薄毛治療に服用したい発毛、増毛の治療薬ーー価格や副作用などを徹底解説

AGA治療・薄毛治療 AGA治療薬

薄毛治療に服用する薬には、さまざまなものがあります。

発毛や増毛させる効果が期待できる治療薬がある一方で、副作用もそれぞれ違いがあります。

本記事では、薄毛治療に服用する治療薬の特徴や価格、副作用について徹底解説します。

発毛、増毛効果のある薬の種類と特徴

薄毛治療に使われる治療薬は「プロペシア」「フィナステリド錠」「サガーロ」「ミノキシジル」「アボルブ」「ロゲイン」「アロビックス」の7種類。それぞれ体感できる効果や副作用は、さまざまです。

プロペシア

「プロペシア」は、アメリカのメルク社が開発をし、MSD株式会社が販売をしています。日本ではアメリカの食品医薬品局、FDAと厚生労働省の認可を受けているAGAの治療薬です。

主に、「5αリダクターゼⅡ型」の働きを抑制することで、髪の毛が生えるサイクルを正常に戻します。

ただし、発毛促進の効果はありません。また、わずかですが勃起不全や、性欲減退、肝機能障害などの副作用が見られます。見た目が気になる方は発毛効果の内服薬も併用しましょう。

フィナステリド錠

プロペシアのジェネリック医薬品でもある「フィナステリド錠」。

プロペシアと同じ様に、5αリダクターゼⅡ型の働きを抑制します。プロペシア同様、あまり見られませんがまれに勃起不全や性欲減退といった副作用が見られます。

サガーロ

「サガーロ」は、イギリスに本社を構えるグラクソ、スミスクライン社が開発した内服薬です。

日本でもAGA治療薬の承認を受けており、多くのクリニックで扱われています。

「デュタステリド」という成分を持ち、DHTの生成を抑制。さらに、5αリダクターゼのⅠ型とⅡ型に働きかけるため、額と頭頂部の薄毛の進行を抑え、髪の毛が生えるサイクルを正常に戻す効果があります。

また、まれに射精障害や性欲減退といった副作用が見られます。

ミノキシジル

髪の毛の元となる毛母細胞へ直接働きかける内服薬が「ミノキシジル」です。休眠中の毛を活性化させることで、新しい髪の毛を生やせます。

額への効果は薄い一方で、頭頂部の薄毛に効果が期待できるのが特徴です。基本的に副作用が少ないミノキシジルですが、顔や手足が浮腫むといった副作用も報告されています。

アボルブ

デュタステリドを主成分とする「アボルブ」は、グラクソスミスクライン社が販売しているAGA治療薬です。本来は、前立腺肥大治療薬として用いられてきました。

しかし、発毛効果もあることが研究でわかったため、AGA治療薬として再開発されたのです。

アボルブには、AGAの原因ともなっているジヒドテストステロンの材料「5αリダクターゼI型とII型」の両方を阻害する働きがあり、薄毛を抑制する効果が期待できます。

発生確率が低いものの、勃起不全や性欲減退、食欲不振や倦怠感といった副作用もあります。

継続的にアボルブを服用することで、身体のだるさは感じにくくなっていくといわれていますが、個人差があります。

ロゲイン

アメリカのアップジョン社が血管拡張剤として開発した「ロゲイン」は、その後脱毛症への効果が見られ、AGAの治療薬として販売されはじめました。

発毛効果が非常に高く臨床実験では84パーセントの人に効果があるという結果が報告されています。

ロゲインは毎日使用することで、効果が体感でき3~6ヵ月継続すると効果が実感できます。しかし、頭皮のフケや赤み、かぶれ、湿疹など、皮膚の疾患として副作用が発生することが報告されています。

アロビックス

血管拡張作用や発毛促進効果があり、脱毛症にアプローチができる治療薬「アロビックス」。毛根を生成する「毛包」を活性化し、毛包の機能を高めて脱毛や白斑の症状改善を目指します。

発毛効果以外にも乾性脂漏の改善や、尋常性白斑の治療にも起用されています。

しかし、赤みやかゆみ、悪寒や刺激痛を感じることがあるため、副作用が現れた場合は、使用を中止し、水で洗い流しましょう。

発毛、増毛の薬に保険は適用される?

発毛、増毛の薬に保険は適用される?

発毛や増毛に起用される治療薬は、保険適用外です。

AGA治療は、自由診療で行われているため、各クリニックで自由に価格を設定できます。

また、育毛剤は医薬品医療機器等法(薬機法)において「医薬部外品」または「化粧品」に分類されます。

市販の発毛剤は「第一類医薬品」に該当するので、メーカーや販売店が価格を自由に決められるのです。

発毛、増毛の薬は適切な指示のもと服用しよう

発毛効果や増毛効果の治療薬は、男性ホルモンへの影響や皮膚に直接塗布するため、副作用が発生しやすくなっています。

安全のためにも必ず用量、用法を守って使用しましょう。また、医師の指導のもと、治療薬を服用してください。

発毛、増毛の薬のよくある質問

発毛、増毛の薬のよくある質問

Q1.内服薬はずっと続けなくてはいけませんか?

髪の毛が生えるヘアサイクルは約6ヵ月ほどで正常に戻るといわれています。

発毛効果が体感できたあとも、治療期間中は発毛を安定させなくてはいけません。

そのため、医師の許可が下りるまで内服薬は継続する必要があります。

Q2.発毛効果はいつ頃から感じられますか?

AGAの進行頻度や治療効果には個人差があります。しかし、人間のヘアサイクルを考えると最低でも半年間は治療を継続していただく必要があります。

Q3.相談だけでもできますか?

はい、可能です。当院では無料カウンセリングを実施しております。

髪の毛に対し、どんなお悩みを抱えているのか、どういった効果を実感したいのか具体的におっしゃっていただければ、患者様に見合った治療方法をご提案いたします。

どなたでも無料カウンセリングを受けることができるので、AGAの治療薬に不安がある方は、ぜひご予約下さい。

発毛、増毛の薬についてのまとめ

発毛、増毛の薬についてのまとめ

AGAの治療薬は、使用したことがない方がほとんどです。そのため副作用や効果に不安を感じる方もいるでしょう。

治療薬によっては日常生活に支障をきたす場合もあります。AGAの治療薬について、不安なこと、確認しておきたいことなどございましたら、お気軽に当院にお問い合わせください。

AGAの治療を検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。

WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。

お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。

関連記事