クマ取り整形の失敗例は?原因や回避する方法を詳しく解説

【当サイト厳選】クマ取りおすすめクリニック3院

1.TCB東京中央美容外科2.品川美容外科3.共立美容外科
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TCB東京中央美容外科ロゴ

品川美容外科

共立美容外科

黒クマ
(脱脂法)
83,600円108,900円〜目の下のふくらみ取り:月額4,700円
茶クマ
(レーザー)
ピコレーザー:9,800円レーザートーニング:初回1回2,700円PRP皮膚再生療法:1回 77,000円
青クマ
(光治療・注入)
・クマ取り再生注射:9,800円
・ライトフェイシャル:2,040円〜
美肌注射プレミアム:5,500円PRP皮膚再生療法:1回 77,000円
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著者情報(ウィズビューティー編集部)beauty-column編集部
美容整形コンテンツチーム
さまざまな美容整形に関する情報や口コミ、施術ごとに各クリニックの名医を日々徹底調査。悩みを抱える読者の方にお役立ち情報を発信中。

「クマ取り整形に興味はあるけど、失敗が心配…」

目元は顔の印象を大きく左右するため、施術を決断するのに不安を感じる方も多いですよね。

確かに、クマ取り整形の失敗リスクはゼロではありません

しかし、正しい知識があれば、リスクを最小限に抑えることができます。

この記事では、主な治療法ごとの失敗例やその原因、さらに失敗しないためのポイントについて詳しく解説します。

最後まで読めば、信頼できるクリニックや医師を選べるようになりますよ!ぜひ参考にしてくださいね。

この記事でわかること
  • クマ取り治療法ごとの失敗リスク
  • 失敗症例から学ぶ!きれいに修正する方法
  • クマ取り整形を失敗しないためのポイント
関連記事

目の下のクマにお悩みの方の中には、どのような治療法が最適なのか、どこのクリニックで治療を受けるべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、クマのタイプ別におすすめの治療方法やクリニックの選び方についてまとめました。[…]

クマ取りをする前にリスクや副作用を十分に理解し、適切なクリニックを選びましょう。
【参考】
消費者庁:美容医療を受ける前にもう一度
厚生労働省:美容医療サービスチェックシート
国民生活センター:増加する美容医療サービスのトラブル

クマ取り整形の失敗リスクとは?治療法ごとに解説

黒クマ
黒クマ
青クマ
青クマ
茶クマ
茶クマ
特徴目の下の凸凹で陰影ができている目の下の皮膚が薄く内部の血管が透けて見える目の下の皮膚にメラニン色素が沈着
原因骨格や加齢によって、眼窩脂肪が突出寝不足や疲れ、ストレスによる血行不良紫外線や過度の摩擦によるダメージ

画像引用元:ナルビューティークリニック

クマ取り整形といっても、クマには大きく分けて「黒クマ」「青クマ」「茶クマ」の3種類があります。

黒クマは、加齢や骨格による目の下のたるみや膨らみが影となり黒く見えるものです。

青クマは、血行不良で目の下の毛細血管が透けて青や紫色に見え、寝不足や疲れ、ストレスが原因になります。

茶クマは、紫外線や摩擦によるダメージで、メラニンが沈着し茶色く見えるものです。

クマの種類によって治療法が異なり、それぞれに失敗リスクも伴います

経結膜下脱脂法脂肪注入裏ハムラ法ハムラ法ヒアルロン酸注射
効果のあるクマ黒クマ黒クマ、青クマ、茶クマ黒クマ黒クマ黒クマ、青クマ
特徴まぶたの裏側から脂肪を取る身体の他の部分から脂肪を注入しふっくらさせるまぶたの裏側から脂肪を移動し平滑化する目元の表皮を切開して脂肪を移動させる肌のハリや弾力を取り戻しクマを目立たなくする
メリット傷跡が目立ちにくい自然なふっくら感を実現根本的な改善が期待。表に傷は残らないたるんだ目の下の皮膚を同時に切除可ダウンタイムが少なく手軽にできる
失敗リスク目の下の凹みが目立つ
しわやたるみが増加
効果を実感できない
脂肪がしこりになる
脂肪が定着しない
左右で仕上がりが違う
目の下が凸凹になった
しわやたるみの悪化
違和感や引きつれ感
傷跡が目立つ
ダウンタイムが長い
あっかんべー状態
チンダル現象
不自然な膨らみ
効果の持続期間が短い

クマ取り施術ごとの特徴や失敗リスクをまとめました。

各治療法の失敗を正しく理解し、不安を解消した上で、納得のいくクマ取り整形を選びましょう。

クマ取り整形で失敗した例やリスクを詳しく解説します。

参考文献:
独立行政法人 国民生活センター 美容医療の基礎知識2024年3月号(No.139)「第5回 美容医療のボッタクリ商法に気をつけて!-包茎手術、目の下のクマ取り・たるみ取り手術-」内の「目の下のクマ取り・たるみ取り手術」より、クマの種類や施術方法についての記載を参考

クマ取りの経結膜下脱脂法の失敗リスク

経結膜下脱脂法

画像引用元:SBC湘南美容クリニック

経結膜脱脂法とは、目の下の膨らみ(目袋)やたるみを改善する施術で、まぶたの裏側から眼窩脂肪を取り除く手術です。

この治療法は、特に黒クマの解消に効果的とされ「外見を手軽に若返らせたい」と考える、多くの方に選ばれています。

クマ取り整形後のダウンタイムも比較的短く、1~2週間ほどで日常生活に支障なく戻れる点も大きなメリットです。

しかし、経結膜下脱脂法にはいくつかの失敗リスクが伴います。

たとえば、眼窩脂肪の取りすぎや不均一な除去により、凹みや凸凹が生じることも。以下で、失敗リスクについて詳しく解説します。

経結膜下脱脂法の失敗1|目の下の凹みが目立つ

眼窩脂肪を過剰に除去してしまうと、目の下に凹みが生じ、かえって影が目立つことがあります。

これによりクマ取り整形をしたにも関わらず、顔全体が疲れて見えたり、老けた印象を与えたりすることも。

特に、脂肪の取り過ぎや不均一な除去が行われた場合、目元に凸凹ができやすく、黒クマが強調されるリスクが高まります。

このような失敗リスクを避けるためには、目の下の脂肪の分布を正確に評価し、適切な量を丁寧に除去することが不可欠です。

経結膜下脱脂法の失敗2|しわやたるみが増加する


眼窩脂肪を取り除いた後、目の下に皮膚の余剰がある場合、しわやたるみが目立つ可能性があります。

特に、年齢による皮膚の弾力の低下が進んでいる場合、このリスクは高まります。

このような失敗は、脂肪除去のみに頼った治療法では皮膚の状態が改善されないため、高齢の患者や皮膚が薄い患者に多い失敗です。

しわやたるみのリスクを最小限に抑えるためには、クマ取り整形前に皮膚の状態を慎重に見極め、必要に応じて他の施術を組み合わせることが推奨されます。

経結膜下脱脂法の失敗3|効果を実感できない

経結膜下脱脂法を行った後でも、クマやたるみの改善効果を実感できない場合があります。

特に、頬の脂肪が下垂している、または減少している場合、目の下と頬の間にできる凹みは改善しにくく、クマが解消されないことがあります。

この場合は、他のクマ取り整形を検討したり、他の施術の併用を考えたりすることが重要です。

「効果が実感できない」と失敗しないためにも、まずはカウンセリングで自分に適した治療法かよく話し合いましょう。

クマ取りの脂肪注入の失敗リスク

脂肪注入

画像引用元:ナルビューティークリニック

脂肪注入は、自分の身体の他の部位から採取した脂肪を目の下に注入することで、クマやたるみを改善する治療法です。

この施術は、黒クマや青クマ、茶クマなど、ほとんどのクマの種類に対応しており、幅広い効果が期待されます。

自家組織を使用するため、拒絶反応のリスクが低く、長期的な効果が期待できる点が大きなメリットです。

さらに、他のクマ取り整形と組み合わせることも多く「ふっくらとした自然な目元を手に入れたい」という多くの患者に支持されています。

ダウンタイムも1~2週間程度と比較的短く、手軽に受けられる点も魅力です。

しかし、脂肪注入にもいくつかの失敗リスクがあります。以下で詳しく解説していきます。

脂肪注入の失敗1|脂肪がしこりになる


脂肪注入によるクマ取り整形の失敗で、しこりができることが挙げられます。

これは、注入された脂肪が適切に定着しなかったり、脂肪が不均一に配置されたりすることが原因です。

特に、脂肪が均等に分散されず、一部に集中することで、しこりや隆起が発生するリスクが高まります。

このような失敗を避けるためには、脂肪を適切に採取・処理し、経験豊富な医師によって均一に注入されることが重要です。

参考文献:
Shoaib Ugradar, MD, Yao Wang, MD, Amy Patel, MD, John B Holds, MD, Raymond Douglas, MD, PhD, Guy Massry, MD「The Management of Lumps, Bumps, and Contour Irregularities of the Lower Eyelid and Cheek After Poor Outcome Fat Transfer」Aesthetic Surgery Journal, Volume 43, Issue 6, June 2023, Pages 633–642内の「脂肪が不均一に配置されしこりが生じるリスク」についての記載を参考

脂肪注入の失敗2|注入した脂肪が定着しない

脂肪注入によるクマ取り整形では、注入した脂肪が体内に吸収され、期待した効果が持続しないことがあります。

これは、脂肪の定着率が手術技術や患者の体質、注入部位などさまざまな要因に左右されるためです。

一般的に、脂肪の定着率は約30~80%とされ、すべてが定着するわけではありません。

一時的にはクマ取り効果が見られても、数ヶ月後には元の状態に戻ってしまうこともあります。

脂肪の定着率を高めるには、適切な採取・精製・注入の技術が不可欠です。また、複数回に分けて施術を行うことで、より安定した結果を得られる可能性が高まります。

参考文献:
Qianwen Lv, Xin Li, Yue Qi, Yunpeng Gu, Zhenjun Liu, Gui-E Ma「Volume Retention After Facial Fat Grafting and Relevant Factors: A Systematic Review and Meta-analysis」Aesthetic Plast Surg. 2021 Apr;45(2):506-520.doi: 10.1007/s00266-020-01612-6. Epub 2020 Jan 15.内に「顔面脂肪移植を受けた患者の体積保持率は26~83%で、平均追跡期間は3~24ヶ月」との記載あり

脂肪注入の失敗3|左右で仕上がりが異なる


脂肪注入によるクマ取り整形後、左右の仕上がりが異なる場合もあります。

これは、左右に均等に脂肪が注入されなかったり、定着具合に差が生じたりすることが原因です。

この失敗リスクを防ぐためには、施術を担当する医師が左右のバランスを慎重に見極め、適切に脂肪を注入する必要があります。

クマ取りの裏ハムラ法の失敗リスク

裏ハムラ法

画像引用元:東京美容外科

裏ハムラ法とは、別名「経結膜的眼窩脂肪移動術」といわれ、まぶたの裏側(結膜側)を切開して、眼窩脂肪を凹んでいる部分に移動させるクマ取り整形です。

経結膜下脱脂法や脂肪注入と比較して手術が複雑であるため、ダウンタイムがやや長引く傾向があります。

個人差がありますが、1~3週間ほどと覚えておきましょう。

では、黒クマに有効な裏ハムラ法の失敗リスクについても深堀していきます。

参考文献:
R A Goldberg, C Edelstein, N Shorr「Fat repositioning in lower blepharoplasty to maintain infraorbital rim contour」Facial Plast Surg.1999;15(3):225-9. doi: 10.1055/s-2008-1064322.
上記の裏ハムラ法の施術に関する内容を参考

裏ハムラ法の失敗1|目の下が凸凹になった

裏ハムラ法では、脂肪の移動が不均一に行われると、目の下に凸凹が生じることがあります。

目元に不自然な影ができ、結果的にクマが強調されてしまうのです。

裏ハムラ法は、移動できるだけの眼窩脂肪が少なすぎると、凹みをきれいに埋められず、凸凹になる失敗リスクが高まります。

逆に、凹みが少なく脂肪が多い場合は、黒クマをフラットにすることが難しくなります。

目元の状態を詳細に評価し、高い技術を持った医師にクマ取り整形をお願いすることが重要です。

裏ハムラ法の失敗2|しわやたるみの悪化

裏ハムラ法によるクマ取り整形後、予想外にしわやたるみが悪化することがあります。

これは、皮膚の弾力低下が原因で、眼窩脂肪が移動した部分の皮膚に余剰ができたためです。

この場合、脂肪注入を追加したり、ハムラ法に切り替えたりすることを検討してみましょう。

裏ハムラ法の失敗3|目元に違和感や引きつれ感が残る


裏ハムラ法の施術後、目元に違和感や引きつれ感が残ることがあります。

多くの場合、施術による組織のダメージや腫れ、内出血などが原因です。適切なアフターケアを行えば、回復を促進できます。

ただし、慎重にクマ取り整形が行われても、目元の神経に損傷が起こり、感覚障害が発生するリスクは完全に排除できません

この場合、通常は半年から1年以内に改善しますが、それ以上続く場合は担当医師に相談することが必要です。

クマ取りのハムラ法の失敗リスク

ハムラ法

画像引用元:東京美容外科

ハムラ法とは、眼窩脂肪を移動させるだけでなく、まぶたの皮膚側を切開し、余分な皮膚を取り除くことで目元のたるみを改善する施術です。

そのため、特に黒クマのたるみが強い方に有効で、他のクマ取り整形よりも長期的な効果が期待できます。

自然な仕上がりが得られることから人気ですが、複雑な施術で高い技術が必要なうえ、ダウンタイムが1ヶ月近くかかることもあります。

長期的な効果が期待できる反面、失敗リスクも伴うため、施術を検討する際には十分な理解が必要です。

以下で、ハムラ法の失敗リスクを詳しく解説していきます。

参考文献:
・Hamra ST「Arcus marginalis release and orbital fat preservation in midface rejuvenation」Plast Reconstr Surg.1995 Aug;96(2):354-62. doi: 10.1097/00006534-199508000-00014.
・Hamra ST「The zygorbicular dissection in composite rhytidectomy: an ideal midface plane」last Reconstr Surg.1998 Oct;102(5):1646-57. doi: 10.1097/00006534-199810000-00051.
上記のハムラ法の施術に関する内容を参考

ハムラ法の失敗1|傷跡が目立つ


ハムラ法では、外科的手術に伴う傷跡が残る可能性があります。

特に皮膚が薄い方や、ケロイド体質の方の場合、クマ取り整形後に傷跡が目立ってしまうリスクが高まります。

この失敗リスクを回避するためには、技術の高い医師を選び、傷のケアに十分注意を払うことが大切です。

ハムラ法の失敗2|ダウンタイムが思った以上に長くなる


ハムラ法は、他のクマ取り整形に比べ、侵襲性が高く、ダウンタイムが長引くことがあります。

早ければ2週間程度で腫れや内出血が収まるとされていますが、患者の体質や回復力によっては、思った以上にダウンタイムが長くなることも。

術前に十分な説明を受け、余裕を持ったスケジュール調整が必要です。

また、適切なケアを行うことで、回復を早める可能性があります。

ハムラ法の失敗3|あっかんべーの状態(外反)になる

ハムラ法では、目の下の皮膚が外側に引っ張られ、あっかんべーのような状態(外反)になることがあります。

これは、過度な皮膚の切除や、不適切な縫合が原因です。

外反状態は、目の下の白目が露出してしまい、見た目に大きな影響を及ぼすだけでなく、ドライアイや違和感を引き起こすことがあります。

適切な切開ラインや手術後のケアが、失敗リスクを最小限に抑える鍵になります。

クマ取りのヒアルロン酸注射の失敗リスク

ヒアルロン酸注入

画像引用元:水の森美容クリニック

ヒアルロン酸注射は、クマ取り整形の中でも比較的手軽に受けられる人気の施術です。

青クマや黒クマの改善に効果的とされ、目の下にヒアルロン酸を注入することで、クマの凹みをふっくらさせ、若々しい目元を作り出します

さらに、ダウンタイムがほとんどなく、施術後すぐに日常生活に戻れるという点も大きなメリットです。

しかし、ヒアルロン酸注射にはいくつかのデメリットや失敗リスクも伴います。

たとえば「効果の持続期間が短いため、根本的な改善にはつながらない」など。以下で、ヒアルロン酸注射の代表的な失敗リスクについて解説します。

ヒアルロン酸注射の失敗1|チンダル現象でよりクマが目立つ

チンダル現象
ヒアルロン酸注射では、注入したヒアルロン酸が透けて見える「チンダル現象」が起こることがあります。

この現象が起こると、目の下が青っぽく見え、かえってクマが目立ってしまいます。

チンダル現象の失敗を防ぐためには、注入するヒアルロン酸の量と深さを適切に調整することが重要です。

ヒアルロン酸注射の失敗2|不自然な膨らみができる

ヒアルロン酸注射のクマ取り整形後、注入部位に不自然な膨らみができてしまうことがあります。

これは、注入量が多すぎたり、注入位置が不適切だったりすることが原因です。

適切な注入量と正確な注入位置の把握が重要です。また、段階的な注入を行うことで、より自然な仕上がりを目指すこともできます。

ヒアルロン酸注射の失敗3|効果の持続期間が短い

ヒアルロン酸注射の効果は一時的で、一般的には半年から1年間で吸収されます。

この持続期間は、個人の代謝速度やライフスタイル、注入されるヒアルロン酸の種類に左右されます。

「効果の持続期間が短い」という失敗を避けるためには、適切なヒアルロン酸の選択と適量の注入が重要です。

また、定期的なメンテナンスも忘れてはいけません。

【画像あり!】クマ取り整形の失敗例を解説

クマ取り整形は若々しい印象を手に入れられる人気の美容施術です。

しかし、ここまで説明してきたように失敗リスクはゼロではありません

ここでは、クマ取り整形で失敗し、違うクリニックにて修正した症例を3つ紹介します。万が一の失敗時の対策として、ぜひチェックしてみてくださいね。

経結膜下脱脂法で脂肪を取りきれていなかった

クマ取り整形失敗例1

クマ取り整形修正の詳細

30代女性
【目の下の脂肪取り(経結膜下脱脂法)】
◆処置方法:下眼瞼結膜に小切開し、内中外側の眼窩脂肪をバランス良く摘出。止血を確認し、結膜の創部は縫合しない。
◆リスク・副作用:術後の浮腫、痛み、内出血、結膜出血&浮腫、目袋の残存&再発、凹み変形、麻酔&外眼筋損傷による複視、球後出血による失明。
◆費用:330,000円(税込)

引用:聖心美容クリニック

この症例は、経結膜下脱脂法と数回のヒアルロン酸注入後、違和感を感じてヒアルロン酸を溶かした失敗例です。

Before写真では、目の下に膨らみが残っており、理想の目元に達していませんでした。

他院修正として聖心美容クリニックでクマ取り整形を受け、After写真は修正から1年後の状態です。

目袋が解消し、涙袋が強調された理想的な目元に仕上がっていますね。

残存した眼窩脂肪を取り除く経結膜下脱脂法のみで、滑らかで若々しい目元ラインが実現しました。

ヒアルロン酸注射で不自然なふくらみができた

クマ取り整形失敗例2

クマ取り整形修正の詳細

30代女性
【ヒアルロン酸分解・溶解(ヒアルロニダーゼ注射)】
◆概要:ヒアルロニダーゼとは、ヒアルロン酸を加水分解する酵素のことです。
ヒアルロン酸の分子と分子の間に働き、その結合を切断することで分解が行われます。
ヒアルロン酸を入れた場所にピンポイントで1回注入することで、ヒアルロン酸だけを分解することができます。
体内の他の物質には影響や害がない安全な成分です。
◆リスク・副作用・合併症:内出血(注射針が血管に当たってしまった場合) / アレルギーが生じる可能性
◆費用:165,000円(税込)

引用:高須クリニック

この症例は、ヒアルロン酸注射によるクマ取り整形の失敗例です。

Before写真では、左側が不自然に膨らんでしまいました。

原因として、安価なヒアルロン酸の使用や、注射技術の不足が考えられます。

After写真は、他院修正として高須クリニックで左側にヒアルロニダーゼを注射し、1ヶ月後の状態です。

ヒアルロニダーゼによりヒアルロン酸が分解され、腫れもほとんどなく自然な目元に戻りました

ヒアルロン酸注射でよりクマが目立ってしまった

クマ取り整形失敗例3

クマ取り整形修正の詳細

60代女性
【ヒアルロン酸の除去(ヒアルロニダーゼ注入)_若返り】
◆施術内容:麻酔もしくはクーリング後に注射針を穿刺しヒアルロニダーゼを注入。
◆リスク・副作用:注入部分に内出血、周辺部に赤みや腫れなどが出現する可能性がありますが、時間の経過と共に解消されます。ただし、 赤みや腫れが持続する場合には、アレルギーなどの可能性がございますので、早めに当院医師の診察をお受けください。
【下眼瞼切開術/下眼瞼除皺術/ハムラ法】
◆施術内容:皮膚切除し、症状に応じて眼窩脂肪を適量切除し、隔膜を頬骨に固定する。
◆リスクや副作用:術後の浮腫、痛み、内出血、結膜出血、結膜浮腫、下眼瞼外反症、傷痕、一時的な流涙やドライアイ、目尻の引き攣れ、異常知覚症、tear troughの増強、色素沈着
【プレミアムPRP皮膚再生療法(目元のくぼみ・たるみ)】
◆施術内容:麻酔クリームおよびブロック麻酔後、極細の鋭針や鈍針などで慎重に注入。【成分】患者様自身の、PRP(多血小板血漿)に成長因子(ヒト線維芽細胞増殖因子)、塩化カルシウム。
◆リスクや副作用:浮腫、痛み、斑状出血、皮下結節、皮下色素沈着、アレルギー反応、異常増殖、悪性腫瘍の既往がある場合腫瘍の増大。
◆費用総額:
ヒアルロン酸の除去(ヒアルロニダーゼ注入)_若返り⇒52,800円(税込)
下眼瞼切開術/下眼瞼除皺術/ハムラ法⇒561,000円(税込)
プレミアムPRP皮膚再生療法(目元のくぼみ・たるみ)⇒325,600円(税込)
合計:939,400円(税込)

引用:聖心美容クリニック

この症例も、ヒアルロン酸注射によりクマ取り整形を失敗した、60代女性の症例です。

Before写真では、ぼっこり膨らんだ目元が不自然に大きく見えます。

After写真は、他院修正として聖心美容クリニックでクマ取り整形を行い、1年3ヶ月後の状態です。

まずヒアルロン酸を除去し、ハムラ法で再施術

しかし、以前の手術の影響で隔膜が不足していたため、瘢痕化した組織を反転させ隔膜の代わりに、骨に固定するという工夫が施されました。

さらに、PRP注射(患者自身の血液から抽出した成長因子を肌に注入する治療法)を9ヶ月後に追加し、自然な仕上がりと患者の満足が得られた症例です。

クマ取り整形で失敗しないための3つのポイント

クマ取り整形にはさまざまな治療法があり、クマの種類や患者の状態によって適切な方法を選ぶ必要があります。

そのため、治療の失敗リスクを最小限に抑えるには、医師の経験、技術力、そしてクリニックの対応が重要です。

ここでは、失敗しないために確認しておきたい3つのポイントについて解説します。

1.カウンセリングに力を入れているか

カウンセリングチェックポイント
クマ取り整形で失敗しないためには、カウンセリングが丁寧かどうかが大切です。

医師が時間をかけて、患者の希望や不安に耳を傾け、適切なアドバイスを行ってくれるかがポイントになります。

特に、リスクやデメリットについても正直に説明し、無理に施術を進めない姿勢が重要です。

また、カウンセリング当日に契約を急かさないクリニックは信頼できますね。

2.クマ取り整形の実績や症例はどうか

症例実績チェックポイント
クマ取り整形の実績や症例の豊富さは、信頼できるクリニック選びにおいて重要な指標です。

特に、施術経験が多い医師は、多様な症例に対応でき、個々の状態に合わせた最適な治療ができます。

万が一のトラブルにも、迅速に対応してくれる可能性が高いです。

また、症例写真を確認することで、医師の技術力や施術後の仕上がりを具体的にイメージでき、安心感が増しますよ。

3.新しい技術を積極的に取り入れているか

美容医療は日々進化しており、最新の技術を導入しているクリニックを選ぶことで、より高品質な治療が受けられます

たとえば、脂肪注入技術では、定着率の高い「コンデンスリッチファット」や「マイクロナノファット」が登場しています。

こうした新しい技術に対応しているかどうかは、治療の選択肢を広げ、最適な結果を得るために重要なポイントです。

また、医師が日本形成外科学会や日本美容外科学会(JSAS、JSAPS)などに所属している場合、最新の知識や技術を持っている可能性が高いといえます。

信頼性の高い医師選びに役立つため、所属学会や保有資格もチェックしましょう。

日本形成外科学会・日本美容外科学会(JSAS)(JSAPS)について
日本形成外科学会日本美容外科学会(JSAS)日本美容外科学会(JSAPS)
専門分野体の形態を修復・再建する分野。外傷治療や美容外科も含む美容医療に特化した学会。美容外科の発展と安全性向上が目的形成外科学会を基盤。JSASより厳しい基準
入会条件形成外科に一定期間勤務歴があり、評議員2名の推薦が必要日本の医師免許を持ち、正会員2名の推薦が必要。入会しやすい形成外科学会正会員であり、評議員の推薦が必要
専門医制度2年間の初期臨床研修終了後、4年間の研修と試験合格が必要一定の経験と知識を持つ医師が専門医として認定される形成外科専門医取得後、さらに長期間の修練と厳しい審査を経て認定

日本美容外科学会には「JSAS」と「JSAPS」の2つが存在し、多くの美容外科医が所属しています。

JSASは医師免許があれば比較的加入しやすい一方で、JSAPSは形成外科を基盤にしており、加入基準が厳しいです。

どちらも美容外科の発展に貢献していますが、医師の専門性やキャリア目標によって選ばれます。

また、形成外科専門医は解剖や縫合技術に優れており、名医を見極める際の重要な資格です。

※参考:
一般社団法人 日本形成外科学会
一般社団法人 日本美容外科学会JSAS
一般社団法人 日本美容外科学会JAPAS
上記を参考に、各学会における入会条件や専門医資格について記載しています。

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クマ取り整形の失敗に関するよくある質問

ここまで、クマ取り整形の治療法ごとの失敗リスクや症例、失敗しないためのポイントについて解説してきました。

最後に、クマ取り整形の失敗に関するよくある質問に答えていきます

「40代・50代の目の下のたるみ取りは後悔する」って本当?

40代・50代での目の下のたるみ取りは、後悔するリスクもあります

年齢による皮膚のたるみや回復力の低下が影響し、過度な脂肪除去によって目元が不自然になることがあるためです。

特にたるみが多く、皮膚が薄い場合は術後に違和感を感じやすくなります。

クマ取り整形の失敗を防ぐには、経験豊富な医師による適切な治療法の選択が重要です。

信頼できるクリニックで、十分なカウンセリングを受けましょう。

助けて!目の下の脱脂に失敗した場合の修正方法は?


目の下の脱脂に失敗すると、過度な凹みや不自然な膨らみが残る場合があります。

修正方法としては、凹みを改善するために脂肪注入やヒアルロン酸注入を行い、膨らみが残っている場合は再度脱脂を検討します。

クマ取り整形の失敗リスクを最小限に抑えるためには、修正手術に実績のある医師を選び、慎重に相談することが重要です。

クマ取り整形後のダウンタイムはどれくらい?

クマ取りダウンタイム

クマ取り整形後のダウンタイムは、施術方法や個人差によりますが、一般的に1〜2週間です。

たとえば、経結膜下脱脂法や脂肪注入では約1〜2週間、ハムラ法では2〜3週間が目安とされています。

腫れや内出血のピークは、施術後2〜3日目ですが、1週間程度で徐々に落ち着くことがほとんどです。

完全に回復するまでには1ヶ月ほどかかることが多く、適切なケアを行うことで、回復を早めることもできますよ。

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クマ取りのダウンタイムまとめ!症状や過ごし方を解説

クマ取り整形の失敗を振り返る

この記事のまとめ
  • クマ取り整形の治療法ごとに失敗リスクが伴う
  • 失敗しても修正できる可能性あり
  • カウンセリングの丁寧さや実績・症例などでクリニックを選ぶ

クマ取り整形は、クマの種類や皮膚の状態に応じて最適な治療法が選ばれます。

ただし、治療法ごとに失敗のリスクがあるため、慎重な選択が必要です。

失敗を避けるためには、実績豊富で症例数が多いクリニックに依頼するのが安心です。

対応力のあるクリニックなら、満足のいく仕上がりが期待できますよ。

また、丁寧なカウンセリングを行い、親身になって対応してくれるクリニックも信頼できます。

複数のクリニックを比較し、納得のいくクリニックで施術を受けましょう

【参考文献】