ハイフ(HIFU)とは?効果とリスクについて解説

切らずに小顔効果・リフトアップが期待できる「ハイフ(HIFU)」という施術が最近流行りですね。

麻酔無しで痛みも少なく、料金も手頃という事から気になっている方も多いのではないでしょうか。

ただ、大切なお顔への施術なので、本当に受けていいのか?と慎重に考えたいですよね。

そこで、この記事ではハイフ(HIFU)について種類や効果、リスクについて解説していきます。

施術を検討している方は是非参考にしてみてください。

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医療ハイフが人気で安いおすすめクリニック10選!機種ごとの効果や値段も解説
著者情報(ウィズビューティー編集部)beauty-column編集部
美容整形コンテンツチーム
さまざまな美容整形に関する情報や口コミ、施術ごとに各クリニックの名医を日々徹底調査。悩みを抱える読者の方にお役立ち情報を発信中。

ハイフ(HIFU)ができるおすすめのクリニック

品川美容外科聖心美容クリニック東京美容外科共立美容外科TCB 東京中央美容外科湘南美容クリニックガーデンクリニックエミナルクリニッククリニックフォア
画像

品川美容外科

聖心美容クリニック

東京美容外科

共立美容外科

TCB東京中央美容外科ロゴ

SBC湘南美容クリニック

ガーデンクリニック

エミナルクリニック クリニックフォア
全顔の料金(税込)29,800円~
(660ショット)
148,500円~初回55,000円
(400ショット)
44,000円~
(180ショット)
24,800円~29,800円~
(650ショット)
初回52,800円~
(300ショット)
29,500円~初回76,780円~
機種第3世代タイタン
※他機種もあり
ウルトラセルQ+ウルトラセルQ+スーパーハイフプロソノクイーンウルトラセルQ+
※他機種もあり
ウルトラセルQ+UTIMS A3ソノクイーン
※他機種もあり
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ハイフ(HIFU)とは?

ハイフ(HIFU)とは、「高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)」の略で、主に小顔治療やリフトアップを目的とした美容整形の方法です。 施術では専用の美容マシンを使って肌に高密度の超音波を照射します。

ハイフの超音波は、皮膚の深い層まで届き、コラーゲンやエラスチンの生成を促進することで、たるみを改善し、リフトアップ効果を得ることができます。 ハイフは、ダウンタイムがほとんどなく、施術時間も短いのが特徴です。

ハイフは、顔のたるみだけでなく、二の腕やお腹のたるみにも効果があります。 ハイフは、年齢を重ねるにつれて気になるたるみを改善し、若々しい肌を取り戻すための有効な方法です。

ハイフは加齢によるたるみやシワに対しての効果が期待される手法なので、早くても20代後半~、主に30代以降の方へ推奨される施術となっています。

価格も他の小顔施術と比べるとお手頃で、部位にもよりますが20,000円程度から、顔全体となると40,000円程度からが目安となります。「ショット」という単位を用いる事が多く、1ショットあたり〇円~としているクリニックもあります。1回の施術で300ショット~、顔全体となると600ショット程度が目安です。

まとめると、

  • 小顔効果・リフトアップ効果が期待できる
  • 痛みが少なく、麻酔なしで受けられる
  • ダウンタイムが少ない
  • 1回30分~1時間程度で受けられる
  • 料金は30,000円程度からとリーズナブル
  • ターゲット層は30代以降の顔のしわ・たるみが気になる方

といった点から、ハイフは人気のある施術となっています。

ハイフの種類について解説

ハイフには様々な種類があるのですが、どのハイフでも基本的には皮膚の深い層へ熱を当てる、という施術内容は同じです。施術の目的も「フェイスラインを引き締める」「小顔効果」「たるみ・シワの改善」となります。

ただ、機器の種類や医療用などの括りで細かい違いがありますので、それぞれ解説していきます。

医療用ハイフと美容ハイフ(エステハイフ)について

医療用ハイフ美容ハイフ
施術者医療資格が必要誰でも施術可能
機器の出力高出力で効果に期待できる低出力で効果は薄い
施術頻度の目安3ヶ月~半年に1回1ヶ月に1回
料金30,000円~80,000円5,000円~20,000円

まずは「医療用ハイフ」と「美容ハイフ(エステハイフ)」の違いについて紹介していきます。

医療用ハイフについて

医療用ハイフはその名の通り、医療資格を所持した人でないと施術できないハイフで、クリニックなどの医療機関でないと使用する事ができません。

ハイフは皮膚内部へ熱を与える機器なので、誤った方法で施術を行うと火傷をしたり、細胞・神経などを傷つけてしまう恐れがあります。医療用機器は出力の制限もないため、施術者の技術力・顔面解剖への理解が重要となっています。

医療用ハイフは高出力なため、その分施術後の効果にも期待できます。また、施術後の持ちもいいので、施術頻度も3ヶ月~半年に1回程度で効果を維持する事が可能です。

美容ハイフ(エステハイフ)について

美容ハイフ(エステハイフ)は医療用資格を持たない人でも施術ができるハイフです。誰でも施術が出来る分、危険がないように機器の出力が制限されています。

そのため、美容ハイフは医療用ハイフと比べると効果を実感しにくくなっています。美容ハイフで効果を維持したい場合、1ヶ月~2ヶ月に1回程度と、頻繁に施術をする必要があります。

料金は美容ハイフの方が安いのですが、施術頻度も高くなるため結局同じぐらいの出費となってしまいます。

2023年現在、世間の口コミや評判を見てみても医療用ハイフを利用している方が多いようです。効果や施術者の技術力など、医療用ハイフのメリットが大きいため、医療ハイフの利用がおすすめです。

医療用ハイフの中でも様々な種類がある

ハイフハイフシャワーリニアハイフ
対象深い層にある「SMAS筋膜」など浅い層にある「真皮」など皮下脂肪など
目的たるみ・シワの解消、フェイスラインの改善たるみ・シワの解消、フェイスラインの改善脂肪対策
実感するまで実感するまで施術後~1ヶ月程施術後すぐに実感しやすい実感するまで1ヶ月~3ヶ月程

ハイフには大きく分けて、通常のハイフと、ハイフシャワー、リニアハイフの3種類があります。

どのハイフも超音波を用いて皮膚の内側へ熱を与える施術である、という事は同じです。違いはアプローチする皮膚の層の違いになります。

通常の「ハイフ」は、皮膚の深い層にある「SMAS筋膜」がメインターゲットです。SMAS筋膜が緩んでしまうとたるみ・シワの原因となるので、ここに熱を与えて引き締めるのが目的となります。

「ハイフシャワー」は、皮膚の内側の浅い層をターゲットとして熱を与える施術です。通常のハイフと比べて浅い層へ熱を与えるため、施術後から効果を実感しやすい点が特徴です。痛みも少なく、料金も比較的安めなのでハイフを一度試してみたい、という方へおすすめの施術です。

「リニアハイフ」は、皮下脂肪をターゲットとした施術です。ハイフと比べると熱を与える範囲が広く、SMAS筋膜より浅い層にある皮下脂肪の分解を目的としています。たるみ・シワの解消を目的としたハイフと違って、こちらは脂肪を減らす事が目的となっています。

まとめると、

  • たるみ・シワの解消を目的とした「ハイフ」
  • ハイフの軽いバージョンのような立ち位置の「ハイフシャワー」
  • たるみ・シワというよりも脂肪を対象としている「リニアハイフ」

という立ち位置になります。特にリニアハイフは通常のハイフとは違って「脂肪対策」がメインとなるので注意しましょう。

ハイフの仕組み・効果について

ハイフが気になっている方の中には、

「ハイフでなぜ顔が引き締まるの?」
「たるみ・シワがなくなるのはなぜ?」
「皮膚内部に熱を与えて大丈夫なの?」

という疑問もお持ちの方もいるかと思います。

そこで、ここではハイフの仕組みについて解説していきます。

ここまで何度か紹介していますが、ハイフは超音波を使用して熱を与えています。

ただ、超音波を皮膚へ照射すると皮膚表面も熱くなり火傷してしまいますよね。そこで、ハイフは虫眼鏡と同じ原理を使用して、皮膚の深い層にだけ熱を与えられるような仕組みを採用しています。

小学生の頃に虫眼鏡を使って紙を焼く実験をしたことはありませんか?あれは太陽の熱を一点に集中させて熱を与えて焼いている、という原理です。虫眼鏡の真下部分はそこまで熱くないですが、紙は焼けるほどの温度になっていますよね。

この虫眼鏡と同じ原理で、皮膚の表面には熱を与えず、深い層にだけ熱を与えるのが「ハイフ」という施術です。

熱を与える層のメインターゲットは「SMAS筋膜」です。たるみ・シワが発生する一因に「SMAS筋膜の緩み」があります。この層へ熱を与える事で皮膚組織が縮み、顔が引き締まる、という仕組みです。

また、ハイフは「創傷治癒(そうしょうちゆ)」という、外傷を負った時の自然回復効果を活用しています。肌の内部に熱を与える事で軽いやけどのような状態になり、回復するためにコラーゲンなどの美容成分が多く生成される働きがあります。

この創傷治癒による再生の過程でもフェイスラインが改善されていくため、最も効果を実感できるのは施術後1ヶ月~2ヶ月程度になります。より肌の浅い層をターゲットとする「ハイフシャワー」は効果の実感までがより早いです。

ハイフのデメリットやリスク・副作用について

ハイフの副作用・リスクには主に下記の症状があります。

  • 施術後の肌の赤み、むくみ
  • 施術後一定時間は水分量が減るため、肌が乾燥しやすくなる

ハイフは顔にメスを入れたり、糸を入れたりする治療と比べると、副作用やリスクの心配はかなり少ないです。ですが、医療用機器を使った高出力の熱照射を行うため、リスクがないとは言い切れません。
※医療資格を持った人が施術を行うため、施術ミスによる副作用の報告はあまり見かける事はありません。

他に考えらえるのは、施術ミスによる仕上がりイメージの違いが考えられます。そのため、施術するクリニックの選定は慎重に行いたいですし、カウンセリングもしっかりと行いましょう。

また、ハイフをする事によって施術直後は良くても、将来的に肌・顔に悪影響を与えるのでは?と気になっている方もいるかと思います。

ハイフによる治療は可逆的な熱反応によるものなので、将来的に悪影響を与える事はありません。3ヶ月~半年程度で効果が薄くなってきますが、それは治療前の状態に戻るだけであり、悪化している訳ではありません。そのため、1回だけやってみて、途中でやめても大丈夫です。

ハイフの施術で使われる機器ごとの違いを解説

ソノクイーンウルトラセルQ+ダブロゴールドタイタンウルセラウルトラウォーマー3
特徴目周りなど細かい部分にも対応可能施術時間が短い(20分程度)、2019年発売の新しめの機器痛みとダウンタイムが少ない痛みが少なく、施術時間が短い(20分程度)FDAの承認を受けたハイフ機器の元祖。出力が高い。1.5mm~13mmまで幅広いカートリッジを用意し、顔以外のハイフも可能
料金普通(4万円~)普通(3万円~)少し高め(6万円~)普通(3万円~)高め(10万円~)普通(4万円~)
取扱クリニック(例)・TCB東京中央美容外科
・品川美容外科
・湘南美容クリニック
・ガーデンクリニック
・品川美容外科
・共立美容外科
・品川美容外科・湘南美容クリニック・城本クリニック

ハイフ施術を行う機器にはいくつか種類があります。

機種によって出力の違い、対象とする皮膚内部の深さの違いなどがあります。クリニックによって1~3種類程度の機種を用意している事が多いです。

2023年現在、よく使われている機種は「ソノクイーン」「ウルトラセルQ+」「タイタン(第3世代)」「ダブロGold」となっています。

「ウルトラセルQ+」と「ソノクイーン」は様々なカートリッジを用意しており、やれる事が多いです。また、宇ウルトラウォーマーは顔以外の体のハイフにも対応しています。

他の小顔・リフトケア施術とハイフの違いについて

ハイフ糸リフト脂肪吸引注射
治療内容皮膚内部を熱で引き締める糸を入れて顔を引き上げる注射による脂肪の吸引
目的たるみ・シワの解消、フェイスラインの改善フェイスラインの改善脂肪を減らす
実感するまで施術後すぐ~1ヶ月程施術後すぐ施術後すぐ~1週間度
痛みあまりない
※麻酔は使わない
あまりない
※麻酔使用
あまりない
※麻酔使用
ダウンタイムほとんどない1週間程度ほとんどない
料金30,000円~10本:100,000円~顔:30,000円~

※痛みや効果を実感するまで、ダウンタイムについては個人差があります。

ハイフと他の小顔・フェイスライン改善系の治療で人気のある「糸リフト」や「脂肪吸引注射」を比較してみました。

比べてみると、ハイフの利点はやはり「お手軽さ」にあると感じます。他の治療と違って注射をしたり、針を入れたりといった行為が必要なく、皮膚表面から機器を当てて熱を与えるだけなので、痛いイメージがかなり少ないです。

実際、麻酔なしでもあまり痛くないのはハイフだけです。ダウンタイムもほぼないので、痛みに恐怖を感じる方にハイフは特におすすめの施術です。

効果で比較してみると、それぞれ役割が違うため「これが一番良い」といった指標はありません。

ハイフと糸リフトは「顔を引き締める」という点でみると効果が似ていますが、ハイフは熱を使って肌を活性化させるような施術です。それに対して糸リフトは直接糸を肌に入れて物理的に引き上げる方法です。

どちらかというと、糸リフトの方がちょっと強引なイメージがありますよね。実際、ハイフには肌質改善効果なども期待できるため、どちらをやろうか?とお悩みの場合はハイフの方がおすすめです。もしハイフでフェイスラインが改善されなかった場合に糸リフトを検討してみるといいでしょう。

脂肪吸引注射はその名の通り脂肪を吸引する治療なので、ハイフや糸リフトとは目的が異なります。脂肪が多い方はハイフではあまり効果を実感できない可能性があるので、脂肪吸引や、脂肪を対象する「リニアハイフ」の利用がおすすめになります。

小顔ケア・リフトケア施術には様々な種類がありますが、それぞれ役割が異なります。ハイフは30代以降のたるみ・シワ改善を目的とした治療です。どの施術をすべきかお悩みの場合はカウンセラーとしっかり相談するようにしましょう。

ハイフはこんな人におすすめ

ハイフをおすすめする人
  • たるみ・シワ・ほうれい線が気になる方
  • フェイスラインが気になる方
  • ダウンタイムが少ない施術をしたい方
  • 顔にメスを入れたくない方
  • ※30歳以降での施術を推奨

ハイフの施術目的は「たるみ・シワの解消」によるフェイスラインの改善です。そのため、たるみ・シワがある、もしくは気になりだした方が対象となります。早くても20代後半~、主に30代からがターゲットとなります。

10代~20代前半ぐらいのたるみ・シワのない方が施術してもあまり効果は実感できないため注意しましょう。
※たるみ・シワには個人差があるので、気になる方はクリニックで相談してみるのもおすすめです。

「脂肪が多いからハイフをしたい」という人も注意が必要です。通常のハイフは脂肪燃焼を目的としたものではないため、あまり効果を実感できない可能性があります。脂肪が気になる方は皮下脂肪の燃焼を目的とした「リニアハイフ」がおすすめです。

まとめ

この記事では最近注目されている「ハイフ(HIFU)」ついて紹介しました。

ハイフの特徴を改めてまとめると…

  • 小顔効果・リフトアップ効果が期待できる
  • 痛みが少なく、麻酔なしで受けられる
  • ダウンタイムが少ない
  • 1回30分~1時間程度で受けられる
  • 料金は30,000円程度からとリーズナブル
  • ターゲット層は30代以降の顔のしわ・たるみが気になる方

上記となります。

手軽に受けられる、という点が魅力的な小顔施術です。

30代以降の方でたるみ・シワやフェイスラインが気になる方は、是非ハイフの利用を検討してみてください。