FAGAの治療薬としても有名なパントガール。しかし、はじめてFAGAの治療を行う方にとっては聞きなれない薬ではないでしょうか?
本当に効果があるのか、安全なのか気になるところ。本記事では、パントガールの効果や副作用について徹底解説します。
パントガールとは
ドイツの製薬会社によて開発されたパントガールは、女性の薄毛治療薬として誕生しました。
特に女性に多い「びまん性脱毛症」にアプローチをすることから、日本の多くのFAGAクリニックが導入しています。
臨床試験によると3~6ヵ月間服用した被験者の87~90パーセントに抜け毛や爪の修復に良好な結果が出たと報告されています。
主に髪質の改善に効果があり、紫外線によるダメージや細くなった髪の毛の損傷への効果があります。
また、パントガールには「L-システイン」と「パントテン酸」の2種類の有効成分が含まれているのも特徴です。
L-システインは、抗酸化作用を持つアミノ酸で代謝を促す働きがあります。皮膚や髪の毛、爪などに多く含み、肌の代謝や髪の毛のターンオーバーを正常化するのです。
一方でパントテン酸はビタミンB5とよばれる水溶性ビタミンの一つです。副腎皮質ホルモンの合成や皮膚の健康を維持し、ほかのビタミンの働きを助けます。
さらにビタミンCの働きを強化することで、髪の毛に必要な成分「ケラチン」の生成を促すため、肌や髪の毛のハリ、ツヤを保つ効果が期待できます。
パントガールの効果
パントガールが主に、FAGAの治療に用いられることがほとんどですが、他にも効果があります。
びまん性脱毛症
パントガールは主に女性の薄毛の原因である「びまん性脱毛症」の治療に効果的です。
びまん性脱毛症とは、髪の毛が全体的に薄くなっていき、脱毛の境界がはっきりしないといった症状が見られます。
主な原因は、加齢による女性ホルモンの減少や、睡眠不足、栄養不足、ヘアカラーやパーマによるダメージといったことが挙げられます。
しかし、パントガールを服用することで、ダメージを受けた頭皮や髪の毛を修復するため、びまん性脱毛症に効果があるといわれているのです。
白髪の予防
びまん性脱毛症のみならず、白髪の予防にもパントガールは効果的です。
老化や身体にストレスを感じてしまうと、髪の毛に必要なメラニン色素が正常に生成されなくなります。すると、白髪を発生させてしまうのです。
さらに、パントガールには色素細胞の機能を活性化するケラチンやシスチンなどのアミノ酸を含んでいるのも特徴です。
つまり、パントガールの有効成分によっても白髪を予防することができるのです。
爪の健康状態の改善
パントガールは、髪の毛以外にも爪の健康状態を改善する効果もあります。
日常生活を過ごしていると、爪が薄くなったり割れたりといった症状が見られます。これらの原因は栄養不足や加齢に伴うものと考えられているのです。
特に爪の主成分でもあるケラチンが減少すると、爪が柔らかくなり割れやすくなります。
そこでおすすめしたいのがパントガールです。パントガールには、爪の生成に欠かせないケラチンを多く含んでいるため、丈夫な爪を作ることが可能です。
パントガールの服用方法
パントガールは朝、昼、晩に1カプセルずつ、合計3カプセル服用してください。効果を得るためには継続しての長期服用が必要です。
パントガールの効果が出るまでの期間
個人差はありますが、パントガールの効果が出るまでには3~6ヵ月かかる場合があります。
パントガールの服用により影響を受けるのは、新しく作られる細胞部分です。
ヘアサイクルを考えると、パントガールを服用してから長くても半年間ほどで効果が見込めるでしょう。
パントガールの副作用
パントガールは、他の治療薬とは違い栄養素を主成分としており、サプリメントに近い薬といわれています。そのため、重篤な副作用は報告されていません。
しかし、人によってはパントガールを服用することで、腹痛、下痢、めまい、頭痛、動悸、胸やけといった症状が見られます。しかし、どれも軽度な症状ですからほとんど心配する必要はありません。
パントガールについてのまとめ
FAGAの治療でもよく用いられているパントガール。初めて治療に臨む方は、身体への健康状態や効果について不安に感じる方もいるでしょう。
しかし、パントガールは多くのFAGAクリニックで用いられる安全な薬です。もし、不安な要素がある場合は医師に相談してみるといいかもしれません。
パントガールを検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。
WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。
お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。