顔の脂肪吸引と聞いたらちょっと引いてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし範囲が狭いことや、安心の技術が発達したことからダウンタイムも少なく気づかれずにできるようになってきているのをご存じでしょうか?
ここでは顔の脂肪吸引のダウンタイムについてみてみました。現役美容皮膚科院長がアドバイスをしていますので参考にしてください。
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顔の脂肪吸引とは
顔の脂肪吸引はどのようなものか、どのような症状が出るのかも気になりますよね。
ダウンタイムの期間だけではなく正しい過ごし方についても解説したいと思います。
顔の脂肪吸引は、顔周りにある皮下脂肪を吸引管を使い、除去する施術のことです。
文字で書いていると怖そう、と思ってしまうかもしれませんが実は体より範囲も狭くダウンタイムも短いです。
顔周りの皮下脂肪は、自力では落としにくく小顔になるのはなかなか困難です。顔の脂肪吸引をすれば脂肪が確実に除去でき、小顔も夢ではありません。
吸引部分は、以下の部分が多く施術されます。
- 頬
- 顎
一般的には、頬と顎の吸引を中心に行います。二重顎に悩む方の場合はこのバランスがうまくいけば全く悩まずに理想に近くなります。
顔の脂肪吸引におけるダウンタイム中の症状は、主に次のようなものです。
- 患部の腫れ
- 内出血
- 患部の痛み
- 患部の腫れ
脂肪吸引後は、患部が腫れてしまうことがあります。
ただし広範囲にわたる脂肪吸引に相当する足やおなかや腿などにくらべて、腫れはそこまで大きくはありません。
腫れは、2週間~1ヵ月程度で徐々に目立たなくなってきます。
今はマスク生活がメインなのでほとんど気づかれずに行うことができるでしょう。
患部が腫れてしまっても一時的なものであれば、普段どおり生活をして大丈夫です。
どの部位の脂肪が気になるかで適用が変わるため医師への相談が大事です。
このようなお悩みの方におすすめです
【顔の脂肪吸引のメリット】
- ピンポイントで脂肪を減らすことができる
- 吸引した部分の脂肪細胞はリバウンドの心配が少ない
【顔の脂肪吸引のデメリット】
- 痛みや内出血などダウンタイムがある
- 凹凸やたるみなど後遺症が生じる場合がある
こんな方におすすめなのが顔の脂肪吸引です。
- 頬の脂肪や二重あごが気になる方
- フェイスラインを整えたい方
- 頬の膨らみが気になる方
- ブルドック顔を改善したい方
顔の脂肪吸引でできる治療と効果
顔の脂肪吸引のダウンタイム期間は人それぞれですが、全く起こらない人や、3週間くらいでほとんど落ち着くことも出てきます。
またダウンタイム中は、特別休む必要はなく日常生活に戻れますのでご安心ください。
顔の脂肪吸引をした方の中には、翌日から仕事復帰している方も多いです。
顔の脂肪吸引は傷跡の目立たない耳の裏側などから極細のカニューレと言う器具を挿入し、余分な脂肪を吸引除去する治療です。
「顔を小さくしたい」「頬やあごの脂肪が気になる」などの悩みを持つ方におすすめの施術です。
効果はてきめんで即効性があるのはお墨付きですが、全部をさらけだせるようになるまでは術後のダウンタイムを静かに過ごしておくことが大事になります。
顔の脂肪吸引の治療の流れ
まずはカウンセリングを行います。
カウンセリングが術を行うドクターであることも確認しましょう。
自然で美しい仕上がりにできるかどうかはドクターの腕にかかっています。
人の顔は凹凸による、メリハリがつき、自然でキレイな輪郭を表現することができます。
しわやたるみをなくすだけでは、全体のバランスをとることができません。
ただやみくもに、全てのたるみを均等に引き上げてしまえば、違和感のある顔になってしまいます。
顔の脂肪吸引は、独自のリフトアップ挿入法により、顔全体のバランスを見ながらたるみを引き上げていきます。
口を引き上げたい人:
リフトで使用している特別な糸は太さがあるため、持続効果に優れています。さらに、たるみをしっかり引き上げます。
顎やほほの脂肪を取りたい人:
小顔を目指してすっきりとしたラインを保ちます。
1.カウンセリング
医師とのカウンセリングで気になるところや不安に思っている点をドクターにきちんと伝えてください。不安がないようにご説明いたします。
イメージシミュレーションができる画像診断システムや、撮影した画像をコンピューターソフトで共有できるクリニックもあります。
術後イメージを事前に確認できるので不安が和らぎ、イメージしやすくなるでしょう。
カウンセリング時に「こうなりたい」というイメージを医師と共有しておけば、術後のこんなはずじゃなかったも防げるというものです。
ここで大丈夫と思えたらすぐに施術の予約をして、次に進みましょう。
2.マーキング
術日が決まったら、施術範囲にマーキングをしていきます。これは事前にシミュレーションしているので問題なくマーキングできます。
3.麻酔
麻酔は局所麻酔を使用します。ご要望に応じて麻酔の種類を選ぶことができるクリニックもあります。
4.施術
施術時間は約30分前後です。リラックスしてお休みいただきます。
5.施術後ケア
麻酔による若干のむくみと引きつれ感がある場合もありますが、ひどい痛みや腫れは起こりにくいのが特徴です。
24時間フォローアップで手術をお受けいただいた方に、夜間の対応をしてもらえるクリニックもあります。
万が一、手術後に腫れや痛みなど気になることがありましたら、気軽に連絡してみましょう。
6.術後検診
術後検診で術後の経過をきちんと把握して問題がないかを確認します。
顔の脂肪吸引の治療費用
費用はクリニックにより異なりますし部位にもよりますが、大体多い顎やほほのセットで30万前後が多いようです。
ただし、その方の脂肪の付き具合などにより変わりますので事前に明確にしておきましょう。ご自身が行いたい部位の目安としてみてください。
顔の脂肪吸引のデメリット
やはりダウンタイムに腫れたり副作用があって痛みが出たりすることでしょう。
しかし、体の脂肪吸引よりも痛みやダウンタイムは範囲が少ないため、翌日から普通に仕事をできる状態になる方が多いです。
痛みも耐えられないものではありませんが、デメリットといえるでしょう。
施術後、痛み、むくみ、腫れ、内出血が出ることがありますが、徐々に落ち着いていきます。
また、しばらくの間は、違和感、ツッパリ感、色素沈着等の症状が見られる場合がありますが、徐々に薄れていきます。
傷跡は目立ちにくくなっています。
効果については、施術直後より実感ができます。
顔の脂肪吸引のよくある質問
Q.フェイスバンドはどれくらいつけているのですか。
フェイスバンドは手術後の強い腫れや内出血、浮腫みを抑えるので、病院からもらったらつけておいたほうがよいといえます。
脂肪吸引するとすきまができますので固定して小顔をキープしてください。
また、顎下脂肪吸引後のフェイスバンドで圧迫はいつまでなのかと伺う場合が多いですが、3日間はできれば、可能な限り、つけておくのがいいでしょう。バンドで、腫れや内出血が抑えられるからです。
腫れや内出血が強く出てしまうと、せっかく脂肪吸引したのにも関わらず効果が弱くなる可能性があります。
Q.食べ物で気を付けた方がいいものはありますか。
食品では刺激物や塩分が多く含まれる食品や飲酒を避けることです。内出血がひどくなってしまったりするので注意が必要です。
塩分が多く含まれる食事や飲酒は避けるようにしてください。これらはむくみが出やすいのと刺激物は痛みを助長したりすることがありますので注意しましょう。
脂肪吸引後は、水分代謝が悪くむくみやすくなります。
代謝を促進する効果があるビタミンB群や野菜、果物、亜鉛などが含まれる食品をとるようにしましょう。海藻類もミネラルが豊富なのでおすすめです。
血行を改善するマッサージをするのもいいでしょう。
- 施術部位以外は、当日から可能
- 施術部位も含める場合は、翌日から可能
顔の脂肪吸引による、ダウンタイムを早く治すにはお風呂でマッサージなどが効果的です。
Q.サウナはいつから大丈夫ですか。
サウナなど高温のものをしばらく避けるほうがいいでしょう。3週間以上くらいたってからの方が良いです。
Q.鎮痛剤をつかってもいいですか。
痛みを我慢しすぎてしまうと、ストレスが溜まってしまい効果を発揮しづらくなるので、早めに服用しましょう。
医師の説明を聞き、適切な量と間隔で飲みましょう。
脂肪吸引をしたときは、患部を冷やすのがおすすめです。冷やすときは保冷剤やタオル、冷えピタなどどのようなものでも問題ありません。
内出血は、基本的にマスクで隠すことも可能です。術後しばらくの間はメイクができないことが多いため、基本的にはマスクで過ごしましょう。
血行を改善するマッサージをするのもいいでしょう。余り患部を刺激しない程度にやさしくなでるように流します。
術後1~2週間辺りから血行を改善するためのマッサージを実施しましょう。
内出血や、あざに悩む方は、ぜひマッサージをしてみてください。
あなたの悩みに対してアプローチ(施術)が一つとは限りませんので希望や予算から幅広い提案をしてくれる信頼できるドクターを探してみましょう。
それからアフターケアや保証があるかは万が一の時とても大事になってきます。ドクターが術後も責任を持って対応してくれるか見極める大切なこととなります。
クリニックHP以外の媒体からも症例写真や感想を確認し、実際に施術を受けた方の口コミなどを参考にするのも良いでしょう。
腫れ、内出血、ダウンタイムについてもきちんとドクターの指示に従いましょう。
マッサージを念入りに行うことで、皮膚の拘縮(ひきつれ感、凸凹)を防ぐ働きがあります。
顔の脂肪吸引のまとめ
顔の脂肪吸引後は2~3日目以降からは、問題なく日常生活を送れるようになります。
1ヵ月程度は腫れおちつきますし、その後数ヵ月かけて、理想のフェイスラインに徐々に引き締まっていきます。内出血も2~3週間で目立たなくなっていきます。
後は打ち身の様な痛みが1~2週間程度ありますが、徐々になくなっていきます。
顔の脂肪吸引はデメリットもありますがメリットの方が大きいと受けた方は思っているようです。興味のある方はドクターへ相談してみてください。
顔の脂肪吸引を検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。
WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。
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