ボトックス注射はバレる理由は「表情が不自然」「腫れ」などの副作用!対策は?

シワを何とかしたい、もっと小顔になりたい、でもメスは入れたくないという人に人気の施術がボトックスです。

しかしボトックスは注射1つで手軽にできる一方で、ダウンタイムや副作用を理解していないと、まわりの人にバレてしまう可能性があります。

美容医療は徐々に一般的になってきていますが、できることなら誰にもバレずに悩みを解消したいですよね。

そこで本記事ではボトックスがバレる原因とその対策について解説していきます。

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著者情報(三浦希)beauty-column編集部
三浦 希
日々美容に関する情報を収集し、最新の情報をキャッチすることに努めている。美容整形だけでなく、コスメ・ヘアケア・ダイエット等幅広い分野の調査担当。

ボトックス注射の効果とバレるリスク

まずは、ボトックス注射の効果とバレるリスクについて紹介していきます。

ボトックスがシワや小顔に効く仕組み、またなぜそれがバレてしまうのかについて副作用やダウンタイムを詳しく解説しながら見ていきましょう。

1. 筋肉を弛緩させてシワ緩和や小顔などの効果がある

そもそもボトックスとは、ボツリヌストキシンという神経に作用し筋肉の動きを止める毒素を安全に加工したものです。

ボトックスを注射した箇所は筋肉が弛緩するため、動かそうと思っても動かない状態になり、その作用を美容効果に利用しています。

例えばおでこのシワや目尻のシワは、眉毛を上げたり笑ったり、表情を動かすことによってできるため、表情が動かないようにボトックスを注射することでシワができないようになります。

また、食べ物を噛むときに使う筋肉である咬筋が発達しているとホームベース型の輪郭となりますが、咬筋にボトックスを注射し麻痺によって筋肉を痩せさせることで、エラ張りが改善され小顔効果が見込めます。

2. 副作用で表情が不自然になることがある

ボトックスを注射して表情を作る筋肉を麻痺させた際に、副作用として表情が不自然になってしまうことがあります。

例えば笑った顔をしたくても中顔面が動かなかったり、びっくりした顔をしたくても眉毛が上がらなかったり。

原因としては、医師の知識と技量不足で必要以上の量を注射してしまったり、顔面に複雑に走っている他の神経に誤って効いてしまったりなどが考えられます。

そのような場合に、他の人からみても「なんとなく表情がいつもと違う」といった違和感を覚えさせ、勘のいい人や美容医療に関する知識がある人にはボトックスを打ったことがバレてしまうことがあります。

3. ダウンタイムで腫れや内出血が出ることがある

ボトックスは細い注射針で刺すため、あまり起きることは多くありませんが、まれに注射箇所に腫れや内出血が出てしまうことがあります。

前項で紹介したようなボトックスによる微妙な表情の違和感は、親しい人や普段からよく顔を観察している人にしか分からないことが多いですが、明らかな腫れや内出血は誰が見ても「何かしたな」とバレてしまいます。

腫れや内出血があるからといってボトックスを注射したこと自体は見抜かれないことが多いですが、腫れの場合は3日~1週間程度、内出血の場合は1~2週間程度は治るまでに時間を要します。

そのため、この期間は何かしらの対策をしないと、明らかに不自然に思われてしまいますので注意が必要です。

実際の口コミからみるボトックスがバレた理由

ボトックスがバレた理由まとめ
  • 効果が出過ぎた
  • 過去の写真と比べてしまった
  • ふとしたはずみで自白してしまった
ボトックスがバレた実際の口コミを見る

ボトックスがバレた理由について実際の口コミを見ると、家族や親しい友人など普段からよく顔を見ている人から変化を気づかれたケースが多いようです。

確かに、日頃からよく接している人がいきなり小顔になったり、シワがなくなったりしたら何かしらの施術をしたことを気づくのは当然と言えますね。

そうはいっても、メスを入れるような劇的な変化がある施術ではありませんので、親しい関係だからといって必ずしも顔のわずかな変化に気がつくとは限りません。

ボトックスがバレてしまう原因の多くは、注入量が多すぎたなどの理由で効果が出すぎてしまい、自然な人間の表情の動きやシワが見られないことで違和感を覚えてしまうことのようです。

かといって、自然すぎてほとんど効果がないようでは、せっかくお金を払って施術した意味がなくなってしまいますので、効果の程度について医師と事前によく相談しましょう。

実際の口コミからみる他人のボトックスを見破った理由

実際の口コミからみる他人のボトックスを見破った理由まとめ
  • 表情が不自然なので
  • 効果が出過ぎているため
  • 会話の雰囲気から
ボトックスを見破ったという実際の口コミを見る

実際に他人のボトックスを見破った理由として口コミを見ると、何となく笑顔が不自然だったり、同世代の人と比べて明らかにシワが少なく違和感があったりして気づいた場合が多いようです。

また、ボトックスを含め美容医療関係の話題になったときに、リアクションや相槌の打ち方で、「この人もやってるな」と勘づいたという声もありました。

口コミでは「バレバレ」という声が多くありましたが、「この表情の時に、この部分の筋肉が動いていない」など、どこがどうおかしいかまで言及されているものはほとんど見つかりませんでした。

そのため、実際は確証があるわけではなく、何となくの違和感や雰囲気で「見破った」と言っているケースが大半のようです。

実際の口コミからみるボトックスがバレなかった工夫

実際の口コミからみるボトックスがバレなかった工夫まとめ
  • 内出血をコンシーラーで隠した
  • 保湿することで内出血が早く改善した
ボトックスがバレない工夫をした実際の口コミを見る

実際の口コミから見るボトックスがバレなかった工夫については、どのような症状が出たかによって対処法が異なります。

内出血が出た場合、エラボトックスなどマスクで隠れる部位の場合は、マスクをしてしまえばバレることはありません。

マスクで隠れない部位の場合は、日中はカバー力が高いコンシーラーで隠しつつ、スキンケアで血行促進作用のある保湿剤を使って内出血を早く退かせるのが効果的なようです。

腫れてしまってメイクでも隠れない部位や注射箇所にメイクしたくない場合は、「化粧品でかぶれてしまった」や「転んでぶつけてしまった」など、症状や施術部位に応じてそれらしい巧妙な言い訳をするしかないようですね。

ボトックスがバレないために気をつけるべきことは

ここまでボトックスがバレた理由やバレないための工夫について口コミを参考に紹介しました。

以上の内容から、最後にボトックスがバレないために気をつけることを5つにまとめて解説していきます。

誰にもバレずにボトックスを打ちたい人はぜひ参考にしてくださいね。

一気に効果を出そうとしない

初めてボトックスを打つ人は一気に効果を出そうとせず、まずは打つ量を控えめにすると良いでしょう。

ボトックスがバレる原因として、急にシワがなくなったり小顔になったら気づかれたという声が多くありました。

そのため、最初は自分にしか分からない程度の効果に抑えるよう調整し、数ヶ月経ってボトックスの効果が切れてきたら、次はもう少し多めに打つなど徐々に量を増やしていくのがおすすめです。

特にボトックスの効き方には個人差があるため、自分は効きやすい体質なのか、効きにくい体質なのか、また薬剤との相性やアレルギーの有無を調べるためにも、まずは少なめの量からチャレンジするのが安心ですよ。

ダウンタイムを理解する

ボトックスは比較的手軽な施術ではありますが、医療行為の1つですのでダウンタイムがあることをしっかりと理解しておくことも重要です。

内出血や腫れが大きく出てしまう可能性もありますので、カバー力が高めのコンシーラーを準備して事前にカバーメイクの練習をしておいたり、ちょうどいい言い訳を考えたりしておくのもいいですね。

内出血の起きやすさや腫れやすさは人それぞれの体質や医師の腕によって異なり、自分では予想もコントロールもできません。

想定以上に腫れや内出血が起きてしまっても、時間的な余裕があれば精神的にも余裕が生まれますので、絶対にバレたくない人は数日間家に籠れるようスケジュールを調整しておくなど、ダウンタイムを長めに設定しておきましょう。

副作用を理解しておく

ボトックスにはダウンタイムだけでなく一定の副作用があることを理解しておくことも重要です。

ボトックスというと単なる注射だからとリスクをスルーしてしまいがちですが、異物を体内に注入するわけですので、人によっては体質に合わずアレルギーを起こしてしまったり、ボトックスが効きすぎて表情が不自然になってしまったりすることもあります。

アレルギーが起こる可能性は高くないため、必ずしも事前に長期間休みをとっておく必要はありませんが、万が一起きたときに休めるよう仕事の調整などをしておくと安心ですよ。

またボトックスは注入から数日後に効果が出始めますが、最初は体がボトックスの麻痺感に慣れずに特に違和感を強く覚える可能性がありますので、その場合は慣れるまでできるだけマスクで隠しておきましょう。

ダウンタイムを考慮して施術日を決める

ボトックスがバレないためには、しっかりとダウンタイムを考慮し、人と会うまでの日数を計算した上で施術日を決めることも重要です。

体質によってはダウンタイムが長引く場合があり、「自分は大丈夫だろう」と思って軽い気持ちで注射してしまうと、大事な予定に影響する可能性があります。

早く綺麗になりたくて、ついついカウンセリングに行った日に勢いで施術を受けたくなってしまいますが、もし医師から「すぐにできますよ」「内出血や腫れもほとんどないから予定があっても大丈夫ですよ」と言われても、一旦立ち止まって考えましょう。

仕事や大事な予定のスケジュールを考え、できるかぎり数日間~1週間程度は親しい人とじっくり顔を合わせる機会がないようなタイミングを計算して施術を受けることをおすすめします。

カウンセリングでよく相談する

ボトックスがバレないために、カウンセリングの際に医師によく相談することも重要です。

打つ部位によってどのような効果があるのか、懸念されるリスクは何なのかを確認した上で、自分がそのリスクを受け入れられるのかをしっかりと考えましょう。

今の時代、分からないことは何でも検索すれば調べられますが、リスクや心配されることは全てカウンセリングで直接医師に伝えて、不安や疑問点を解消した上で施術を受けてくださいね。

特に、薬剤など何らかのアレルギーを持っている人は、必ず事前に医師に申告しましょう。

効果や良い面だけでなく、副作用やリスクなど悪い面もしっかりと伝えてくれる医師のほうが信頼できる医師と言えますよ。

まとめ

本記事では、ボトックスがバレる理由やバレないための工夫について口コミを参考に解説しました。

美容医療や美容整形が徐々に一般的となり、気軽に受けられるボトックスですが、まわりの人にバレるリスクや副作用は必ずあります。

そのため、カウンセリングでダウンタイムや副作用についてしっかりと確認し、その期間は外に出ることができなくても大丈夫か、万が一副作用が起こっても受け入れられるかを一度立ち止まって考え、納得した上で施術を受けるようにしましょう。