年齢を重ねるとうっすらとしたしわが気になるのではないでしょうか? そこでおすすめとされているのがボトックス注射です。
しかし、なかには「ボトックス注射に失敗した」という口コミも見受けられます。
本記事では、ボトックス注射の失敗例と対処法を徹底解説します。
ボトックス注射(しわ)の効果
ボトックス注射に用いられるボツリヌス菌は、毒素性製剤の一種。たんぱく質を薬剤としており、ボトックス注射に使用できるように加工されています。
1980年代から美容医療に用いられ、日本でもしわを改善する治療法としてヒアルロン酸注射と肩を並べるくらいポピュラーな施術方法です。
ボトックス注射とヒアルロン酸注射の主な違いは、表情筋に作用させるかさせないかです。
ヒアルロン酸注射は、無表情の時でも深く刻まれてしまったしわに有効的ですが、ボトックス注射は笑った顔や困った顔に作られる表情筋のしわに作用します。
しわ改善
表情筋と呼ばれる、顔を動かす筋肉によってできる表情じわに薬剤を注入することでしわを改善するボトックス注射。
顔に発生する、ほとんどのしわを解消することができ、額、眉間、目じり、顎、口角など細かな部位にも施術が可能です。
また、ボトックス注射は一般的に皮膚の奥に注射をしますが、皮膚表面の浅いところに注射することで、筋肉の線維部分だけに作用することもできます。
浅い部分にボトックス注射を打つことで、肌が引き締まり、小さなしわを改善することができるのです。
そのため、メイクのりも良くなり若々しさがアップします。
首を長く見せる
ボトックス注射は、首をすらっと長く見せることも可能な施術方法です。
顔のみならず、国近くの喉元にある線に合わせて注射をすることで、うっすらと描かれていた線を改善するため、綺麗な首筋に見えるのです。
首元は特に年齢を感じさせる部位でもありますので、実年齢よりも老けて見られるといった方は、挑戦してみるといいでしょう。
ボトックス注射(しわ)は失敗する可能性はあるの?
ボトックス注射の施術を受けて「失敗をした」という口コミが何件か見られます。
基本的にボトックス注射は安全性が高く、海外でも用いられている美容医療ですが、医師の知識や技術がないと、失敗する可能性があります。
特に、ボトックスを注入する深さを見誤ったり、注入量を間違えると、失敗するのです。
確かな技術を持った医師ではない人に施術をされたがために、かえって肌悩みが増えてしまったなんてケースも少なくはありません。
ボトックス注射(しわ)の失敗例
ボトックス注射に失敗すると「表情が硬くなる」「笑顔が不自然になった」「まぶたが重くなった」「凸凹になってしまった」「皮膚がたるんでしまった」といった症状が見られます。
ボトックス注射は、ヒアルロン酸注射と違い表情筋に投与するものです。そのため、表情に関するトラブルが多発しています。
表情が硬くなる
施術部位以外の箇所にボトックス注射を投与したり、注入量を誤ると、顔が引きつって表情が硬くなってしまうといった失敗例があります。
また、広範囲にボトックスを注射し、患者様が気になって施術部位周辺に触れて刺激を加えると薬剤がより広がってしまう場合もあるのです。
笑顔が不自然になった
上記の失敗例のように、ボトックス注射を打ったら表情が硬くなり笑えなくなるケースも発生しています。
不自然な笑顔も、ボトックス注射の量を誤ったり解剖学の知識が浅いことが原因と考えられるでしょう。
まぶたが重くなった
ボトックス注射を額や眉間に注入する施術が多い一方で、一度に多くの部位にボトックス注射を打ってしまうと、眉毛を上に持ち上げる筋肉、前頭筋の効果が強くでてしまう場合があるのです。
前頭筋が発達してしまうと、まぶたが重くなったり眉間に力が入らなくなってしまうため、表情に違和感がでます。
凸凹になってしまった
フェイスラインなど口元にボトックス注射を投与する際、適切な位置に施術をしないと、下あごの筋肉、咬筋が凸凹になる可能性があります。
凸凹になると不自然なフェイスラインに仕上がるため、ボトックス注射の効果が切れるまではマスクをしたり食事を控えなくてはいけません。
皮膚がたるんでしまった
施術部位へのボトックス注射の注入量や、施術箇所を誤ると皮膚がたるんでしまうリスクがあります。理由はボトックス注射によって筋肉が萎縮するためです。
しかし、ボトックス注射を正しい位置に注入すれば、皮膚がたるむことはありません。
ボトックス注射(しわ)の失敗を防ぐためには
基本的にはボトックス注射での失敗は少ないといわれていますが、施術前には以下のポイントに気を付けておくといいかもしれません。
細かくカウンセリングをするクリニックを選ぶ
実際にカウンセリングを受けてみて、クリニックを判断するのも一つの手段です。
カウンセリング内容が適当で、なおかつ時間をかけて行わない美容クリニックでは、顔のボトックス注射に失敗する恐れがあります。
美容クリニックは、一人ひとりの悩みに寄り添った対応が必要ですし、それが本来のあるべき姿ですから安易なカウンセリングをしているクリニックは、施術への不安が残ります。
また、安すぎる費用を提示しているクリニックにも注意が必要です。
もしかしたら添加物やほかの薬剤と希釈したボトックス注射を使用している可能性があるからです。
あらかじめ、美容クリニックの公式サイトやパンフレットを確認し、ボトックス注射に用いられる薬剤について明記されているか、費用が相場価格かを確認しましょう。
また、不安な点もどんどん質問を投げかけて、患者様目線で対応してくれるかどうかで判断するとクリニック選びに失敗しません。
医師の実績
ボトックス注射では医師の技量も求められています。特に皮膚が薄い顔はかなり細かく、ボトックスを注射しなくてはいけません。
皮膚の浅い層にボトックスを注入すると、施術部位が凸凹になってしまいます。
また、皮膚の厚さによって注入する深さを決めるので確実に医師のスキルが関わってきます。
つまり、正しい知識と技術を持ち合わせていない医師が施術をすると、広範囲が硬くなってしまうといった症状があらわれてしまうのです。
ボトックス注射を受ける前には、必ず担当医師の実績を確認しましょう。
美容の感覚が強く見落としがちですが、美容医療も立派な医療です。もちろん顔にメスをいれる場合もありますし、施術によっては高度な技術を要します。
そこで、担当医師が実際にどんな施術を行ってきたのか、公式HPやパンフレットで確認をしましょう。
また、クリニック内に医師の実績が掲示されている場合もあるので必ず読むようにしてください。
ボトックス注射(しわ)の失敗例と対処方法のまとめ
世界でもポピュラーな美容医療で知られているボトックス注射ですが、正しい量を適切な位置に注入しないと、失敗する可能性も十分にあります。
ボトックスの効果が切れるまでは、数ヵ月そのままでいるしかありませんので、施術するクリニックは慎重に選びましょう。
ボトックス注射を検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。
WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。
お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。