二重整形をやりすぎるとどうなる?よくある失敗例や対処法を解説!

二重整形は、納得行く仕上がりにならない可能性もあります。

「もう1度二重整形を受けたいけれど、やりすぎるとどうなるの?」「二重整形をやりすぎた場合のリスクと対処法が分からない」このようにお悩みではありませんか?

今回の記事では、二重整形をやりすぎるとどうなるのかをはじめとし、やりすぎしてしまう要因やリスクと対処法などを紹介します。

二重整形をやりすぎた場合についてしっかりと理解したうえで、再度施術を受けて、理想の目元を手に入れましょう。

おすすめクリニックを知りたい方は「二重整形が上手い人気おすすめクリニック13選」もぜひ読んでみてくださいね。

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著者情報(三浦希)ビューティーウィズ編集部
三浦 希
日々美容に関する情報を収集し、最新の情報をキャッチすることに努めている。美容整形だけでなく、コスメ・ヘアケア・ダイエット等幅広い分野の調査担当。

二重整形をやりすぎるとどうなるの?よくある失敗例

埋没法切開法
やりすぎる失敗例・二重幅を広くしすぎる
・不自然な整形顔になる
・三重になる
・二重のラインが維持できない
・二重幅を広くしすぎる
・不自然な整形顔になる
・傷跡が増える
・寄り目になる
修正の可否×
修正可能回数2回まで原則修正不可

二重整形をやりすぎることにより、幅を広くしすぎたり不自然な整形顔になったりする可能性があります。埋没法も切開法も修正できる回数に明確な決まりはありません。

しかし、何度も修正することにより、目に負担がかかります。そのため、基本的に、埋没法は2回までしか修正ができないと考えておいてください。切開法は、半永久的なものであり、修正が難しいため、1回までと言われています。

目に負担がかかるにも関わらず、何度も修正を繰り返してやりすぎた場合は、上記の表にまとめたような失敗が起こる恐れがあるため、注意しましょう。

埋没法と切開法のよくある失敗例について、それぞれ詳しく解説します。

埋没法でやりすぎる失敗例

埋没法でやりすぎる失敗例は、以下のとおりです。

埋没法のやりすぎ失敗例
  • 二重幅を広くしすぎる
  • 不自然な整形顔になる
  • 三重になる
  • 二重のラインが維持できない

二重幅を広くしすぎることや不自然な整形顔になること、三重になること、二重のラインが維持できないことが埋没法でやりすぎる失敗例です。

埋没法を繰り返すうちに、理想が高くなったり細かい部分が気になったりすることが多い傾向にあります。その結果、目を大きく見せるために、二重の幅を広くしすぎてしまいます。

二重幅が自分に合っていない場合、目が開けにくくなったり、不自然な整形顔に見えたりする恐れがあるため、注意が必要です。

また、抜糸をせずに埋没法を繰り返した場合、前の二重のラインが残ってしまい、三重になったり、二重のラインが維持できなくなったりすることがあります。

このように理想に近付けるために埋没法を繰り返すことにより、かえって失敗してしまうケースがあります。

切開法でやりすぎる失敗例

切開法でやりすぎる失敗例は、以下のとおりです。

切開法のやりすぎ失敗例
  • 二重幅を広くしすぎる
  • 不自然な整形顔になる
  • 傷跡が増える
  • 寄り目になる

埋没法と同様の二重幅を広くしすぎることや不自然な整形顔になることに加え、傷跡が増えることや寄り目になることが切開法でやりすぎる失敗例です。

埋没法に限らず、切開法も繰り返すことにより、ますます理想が高くなることや細かい部分が気になることが考えられます。

その結果、理想に近付けるために、自分に合っていないにも関わらず二重幅を広くしすぎたり、無理に施術を行うことにより不自然な整形顔になったりする恐れがあります。

また、切開法は、メスを使用してまぶたを切るため、傷跡は付き物です。基本的に、時間の経過とともに傷跡は消えますが、何度も切開法を繰り返すことにより、まぶたへ負担がかかるため、傷跡が残るリスクが高まります。

さらに、幅の広い二重や平行型二重を希望している方のなかには、目頭切開も行うことがありますが、やりすぎた場合は、目と目が近くなり寄り目になる可能性もあります。

このように切開法をやりすぎた場合も、さらに理想の二重から遠ざかる恐れがあるため注意が必要です。

そもそも埋没法は2回までしか修正はできない

二重整形をやりすぎることにより起こる失敗例を紹介しましたが、そもそも埋没法は、2回までしか修正ができません。理由は、埋没法を繰り返し行うことにより、リスクが生じるためです。

実際、埋没法を行える回数に明確な決まりはありませんが、何度も繰り返すことにより、まぶたに負担がかかります。

さらに、前の糸を残したまま、次の施術を行った場合、まぶたのなかの糸が増えるため、ゴロゴロしたりしこりができたりして違和感が生じる可能性があります。

しかし、前の糸を外すことは、傷や腫れの原因とされています。そのため、埋没法は、前の糸を残したまま新たに施術を行うことが一般的です。

まぶたの違和感や負担を避けるためにも2回施術しても理想の二重にならない場合は、切開法を検討してみましょう。

二重整形をやりすぎてしまう主な要因4つ

二重整形をやりすぎてしまう主な要因は以下の4つです。

二重整形をやりすぎてしまう主な要因として左右の目の距離が近いことや仕上がりがイメージと違うこと、くぼみ・傷跡が残ってしまうこと、変化がないことが挙げられます。それぞれ詳しく解説します。

二重整形をやりすぎる要因1.左右の目の距離が近い

二重整形をやりすぎる要因の1つとして左右の目の距離が近いことがあります。

目と目が近くなると寄り目になり、不自然に見えることがあるため、修正する方が多い傾向です。目頭切開を行った場合に、左右の目の距離が近くなってしまう恐れが考えられます。

先述したとおり、幅が広い二重や平行型二重を希望する場合は、切開法と併せて目頭切開を行うケースがあります。

目頭切開は、蒙古ひだを切ることにより、目の距離を近付けたり、大きく見せたりできる施術です。切る長さが重要であり、1人1人に合ったバランスを考慮する必要があります。

切りすぎた場合は、目の距離が近くなり、不自然な目や寄り目になることも考えられるため、二重整形をやりすぎる原因とされています。

二重整形をやりすぎる要因2.仕上がりがイメージと違った

仕上がりがイメージと違うことも二重整形をやりすぎる要因です。イメージとの違いを感じる理由として、二重幅が狭いことや広いこと、左右で差があることなどが挙げられます。

術後に理想通りではないと感じた場合は、ダウンタイムの腫れにより、二重幅が安定していない可能性があります。再施術を検討する場合は、1か月ほど様子を見てみましょう。

術後1か月以上経過しても仕上がりがイメージと異なるならば、医師との要望の認識合わせがうまくできていなかった可能性が考えられます。再施術する際は、十分にカウンセリングを行ってくれるクリニックを選んでください。

また、シミュレーションも大切です。要望がある場合は、遠慮することなく伝えましょう。

カウンセリングやシミュレーションでしっかりと要望を伝えることで、仕上がりがイメージと違うという事態を避けられます。

二重整形をやりすぎる要因3.くぼみ・傷跡が残った

二重整形をやりすぎる要因として、くぼみや傷跡が残ることも挙げられます。目立たなくするために、修正する方が多い傾向です。

とくに、メスを使用する切開法は、術後にくぼみや傷跡が残ってしまいます。基本的には、時間が経過するにつれて消えていきますが、医師の技術力やダウンタイムの過ごし方によっては残ってしまう可能性があります。

また、くぼみや傷跡を目立たなくするために修正をしても、さらに傷を付けることになるため、注意が必要です。何度も切開することにより傷の治りが悪くなる恐れがあります。

くぼみや傷跡が原因で何度も修正することを避けるために、技術力の高い医師を選んだり、ダウンタイム中は指示通りに過ごすことを意識したりしましょう。

二重整形をやりすぎる要因4.変化がなかった

施術前後で変化が見られないことも二重整形をやりすぎる要因です。とくに、目頭切開を行った方に多く見られるケースです。

目頭切開を行っても変化が見られない理由として、カットする蒙古ひだの長さが短いことが挙げられます。また、元々蒙古ひだが小さい方も変化が分かりにくい傾向です。

せっかく施術を行っても変化が見られなければ、費用が無駄になることに加え、不必要に目に負担をかけることになってしまいます。経験豊富な医師であれば、効果がないことを見極められるため、事前に伝えてくれます。

再施術を検討する場合は、そもそも効果が出るかどうかを含めて、知識や経験が豊富な医師に相談してみましょう。

二重整形をやりすぎた場合に起こるリスクと対処法

二重整形をやりすぎた場合に起こるリスクと対処法について下記にまとめました。

二重整形をやりすぎた場合には、元に戻せない・不自然なまぶたになる・かかる費用が高額などのリスクが生じることが考えられます。それぞれ対処法とともに詳しく解説します。事前に対処法を知り、なるべくリスクを避けましょう。

リスクと対処法1.元に戻せない → 埋没法で施術を受ける

切開法で二重整形をやりすぎた場合は、元に戻せないことが一般的です。切開法は、メスで皮膚を切ることにより二重のラインを作るので、半永久的に持続するためです。元に戻すことができないため、修正にて対応することになります。

ただし、修正する場合も二重幅を狭くすることは難しい傾向にあります。二重幅を広くすることは可能ですが、あくまでも修正であるため、元には戻せません。

対処法としては、はじめから埋没法で受けることが挙げられます。埋没法は、まぶたを切開せずに糸で留めることにより二重のラインを作ります。持続期間は3〜5年と言われていますが、糸を抜去することで元に戻せる点がメリットです。

切開法は元に戻せないリスクがあるため、万が一、やり直したい場合に備えて、埋没法で受けることも1つの手です。

リスクと対処法2.不自然なまぶたになる → 技術力の高い医師を選ぶ

二重整形をやりすぎると不自然なまぶたになる可能性もあります。原因は、二重幅を広くしすぎたり、傷が残りやすくなったりするためです。

先述した通り、二重整形を繰り返すうちに理想が高くなり、自分に合っていないにも関わらず幅を広くしてしまう可能性が考えられます。

また、何度も施術を繰り返すことにより、まぶたに負担がかかり、傷跡が治りにくくなったり、目立ったりする恐れもあります。

幅の広い二重線もまぶたの傷も不自然に見える原因です。対処するためには、技術力の高い医師を選びましょう。技術力が高ければ、1人1人に合った二重幅を見極められるうえ、傷跡が残らないように施術できます。

不自然なまぶたになることを避けるためにも医師選びは慎重に行うことをおすすめします。

リスクと対処法3.かかる費用が高額 → 保証制度が充実しているクリニックを選ぶ

二重整形をやりすぎた場合のリスクとして、高額な費用がかかることも挙げられます。埋没法の相場は3〜20万ほど、切開法の相場は10〜40万ほどであり、繰り返せば繰り返すほど、費用が重なり高額になるためです。

保証制度の1つとして、やり直しに対応しているクリニックもありますが、保証期間や回数などに条件があり、何度も繰り返すと費用が発生します。

また、クリニックを変えて再施術を希望する方も多く、他院修正の場合は、費用がさらに高くなる傾向にあります。

費用が高額になることに対処するためには、同じクリニックで施術を受ける場合は、なるべく保証制度が充実しているところを選んでください。

クリニックのなかには、保証期間が一生涯であったり、修正回数が無制限であったりするところもあります。二重整形を繰り返すことによる費用の負担を抑えるためには、事前に保証内容を確認しておきましょう。

リスクと対処法4.埋没法だと元のまぶたに戻る場合も → 切開法を検討する

埋没法を繰り返し行うことにより元のまぶたに戻る可能性があります。

理由は、前の糸が影響して、二重のラインを維持できなくなるためです。さらに、埋没法が向いていないまぶたの方は、何度繰り返しても元のまぶたに戻る恐れが考えられます。

埋没法が向いていない方の特徴は、まぶたに脂肪が多い・皮膚がたるんでいる・目をこする癖があるなどです。

埋没法により元のまぶたに戻る場合は、切開法を検討することも1つの手です。先述しましたが、切開法は半永久的であるため、基本的に元に戻ることはありません。埋没法で元に戻るようであれば、切開法を受けることをおすすめします。

二重整形をやりすぎた場合は修正できる?

修正の手法手法内容修正の可否
Z法・目頭を「Z」のように切開
・皮膚入れ替えて縫合
W法・目頭を「W」のように切開
・皮膚の一部を切除し、引っ張り合わせて縫合
×
三日月法・蒙古ひだを切除×
リドレープ法・目の下のラインに沿って皮膚を切開
・筋肉のつっぱりを解消後、目頭に沿うように縫合
×

切開法や埋没法に伴い目頭切開を行うことがありますが、術式のなかには、修正できるものもあります。

目頭切開の術式として、Z法・W法・三日月法・リドレープ法が挙げられます。修正できる術式は、一般的な術式であるZ法です。

Z法は、文字通り「Z」の形に切開し、皮膚を入れ替えて縫合します。皮膚を切除しないため、ある程度修正できます。

引用元:AMORE CLINIC 須藤先生ブログ

W法は、「W」の形に切開します。皮膚の一部を切除し、引き込みながら縫合するため、技術力が必要なうえ、修正ができません。

引用元:AMORE CLINIC 須藤先生ブログ

三日月法は、単に蒙古ひだを切除する方法です。もともと人間には皮膚組織を再生する力があり、三日月法はあと戻りしやすい傾向にあるため、現在ではあまり用いられていません。

引用元:AMORE CLINIC 須藤先生ブログ

リドレープ法は、目の下のラインに沿って切開した後、筋肉のつっぱりを解消し、目頭に沿うように縫合します。傷跡が目立ちにくいことが特徴です。

引用元:MYCLI

また、先述したとおり、切開法は半永久的であるため修正が難しい傾向にあります。埋没法は、目の負担を考慮して、2回までがベストです。

修正が可能な術式であっても、施術を行うたびにまぶたに負担がかかるため、1回で納得のいく二重を手に入れられることが理想的です。

二重整形をやりすぎないようにするポイント3つ!

二重整形をやりすぎないようにするポイントは以下の3つです。

シミュレーションをしっかりすることや埋没法で幅を広くしすぎないこと、二重施術経験・実績のある名医を選ぶことが挙げられます。それぞれ詳しく解説するので参考にしてください。

やりすぎないようにするコツ1.シミュレーションをしっかりする

二重整形をやりすぎないようにするポイントは、シミュレーションをしっかり行うことです。

理由は、最終的にシミュレーションをもとに二重のラインを形成するためです。納得のいく仕上がりを目指すためには、シミュレーションの段階で医師と要望の認識を合わせておく必要があります。

また、二重の幅やデザインを決める際は、自分に合っているか医師と相談しながら決めることも大切です。自分に合っていない場合、老けて見えたり目が開けにくくなったりする恐れがあります。

ミリ単位の違いで印象が変わるため、適した幅やデザインを見極められるような技術力の高い医師を選びましょう。自分の理想を伝えつつ、医師の見解も聞き、十分なシミュレーションを行うことが大切です。

やりすぎないようにするコツ2.埋没法は幅を広くしすぎない

二重の幅を広くしすぎないこともコツのうちの1つです。埋没法の場合は、幅を広げるためにまぶたの上部で糸を留めると、脂肪が多く厚みがあることにより取れやすくなるためです。

個人差がありますが、埋没法で糸が取れにくい幅は、7mmほどといわれています。二重幅を広くしたい場合は、切開法で施術を受けることも1つの手です。

ただし、切開法でも幅を広くしすぎた場合は、不自然に見える可能性があります。埋没法でも切開法でもやりすぎることを防ぐためには、幅を広くしすぎないようにしましょう。

やりすぎないようにするコツ3.二重施術経験・実績のある名医を選ぶ

二重整形をやりすぎないためには、施術経験・実績のある名医を選ぶことも大切です。

経験により培った知識や技術を活かして、シミュレーションや施術を行うため、適した二重幅やデザインを見極めたり、傷跡が残らないようにしたりできます。

経験豊富な医師を見つけるためには、クリニックの公式ホームページや医師のSNSなどで実績を確認しましょう。

また、カウンセリングを行う医師と施術を行う医師が同じであることも大切です。異なる医師が行う場合、カウンセリングの内容がうまく伝わらない可能性もあります。

納得のいく仕上がりを目指すために、カウンセリングと施術を行う医師は同じであるか確認しましょう。

まとめ

今回の記事では、二重整形をやりすぎるとどうなるのかをはじめとし、やりすぎしてしまう要因やリスクと対処法などを紹介しました。

二重整形を繰り返すことで、不自然な顔になったり、傷跡が増えたりする可能性があります。リスクも生じるため、二重整形をやりすぎないようにするコツを知ることが大切です。

二重整形の再施術を検討している方は、次で納得のいく仕上がりになるように今回紹介したコツを参考にして、クリニック選びをしましょう。