなしみがある、顔のしみが増えてきた、目元の皮膚が茶色くなってきた方におすすめです。

しみ、肝斑の薬の効果

しみ、肝斑の薬を飲むことで、しみの原因となるメラニンの発生を抑え、肝斑の生成を抑制します。

しかし、肝斑の薬は毎日服用しないと効果は見られません。必ず、用量、用法を守って薬を継続しましょう。

しみ、肝斑の薬の種類

しみ、肝斑の薬に使われている成分の主な種類は「トラネキサム酸」「ビタミンC」の2つ。

これらの成分には、どんな働きがあるのでしょうか?

トラネキサム酸

最も肝斑に効果があるといわれている「トラネキサム酸」は、もともと、止血剤やのどの痛みの炎症を抑えるために使用されていた薬剤でした。

しかし、肝斑に対しても効果が認められたことから、現在では肝斑の薬として認知度を高めています。

トラネキサム酸は、ホルモンバランスなどの乱れなどによってできた炎症を抑えメラニンの生成を抑制する効果があります。

女性ホルモンの原因とされている肝斑ですが、トラネキサム酸自体は、ホルモンに作用する薬剤ではありません。

そのため、副作用が発生するといった心配も少なく、市販の薬にも用いられています。

ビタミンC

さらに、肝斑の薬に配合されているのが「ビタミンC」です。

人間の体内には色素を持たない「チロシン」といった物質が存在します。

しかし、紫外線などで細胞の中にあるチロシナーゼという酵素が活発になるとチロシンがメラニンに代わり、肌が黒ずんでしまうのです。

そこで効果的なのがビタミンCです。ビタミンCは、メラニンの過剰酸性や、色素沈着を抑える働きがあります。

しみや肝斑ができるように、年齢を重ねると体内に活性酸素が発生するのです。

しかし、ビタミンCは活性酸素を除去する働きがあるため、しみや肝斑に効果的といわれています。

また、コラーゲンを生成する働きを持ち、肌のターンオーバーを正常に戻すので、美肌効果も期待できるのです。

しみ、肝斑の薬の服薬方法

しみ、肝斑の薬は、副作用がなく比較的に安全な薬です。しかし、即効性は認められていません。

そのため、3ヵ月以上など長期間にわたって継続が必要です。

処方されたしみ、肝斑の薬をどのタイミングで服用するかは、薬によって変わるので医師に確認をしましょう。

また、まれに食欲不振や嘔吐、胃腸症状を引き起こす可能性があります。

さらに注意したいのが肝斑の薬に用いられている「トラネキサム酸」は、止血剤として使われていた成分ですから心筋梗塞や脳血栓といった血栓症の病気の方は、服用前に医師に相談しましょう。

しみ、肝斑の薬の治療費用

美容クリニックでしみ、肝斑の薬を処方してもらう際、一緒に処方されるほかの成分の薬によって治療費用は変わります。

例えば、ビタミンCとトラネキサム酸の組み合わせなら1ヵ月あたり2,000円(税込)が相場です。

しみ、肝斑の薬のよくある質問

Q1.保険は使えますか?

肝斑は炎症を引き起こさないしみですから、健康に対する害がありません。そのため、保険適用外の診療です。

Q2.市販でも買える?

市販でも肝斑の薬を購入することができます。

シナールや、トラネキサム酸配合薬は、ドラックストアでも販売しているので簡単に手に入ります。

しかし、美容クリニックで処方される成分と配合量が変わるため、効果を実感できない場合もあります。

より高い効果を得るのであれば、クリニックでしみ、肝斑の薬を処方してもらうことをおすすめします。

Q3.服用をやめると戻りますか?

しみ、肝斑が復活する場合もあります。

トラネキサム酸の服用中はメラミンの生成を抑える効果がありますが、服用を中止してしまうとメラニンの生成が再開されてしまうのです。

しみや肝斑が気になるのでしたら継続して薬を服用しましょう。

しみ、肝斑の薬のまとめ

一度、しみや肝斑ができてしまうと「もう治ることはない……」と落ち込んでしまいますよね。どれだけ高い化粧品を使っても、肝斑に効果的な成分が配合されていないと効果は見込めません。

その点、美容クリニックで処方される肝斑の治療薬なら医薬品なため高い効果が得られます。

もし、肝斑に悩んでいる方は、美容クリニックで薬を処方してもらうといいかもしれません。

しみ、肝斑の薬を検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。

WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。

お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。

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