糸・スレッドリフトのダウンタイムや経過を現役美容皮膚科院長が徹底解説

小顔形成 糸・スレッドリフト

糸・スレッドリフトにダウンタイムはあるのでしょうかという質問を受けることがあります。

この施術のダウンタイムは短いのが特徴ですが詳しく現役美容皮膚科院長が解説してくれます。

糸・スレッドリフトにダウンタイムはあるの?

顔のしわやたるみの改善に今手軽な人気とされているのが糸・スレッドリフトです。

特に加齢により深く刻まれてしまったしわやたるみは、自力では改善が困難になっているためあきらめてしまうこともあるでしょう。

そういった方に選ばれている手術が糸・スレッドリフトです。

糸リフトは短時間の手術でありながら、手術直後から効果が実感でき、ダウンタイムも短いため、老若男女すべての人で需要が高まっています。

ただ、決して安い手術ではないため、きちんとした美容皮膚科で受けることが前提です。

今回は、現役の美容皮膚院長がそのダウンタイムについてもいろいろ教えていきます。

糸リフト(スレッドリフト)とは

糸リフトは、皮下に糸を挿入することで、物理的に皮膚や脂肪の位置を引き上げる施術のことです。

糸の種類は、挿入後皮下で溶けて吸収される糸と溶けずにそのまま残り続ける糸があります。効果は同じで近年は吸収する糸を使用しているクリニックが多くなっています。

ダウンタイムも短く、その日にお帰りいただけます。

糸・スレッドリフトの経過とダウンタイムの症例

フェイスラインが気になっている方の症例です。

手術直後はこめかみあたりに点状の傷跡がありますが、髪で隠せる程度で目立たなかったので楽でした。

痛みを和らげるために麻酔の注射を打ちます。場合によっては腫れやむくみが生じることもありますがこの方の場合は大丈夫でした。

手術直後のむくみは、麻酔量の多さに依存する傾向にあります。顔の動かしにくさや口が開けにくいといった症状が出現する場合もありますが、2~3日で気にならなくなったといいます。

  • たるみやしわの改善
  • 若返り効果
  • 小顔効果
  • 直後に効果を感じられる
  • 美肌効果
  • 手術時間は~20分前後と短かった

のでとても満足しているとのことです。

20代方の糸リフトの手術直後の症例も観てみましょう。

この方は20代前半の患者様で、麻酔の量を減らしているため、この方もほとんど腫れていません。顔全体が少しむくんでいました。

手術後2~3日は注意してくださいと申し上げましたが、翌日には顔の動かしにくさや違和感はだいぶ薄れ、笑顔もできるようになったとおっしゃっていました。

シャワーや化粧も翌日から行えます。

麻酔時の注射痕が残っていると内出血が出現することもありますが、多くの方の場合数日以内で消失します。

痛みが心配な方は適宜処方される内服薬を使用することで、我慢できないほどの痛みは起こることがありません。

1週間ほどすれば飲酒やサウナなどさまざまな制限が解除され、日常の生活が遅れるようになります。

2週間たつとすっかり気になる部分もなくなり、ご本人が気になっていたほうれい線もほとんどなくなったと言っておられました。

3週間もたてば、全ての症状は消失してコラーゲンの生成が促進されて、肌のハリ感や美肌効果があると感じたそうです。

手術による悪い影響はほとんど残っていないということです。

糸・スレッドリフトの経過とダウンタイムで気を付けること

人気の手術である糸・スレッドリフトですが、経過やダウンタイムで気を付けたいことをまとめておきます。

この糸・スレッドリフトで最も多いのが、顔がひきつってしまう感じがあるという事例です。

ひきつってしまう原因は強く引き上げすぎている場合もありますし、(医師の技術不足になります)糸の特性に合わせていないというようなことです。

ただし、直後は麻酔の量などの影響でひきつった顔になる場合が技術には関係なくあります。この状況はすぐに改善するので気にしなくても大丈夫です。

また、手術直後は、強く引き上げているため、ひきつった顔になる場合もありますので、医師から説明を受けてしばらくしてよくなったら失敗ではないと理解してください。

もし、気になるようでしたら回避方法や医師が気になるようなら薬をくれる場合もありますのでよくドクターに確認をしてみましょう。

経験した医師であれば、角度や力加減の調整が可能です。

また、使用する糸についてもその糸の特性や取り扱い方法を熟知し、失敗することはほとんどありません。

未熟な医師にあたってしまったりすると、皮膚表面がでこぼこになる、皮下の糸が見えてしまうこともあります。

糸の位置がズレてしまった場合や、糸の種類によっては表面が凸凹になったり、皮膚の下に存在するはずの糸が見えてしまった状態になってしまうなどのこともありますので、必ず施術に熟知したドクターの施術を受けるようにしてください。

失敗の原因は医師の技術、知識不足と、患者さんの体質のアレルギー反応によるものです。

回避方法としてはやはりドクター選びがポイントとなります。

  • 経験症例が多い医師を選択すること
  • 自分にアレルギー歴があるかどうかをきちんと話しておくこと

手術後は、あまり触らず安静にすることなどで対応していきましょう。

実績のある医師の手術であればほとんど失敗することはありません。

者様の皮膚の厚みに応じた手術を行うためにも症例経験が多い医師を選びましょう。

また次に費用がやたらに安いところもやめておきましょう。

糸・スレッドリフトは種類にもよりますが他の美容整形と比べ費用も抑えめで、最初の美容医療としてやってみたいと思うトライしやすいものではあります。

ダウンタイムは日常生活に支障のない範囲で終わってしまうことがほとんどの施術ではありますが、1週間程度は注意すると考えておきましょう。

ただし、さらに低価格な手術で集客を行っているクリニックも実は存在します。

しかし、あまりに低価格な手術では衛生面や手術環境が整えられているのかという点で疑問が生じます。

糸・スレッドリフトの相場価格は糸の種類にもよりますが、1回あたりでも5万は必要で、場所によっては何十万単位となります。

あまりにも相場価格と離れているクリニックは辞めておきましょう。理想の仕上がりと違う場合も、失敗していることと同じになります。

理想とのギャップが生まれる原因としては様々な原因も考えられます。

原因としては

  • ドクターと患者さん双方の認識のズレ
  • カウンセリングが不十分であったこと
  • デザインを忠実に再現できない技術不足

などの原因が考えられます。

回避方法としてはカウンセリングの時にイメージや仕上がりに近い写真を持っていくことや、カウンセリングは手術医師が行っているクリニックを選ぶ他の治療と併用できるかなども相談しておきましょう。

とにかく何でも相談できる雰囲気のドクターであるかどうかも大切です。

まず、仕上がりのイメージをしっかり共有することが重要ですから、写真やイラストを持参するなどイメージしやすいようにしましょう。

また、情報の共有が難しくなるため、手術医師がカウンセリングを行うクリニックがおすすめです。

他の治療法との併用を考えておけると、失敗の確立が少なくなると思います。

気を付けていても、術中に感染症になることもあります。もしも感染してしまったらどうしたらいいでしょうか。

糸リフトでたびたび問題となっているのが、挿入による感染症です。

感染が起こった場合は、糸の抜きが必要で、炎症を抑える薬を使って抑えなくてはいけません。

そうでなければほっておくと赤みや腫れが出現し、まれに痕が残ることがあります。

糸の取り扱い方によるものや手術環境が不衛生だったりすると感染症になりやすくなってしまいますので、クリニック選びは重要です。

回避方法としては経験症例が多い医師を選択することや手術環境をしっかり見てからクリニックを選ぶことです。

低価格過ぎる手術は避けるというのはこの意味もあります。

通常の環境であれば感染は医療ですからあり得ません。手術環境が衛生かどうかはしっかり病院のカウンセリングや術数で見極めましょう。

また、低価格過ぎる手術というのはこういう面でずさんなところがあります。

機器のメンテナンスができていなかったり、滅菌ができていない、費用を省くためにいい加減な管理方法をしているなどが予想できます。

糸・スレッドリフトの手術がおすすめのクリニックとはどのようなところでしょうか。

糸・スレッドリフトの手術は、技術力や環境に左右されるため、クリニック選びは特に注意しなければなりません。

術式実績が豊富な医師がいるクリニックを選びましょう。

近年はクリニックのホームページから医師の経歴なども確認できることが多いです。

実際のカウンセリングでも症例を見ることができますので目安としましょう。

糸・スレッドリフトの経過とダウンタイムのまとめ

カウンセリングは手術医師が行うことはとても重要です。

なぜなら実際に手術する医師がカウンセリングをしないと患者さんの希望とずれが生じやすいからです。

カウンセリングでは、双方の確認や質問を行うことで納得して治療方針が決まっていくからです。

糸・スレッドリフトの手術は効果や安全性も高く、手術時間も短い手術ですが技術が大事な手術でもあります。

他院の失敗事例の修正手術をしているクリニックも実はあったりします。

そのため修正手術を行っている医師は、豊富な知識だけでなく目指した仕上がりになるような技術力も持ち合わせていることが多いです。

糸・スレッドリフトはこのように安心していろいろな知識や術数を多くこなしている名医で手術しましょう。

糸・スレッドリフトは短いダウンタイムでこなせることから、多くの美容クリニックで取り扱いがあり、安全性の高さから様々に取り扱いやすくなっているようです。

しかし、そういったライトさの反面、未熟な医師の手術による間違った手術や失敗も増加してしまっているので簡単そうに見える施術こそ気を付けなければいけません。

糸・スレッドリフトの手術では、顔の印象が変化してしまうため、間違った医師やクリニック選びは失敗のもととなってしまいます。クリニック選びは慎重に行う必要があります。

ダウンタイムが短いからと安易に安価なクリニックに飛びつかないことです。

糸・スレッドリフトの手術に興味のある方は、質の高い医師やクリニックを探しましょう。

糸・スレッドリフトを検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。

WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。

お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。

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