皮膚にできる突起物「いぼ」は、突然身体のさまざまな部位にできてしまいます。
特に顔や首など人の視線が集まりやすい部位のいぼは目立ちやすいため、コンプレックスに感じる方もいるでしょう。
本記事では、顔、首のいぼの除去方法を解説します。
こんなお悩みはありませんか？
日々スキンケアを欠かさないようにしているのに、気づいたらいつの間にかできてしまっている「いぼ」。
目立ちにくい場所ならまだしも、顔や首周りにいぼができると、なんだか気分も落ち込んでしまいます。
凹凸のあるいぼは、メイクでは隠し切れず、精神的にもダメージが強く残ってしまうでしょう。
しかし、いぼは医療機関での施術により除去が可能で、なかには保険適用がされるものもあります。
いぼに悩んでいる方は、お近くのクリニックを受診してみましょう。
いぼとは？
皮膚が盛り上がって突起物のようになった状態を一般的にいぼといいますが、医学用語では「疣贅（ゆうぜい）」と呼ばれています。
いぼはウイルス感染によりできるものと、加齢や体質によってできる2つの原因があります。
基本的には良性であり、いぼはそのまま身体に残していても問題ないとされていますが、色むらがある場合や皮膚との境目があいまいな場合は悪性の可能性も捨てきれません。
顔や首のいぼが気になったら早めに医療機関を受診しましょう。
顔、首のいぼ除去方法と治療費用
顔、首にできるいぼの除去には大きく分けて「炭酸ガスレーザー」「冷凍凝固術」「切除手術」の3つの方法で除去ができます。
炭酸ガスレーザー
細胞の水分に反応することで生まれる熱エネルギーを活用し、いぼを蒸散させて削り取る炭酸ガスレーザーは、瞬間的にいぼの組織を除去することが可能です。
痛みが少なく、出血をしないことからいぼの除去方法のなかでも人気の高い施術方法です。
1つのいぼに対して5～10分ほどの治療を行います。
大きないぼを除去する場合には局所麻酔を用いることもありますが、基本的には保険適用外です。
相場は1つあたり3,000円～1万円（税込）です。
冷凍凝固術
多くのいぼ治療に用いられている冷凍凝固術では、主に液体窒素を使用します。
冷凍凝固術ではウイルス性のいぼの治療に用いられることが多いのですが、首いぼの場合ほとんどが加齢に伴うもので、液体窒素を使うと施術後に色素沈着を起こす可能性があります。
また、麻酔を使用しないため治療中の痛みが伴い、なおかつ繰り返し通院していただく必要があります。
冷凍凝固術では1つのいぼに対して10～20分ほど施術に時間がかかります。
しかし保険適用になるため、価格を抑えたい方におすすめの治療法です。
いぼのサイズによって異なりますが、相場は1,000～3,000円（税込）ほどです。
切除手術
首や顔にできたいぼは、メスを用いた手術で切除することも可能です。
メスを使うことで根本的にいぼを取り除くことができ、治りにくいいぼの改善が見込めます。手術には局所麻酔を使うため、痛みが心配な方でも安心して手術に臨めます。
切除手術では保険適用がされるため、比較的に価格も抑えられるのが特徴です。
相場は約1万円（税込）前後です。
顔、首のいぼ除去にかかる期間
顔、首いぼの除去の期間は、治療方法によって異なります。
炭酸ガスレーザーでいぼを除去した場合、ウイルス性だと4～5週間かけて傷が治癒します。
加齢に伴ういぼでしたら約3ヵ月で治療が完了します。
冷凍凝固術で治療を行う場合、3ヵ月の間隔をあけて数回通っていただく必要があります。
切除手術でいぼを取り除いた場合は、1週間後に抜糸をします。その後経過観察を行い1～3ヵ月で治療が完了します。
顔、首のいぼ除去のよくある質問
Q1.通院はどれくらい必要ですか？
顔や首のいぼの除去の場合、1回の治療で完了をしますが、冷凍凝固術を用いた場合は数回治療を行います。
また、施術後はどの治療法にも限らず、経過観察を行うため何度かご来院いただきます。
Q2.治療後はどれくらい赤くなりますか？
いぼ除去の治療当日は、施術部位に赤みが出ます。
施術後はガーゼで覆い刺激のない状態にします。赤みは約3日程度で引きますがメイクをしていただいても大丈夫です。
しかし、化学繊維を用いたタートルネックや乾燥する季節では、赤みが継続する場合もあります。
治療時には、なるべくルーズなタートルネックかコットンやシルク素材を使った洋服でお越しいただくと安心です。
ご自宅では、こまめに保湿をしましょう。
Q3.首いぼの原因はなんですか？
いぼができる原因は、擦れによる刺激といわれています。
また強い紫外線を浴びた後にも多発しやすく、肌への負担がかかっているといぼができやすくなるため、注意が必要です。
外出時には日焼け止めクリームなどを塗り、もし日焼けした場合もしっかりと保湿をしてください。
Q4.再発の可能性はありますか？
加齢によるいぼや軟性線維種のいぼの場合は、少ない回数での治療が可能で再発もほとんどありませんが、ウイルス性のいぼの場合、再発する可能性があるため何度も治療をしなくてはなりません。
Q5.治療跡は残りますか？
いぼの大きさや治療方法によります。
特に液体窒素を使った場合は、首元に色素沈着が残る可能性があります。
自然に消えるまで時間がかかるため、気になる方は別の施術方法がおすすめです。
顔、首のいぼ除去についてのまとめ
顔、首のいぼは、メイクや洋服でなかなか隠すことができず、特に顔回りを気にされる人はコンプレックスに感じるやすい症状です。
しかし、いぼは治療で除去することができます。
どんな治療が効果的か、一度クリニックに行って医師に診察をしてもらいましょう。
顔、首のいぼ除去を検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。
WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。
お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。
