<この記事に書いてある事>
・スーグラは、糖が吸収される前に排出してくれる作用のある糖尿病治療薬
・当院で取扱いのある「カナグル」にも同じ作用がある
・副作用として、感染症や脱水症状などが起こりうる
・美容目的での処方は保険適用にはならない
・継続することで効果が現れるため、正しい服用方法を守ることが大切
・クリニックは、オンライン診療が可能なクリニックを選ぶのがおすすめ
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メディカルダイエットの治療プログラムでは、食事、運動指導と共に、肥満治療薬を使って、食欲を抑える作用糖分の吸収を抑えてくれるスーグラなどを取り扱いするクリニックが増えています。
患者様のご希望や、食欲の強さの程度や希望に合わせたメニューを組み合わせ出来るのもクリニックの強みです。
スーグラの痩せる仕組みや副作用なども見ていきましょう。
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スーグラとは
スーグラとは、BMIが高い肥満を伴う2型糖尿病治療薬として2014年にアステラス製薬から発売されたSGLT-2阻害薬に分類される薬で、元々は糖尿病の治療薬です。
糖が身体に吸収される前に尿から排出するそのしくみがダイエットにも適していると注目され、近年は美容クリニックでも取り扱われるようになりました。 効果や有効成分、メカニズムについてくわしく見ていきましょう。
スーグラがもたらすダイエット効果
スーグラは糖分の吸収を抑えてくれる薬で、元々は、BMIが高い肥満を伴う2型糖尿病治療薬として2014年に発売された糖尿病の治療薬です。
1錠あたりおよそ240kcal〜400kcal分、ケーキ1個分のカロリー(糖分)の吸収を抑え、尿中に排出する作用があります。
糖尿病の治療薬「SGLT2阻害薬」を服用しているというダイエットは最近よく耳にするようになったのではないでしょうか。かの有名なIT起業家も体重コントロールのために飲んでいるということを言っていたこともあります。
低血糖が起こりにくく安全性が高く、長期処方日数制限などもないため、ダイエット薬として人気と知名度が上がっているのです。
スーグラの有効成分やメカニズムについて
スーグラの効果のメカニズム
糖を吸収する前に体外に排出することができるため、スーグラはダイエット効果があるとされています。
血糖値を下げるだけでなく、内臓脂肪燃焼による体重減少も見込め、新たなダイエット法として年々注目が集まっている薬です。 効きすぎることによる低血糖の心配も少なく、医師の処方で服用する薬のため安全で使いやすい薬ということでしょう。
この薬は元々の用途である糖尿病の治療はもちろんのこと、過剰な糖が体から排出されることで血糖値が下がりますので、2型糖尿病の治療、神経障害や目の病気、腎臓病などの予防にもつながります。さらには体重が落ちる効果があるというダイエット効果が注目され、美容目的でクリニックで取り扱われることも多くなってきました。
また、血糖値と昨今流行している新型コロナウイルスをはじめとした感染症にもかかわりがあり、バランスを保つことで免疫力をカバーしてくれる働きもあるとされています。
カナグルについて
実は美容目的のダイエット薬として処方されているSGLT2阻害薬には他にも種類があります。
それぞれの製薬会社は営業上の必要から違いや優劣を語ろうとしますが、現時点ではまだ明らかな証拠にもとづいた優劣比較はできないといえるでしょう。よって、薬を処方するクリニックもほとんどの場合は取り扱う薬を絞っていることでしょう。
当院では「カナグル」という薬を処方させていただいております。 カナグルも作用や効果は同じです。服用すると1日に約240kcal~400kcalの糖を尿と一緒に排出することができ、むくみが取れたり、体重減少が期待できます。また、服用を継続することにより脂肪をためない体質をつくることができます。
スーグラを使用する際の副作用やリスク
安全性の高さを謳っていたとしてもどの薬にもリスクというものは付きものです。実感しやすいリスクとして、尿の排出量が増えること(頻尿)、それによって糖と一緒に水分まで失われるため脱水を起こすことがあります。
また、吐き気、食欲不振、腹痛、過度な喉の渇き、呼吸困難、意識障害などがあった場合はすぐに医師にご相談ください。
その他起こりうる副作用については、以下をご覧ください。
- ふらつき、脱力感、冷や汗、動悸、手足のふるえ(低血糖含む)
- 寒気、発熱、高熱、脇腹の痛み、背部痛、関節、筋肉の痛み
- 腎盂腎炎、外陰部および会陰部の壊死性筋膜炎
- 敗血症
- 尿量の変化、のどが渇く、からだがだるい、脱力感、めまい、皮膚の乾燥、脱水
- 吐き気、嘔吐(おうと)、食欲不振、腹痛、激しいのどの渇き、倦怠感
- 深く大きい呼吸、意識の低下
尿路感染、性器感染、陰部に細菌感染を起こしやすい
デリケートな話になりますが、尿糖がでるため尿路感染、性器感染、陰部に細菌感染を起こしやすいとされています。それらの尿路感染症には気を付けてください。対策としては十分な水分を摂り、陰部を清潔に保つことが大切です。
脱水、腎機能低下
また、脱水を起こす可能性と、腎機能が低下する恐れがありますのでご注意ください。
なにか少しでも違和感を感じたらすぐに医師に相談するようにしましょう。 その他、皮疹などの副作用も報告されております。
その場合は投与後1日目からおよそ2週間以内に発症しているケースがほとんどのため、投与後早期より十分な注意が必要になるとのことです。症状が出たらすぐに皮膚科医に相談することが重要です。 しかしこれらの副作用はどれも、必ず起こるということではありません。
スーグラを飲んではいけない人
- 糖尿病や癌などの病気をお持ちの方
- 腎臓の機能が低下している方
- 妊娠中の方
- 極度に痩せている方
は治療を受けられません。
尿量が増加し脱水症状になることがあるため水分をこまめに摂取してください。水分摂取をこまめにすることにより、尿路感染症の予防にもなります。腎臓疾患や心疾患のある方も服用できません。
また飲酒は控えてください。アルコールの分解には糖が使われていて、特に大量に飲酒してしまうと血糖値の低い状態になる場合があります。
アルコールの分解中にスーグラの効果によって、糖分の再吸収が阻害されてしまうと、低血糖となる可能性もあります。
もし低血糖によりめまいなどの症状が起こった場合には、糖分が多めに入ったジュースを飲むなどの糖分の補給をしてください。
尿に糖が排出されるため、尿検査では尿糖が陽性になることを予めご理解ください。3~4ヵ月治療を行っても効果がない場合は中止をご検討下さい。
スーグラの費用と保険適用について
これまでの食生活ととくに大きく変える必要もなく、過度な運動も必要とせずに、薬の服用のみでダイエットが叶うのはとても魅力的ですよね。 しかし、いくら誰もが望む「楽して痩せられる」が叶うとしても、あまりにも費用がかかると継続が難しいのも現実です。スーグラの費用をご覧ください。
スーグラの費用
スーグラは50錠分まとめ買いの方の1錠当たりの価格の相場が、25ミリグラム1錠 260円(税込)~です。
スーグラは保険適用可能か
美容目的のため保険適用にはならず、自費診療となります。
他薬やダイエットサプリメントの比較と相互作用について
ダイエット薬と呼ばれる薬は他にもありますが、違いはなんなのでしょう。また、糖質カットのスーグラは、効能の異なる他のダイエット薬やサプリと併用することはできるのでしょうか。
他の薬やダイエットサプリとの比較
スーグラは糖質の吸収を抑える内服薬です。メディカルダイエットには他に有名なもので、脂質の吸収を抑える薬(ゼニカル)、食欲を減退させる薬(サクセンダ・リベルサス)があります。 さらには薬局で購入できる漢方、ダイエットサプリなどもありますが、効果と安全性を考慮するのであれば、医師の処方とアドバイスのもとで服用できるメディカルダイエットが最も良いといえるでしょう。
ゼニカルは摂取した食事の脂質を体外に排出させる作用のある内服薬です。効果は高いですが、無意識に油が肛門から排出されてしまうなど弊害が大きく、ナプキンや大人用おむつの着用が強く推奨されています。
サクセンダは注射タイプ、リベルサスは内服タイプですが、どちらも食欲を減退させる作用のある薬です。ダイエットしたいけど食欲のコントロールができない、家でついつい間食をしてしまう、という方には向いていますが、会食など付き合い上だれかと外でお食事をする機会が多い方には、食べられないことがストレスになることもあるためあまりおすすめできません。
漢方を飲んでいる方も多いのではないでしょうか。漢方であれば、医師の診断と処方があり安心して服用できる医療用漢方を選ぶのが良いでしょう。
サプリメントに関しては正直なところ効果が確実ではないものもあると思いますので、広告などに騙されず口コミなどよく調べてから購入するようにするのが良いでしょう。しかしサプリメントの信憑性や価格など総合して考えると、やはり最初から医者の処方するダイエット薬を服用するのが間違いや後悔がないのではないでしょうか。
他の薬やダイエットサプリとの相互作用
スーグラにはとくに併用禁忌とされているダイエット薬や漢方、サプリはありませんが、薬の併用には専門的な判断が必要です。
強い作用のある薬と併用することで身体になにか悪い影響があってからでは遅いため、併用を検討している場合は必ず、医師、薬剤師に相談してください。
スーグラの服用方法
スーグラはどのように服用すると効果を発揮するのでしょうか。飲むタイミングや量、注意点など詳しく説明いたします。
服用期間
スーグラは飲めばすぐに痩せるようなものではなく、脂肪を減らし体重の減少を狙うには数ヶ月以上の長期投与が必要です。
とくに服用期間の上限はないとされていますが、3~4ヵ月服用を続けてもなにも効果が見られない場合はそのまま服用するべきか医師に相談しましょう。
適切な服用量
1日1回、食事前後に1錠服用してください。
服用の注意点
吐き気、手足の震え、ふらつき、脱力などの低血糖を示す症状が現れた場合には、吸収の早い糖分を摂取するようにしてください。
尿が濃くなるため、膀胱炎にかかりやすくなる場合があります。日中はこまめに水分を摂るようにして下さい。
「スーグラ」は、厚生労働省より医療用医薬品として2型糖尿病の治療時のみ保険適応が認められているお薬です。
美容目的でのダイエットのための服用は自費診療となりますのでご注意ください。
飲むタイミングは朝がおすすめです。じつは飲むタイミングは処方箋では決められておらず、朝飲んでも夕食後に飲んでも大丈夫です。しかし飲み忘れがないようにするためにも、1日1回朝食前もしくは朝食後に内服する習慣を身につけることをおすすめします。
また、服用すると尿量が増える作用がありますので夜に服用すると就寝中にトイレに行く頻度が増えるようになってしまいます。そのためにも夕食後ではなく朝食前後に服用する方が使いやすいでしょう。
飲み忘れた場合は気づいたタイミングで飲み忘れた1回分を服用し、次の服用タイミングで当日分を服用してください。ダイエット目的の場合は1日1回25~50ミリグラム飲むようにします。
万が一飲み忘れた場合は気づいたタイミングで飲み忘れた1回分を服用し、次の服用タイミングで当日分を服用してください。
そこでおすすめしたいのが、メディカルダイエットです。
クリニックの選び方
いざ服用する薬の目処がついても、どこのクリニックで購入すればよいか迷いますよね。
服用していてわからないことがあったり、なかなか効果が現れなくて薬の変更を検討したり、なにかトラブルになったりしたときにすぐに医師に相談できる環境が何よりも安心ではないでしょうか。
そういった観点から見ると「自宅から近いクリニック」がまず頭に浮かぶと思うのですが、実はダイエット薬の診察と処方にはもっと便利な手段もあるのです。ここではクリニック選びについてアドバイスいたします。
オンライン診療があるか
残念ながら、SGLT2阻害薬は美容目的であっても医師の処方がないと販売できないため、薬局など市販では販売していないのが現状です。インターネットで検索すると個人で輸入できるサイトも出てきますが、自己判断での購入と服用はお勧めしません。
そのため他に施術をなにもしないとしても、実際にクリニックに足を運んで薬を購入しなければならないクリニックがほとんどです。
当院で取り扱うSGLT2阻害薬は、カナグルという薬です。こちらももちろん医師の処方がないと購入できない薬ですが、当院では、お時間の都合がなかなか合わない方や遠方にお住まいの方など、ご来院のむずかしい患者様のために、オンライン診療のシステムを導入しております。
LINEアプリにてオンライン診療専用のアカウントにご登録してもらい、LINE電話での診察と処方、その後郵送にて薬をお届けという流れになります。お支払いはクレジットカードと銀行振り込みが選択できます。 当院へのご来院履歴がない患者様でも、初診から対応しておりますのでご安心くさださい。
明朗会計
医師の処方で販売している薬のため、市販のダイエットサプリのように販売元によって価格の振り幅はありません。
当院では糖質吸収抑制剤(カナグル)が1錠734円、脂質吸収抑制剤(ゼニカル)が1錠262円での販売となっており、カナグルが30錠セット、ゼニカルが84錠セットで税込22,000円での販売です。
当院では、会員券(税込198,000円〜528,000円)をご購入いただくと、各施術が通常よりもお得な会員価格で受けられ、さらに購入金額のランクに応じてクリニックで利用できるクレジットがついたりドクターズコスメのプレゼントがあります。
コース料金との違いが、デポジット内であれば施術の組み合わせが自由なことと、内服薬も対象であることです。 ダイエットの内服薬は、会員価格であれば1セットの通常価格が税込22,000円のところ税込16,500円でご購入いただけます。
服用中のサポート
市販の薬と違うのは、処方されてから服用中には専門の知識をもった医師に相談ができ、万が一副作用でなにか身体に影響がでたときにもすみやかに適切な対処をしてもらえるところです。
当院ではそういった場合も患者様はご来院することなく(場合によってはご来院をお願いするケースもございます。)オンラインで診察を受けることが可能なため、お忙しい方や遠方の方でも安心してください。日曜日でもクリニックはやっております。
スーグラのよくある質問
Q.スーグラは尿から糖を出すことがわかるのでしょうか。
尿から糖が出るので体重も減少します。
なんとなくいつもと違う尿が出ますのでわかる人も多いようです。清潔にしておかないとかぶれたりカンジダになったりします。
Q.スーグラのジェネリック医薬品はありますか。
ジェネリック医薬品は製造、販売されていません。
Q.スーグラは血糖値を下げてダイエット効果を目指す薬ですが糖尿の人以外が飲んで大丈夫ですか。
血糖値を下げてダイエット効果を目指す薬です。
体内の血糖値を下げる糖尿病治療薬の一種ですので、糖尿以外の方でも糖を尿から排泄することでダイエット効果、体重減少の効果が期待できます。
継続して服用すれば、1ヵ月で1~2キログラムの体重減少したという報告がありますが、場合や個人によっては副作用を起こすことがあるので、医師に指示された用法用量を守ることが大切です。
ダイエットしたいけれど激しい運動が苦手、厳しい食事制限はしたくないという場合にはスーグラを検討して医師にご相談ください。
血液中から一度ろ過されたグルコース(ブドウ糖)を再び血液中へもどす再吸収を抑制し、尿糖として排泄することにより、血糖コントロールを調整してくれるお薬です。
Q.スーグラの保管方法はどのようにしたらいいですか。
乳幼児、小児の手の届かないところで、直射日光、高温、湿気を避けて保管してください。薬が残った場合、保管しないで廃棄してください。
Q.スーグラの飲み合わせなど併用禁忌、注意の処方薬はありますか。
薬の併用には専門的な判断が必要です。併用する場合も必ず、医師、薬剤師に相談してください。
Q.スーグラの長期投与が可能でしょうか。
数ヵ月は投与しても良い薬です。
血糖コントロールを得られることが明らかになっていますが個人差がありますので長期投与するかどうかは医師の判断や検査結果で異なります。
Q.スーグラは通販で購入できるのでしょうか。
スーグラは通販で購入できる場合もあるようですが個人輸入品は危険です。
医療用医薬品のため、市販で購入することはできません。個人輸入の通販サイトはどこの製造か不明ですが販売されていることがあります。
医薬品の個人輸入には偽薬であることも報告されていますし、成分が異なり、健康を損なうリスクがある他、副作用で健康被害を起こした場合も自己責任となってしまいます。
スーグラを購入する際は、医療機関を受診して、医師の手で処方してもらいましょう。
Q.スーグラの効果はいつから現れますか。
効果時間は24時間にわたると考えられています。
朝に服用すれば就寝中まで効果が持続するため、1日1回の服用で効果を持続、かつ実感することができます。
Q.スーグラによる糖の排出量はどのくらいでしょうか。
個人差がありますが、スーグラによる糖の排出量は、1日あたり約200~500キロカロリー程度とされています。
1ヵ月継続して服用した場合はその日数分となり、かなりのダイエット効果を期待できます。
スーグラについてのまとめ
メディカルダイエットや医薬品の取り扱いは最初慣れないこともあります。
わからない点などは主治医や看護師さんなどに積極的にご相談することをお勧め致します。一人ひとりに適した治療法を提案し、結果にこだわった治療がクリニックでは行えます。
お悩みや症状をしっかりとヒアリングしてくれるクリニックで安心なメディカルダイエットを行うことがリバウンドやその他、副作用を最小限にしてくれる秘訣です。
スーグラを検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。
WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。
お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。