シリコンバッグ豊胸手術について徹底解説！種類やダウンタイムは？

自分の胸の小ささにコンプレックスを抱いている女性は少なくないはずです。

胸を大きくするには豊胸手術という手段がありますが、施術方法もたくさんあることから、ご自身に合っている施術が分からない女性も多いのではないでしょうか？

そんなお悩みを抱えている方にはシリコンバッグ豊胸がおすすめです。

シリコンバッグ豊胸は豊胸手術の中でも、確実にバストのサイズアップが可能な美容手術です。

この記事でシリコンバッグ豊胸の施術方法や気になる副作用やダウンタイムの長さについて解説をしています。

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ビューティーウィズ編集部
荒木里緒
複数の美容クリニックのカウンセリングを巡り、二重整形・脂肪吸引・クマ取り・糸リフトなど数々の美容整形を受けている。SNSで美容整形に関する情報や口コミに目を通すことが日課。美容整形を受けて良かったことはもちろん、後悔や辛かったダウンタイムも踏まえ、自身の実体験が悩みを抱える方の役に立つことを目標に執筆を行う。

シリコンバッグ豊胸とは？

シリコンバッグ豊胸とは、乳腺や筋膜の下にシリコン状のバックを挿入してバストのサイズアップを図る美容整形です。

豊胸手術には脂肪注入やヒアルロン酸注入などがありますが、体内に吸収されてしまうことから定期的に注入しなくてはいけません。

シリコンバッグ豊胸は人体に影響の少ない人工物を入れることから体内に吸収されることがないため、半永久的にバストの形や大きさを維持できます。

脂肪の付きにくい女性でも、2カップ以上のサイズアップが可能です。

シリコンバッグには形や大きさ、柔らかさなど非常に多くの種類があるため、ご自身の理想とするバストを手にいれやすい豊胸手術と言えます。

シリコンバッグ豊胸のメリット

シリコンバッグ豊胸の最大のメリットは、2サイズ以上サイズアップできるため希望のバストサイズを叶えられることです。

サイズだけでなく形も自由に選べるので、どの豊胸術よりも理想に近い仕上がりになります。

さらに、完成したバストは半永久的に持続するため、しっかりとした変化を長期間維持できることが特徴です。

2カップ以上サイズアップできる

シリコンバッグ豊胸の最大のメリットは、2カップ以上のサイズアップが可能という点です。

ご自身の脂肪を注入する場合、太ももやお腹などからベイザー脂肪吸引などを行い、不純物を取り除いた脂肪をバストに注入していきます。

そのため、もともと痩せ型の女性や脂肪がつきにくい女性では満足のいくサイズアップには期待が持てません。

また、ヒアルロン酸注入の場合注入量に限界があるため、これらは1カップ程度のサイズアップが目安です。

対してシリコンバッグ豊胸は300種類以上の形・大きさの組み合わせがあるため、一気に胸を大きくしたい人から、ナチュラルな仕上がりを希望している女性まで幅広く対応可能です。

長期的に豊胸効果が持続する

シリコンバッグ豊胸は、体内に吸収されない人工物でできています。

そのためヒアルロン酸を注入する豊胸術と比較しても持続期間が非常に長く、1度施術を受ければ半永久的にバストの形や大きさを維持することができます。

クリニックによっては10年間に一度は診察を受けてシリコンバッグの交換を推奨していますが、他の豊胸手術と比較しても圧倒的に持続時間が長い特徴があります。

形や大きさを自由に選べる

女性が豊胸手術を検討する時の理由は、それぞれのライフスタイルも影響します。

例えば、もともと胸のサイズが小さな女性と、出産を経て授乳後にサイズダウンしてしまった女性では、仮に2カップ以上のバストアップを希望していていたとしても、必要となるシリコンバッグの種類は異なります。

そのため、シリコンバッグ豊胸を受ける女性は理想とするバストの形やデザインをあらかじめ持っておくと良いでしょう。

シリコンバッグ豊胸は、使用するシリコンの材質や大きさ、形、性質によって完成されるバストのデザインに大きな差がで出ます。

ご自身の胸のどこにコンプレックスを抱いているか、どんな仕上がりにしたいかをによって最適な種類を選べるようになっています。

シリコンバッグ豊胸のデメリット

シリコンバッグ豊胸はメリットの多い施術ですが、いくつかデメリットもあります。

まず、シリコンバッグ自体に寿命があり、安全・安心のためにも10年程度を目安にメンテナンスが必要です。

また、脂肪注入豊胸やヒアルロン酸豊胸よりも術後の痛みが強く出る可能性があり、ダウンタイムはやや長めになります。

しかし、デメリットを知っておくことで影響が少なくなるよう考慮して施術を受けることもできるので、それぞれを詳しく解説します。

シリコンバッグには寿命があるのでメンテナンスが必要

シリコンバッグ豊胸の寿命は、シリコンバッグの劣化に左右されることが多いです。

シリコンバッグ自体の平均寿命が10年前後と言われています。

選択するシリコンバッグの性能にもよりますが、寿命が過ぎたシリコンバッグをそのまま使用していると硬くなってしまったり、破損しやすくなってしまいます。

また、劣化したシリコンバッグを体内に入れたままにすると、感染症を引き起こすリスクも考えられます。

そのほかに、シリコンバッグを入れたバスト自体は加齢の影響を受けることがなく、ハリとボリュームが維持されますが、胸以外は年齢とともに変化するため、バランスが悪く違和感のあるボディラインになってしまう可能性もあります。

シリコンバッグ豊胸を受けるのであれば、術後1年に1回定期検診を行い、バッグの状態を確認してくれるクリニックを選ぶと安心です。

術後の痛みが強くダウンタイムが長い

脂肪注入やヒアルロン酸注入豊胸と比較すると、シリコンバッグ豊胸の方がダウンタイムが長く痛みも強いと言われています。

シリコンバッグ豊胸では、特に挿入部分の強い傷の痛みが予想されます。ピーク時は痛みでベットから動くことができない、寝返りをうてない、少しの衝撃でも強い痛みが胸に走るといった経験をされている人も多いです。

術後の痛みには個人差がありますが施術当日から術後3日目までがピークで、その後は筋肉痛のような痛みになり、だんだんと痛みは落ち着きます。

アザのような内出血や腫れが消えるまでは、2～3週間程度が目安です。

ピーク時の痛みが不安に感じる型も多いですが、シリコンバッグ豊胸を扱うクリニックでは鎮痛剤などの処方を行い、術後の痛みの緩和をサポートしています。

見た目や触り心地に違和感が出る可能性

シリコンバッグ豊胸は使用するバック素材や、バック内のジェルの性質によって期待できる効果が異なります。

バストに張りを持たせる素材のシリコンバッグは仰向けに寝ても、バストトップが変わらないことから乳房全体に動きが少なく、不自然な動きになることも珍しくありません。

また、安全性を重視したシリコンバッグは耐久性が高い分、シリコンバッグ全体が固い感触があります。

最新のシリコンバッグ素材はエルゴノミックスというより自然な感触で、安全性の高いシリコンバッグがリリースされており、より自由でナチュラルなバストデザインを可能としています。

シリコンバッグの挿入する位置や、形などで見た目の不自然さを解消することができますので、シリコンバッグの種類や豊胸手術の実績が豊富なクリニックで手術を受けましょう。

豊胸で使われるシリコンバッグの種類

豊胸で使用されるシリコンバッグにはどのような種類があるのでしょうか？

実はシリコンバッグは素材や形状によって、バストのデザインに大きく影響を与えます。

それぞれの特徴を把握して、ご自身の理想とするバストにピッタリなシリコンバッグを選択しましょう。

シリコンバッグの代表的な種類

バストに挿入するシリコンバッグにはいくつかの種類がありますが、代表的なものは4種類です。

柔らかさや耐久性、製品の特徴などがそれぞれ異なりますので、順番に解説していきます。

【モティバ】

引用共立美容外科

モティバはシリコンバッグ豊胸では最も一般的なインプラントバックのひとつで、ジェルが100%詰まったタイプのシリコンバッグです。

2010年にアメリカのエスタブリッシュメントラブス社（Establishment Labs）が開発しました。

アメリカではバストサイズをアップしたい需要の多さから、モティバでは350種類のサイズと形を提案しています。

耐久性に優れており、とにかくバストを大きくしたい人から、脂肪の少ない人にもおすすめのシリコンバッグです。

またバック内のジェルも3種類から選択できるため、ご自身の理想的なバストを手にいれることができます。

引用共立美容外科

①エルゴノミックスでないタイプ

モティバシリーズのエルゴノミックスタイプでないジェルは粘り気が強いため、重力に逆らう性質があります。

そのため、体勢を変えてもバストトップの位置がズレないことから、キレイな谷間を作ることができる特徴があります。

その分、固さがあるため、仰向けになった時でも位置が変わらないことからパートナーなどにバレてしまうリスクがあります。

エルゴノミックスタイプのジェルを使用しているシリコンバッグと比較すると10万円以上価格が異なるため、費用を安く抑えたい人におすすめの素材です。

②エルゴノミックスタイプ

エルゴノミックスタイプのジェルを使用しているシリコンバッグは、柔らかさと自然体なバストラインをデザインすることができます。

体の重心の変化に合わせてジェルが移動し3つのジェルタイプの中で比較すると最もナチュラルな見た目や感触を残したままバストアップが可能です。

品質が良い分費用が高くなりますが、より自然体なバストを好む日本人女性から最も人気のある素材です。

③エルゴノミックス2

エルゴノミックスは従来のモティバシリーズの中でも最新のジェル素材です。

自然体な見た目や感触は維持しつつ、250倍以上の安全性に優れています。

また、従来のエルゴノミックスのジェル素材よりも45%以上の柔軟性が増しているため、感触がより柔らかくナチュラルなバストデザインが可能です。

ジェル素材の中では最も値段が高いことから、素材にこだわりたい人や安全性を求めている人、絶対にパートナーにバレたくない女性におすすめのです。

【メスモ】

引用　NAGUMO CLINIC
メスモはドイツにあるPOLYTECH社から販売されているシリコンバッグです。

耐久性の高い7層構造で、被膜拘縮が起きにくい特徴があります。

EU加盟諸国の基準をクリアしたCEマークを取得していることから、安全性が保証されています。

また、従来のシリコンバッグよりも立体的な構造をしているため、バストラインにフィットしやすく、表面のファインマイクロテクチャーシェルは滑らかな質感なので人体へのダメージも低減しています。

バストラインや谷間を作りたい女性におすすめのシリコンバッグです。

【ベラジェル】

引用　OZAKI CLINIC

ベラジェル（BellaGel）とは韓国の医療機器メーカーハンスバイオメド社（HANS Biomed） によって製造されている豊胸用シリコンバッグです。

韓国の美容クリニックでも多数取り扱いがあり、トップクラスのシェアを誇る人気の豊胸インプラントです。

韓国メーカーということもあり、欧米女性よりもアジア人女性の体型にフィットします。

大幅なサイズアップよりも柔らかさを追求しており、100種類以上の型を提供しているので、日本人女性のニーズに近いシリコンバッグです。

【メモリージェルバッグ】

引用　有楽町形成外科クリニック

メモリージェルバッグとは、アメリカのMentor社が開発したシリコンバッグです。

外膜が４層構造となっており、従来のシリコンよりも粘度が高く半固形のコヒーシブシリコンを使用しているため、耐久性に優れ破損時にも外に漏れ出ない設計が特徴的です。

また、メモリージェルバッグの外膜はシルテックスと呼ばれる特殊な仕様で、人体に影響を与えにくい構造となっています。

シルテックスの構造により、表面を包み込むカプセルを薄くするため、バッグの交換時でも安全に取り出しができるメリットがあります。

シリコンバッグのテクスチャー

シリコンバッグの表面に形状には表面がざらざらなテクスチャードタイプと、表面がツルツルなスムースタイプがあります。

テクスチャードタイプのシリコンバッグはバストの中で可動範囲が狭いため、カプセル拘縮が起きにくく、術後のマッサージが最低限で済ませることができます。

スムースタイプは柔らかい素材が多いこともあり、触り心地が良い分、シリコンバッグを収納するスペースを広く取る必要があるため、カプセル拘縮が起きやすい特徴があります。

ご自身の理想とするバストデザインをもとに、シリコンバッグの形状にも注目しましょう。

シリコンバッグの形

シリコンバッグの形にはお椀のような形をしたラウンド型、雫のような形をしたアナトミカル型、体勢によって変わるハイブリッド型の3種類に分かれています。

バストを大きく見せたい場合はラウンド型、もともとのバストが小さい女性やバストの下側にボリュームを持たせたい場合はアナトミカル型、自然体なバストを希望する場合はハイブリッド型のシリコンバッグを選択しましょう。

同じカップ数のボリュームを求めたとしても、もともとの脂肪の量や体型などでおすすめの形は異なりますので、医師と相談しながら選択をすることをおすすめします。

シリコンバッグの挿入位置は主に3つから選択

引用表参道スキンクリニック

シリコンバッグの挿入する位置は3種類に分かれています。

体型や体質などによって、最適なシリコンバッグの挿入位置は異なります。

どの場所にシリコンバッグを挿入するかで期待できる効果や、メリット・デメリットに違いがありますので把握しておきましょう。

乳腺下

乳腺下にシリコンバッグを挿入する場合、筋肉や筋膜を剥す必要がないため出血が少なくリスクも抑えられる特徴があります。

また乳腺の土台を底上げしているため、もともと胸の大きい人と同じような構造になります。

そのため、触り心地や揺れなどの動きを重視する人におすすめです。

一方デメリットは、皮膚からシリコンバッグまでの距離が一番浅いため、痩せ型で皮下脂肪の薄い方の場合には、シリコンバッグの段差やシリコンバッグ表面の波うちが浮き出て見える可能性があります。

大胸筋膜下

大胸筋膜下にシリコンバッグを挿入する場合、大胸筋を包む筋膜の下にシリコンバッグを挿入します。

大胸筋を傷つけることはないため、リスクを抑えることができます。

乳腺と大胸筋のあいだにシリコンバッグがあるため、形状がわかりにくく垂れている胸の女性でも段差になりにくいです。

筋肉の収縮によるバストの変形を起こしにくいのが特徴です。

一方でメリットは筋膜を剥がしてスペースを作るため、出血量が多くダウンタイムの痛みが強いことがあげられます。

大胸筋下

大胸筋下にシリコンバッグを挿入するメリットは、皮膚からシリコンバッグまでの距離が遠いため、見た目や触った場合もシリコンバッグの形状がわかりにくいことです。

そのため、バストの形を重視したい人におすすめの挿入方法です。

また痩せ型の女性や、もともと脂肪の少ない女性向けでもあります。

一方デメリットは、筋肉組織の下にシリコンバッグが入り込むため、筋肉に力が入ると胸全体がより固くなります。

そのため柔らかさよりも、見た目を重視する人におすすめの挿入方法です。

シリコンバッグ豊胸のダウンタイムについて

シリコンバッグ豊胸のダウンタイムについて解説をしていきます。

シリコンバッグ豊胸は脂肪注入、ヒアルロン酸注入と比較するとダウンタイムが長く、術後の痛みが強いことが特徴的です。

シリコンバッグ豊胸のダウンタイムの長さや痛み、対処法について解説をしていきます。

ダウンタイムの期間と症状

シリコンバッグ豊胸のダウンタイムは胸の腫れ、むくみ、痛み、かゆみ、違和感などが挙げられます。

術後の気になる痛みについてですが、筋肉痛のような痛みと表現されることが多いです。

痛みについては個人差がありますが、ひどい人ではベッドから起き上がれないほどの痛みや、寝返りが打てないというケースもあることを覚えておきましょう。

挿入したバッグがずれてしまわないよう術後3日程度はバストバンドを使用し胸を固定しておく必要があります。

痛みのピークは術後3日間のため、シリコンバッグ豊胸を扱う美容クリニックでは鎮痛剤を処方されることが多くあります。

また、オプションで72時間の鎮痛効果のあるエクスパレス麻酔を使用しているクリニックもあるため、痛みに弱い女性におすすめです。

内服薬が処方されるため、お仕事を長期間休む必要はありませんが、デスクワークの方であれば1日、体を動かすハードワークの方であれば2〜3日お休みをとることが推奨されています。

日常生活に関してはいくつか行動制限があります。例えば、シャワーに関しては術後3日目以降、入浴は抜糸が完了した翌日以降から可能です。

挿入したバッグが完璧に体に馴染むまでには半年以上の時間が必要となります。

ダウンタイム中の過ごし方

シリコンバッグは外側からの衝撃に大きく影響されます。

耐久性に優れている素材が多いですが、破裂する可能性がゼロではありません。

そのため、日常生活からバッグに衝撃を与えないよう注意が必要です。

また、手術後1～3か月は特に形が変形する可能性があるため、圧迫するような行為を避ける必要があります。

胸を圧迫するワイヤーの入ったブラジャーの着用は避け、ブラトップやスポーツブラなどを着用しましょう。

手術後の喫煙や飲酒は傷跡の回復を左右するため、1～2ヵ月程度は控えておいた方が良いとされています。

マッサージでアフターケアを行う

シリコンバッグ豊胸手術を終えて1週間ほど経ったらマッサージを行います。

施術直後はシリコンバッグが動く空間を設けていて、姿勢や動きに対してバッグが自由に動けるため、自然なバストに近い状態です。

その後、体内の免疫反応により、施術で作った空間が少しずつ小さくなっていきます。

これをカプセル拘縮といい、この状態のままマッサージをせずに放置してしまうと、シリコンバッグの可動域がなくなることから、固まってしまい不自然なバストになってしまいます。

そのため、施術後は1日に3～5回、5～10分間のマッサージを行う必要があります。

マッサージ方法は施術したクリニックで詳しく指導してくれるので、しっかり覚えておきましょう。

シリコンバッグ豊胸の値段・費用相場

シリコンバッグ豊胸の施術費用は、施術で使用するシリコンバッグとオプション利用料の合算となります。

また、同じシリコンバッグでもクリニックによって施術代金に開きがあるため、費用を安く抑えたい人はより慎重にクリニック選びをする必要があります。

シリコンバッグ豊胸の施術料金

シリコンバッグは、素材やメーカーによって費用や特徴が異なります。

柔らかさや耐久性などはシリーズごとで異なるため、理想とするバストを実現するためのシリコンバッグ選びは非常に重要です。

メーカーごとの違いについては、アメリカに本社のあるモティバは大幅なサイズアップをコンセプトとしているため、300種類以上の型を提供しています。

韓国に本社があるベラジェルはアジア人向けのシリコンバッグをコンセプトとしているため、より自然体な柔らかさを再現しています。

シリコンバッグは耐久性・安全性・柔らかさなどの性能が上がるほど、施術代金も比例して高くなる傾向があります。

また、同じシリコンバッグでもクリニックによって施術代金に大きな開きがあるため、治療費用を安く抑えたい場合はしっかりと比較してから施術を申し込む必要があります。

オプションの種類と費用

シリコンバッグ豊胸では、腋下の切開範囲を小さくするEZファンネルやケラーファンネルが一般的です。

従来のシリコンバッグの挿入方法は物理的にシリコンバッグを定位置まで押し込んでいたため、切開部分の縫合跡などを気にする女性が多くいました。

現在では、シリコンバッグ専用の漏斗を使用することで、切開範囲を最小限に抑えることができます。

そのため縫合跡も小さく、パートナーにも気づかれにくいと好評です。

また脂肪注入とシリコンバッグ豊胸を同時に行う施術に対応しているクリニックもあります。

痩せ型や、脂肪の少ない女性がシリコンバッグを入れると、バックの位置がわかりやすく不自然なバストデザインになることも珍しくありません。

脂肪注入を同時に行うことで、シリコンバッグの境目が自然になり、ナチュラルなバストを手にいれることが可能です。

高額なシリコンバッグ豊胸はモニターの検討がおすすめ

症例モニターとは、一般的な施術代金よりも大幅に費用を安くすることのできるシステムです。

シリコンバッグ豊胸をはじめ人気の美容整形で募集されていることが多くあります。

豊胸術のモニターはほとんど顔出しの必要が無く、バスト部分のみの撮影であることがほとんどです。

一般価格から最大で50%ほど割引されるため、費用を安く抑えたい人におすすめです。

症例モニターが募集されているかはクリニックによって異なるため、最新情報はクリニックの公式サイトを確認してみましょう。

症例モニターで撮影した写真は、公式サイトでの画像掲載や、雑誌やテレビなどのメディアでの症例紹介で使用されます。

シリコンバッグ豊胸で後悔しないためのクリニックの選び方

確実なバストアップができる人気のシリコンバッグ豊胸ですが、クリニックが多すぎてどこのクリニックを受診すれば良いか迷ってしまう人も多いはずです。

後悔しないためにもシリコンバッグ豊胸を受けるクリニックを探すためのポイントについて解説をしていきます。

1.保証や施術後のアフターサービスは充実しているか

後悔しないためのクリニック選びではサポート体制が充実しているかも非常に重要となります。

豊胸手術の実績が豊富な大手クリニックでは、万が一挿入したシリコンバッグが破損してしまった時に備えて無料で再手術をしてくれるクリニックもあります。

また、施術後に定期検診を行い、バッグに破損が無いか、バストに異常はないかをチェックするなど、保証内容はクリニックによってさまざまです。

料金に保証内容が含まれている場合とそうでない場合がありますので、事前にしっかりと内容を確認しておくと良いでしょう。

2.シリコンバッグ豊胸の名医がいるか

取り扱っている施術内容や使用してるシリコンバッグの種類だけでは、クリニックの良し悪しを判断することは難しいです。

シリコンバッグ豊胸の実績を確認するためには、まずは公式サイトの症例写真の数に注目してみると良いです。

症例写真の多さはクリニックの実績に比例することが多いため、在籍している医師も十分な経験を積んでいると判断ができます。

また、大手のクリニックであれば、役職や略歴、実際に対応した症例件数などが記載されていることがほとんどです。

バストに関係する医師経験や、持っている資格などにも注目しましょう。

3.通いやすい範囲のクリニックを選ぶ

シリコンバッグ豊胸は、複数回の通院が必要となる美容整形です。

カウンセリング、施術当日、術後検診など定期的にクリニックに来院する必要があります。

そのため、自宅から通いやすい範囲のクリニックを選びましょう。

万が一異常があった場合にも、すぐ診察してもらうことが可能です。

もし施術を希望するクリニックが自宅から数時間かかる場合、ダウンタイム中痛みのピークとなる数日間はホテルなどを取っておくと安心です。

シリコンバッグ豊胸の人気クリニック10院を比較！

	1.湘南美容クリニック	2.ガーデンクリニック	3.共立美容外科	4.東京美容外科	5.聖心美容クリニック	6.TAクリニック	7.城本クリニック	8.THE CLINIC	9.オザキクリニック	10.新宿杉江中央クリニック
イメージ
シリコンバッグ豊胸	Motivaエルゴノミクス2 625,680円〜 Motivaエルゴノミクス 651,750円 MESMO 581,400円〜	モティバ 1,100,000円〜	生理食塩水バッグ 398,200円 メモリージェルバッグ 608,300円 モティバ（エルゴノミックス） 792,000円 モティバ（エルゴノミックスではないタイプ） 608,300円 KUJIME式ダブルトリートメント豊胸術 第一オペ:1,049,400円 第二オペ:632,500円	エンジェルサイズ（1カップまでサイズアップ） 550,000円〜 モティバ 1,100,000円〜 モティバエルゴノミクス 1,320,000円 モティバエルゴノミクス2 1,375,000円 ベラジェル 1,320,000円 ベラジェル　スムースファイン 13,750,000円 セビン 1,320,000円	メモリージェル・ナトレル（バイオセル） 885,500円 モティバジェントル（ラウンドタイプ） 995,500円 モティバジェントル（エルゴノミクスタイプ） 1,160,500円 ※麻酔代・インディバ4回・血液検査代込み	モティバ 1,072,500円 エルゴノミックス・ベラジェル・メスモへ変更 ＋330,000円	生理食塩水バッグ 715,000円 シリコンバッグ 1,045,000円 コヒーシブシリコンバッグ 1,045,000円 アナトミカルバッグ 1,045,000円 アシメントリーバッグ 1,045,000円	ソフトバイオセルバッグ（ラウンド型） 825,000円 ソフトバイオセルバッグ（ティアドロップ型） 990,000円	モティバエルゴノミックス2 748,000円〜 ベラジェル 968,000円〜	メモリージェルバッグ 550,000円
モニターの有無	有	有	有	有	有	有	無	有	有	無
カウンセリング料	無料	無料	無料	無料	無料	無料 医師の診察は初回のみ3,300円	無料	無料	無料	無料
支払い方法	現金・クレジットカード・デビットカード・ビットコイン・医療ローン	現金・クレジットカード・デビットカード・医療ローン	現金・クレジットカード・デビットカード・医療ローン	現金・クレジットカード・デビットカード・医療ローン・コード決済	現金・クレジットカード・デビットカード・QRコード・医療ローン	現金・銀行振込・クレジットカード・デビットカード・医療ローン	現金・クレジットカード・医療ローン	現金・クレジットカード・デビットカード・医療ローン	現金・クレジットカード・デビットカード・医療ローン・スマホ決済	現金・クレジットカード・デビットカード・医療ローン
院数	全国120院	全国8院	全国26院	全国16院	全国11院	全国8院	全国25院	全国5院	全国3院	全国1院
公式サイト	公式サイトを見る	公式サイトを見る	公式サイトを見る	公式サイトを見る	公式サイトを見る	公式サイトを見る	公式サイトを見る	公式サイトを見る	公式サイトを見る	公式サイトを見る

豊胸手術は美容整形では一般的な施術ということもあり、ほとんどのクリニックで扱ってます。

全国展開しているようなクリニックではカウンセリングを無料で実施していることも多いため、ご自身の体型や体質に最適なシリコンバッグ豊胸について事前に相談することでより具体的なイメージに繋がるでしょう。

現在の人気のシリコンバッグは300種類以上のデザインが可能なモティバです。

ほとんどのクリニックで扱っているため、こだわりがない人はモティバの料金で各クリニックの料金を比較してみましょう。

シリコンバッグ豊胸は決して安い美容医療ではありません。

そのため、施術費用を抑えたいのであればモニター割の扱いはあるか、希望の支払い方法はあるかもチェックしてください。

シリコンバッグ豊胸がおすすめのクリニック5選

シリコンバッグ豊胸の実績が豊富な美容クリニックを厳選して5院紹介していきます。

クリニックによって取り扱っているシリコンバッグの種類や料金、モニタープランなどが異なるため、クリニック選びの参考にしてみてください。

おすすめクリニックをより詳しく知りたい方向けに、以下の記事でも詳しくまとめています。

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1.湘南美容クリニック【取り扱うシリコンバッグの種類が豊富】

湘南美容クリニックのシリコンバッグ豊胸施術は、取り扱うシリコンバッグの種類の多さや施術方法、オプションの豊富さが特徴的です。

またクリニックによって症例モニターを募集しているため、高額になりやすい豊胸手術の費用を抑えることも可能です。

別途オプション料金はかかりますが、内視鏡を使用した精密施術にも対応しているため、バストのデザインにこだわりたい人のおすすめのクリニックです。

豊胸の症例写真

引用：湘南美容クリニック

2.ガーデンクリニック【オーダーメイド治療で理想のバストをデザイン】

「ガーデンクリニック」は、全国主要都市を中心に展開する美容クリニックです。

ガーデンクリニックは使用するシリコンバッグを実際に手に取ってサイズや感触を確認することができます。

そのため術後のイメージをつけやすいことから、安心してシリコンバッグ豊胸に臨むことができます。

ガーデンクリニックは患者ひとりひとりに対してオーダーメイド治療をクリニックのコンセプトとしています。

体型や脂肪の量に応じて理想のバストを手に入れることができるクリニックです。

豊胸の症例写真

引用：ガーデンクリニック

3.共立美容外科【シリコンバッグ世界トップメーカーの公認クリニック】

世界トップのシリコンバッグメーカー・メンター社から最優良認定を受けています。

理想的なバストデザインを手に入れるために、共立美容外科ではシリコンバッグのジェル素材も複数用意しています。

実績が豊術なクリニックですので、身体データや体質からベストなシリコンバッグを選択してもらえます。

また共立美容外科では手術後1年間は定期検診が無料のため、クリニックのサポート体制を重視する人にもおすすめです。

豊胸の症例写真

引用：共立美容外科

4.東京美容外科【クリニック独自の豊胸施術でダウンタイムを最小限に】

通常のシリコンバッグ豊胸はダウンタイムが長く、強い痛みを伴うことも珍しくありません。

東京美容外科ではオリジナル施樹により術後の痛みを最小限に抑えられることから、日常生活にすぐに戻ることも可能です。

また豊胸施術を受けた人には、術後のバストを安定させるサポートブラや肉割れを防ぐためのオイルをプレゼントするなど、術後特典が多いことも特徴的です。

豊胸の症例写真

引用：東京美容外科

5.聖心美容クリニック【シミュレーションシステムで術前に完成形を確認できる】

自然体なバストデザインはもちろん、シリコンバッグを挿入する時の傷口を最小にするなど、施術のクオリティの高さが特徴的です。

カウンセリングからアフターケアまで専任のドクターが担当してくれるため、安心してシリコンバッグ豊胸を受けることができます。

またカウンセリング時には術後の完成イメージを映像で確認することのできるシミュレーションシステムを導入しています。より具体的なイメージを持って施術に臨めるクリニックです。

豊胸の症例写真

引用：聖心美容クリニック

シリコンバッグ豊胸の施術の流れを5ステップで解説

シリコンバッグ豊胸の施術を受けるクリニックが決まったら、公式サイトから簡単にカウンセリングの予約を取ることができます。

カウンセリングを受けたクリニックで必ず施術を受けなければならないわけではないので、複数のカウンセリングを予約してもOKです。

クリニックによって施術方法や、アフターサポートの内容は異なりますが、おおよその流れを把握しておくことでスムーズに施術まで進むことができます。

1.カウンセリング・シリコンバッグの選択

シリコンバッグ豊胸の施術を扱うほとんどのクリニックでは、カウンセリングは無料で実施しています。

どれくらいのサイズアップを検討しているか、施術方法、モニタープランの利用などについて相談してみましょう。

ご自身の希望や体型にあったシリコンバッグの種類や、最適な施術方法を提案してくれます。

クリニックによっては、シミュレーションシステムを使ったイメージシミュレーションを扱っているクリニックもあるので、施術前に完成イメージを確認することも可能です。

施術のメリットやデメリット、合わせてリスク等の説明もありますので、不安を残さないように聞きたいことをメモにしておくとスムーズにカウンセリングを進めることができます。

2.検査（血液検査・エコー検査）

シリコンバッグ豊胸を受ける際に、体の状態をチェックするために血液検査が実施されることが多いです。

クリニックによっては最近3カ月以内の血液検査結果（ヘモグロビン、血小板数、肝、腎機能）のコピーでも代用ができます。

また乳腺エコー検査は、バストの状態とシリコンバッグの挿入位置の確認ために実施します。

過去に豊胸手術を受けたことのある人で拘縮やシコリが気になる場合は、施術前に確認することで、施術の安全性をより高める目的があります。

3.施術と術後

シリコンバッグ豊胸の手術当日の食事は手術の6時間前までに済ませておく必要があります。

手術に入る前に体への負担が少ない局所麻酔や静脈麻酔法を用い、リラックスした状態で手術の準備に入ります。

点滴を開始して5分程度で眠った状態に入ります。麻酔がしっかり効いてから手術を開始するため、施術中は痛みを感じることはありません。

シリコンバッグ豊胸の手術は1時間程度で終わることがほとんどです。

術後はシリコンバッグが不安定なことから、体を2時間ほど休めてから帰宅します。

そのため、入院の必要はなく、日帰りで施術を受けることが可能です。

4.ドレーン抜去・抜糸

通常手術から2～3日後にガーゼ交換とドレーン抜去を行い、7～10日後に抜糸をします。

抜糸後、翌日にはシャワーを浴びることもできるため日常生活に戻ることができます。

ドレーンとは、術後のシリコン周囲の出血によってのちに被膜拘縮を起こすのを防ぐために、体外へ血液を逃がす細い管のことです。

出血が多く見込まれる場合は挿入されることがありますが、感染の原因になる可能性がもあることから全てのシリコンバッグ豊胸手術で行うわけではありません。

5.定期検診・アフターケア

シリコンバッグ豊胸の定期検診は術後1ヶ月、3ヶ月に実施されることが多いです。

3ヶ月ほど経つと、少しずつシリコンバッグが胸全体に馴染みはじめます。

シリコンバッグ豊胸のダウンタイムの軽減や、より早く定着させるためにはマッサージが重要となるため、定期的に実施することをおすすめします。

また、アフターサポートが充実しているクリニックでは、定期検診や術後カウンセリングなど全て無料で対応してくれます。

不安なことがあれば気軽に相談しましょう。

まとめ

シリコンバッグ豊胸は確実にバストをサイズアップすることができる豊胸手術です。

クリニックによって取り扱うシリコンバッグの種類や施術方法、費用、アフターサポートが異なるため、クリニック選びは慎重に行いましょう。

気になるクリニックが見つかれば、一度無料カウンセリングを受けてみることをおすすめします。

今回ご紹介したほとんどのクリニックは担当医師による無料カウンセリングを実施していますので、理想的なバストを手にいれるためのアドバイスに期待が持てます。