糸リフトの効果は半永久的?リフトアップを持続させる方法を紹介

加齢などによる顔のたるみが気になる人には、糸リフトはメリットの多い美容整形術です。

皮膚の下に特殊な糸を挿入して皮下組織を牽引しフェイスラインを整える方式で、効果がすぐに表れるので人気があります。

しかし、糸リフトの効果は一定期間を過ぎると薄れていき、半永久的に続かないことが、大きなデメリットです。

この記事では糸リフトの効果が永続しない点について解説しています。

糸リフトの効果を少しでも長持ちさせるノウハウや、リフトアップの効果を半永久的に得るための方法についても紹介しました。

この記事を最後まで読んで、理想のフェイスラインを持続させていきましょう。

この記事でわかること
  • 糸リフトの効果に永続性がない理由や効果の持続期間
  • 糸リフトの効果を少しでも長持ちさせる方法
  • 顔のリフトアップの効果を半永久的に持続させる方法

【当サイト厳選】糸リフトがおすすめの人気クリニック3院

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著者情報(ウィズビューティー編集部)beauty-column編集部
美容整形コンテンツチーム
さまざまな美容整形に関する情報や口コミ、施術ごとに各クリニックの名医を日々徹底調査。悩みを抱える読者の方にお役立ち情報を発信中。
糸リフトをする前にリスクや副作用を十分に理解し、適切なクリニックを選びましょう。
【参考】
消費者庁:美容医療を受ける前にもう一度
厚生労働省:美容医療サービスチェックシート
国民生活センター:増加する美容医療サービスのトラブル

糸リフトは小顔になれる整形術!ただし半永久には続かない

糸フリフトの特徴

糸リフトは、顔の皮膚のたるみを引き締めるために、特殊な糸(リフト糸)を皮膚の下に挿入します。

リフト糸の芯の周りにコグと呼ばれる突起が数多く付随しており、皮下組織をコグにひっかけて上方に牽引して、たるみを引き上げる仕組みです。

たるんだ部分が引きあがることで、フェイスラインを整えて小顔に変わることができます。

切開を伴わないためダウンタイムが短く、施術直後から効果が実感できる人気の整形術です。

しかし、大きな欠点としては、効果の持続期間が限定されていることがあげられます。

1回の糸リフトの施術の効果は施術後から半年~5年の間に消えてしまい、半永久的に続くことはありません

効果を維持するためには再度の施術などの追加の対策が必須です。

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糸リフトの最大のデメリットは効果が永続しないこと!その理由を解説

多くのメリットがある糸リフトですが、最大のデメリットは効果が永続しないことです。

ここでは、糸リフトの効果が半永久的には続かない理由について解説します。

体内で溶けるリフト糸は吸収・分解されたら効果が消えていく

体内での糸リフトの過程と効果の関係
糸リフトの施術で使用されている糸の多くは、外科手術での縫合用に使用されるような、体内で分解・吸収される材質を使用しています。

皮下組織内に挿入後、体内で徐々に溶けていくため、異物として残留することがなく感染症などの可能性が低い点がメリットです。

ただし、体内で分解される過程で徐々にリフト糸としての機能は弱くなり、リフトアップの効果が薄れていきます。

溶け切ってしまえば効果は消えるため、糸リフトの効果の持続期間は、糸が体内で溶け切るまでの期間を超えることはありません

効果の持続期間は糸の材質によって異なる

糸の材質使用している糸の名称効果の持続期間の目安
PDO(ポリジオキサノン)アンカーリフト
アンカーPlus
テスリフト
N-COG(ニュートンコグ)リフト
半年~1年
PCL(ポリカプロラクトン)ボブリフト
G-Cogプレス
アンカーMAX
アンカーDXダブル
2~3年
PLLA(ポリ乳酸)ミントリフト
アルテミスリフト
1~2年

体内で溶ける糸を使用した糸リフトの場合、効果の持続期間はリフト糸の材質の種類によります。

現在使用されている主な材質はPDO・PCL・PLLAの3種ですが、体内で分解・吸収される時間がそれぞれ異なるため、糸の効果の持続時間も違います。

3種の中で体内で最も早く分解・吸収されるのはPDO(ポリジオキサノン)を使用した糸です。

最もポピュラーで安価な糸ですが、半年から1年でリフトアップの効果は消えていきます。

体内で溶けるのが最も遅いのはPCL(ポリカプロラクトン)です。

溶け切るまで2~3年かかるため、PDOよりも長く効果が維持できます。

PLLA(ポリ乳酸)を使ったリフト糸は1~2年で分解・吸収されます。

強い牽引力があるため、頬などの大きなパーツのフリフトアップに使用されることが多い材質です。

参考文献:
・MINT社発表資料How Long Do PDO Threads Last?ではPDO系の糸の効果は通常6〜8か月続くと記載
・Wiley Open Access Collection所蔵の論文Efficacy study of the new polycaprolactone thread compared with other commercialized threads in a murine modelには、PCL系の糸がPDO系やPLLA系と比較してゆっくり吸収されることが記載されている

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糸リフトにはどんな種類がある?特徴と効果を解説

体内で溶けないリフト糸でも効果は永続しない

体内で溶けないリフト糸でも効果は永続しない
体内で溶けない材質を使用したリフト糸もあります。

最も多く使われているのはスレッドリフトで、糸の芯の部分がポリエステル、糸の周辺部とコグの部分がシリコンで作られています。

体内で分解・吸収されることがないため、リフトアップの効果が長続きしますが、それでも永続しません。

糸自体の牽引力の劣化や、加齢による顔の皮膚のゆるみの進行などから、施術後3~5年で糸リフトの効果が感じられなくなります

糸リフトの効果を長持ちさせる方法

ここまで解説したように、糸リフトの効果は半永久的に続くわけでありません。

それでも、施術の効果は少しでも長く維持したいですよね。

ここからは、1回の糸リフトの施術による効果を少しでも長持もちさせる方法を紹介します。

効果の持続期間が少しでも長い糸を選ぶ

おすすめの糸
  • ボブリフト
  • G-Cogプレス
  • スプリングスレッド

1回の糸リフトの施術の効果をなるべく長く維持する最もシンプルな方法は、効果の持続期間が少しでも長いリフト糸を選択することです。

体内で分解・吸収される糸であれば、素材としてPCLを使った糸を選びましょう。ボブリフトやG-Cogプレスがおすすめです。

また、体内で溶けることなく残り続けるスプリングスレッドであれば、3~5年の間効果の維持が期待できます

ただし、希望通りのフェイスラインを実現するために他の糸が適している場合もあるので、糸の選択時は担当医師としっかりコミュニケーションをとりましょうね。

一回の施術で多数の糸を使用する

一回の施術で多数の糸を使用するのも、糸リフトの効果を少しでも長持ちさせるのに有効です。

糸リフトでは、患者の希望通りのフェイスラインを実現するために複数本の糸を使用するのが一般的です。

糸が多く使用されていれば、期間が経過したあとの糸の残存確率が上がるため、効果が長く維持されることが期待できます

しかし多くの糸を使用しても、糸の材質による効果の持続期間の目安を大きく超えることはできません

どの程度の本数の糸が適切かは、担当医師と事前に相談して決めましょう。

施術後しばらくは施術部位になるべく触らない

糸リフトの効果維持のため施術後に注意すべきこと

糸リフトは、糸の周囲に形成されたコグに絡んだ皮下組織を、糸の牽引力で引き上げる仕組みです。

十分な効果を得るには、コグが皮下組織にしっかり絡んだ状態でなじむことが重要です。

そのため、糸リフトの施術から1~2か月間は、なるべく施術部位に触らないように心がけましょう。

口を大きく開くことも、コグと皮下組織のズレを引き起こすため、避けるべきです。

寝るときも仰向けを心がけて、顔のマッサージやエステも控えるのがおすすめですよ。

脂肪吸引やHIFUなどの他の施術を併用する

糸リフトと併用したい施術

糸リフト単独ではなく、他の施術を組み合わせることで、糸リフトの効果を強化したり長持ちさせたりすることができます。

顔のたるみの原因となっている脂肪を物理的に除去する脂肪吸引は、糸リフトと相性がよい施術のひとつです。

基本となるフェイスラインを脂肪吸引で改善した状態で糸リフトを行うことで、より理想的なフェイスラインに近付けます

HIFUも糸リフトとの併用がおすすめです。

HIFUは、超音波を利用して皮膚の深層に熱エネルギーを加え、コラーゲンやエラスチンの生成を促進する施術です。

糸リフトの後にHIFUで皮膚を引き締めると、糸リフトによるリフトアップの効果を長持ちさせることができます。

リフトアップの効果を半永久的に持続させる方法

ここまで糸リフトによる効果をすこしでも長持ちさせる方法を紹介してきました。

どれも有効な方法ですが、糸の材質によって決まる持続期間を大きく超えて、半永久的な効果は得られません。

ここからは、永続的な効果が欲しい場合に選択できる方法を紹介します。

定期的に糸リフトのリピート施術を行う

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※2022年7~8月 TCB東京中央美容外科のLINE公式アカウントでのアンケート結果

糸リフトの効果を半永久的に持続させる本質的な方法は、糸リフトの効果が切れる前に再施術を受けることです。

糸リフトで長期間の効果を狙うなら、1回の施術だけでなく、リピートの施術までを考えておきましょう。

糸リフトのリピート施術で特におすすめなのがTCB東京中央美容外科です。施術の満足度が高くリピート希望の患者が多いのが特徴です。

TAクリニックSBC湘南美容クリニックは、糸リフトのリピート施術向けの割引プランを用意しています。

2回目以降の糸リフトがお得に受けられるので、こちらもおすすめですよ。

糸リフトではなくフェイスリフトを検討する

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永続的な効果を狙うなら、糸リフトではなくフェイスリフトを検討してみましょう。

フェイスリフトは、顔の皮膚のたるみをとるために、皮膚の一部を切開して引き上げる施術です。

切開が伴うのでダウンタイムが長く、糸リフトと比較して費用もかかるのですが、半永久的な効果が期待できます

フェイスリフトでおすすめなのはTCB東京中央美容外科品川美容クリニック東京美容外科です。

TCB東京中央美容外科はダウンタイムが短いミニフェイスリフトが人気です。

もちろん、通常のフェイスリフトで顔全体のたるみをしっかり取り除くこともできます。

品川美容クリニックは、フェイスリフトの施術の選択肢が広いのが特徴です。

皮膚の一部を切開する1dayリフトから、顔全体のたるみを解消するトータルフェイスリフトロングまで、さまざまなバリエーションがありますよ。

東京美容外科は、皮膚だけでなくその下の組織まで引き上げる施術が特徴です。しっかりと効果が出るので安心です。

まとめ

糸リフトの効果の永続性に関するまとめ
  • 糸リフトの最大のデメリットは効果が永続しないこと
  • 糸の材質によって効果の持続期間は異なるが、半永久的には続かない
  • 1回の糸リフトの効果を長持ちさせるには、施術直後は施術部位にさわらないこと
  • 半永久的な効果を得るなら、糸リフトのリピート施術かフェイスリフトを検討する

この記事では、糸リフトの効果が永続しない点について解説しました。

糸リフトの効果を少しでも長持ちさせるノウハウや、リフトアップの効果を半永久的に得る方法についても紹介しています。

糸リフトはダウンタイムが短い上にすぐに効果が実感できる点が人気の施術です。

しかし、効果を持続させるには定期的なリピート施術が必要になるため、長期的な視点も加味して検討しなければなりません。

この記事を参考にして、理想のフェイスラインを長く持続させていきましょう。