ニキビ治療の飲み薬(抗生物質)の特徴と副作用を現役美容皮膚科院長が徹底解説

ニキビの治療薬 ニキビ・ニキビ跡治療

ニキビに薬があるのは実は、塗り薬だけではありません。医師が処方する飲み薬には抗生物質もあったりします。

その副作用や効き目についてまとめてみました。

この記事の監修クリニック

WITH BEAUTY CLINIC

グループ医院計8医院を運営する医療法人清翔会の運営する美容皮膚科。恵比寿・代官山で美肌、小顔、痩身、脱毛、AGAなど幅広く治療を行う。


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ニキビ治療の飲み薬(抗生物質)の特徴

ニキビ治療に使われる抗生物質はどのようなものがあるのでしょうか。抗生物質は、簡単にいうと菌を殺したり、増殖を抑える働きをするお薬です。

風邪をひいたり、体の炎症を取ったりする際に処方されたことは皆さん一度はあるのではないでしょうか?

手術や抜歯の後などに処方されることもありますね。

数々の系統、種類があり、推測される菌に有効と思われるものを医師が選択して処方することになります。

ニキビに対しても抗生物質の薬が処方される場合があります。ニキビを引き起こすと言われる「アクネ菌」に対して効果のある抗生物質の薬を処方するのですがどのような特徴があるのでしょうか。

ニキビに処方される抗生物質は

マクロライド系

ニキビ治療に使用される代表的な系統の抗生物質がこちらです。ニキビに対して抗生物質を内服する場合、風邪などで服用するよりも少し長い間飲むことになる場合が多いのですが、副作用が出にくい、というのも特徴の一つです。

さらにどんな種類があるか見ていきましょう。

ニキビ治療の飲み薬(抗生物質)の種類

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テトラサイクリン系

マクロライド系の生物質ではなかなか効果が出ない場合、あるいは重症のニキビである場合は、この抗生物質が処方されることがあります。マクロライドよりも少し強めと思ってください。

この「テトラサイクリン系」の抗生物質をニキビ治療に用いると、確かに治療効果は高いのですが、色素沈着などの副作用が出る可能性がありますので長期服用ではなく短期の服用で処方されることが多いです。

妊婦さんなどは服用できない場合もありますので、服用に何らかの変化があった場合にはすぐに医師へ相談してください。

ニキビ治療の飲み薬(抗生物質)の効果

抗生物質を内服すると、効果は期待できますが、お薬により副作用が出る可能性もあります。また、長期間飲むのかどうなのかなども気になると思います。

抗生物質には塗り薬と飲み薬があるのはお話した通りです。

内服の抗生物質は、皮膚科では内服だけでなく、外用の抗生物質を処方されることもあります。

ニューキノロン系、あるいはリンコマイシン系の抗生物質を含むクリーム、ゲル製剤などが使われているようです。

外用薬と内服を併用して治療を行う場合もあります。指示通り服用、塗布するようにしましょう。

ニキビ治療の飲み薬(抗生物質)の費用

ニキビ治療外用薬についてよく処方されるのは

  • ダラシンゲル・ローション
  • アクアチムクリーム・ローション
  • ゼビアックスローション

は3つの外用抗菌剤が保険適応されていることがあります。

炎症のつよい場合は、抗菌剤外用、内服を併用します。その場合は医師の指導の下に行います。

ニキビ治療の飲み薬(抗生物質)の服用期間

抗生物質はどのくらいの期間使用されるのか? といいますと、炎症のあるニキビで重症と思われる場合は、最大3ヵ月まで使用することがあります。

抗生物質を使用する目的は、炎症を起こしているニキビ菌を治療することです。

皮膚科専門の先生が抗生物質を開始して数週間様子を見てから再度判断することもあります。

抗生物質飲み薬の投与期間を必要最低限にすることでまずは1週間ほどから様子を見るというドクターもいます。


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ニキビ治療の飲み薬(抗生物質)の副作用

治療の飲み薬によって異なりますが副作用は人により蹴りですがほとんど何も出ない人、倦怠感や眠気や吐き気やかゆみが出る人など様々に分かれます。

また一時的に炎症がひどくなることもありますので使う薬によって薬剤師の説明を必ず確認し、少しでも気になる症状が出たら医師に相談してください。

ニキビ治療の飲み薬(抗生物質)のよくある質問

ニキビ治療の飲み薬(抗生物質)のよくある質問

ここではニキビの飲み薬に関する気になる質問や抗生物質の心配事に関する内容をあげてみました。

同じような悩みを持っておられる方はぜひ参考になさってください。

Q.ニキビの治療薬は市販のものではだめでしょうか。

軽いものでしたら市販のものでも一時的に改善することがありますがなかなか治らない場合には個別の処方が必要になりますので市販の薬では弱いことも考えられます。

炎症を起こしている場合は抗生物質が必要なので、医師に相談しましょう。

Q.冷所保存となっている薬を1日常温放置してしまったのですが使って大丈夫でしょうか。

真夏や日が当たって暑くなる場所でなければ使用できることもありますが保存状態や気温によっては効果がなくなることもあるので、使ってみて変化が見られなければ再処方してもらってください。

Q.ニキビの内服治療薬で漢方はどうでしょうか。

漢方薬「十味敗毒湯など」もニキビ治療で使われることがあります。

炎症性皮疹が長引いてしまい、通常の投薬が実施出来ない場合の選択肢として推奨されています。

抗菌剤内服を長く使い続けると「薬剤耐性菌の発生」があり、効果が薄れることがありますので、その場合は漢方を使います。

大人ニキビの漢方薬はおだやかに体質から改善することも期待できますので副作用があまりないほうがいいという方には漢方を処方することも様子によってはあります。

Q.ニキビ跡がケロイドになってしまった場合の治療もできますか。

ニキビ跡がケロイドになったとしても、ステロイド局所注射や内服をおこなうこともあります。

その後の炎症止めなどの指導治療もありますのでケロイドになってしまったからとあきらめずにニキビは皮膚科や美容皮膚科へ相談してみてください。

Q.通常のスキンケアや生活で気を付けることはありますか。

スキンケア、食事はニキビケアでも大事なところです。

特定の食べ物を一律に制限することはお勧めされていませんが、極端な偏食をさけて、バランスの良い食事を心がけましょう。

また、食べる時間についても不規則にならないように決まった時間でバランスよく、水分をよくとって生活していきましょう。

ニキビの発生、細菌には、体調、季節変動なども関係しています。自己管理、ストレス軽減に加え、睡眠、適度な運動、バランスが大事になってきます。

Q.ニキビの飲み薬の副作用が心配です。抗生物質というと強いイメージがあるのですが。

お薬の最大の問題点は副作用が生じることです。

しかし、薬の効果が現れてくることによって出てくる症状、つまりニキビの改善に沿った症状であることも多いのです。

そのため、皮膚科医の間では、副作用とは呼ばないこともあります。この副作用は具体的な症状は、赤み、乾燥、ぴりぴり感、かゆみなどが挙げられます。

たしかにきれいにしたいという希望をもって来院したのに新たな症状が出てしまうのはストレスですよね。

今後、長期的にニキビを発生しないための一時的な作用としての症状であるといっても患者さんにとっては不安なことかと思います。

そのためありえる反応を患者さんへあらかじめ伝えることとし、少しでもそういうことがあったら遠慮なく相談してくださいという姿勢が必要かと思っています。

美容皮膚科医や皮膚科医はあらゆる想定を踏まえて薬を処方しますので、薬剤師含めて不安な点はいつでもご相談ください。

副作用がいやだからと市販のニキビ用薬品や化粧品などを買い求めたり、エステで解決しようとする方もおられますが根本解決にはならないことが多いです。

副作用を怖がらず、ニキビを克服していただきたいと思います。心配になったらいつでも医師と相談してください。

Q.薬はなぜ副作用がでるのですか。

副作用は「ニキビを治す」という道の一つが原因なのです。

そのため、用法用量を変更して副作用の軽減を図り、治療を続けていくようにするのが医療の方法です。

通常、1ヵ月ほどで副作用は落ち着いてきます。

副作用が、アレルギー症状であった場合、その薬による治療は中止となります。

ぴりぴりする痛み、不快感、熱感などが多くあるようですが美容皮膚科や皮膚科でも保険適用にて刺激の少ない保湿薬を処方してくれますので和らげるための保湿剤も活用してください。

角質層は肌を守る役割をもちます、角質層が薄くなることによって刺激に対して、痒み、痛みなどが生ずることがあります。

角質が薄くなり、乾燥しやすい状態となっていますので、保湿効果の高いものを塗布してください。

ニキビ治療の飲み薬(抗生物質)についてのまとめ

保険診療で出来ることやそれ以外で対応できることなど皮膚科の対応は様々になっています。

とくに治療の選択肢が多いのは美容皮膚科で、保険適用外でも効果の高い治療が可能ですので一度相談してみてください。

またお薬に抵抗がある方もいらっしゃると思いますが専門家である美容皮膚科医は薬の副作用を最大限に抑えて長い目で見て確かに根本改善できるような薬を処方することが多いです。

万が一症状がひどい場合でも症状に合わせて適切に対応してもらえますのでエステサロンや化粧品で解決しようとぜず、きちんとした医療行為を受けてみることをおすすめいたします。

後に残らないよう、今後も再発しないようにするには根本的な理由から解決するのが一番です。

たかがニキビ、されどニキビで一生悩むことがないように早めに手を打っておく方が良いと思います。

また抗生物質といっても恐れることはなく、正しく使えば炎症を抑えてくれることで根本的な治癒力を高めてくれる可能性もあるものですから、長期の服用になった場合でも医師がきちんと考えて処方をしてくれるはずなので、ほとんど副作用は気にしなくて大丈夫なはずです。

体を無理させないよう、ニキビの改善を内側から解決する内服薬の活用も視野にいれていただくとニキビ改善を早期に進めていくことができることでしょう。

ニキビ治療の飲み薬(抗生物質)を検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。

WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。

お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。


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