目の下のクマ取りやり方まとめ! 施術方法の種類と特徴を紹介

「最近、目の下のクマが気になるようになった!」
「マッサージやアイクリームが効果ない!」
「美容外科クリニックに行けば改善できるの?」

こんな悩みや疑問を持っている人は多くいますよね。

そんな人向けに、この記事では美容外科クリニックで行っている目の下のクマ取り施術に関してまとめました

施術の種類や効果、メリット・デメリットについて解説しています。

目の下のクマは加齢などによって進行するため、多くの人に共通の悩みです。

この記事を最後まで読んで、自分の症状に適した施術を選べるようになりましょう。

この記事でわかること
  • 黒クマ取りに適した眼窩脂肪の除去・移動を行う3つの施術
  • 目の下のクマ取りに有効な切開を伴わない3つの施術
  • 大手美容クリニックが提供している目の下のクマ取り施術の内容

【当サイト厳選】クマ取りおすすめクリニック3院

1.TCB東京中央美容外科2.品川美容外科3.共立美容外科
イメージ

TCB東京中央美容外科ロゴ

品川美容外科

共立美容外科

黒クマ
(脱脂法)
83,600円108,900円〜目の下のふくらみ取り:月額4,700円
茶クマ
(レーザー)
ピコレーザー:9,800円レーザートーニング:初回1回2,700円PRP皮膚再生療法:1回 77,000円
青クマ
(光治療・注入)
・クマ取り再生注射:9,800円
・ライトフェイシャル:2,040円〜
美肌注射プレミアム:5,500円PRP皮膚再生療法:1回 77,000円
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著者情報(ウィズビューティー編集部)beauty-column編集部
美容整形コンテンツチーム
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【まずはじめに】目の下のクマの種類と原因

最初に目の下のクマの種類について確認しておきましょう。

異なる種類のクマにはそれぞれ別の原因があり、適した施術も異なるため、自分のクマがどの種類に該当するかを把握しておくことは重要です。

【黒クマ】目の下の凹凸が作る影

黒クマ症例

画像引用:SBC湘南美容クリニック公式ページ

目の下に黒い影のようなクマがあれば、黒クマかもしれません。

黒クマの正体は、目の下の凹凸に光が当たってできる影です。

顔の角度を変えるとクマの大きさや形が変わるなら、黒クマの可能性が大きいと考えましょう。

黒クマができる仕組み

画像引用:銀座みゆきどおり美容外科公式ページ

黒クマは、加齢などにより眼球が下がり、それによって目の下の眼窩脂肪が前に押し出されてふくらみができることが主な原因です。

年齢とともに目の下のふくらみが大きくなり、凹凸が目立つようになると、その影が黒クマになり顔の印象が大きく変わってしまいます。

【青クマ】血行不良が主原因

青クマ症例

画像引用:SBC湘南美容クリニック公式ページ

目の下に青黒い部分が見える場合は、青クマを疑いましょう

下まぶたを引っ張るとクマの色が薄くなるなら、青クマの可能性大です。

青クマの主な原因は血行不良です。血流が悪く酸素不足になり、黒っぽく変化した血液が皮膚をとおして透けて見えています。

目の下の皮膚は顔の他の部分に比べて厚さが1/3程度のため、血行不良が青クマとなって見えてしまうのです。

【茶クマ】メラニン量増加による色素沈着

茶クマ症例

画像引用:SBC湘南美容クリニック公式ページ

目の下にできた茶色のシミは茶クマかもしれません。

目元の皮膚を引っ張ったときにクマが皮膚と一緒に動けば、茶クマの可能性が高いです。

茶クマは、色素が目の下に沈着したことが原因で起こります。

日焼けや加齢、目元の乾燥などによって、茶クマは徐々に目立つようになってきます。

目の下のクマ取りに有効な整形術の種類一覧!

施術の種類経結膜脱脂術ハムラ法裏ハムラ法ヒアルロン酸注入脂肪注入レーザー治療
施術内容瞼の裏側の結膜を切開して眼窩脂肪を除去瞼の表側を切開し、目の下の脂肪を移動させて凹凸を軽減瞼の裏側の結膜を切開するハムラ法ヒアルロン酸を注入して、目の下の凹凸を軽減自身から採取した脂肪を注入して目の下の凹凸を軽減レーザー照射によって、皮膚の再生や血行を促進
効果があるクマの種類黒クマ×
青クマ×××
茶クマ××××
切開の有無×××
効果の持続期間半永久半永久半永久6か月~1年3~5年3~6か月
ダウンタイム1週間2週間1週間ほとんど無い1週間ほとんど無い

目の下のクマ取り目的で美容外科クリニックで受けることができる施術を、比較表にまとめました。

クマの種類によって、効果のある施術が異なることがよくわかりますね。

また、切開を伴う施術とそうでないものがあり、前者はダウンタイムが比較的長いこともわかります。

効果の持続期間も施術によって異なるので、自分の症状や希望に適した施術を慎重に選ぶことが必要です。

黒クマを取るための3つの施術!眼窩脂肪の除去・移動を行うことが有効

黒クマは目の下のたるみによる凹凸が原因です。

凹凸の主な原因は眼窩脂肪のふくらみのため、根本的な治療法は、目の下の眼窩脂肪を除去あるいは移動して、目の下を平滑化することです。

ここでは、美容外科クリニックの多くで行われている眼窩脂肪の除去・移動を行う施術を3種紹介します。

黒クマを取るには眼窩脂肪の除去・移動を行う3つの施術が有効
  1. 経結膜脱脂術
  2. ハムラ法
  3. 裏ハムラ法

1. 経結膜脱脂術

経結膜脱脂術

画像引用:ユイメディカルクリニック公式ページ

経結膜脱脂術は、目の下のふくらみの原因である眼窩脂肪を取り除いて、目の下の凹凸を改善する施術です。

目の下のクマ取りを目的とした標準的な施術で、多くのクリニックが採用しています。

経結膜脱脂術のメリット・デメリット

経結膜脱脂術で除去した脂肪が再生することはないため、施術の効果は半永久的に継続します。

下まぶたの裏側から切開して余分な眼窩脂肪を除去するので、下瞼の表側に傷が残ることがなく、ダウンタイムが1週間程度で比較的短期間なのもメリットです。

ただし、眼窩脂肪が少ない人の場合は経結膜脱脂術では十分な効果が得られません

さらには、眼窩脂肪を取り除きすぎると目の下の凹みが目立つようになり、黒クマがかえって悪化する場合もあります。

凹みが大きい場合は、脂肪注入などの補助的な手段を併用して、目の下の凹凸を平滑化することが必要です。

参考文献:
・医師向け学術専門誌 PEPARS.87号掲載の「経結膜脱脂と脂肪注入の組み合わせによる下眼瞼形成術」に経結膜脱脂術に脂肪注入を組み合わせた施術の詳細な報告が記載されている

2. ハムラ法

ハムラ法

画像引用:ジョウクリニック公式ページ

ハムラ法は、目の下の脂肪を適切な位置に移動することで、目の下の凹凸を平滑化する方式です。

アメリカの美容外科医であるハムラ氏が初めて紹介したことから、この名前が付いています。

ハムラ法のメリット・デメリット

凹凸が大きい黒クマにも対処可能で、効果が永続的なため、多くの美容外科クリニックで採用されています。

瞼の下の表側を切開して眼窩脂肪にアプローチするため、一時的にしろ目の下に傷ができる点がデメリットです。

しかし、目の下のたるんだ皮膚を同時に切除できるというメリットもあります。

目の下に傷ができ、抜糸も必要なため、ダウンタイムは少し長めの2週間程度を見ておいたほうが良いでしょう。

参考文献:
・整形外科向け学術誌 Plastic and Reconstructive Surgery 1995 Aug掲載の「Arcus marginalis release and orbital fat preservation in midface rejuvenation」には、ハムラ法考案者のS. T. Hamura氏によるハムラ法の詳細な報告が記載されている

3. 裏ハムラ法

裏ハムラ法

画像引用:ジョウクリニック公式ページ

裏ハムラ法はハムラ法と同様に、目の下の脂肪を適切な位置に移動することで、目の下の凹凸を平滑化する方式です。

ハムラ法との違いは、下まぶたの裏側の結膜を切開して眼窩脂肪にアプローチする点です。

裏ハムラ法のメリット・デメリット

ハムラ法と比較して、顔の表側に傷が残ることがなく、抜糸の必要もありません

ダウンタイムも短く、術後に若干の腫れや内出血が見られる場合がありますが、1週間程度でおさまります。

経結膜脱脂術と比較して料金は少し高額になりますが、メリットの多い施術です。

切開を伴わない3つのおすすめ施術

目の下のクマに対する施術には、切開を伴わないものもあります。

ここからは、切開のないおすすめの施術を3つ紹介します。

切開が必要な3つと比較してダウンタイムが短く、料金も抑え目でお手軽に受けられますよ。

切開を伴わない3つのおすすめ施術
  1. ヒアルロン酸注入
  2. 脂肪注入
  3. レーザー治療

1. ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入

画像引用:Theoryクリニック公式ページ

目の下のクマに対する切開を伴わない施術の中でも、最も手軽に行えるのがヒアルロン酸注入です。

ヒアルロン酸は体内に存在する物質のひとつで、美容外科クリニックではしわやたるみの改善のために皮膚下に直接注入することが行われています。

目の下の黒クマに対しては、凹んでいる部分にヒアルロン酸を注入して、目の下の凹凸を改善することに使用されています。

ヒアルロン酸注入のメリット・デメリット

施術内容は注射器による注入のみで、ダウンタイムがほとんどなく、効果がすぐに実感できる手軽さがメリットです。

また、ヒアルロン酸を注入した部分は、皮膚表面と皮下組織の距離が保たれるため、青クマも軽減できます。

しかし、ヒアルロン酸は体内で吸収されるため、効果が6か月~1年程度しか続かないことがデメリットです。

また、眼窩脂肪によるふくらみが強い場合には、ヒアルロン酸注入だけでは十分な効果を得られません。

2. 脂肪注入

脂肪注入

画像引用:Theoryクリニック公式ページ

目の下の凹みの部分に、ヒアルロン酸ではなく脂肪を注入する施術もあります。

脂肪は肌の色味に近く血流改善も見込めるため、黒クマだけでなく、茶クマや青クマの改善にも脂肪注入は効果的です。

脂肪注入のメリット・デメリット

注入する脂肪は、自分の体内(例えば腹部や太もも)から採取し、専用の機械でろ過して不純物を取り除いたものを使用します。

自分自身の脂肪を利用するためアレルギー反応が起こる可能性が少ないのが特徴です。

注入した脂肪が定着すれば、効果が長期間維持できるのも大きなメリットです。

脂肪注入後は多少の腫れや内出血が出ることがあり、ダウンタイムは1週間程度を見ておく必要があります。

また、眼窩脂肪によるふくらみが強い場合には、脂肪注入だけでは十分な効果を得られないため、他の施術との併用を検討しましょう。

3. レーザー治療

レーザーの種類治療できるクマの種類効果
Qスイッチレーザー茶クマメラニン色素に作用し、色素沈着を改善する
ピコレーザー茶クマメラニンの改善や皮膚のトーン均一化
Vビーム青クマ血管の収縮を促進し、血管由来のクマを改善
ジェネシス青クマ目の周囲の血行不良を改善

目の下の肌にレーザーを照射して、クマを改善する治療法もあります。

レーザーには様々な種類があり、それぞれ効果が異なります。

例えば、色素沈着が原因の茶クマに対しては、メラニン色素に左右するQスイッチレーザーやピコレーザーが有効です。

また血行不良が原因の青クマに対しては、血行不良を改善するVビームやジェネシスが適しています

レーザー治療のメリット・デメリット

費用が比較的安く、ダウンタイムがほとんどないため、手軽に始められるのが魅力の治療です。

しかし、自分の症状に適したレーザーを選ぶことが必要なため、事前のカウンセリングが重要な治療です。

また、目の下の強いたるみにはレーザー治療だけでは対応できないため、他の施術を併用する必要があります。

大手美容クリニックが提供する目の下のクマ取り施術を総まとめ

多くの美容外科クリニックでは、患者の様々な要望に応えるために、目の下のクマ取りに複数のメニューを用意しています。

ここからは、メジャーな美容外科クリニックが提供しているメニューを見ていきましょう

TCB東京中央美容外科【ヒアルロン酸注射が安い】

TCB東京中央美容外科 画像(クマ取り)

カウンセリング料無料
診察時間10:00〜19:00
院数全国92院
支払い方法現金・クレジットカード・デビットカード・医療ローン・スマホ決済・スマホ後払い
目の下のクマ取りメニュー料金
クマ取り再生注射9,800円
クマ取り再生注射プレミアム1cc 69,800円
3回コース 189,000円
切らない目の下のクマ取り・目の下のたるみ(ふくらみ)取り83,600円~
目の下(くぼみ)のヒアルロン酸注射1cc 19,200円~
切開法による目の下のたるみ取り(下眼瞼除皺術)83,600円~
ハムラ法(梅田大阪駅前院のみ)580,000円
裏ハムラ法(梅田大阪駅前院のみ)600,000円

TCB東京中央美容外科は、全国に109院を展開している大手美容外科クリニックです。

どの店舗も主要駅の近くにあるため、全国どこからでも通いやすいのが大きなメリットです。

目の下のクマ取りに関しては豊富なメニューが用意されています。

特にヒアルロン酸注射は1cc19,200円のお手頃な料金から受けられるのが魅力です。

また、梅田大阪駅前院ではハムラ法・裏ハムラ法の施術が受けられるので、重度の黒クマの治療も可能ですよ。

公式サイト

品川美容外科【BMC会員なら30%OFF】

品川美容外科 画像(クマ取り)

カウンセリング料無料
診察時間10:00〜19:00
院数全国39院
支払い方法現金・クレジットカード・デビットカード・医療ローン
目の下のクマ取りメニュー料金
目の下のふくらみ取り片目 87,120円
両目 108,900円
目の下のふくらみ取りプレミアム片目 169,840円
両目 212,300円
プレミアム目の下のたるみ取り
(脂肪取り含む)
片目 BMC会員45,500円 非会員64,990円
両目 BMC会員68,600円 非会員98,000円
スーパーナチュラル目の下のたるみ取り
(脂肪取り含む)
片目 BMC会員166,600円 非会員238,000円
両目 BMC会員208,600円 非会員297,990円
スーパーナチュラル目の下のたるみ取り ロング
(脂肪取り含む)
片目 BMC会員278,590円 非会員397,980円
両目 BMC会員348,600円 非会員498,000円

品川美容外科は、目の下のたるみ・クマ取りの実績が豊富なクリニックです。

2024年6月の時点で30万件近い症例実績(※品川美容外科調べ1989年1月~2024年6月時点)があります。

目の下の脂肪を除去できるメニューが豊富なのが特徴で、7万円を切る安価なメニューもあります。

品川美容クリニック独自の会員システムのBMC会員であれば、さらに30%OFFです。

目の下の脂肪をお手軽に取り除きたいなら、おすすめのクリニックです。

公式サイト

聖心美容クリニック【目の下のクマ取りメニューが豊富】

聖心美容クリニック 画像(クマ取り)

カウンセリング料無料
診察時間10:00〜19:00
※クリニックにより異なる
院数全国11院(札幌・熱海・六本木・銀座・横浜・名古屋・大阪・大宮・広島・福岡)
支払い方法現金・クレジットカード・デビットカード・QRコード・医療ローン
目の下のクマ取りメニュー料金
レーザー治療5,500円~
プレミアムPRP皮膚再生療法(目の下のくま)325,600円
目の下の脂肪取り(経結膜下脱脂法)330,000円
ヒアルロン酸注入_くま60,500円~
脂肪注入法_目のくま330,000円
下眼瞼切開術/下眼瞼除皺術385,000円~
ハムラ法561,000円

聖心美容クリニックは大都市圏を中心に9院を展開するクリニックです。

レーザー治療からヒアルロン酸注入・脂肪注入、さらにハムラ法まで、目の下のクマ取りに有効なメニューが豊富なのが特徴です。

さらには、目の下の脂肪取り(経結膜下脱脂法)+脂肪注入など、複数施術の組み合わせでより効果的なクマ取りを提案してくれるクリニックです。

担当医師と事前にしっかりカウンセリングすれば、理想の目元に近づけますよ。

公式サイト

目の下のクマ取りやり方まとめ

目の下のクマ取りやり方まとめ
  • クマには黒クマ・青クマ・茶クマの3種があり、それぞれ原因が異なる
  • 黒クマには眼窩脂肪の除去・移動を行う経結膜脱脂術やハムラ法・裏ハムラ法が有効
  • ヒアルロン酸注入や脂肪注入などの切開を伴わない施術もある
  • 大手美容外科クリニックでは目の下のクマ取りに豊富なメニューを用意している

この記事では、美容外科クリニックで行っている目の下のクマ取り施術に関して解説しました。

施術の種類ごとに、効果やメリット・デメリットについて説明しています。

大手の美容外科クリニックは、目の下のクマを取り除くためのメニューを豊富に用意しています。

その中で自分の症状に適合した施術を選ぶことが重要なため、この記事を参考に、自分に適したメニューがどれかを理解しておきましょう。

そのうえで、美容外科クリニックの医師としっかり相談すれば、最適の施術を選択できますよ。

【参考文献】