すり鉢毛穴の治療、治し方を現役美容皮膚科院長が徹底解説！

顔を洗うと指触りがなめらかでなくぼこぼことする、ということはありませんか？ もしかしたらそれは、毛穴がすり鉢状になっているすり鉢毛穴かもしれません。

ほっておくと悪化して治したいと思ったころには手遅れに……。

美容皮膚科医による専門的な解説と、クリニックでの治し方をお伝えさせていただきます。

すり鉢毛穴の原因

顔を洗ったりメイクをしたりしていると、ボコボコとした毛穴が気になるという方は多いのではないでしょうか。

ボコボコとした毛穴の正体は「すり鉢毛穴」です。

酸化した皮脂が毛穴の開口部周辺にダメージを与え、肌のターンオーバーが正常に行われていない角質異常という状態の肌に起こるもの。

すり鉢毛穴を放置すると毛穴自体が変形し、さらに凹凸が目立つようになってしまいます。すり鉢毛穴の原因や予防策、対処法を知っておけばすぐに対処できます。

年齢を重ねるとともに顔の毛穴が目立ってきます。

毛穴が目立つのは、酸化した皮脂が毛穴の開口部周辺にダメージを与えるためです。さらに肌のターンオーバーが衰えていることも起因しています。

すり鉢毛穴は、毛穴の開口部が本来の毛穴よりも大きくなり、すり鉢状にへこんでしまう状態なのです。

すり鉢毛穴の主な原因は、皮脂の過剰分泌による炎症です。

皮脂や汗が混ざり合い普段は膜になることで、私たちの肌を乾燥から守ってくれています。しかしその機能が正しく働かなくなると乾燥してしまい、角質層がよれ始めてしまいます。

ターンオーバーは重要な機能なのですが、一歩狂ってしまえば大変なトラブルにもつながってしまいます。

自分で治す

とくに女性の場合、すり鉢状の毛穴が気になってまず考えつくのはメイクで隠すことではないでしょうか。毛穴を隠すためにはシクロメチコン、ポリマー、ジメチコンなどのシリコン系の下地がおすすめです。

シリコンの成分が肌に密着して毛穴を目立ちにくくさせ、さらに皮脂をブロックしてメイク崩れを防ぐことができます。しかし、きちんとクレンジングをしなければ化粧下地やファンデーションが開いた毛穴に密着していることになりどんどん汚れが溜まります。

しかしながら、メイクで誤魔化すことはもちろん肌質の根本改善ではありませんので、やはり自宅での毎日のスキンケアから見直す必要があります。

残念ながら、とくに「すり鉢毛穴」に特化した市販のスキンケア用品や塗り薬は期待できませんが、過剰な皮脂分泌が原因となる要素の一つなので、皮脂の分泌量を抑えるために肌を整える必要があります。

また、乾燥を防ぐために保湿ケアと紫外線対策は入念に行い、化粧水・乳液・クリーム、その他必要に応じて肌や悩みに合わせたスキンケア用品を使って、水分と油分のバランスを整え肌のコンディションを良い状態へと導くことが大切です。

スキンケア用品は薬局で販売されている手軽なものもありますが、成分や効果、安全性を考えると圧倒的にドクターズコスメがおすすめです。価格も百貨店で販売されているブランド化粧品と変わらないくらいですので、ぜひ当院で販売しているホームケア化粧品の料金表をご覧ください。

いずれも即効性はありませんが、クレンジングを含め毎日のスキンケアをしっかりと継続すれば肌質は徐々に改善されていき、すり鉢毛穴の予防に繋がります。

保険で治す

肌悩みの中でもとくに顔の肌トラブルはできるだけ早く解決したいものですが、なるべく費用を抑えたいという方かほとんどなのではないでしょうか。

治療費をおさえたいとなると、出来る治療は限られてしまいますが保険診療のある皮膚科での治療となるでしょう。 しかしにきびやにきび跡（クレーター）、アトピーなどの乾燥肌に対して治療や肌質改善のために塗り薬や内服薬が処方されることはあっても、毛穴の治療は美容目的となるため保険治療で治すことは難しく、ほとんどは自費診療の美容皮膚科での診察と治療となります。

そのため保険診療でのすり鉢毛穴の完治は正直なところ望めませんが、他のケアと組み合わせるのであれば、毛穴が目立つ原因になる乾燥を防ぐためにスキンケアの一環としてヒルドイドローションを処方してもらったり、たるみによって毛穴がより目立つこともあるため、肌のハリを保つためにコラーゲンの生成を助ける働きがあるビタミンCを処方してもらうなどがよいでしょう。

エステで治す

エステサロンでおこなっているフェイシャルエステでも、毛穴ケアに特化したメニューがあります。

たとえば、以下の施術を1時間程度で受けることができます。

• 角質除去クレンジング
• 鼻のパックで角栓をふやかす
• 電気をつかった深層洗浄と毛穴の汚れの吸引
• 超音波をつかった洗顔とマッサージ
• 全顔パックにより鎮静
• 高周波によるマッサージで毛穴とたるみの引き締め

料金はサロンや施術内容によってさまざまですが、相場として60分程度のフェイシャルメニューであれば1万円以下で受けられるところが多いです。

しかし普段のスキンケアでは落とし切れていないメイクや汚れを洗浄することで健康的で美しいお肌を目指すことはできても、すり鉢毛穴などの目立った毛穴が施術によって目み見えて気にならなくなるわけではありません。

また、エステサロンで推奨されている頻度は週1回程度とされているため、結局は時間も費用もそれなりにかかってしまいます。

美容医療で治す

肌悩みの中でもすり鉢毛穴をはじめとする「毛穴」は手強く、これまでに紹介した手段ではなかなか改善することが難しいのが現実です。

なにをしてもなかなか改善しない毛穴の悩み。自己判断であれこれ試すよりも、確実な美容医療の力に頼ってみてはいかがでしょうか。

美容医療できるすり鉢毛穴に有効とされる治療は、ダーマペン、ケミカルピーリング、それらを組み合わせたベルベットスキン、導入、ハイドラフェイシャルです。

この中でもとくに「艶肌」などのキーワードで知名度が高く、金額もリーズナブルで手軽に体験できるものがハイドラフェイシャルです。美容施術なのにダウンタイムがないのも特長です。

しかしハイドラフェイシャルでは汚れを取り除くことで一時的には肌質がよく見えるものの、引き締め効果はないため根本的な改善にはなりません。

当院ではすり鉢毛穴の悩みを改善するには、ダーマペンをおすすめしております。

ダーマペンは過剰な皮脂の分泌と炎症を抑える効果のある施術のため毛穴に効果的です。さらに再生を促進させる効果もあり、肌が新しくなる過程でたまった角栓が排出され、その後毛穴の締まりも期待できます。即効性はありませんが、期間を開けて最低でも6回程度おこなうことで見違えるほど肌質が改善されるケースが多く、肌質改善で人気の施術です。

当院では1回あたり16,500円で提供させていただいており、コースや会員券の利用でさらにお安くなります。 さらにそれぞれのお悩みや理想の肌に合わせてオプションの薬剤を組み合わせることができるのも特長です。毛穴治療にはとくに、ケミカルピーリングを組み合わせた「ベルベットスキン」をおすすめします。

美容皮膚科で治療するメリット

美容医療と聞くと、自費診療になることから高額な治療費をイメージされる方がまだまだ多いのではないでしょうか。

実は近年、美容医療はわたしたちにとってより身近で手の届きやすいものとなってきているのです。さらにクリニックによっては、コース契約により1回あたりの料金が安くなったり、当院のように会員券システムを導入するなど患者さまがより通いやすいクリニックを目指して低価格で施術を提供しているクリニックもあります。

自己判断や自己処理で無理に解決しようとせず、医師の的確な診断を受け、安全かつ安心できる治療を選択し、確実な肌質改善やお悩みの解決を目指しませんか？

根本治療

美容皮膚科での専門医の診察によって適切な治療を受け、その後のケアや生活の中での注意点等アドバイス・指導を受けることは、改善のみならず再発の防止にもなります。

今の時代はインターネットで検索すれば様々な情報が出てきますが、便利な一方その情報の多さから結局なにが正解なのかの判断が難しいですし、市販薬やホームケアの美容機器など紹介されている自己処理の方法にはリスクもあるということも頭に入れておいてください。

お肌のお悩みをご自身で改善しようとしても、表面上だけ誤魔化せても治療にはならず何度も同じ悩みを繰り返すことにもなり兼ねません。根本的な治療をして再発を防ぐためには、美容皮膚科など専門の医療機関での治療を選択するのが間違いないでしょう。

高い費用対効果

しかし美容皮膚科は自費診療になるためそれなりにお金はかかってしまいます。

ですが、完治を目指し再発を防ぐ「根本治療」ができるため、長期にわたってお金をかけてホームケアであれこれと試すよりも遥かに賢い選択だと言えるでしょう。

すり鉢毛穴の治療方法と期間

ダーマペン

ダーマペンはすり鉢毛穴の治療に限らず、1ヶ月に1回のペースで5〜6回繰り返すことで効果を実感します。

超極細針でお肌の表面にとても小さな穴をあけコラーゲンやエラスチンの生成を促し自己回復機能を活性化することで、お肌の弾力が増しハリ艶が出て、にきび跡や毛穴やシミなど様々な肌悩みの改善が期待できます。

ピーリング

ピーリングの中でも毛穴改善に効果的とされるマッサージピールは、専用の薬剤をお肌に直接塗り薬剤を皮膚深部まで浸透させて、コラーゲンの生成促進をもたらすことによって肌にハリをもたらせます。

2週間に1回のペースで5〜6回繰り返すのが良いとされています。

イオン導入

イオン導入はダウンタイムのリスクがなく低価格で肌質改善が期待できる施術ですが、絶大な効果が現れるわけではなく長持ちするわけでもないため、あくまで別の治療のタイミングでセットでおこなうことをおすすめします。

頻度に制限はなくお好きなタイミングで受けていただけますが、1〜2週間に1回続けていただくと効果的が持続できるでしょう。

ホームケア

最後にホームケアですが、正直なところ自分でできるすり鉢毛穴の改善はなかなか難しいと言えるでしょう。

改善でなく対策や、美容医療の力によって改善した毛穴の再発防止としては、日々のスキンケア、クレンジング、日焼け対策をしっかりと意識してこつこつと継続していくことが大切です。

コストはその際何を選ぶかによって変わってきます。ドラッグストアで購入できるもので揃えればそれなりに安価に収まりますが、その分効果はあまり期待できないですし、安価な分、肌にあまりよくない成分が入っているなんていうことも。

また、せっかくお金を出すのであればデパートコスメを購入するよりも、皮膚科で取扱いがあり安心して使用できるドクターズコスメがおすすめです。

治療の料金比較

すり鉢毛穴におすすめのダーマペンは、当院では一般価格22,000円／会員価格16,500円／6回コースを115,500円でご提供させていただいております。

その中でもとくに毛穴ケアに有効とされている、ダーマペンとマッサージピールを組み合わせた通称「ベルベットスキン」と呼ばれている施術は一般価格33,000円／会員価格24,750円です。一方、ケミカルピーリング単体では一般価格22,000円／会員価格16,500円ですので、組み合わせの施術が断然おすすめです。

また、肌質改善におすすめのイオン導入が、ビタミンCとトラネキサム酸を追加したものでそれぞれ一般価格9,600円／会員価格7,425円です。こちらは毛穴の治療としてというよりは、すでに改善された肌に対しての予防としておすすめの施術です。肌代謝を上げるだけでなく、これまで肌トラブルで硬くなった角質や角栓を取り除くことで、新しい肌への再生をお手伝いする治療です。

できるだけお金をかけずホームケアでなんとかしたいと思う気持ちもわかりますが、毛穴の悩みに関しては簡単に悩みが解決するものではないことがここまででお分かりいただけたかと思います。

かといって美容医療もメリットばかりでなく、ご覧いただいた通り、即効性が期待できるものは少なく、結局は時間をかけ繰り返し治療をおこなうことで改善していきます。

ここで比較してほしいのが、根本改善が出来るのか出来ないのかという点です。美容医療をおすすめする一番の理由はそこにあるのです。 どれも間違いではありません。しかし美肌への最も近道なのが、知識と技術力のある専門医による適切な美容医療で治療をして根本から改善しつつ、日常の食生活を見直したり、ホームケア（ドクターズコスメだと尚良）を並行して取り入れるなどして再発を防ぎ、改善・回復した「状態のよい肌」を保つことだといえるでしょう。

すり鉢毛穴の原因

顔を洗ったりメイクをしたりしていると、ボコボコとした毛穴が気になるという方は多いのではないでしょうか。

ボコボコとした毛穴の正体は「すり鉢毛穴」です。酸化した皮脂が毛穴の開口部周辺にダメージを与え、肌のターンオーバーが正常に行われていない角質異常という状態の肌に起こるもの。

すり鉢毛穴を放置すると毛穴自体が変形し、さらに凹凸が目立つようになってしまいます。すり鉢毛穴の原因や予防策、対処法を知っておけばすぐに対処できます。 年齢を重ねるとともに顔の毛穴が目立ってきます。

毛穴が目立つのは、酸化した皮脂が毛穴の開口部周辺にダメージを与えるためです。さらに肌のターンオーバーが衰えていることも起因しています。 すり鉢毛穴は、毛穴の開口部が本来の毛穴よりも大きくなり、すり鉢状にへこんでしまう状態なのです。すり鉢毛穴の主な原因は、皮脂の過剰分泌による炎症です。

皮脂や汗が混ざり合い普段は膜になることで、私たちの肌を乾燥から守ってくれています。しかしその機能が正しく働かなくなると乾燥してしまい、角質層がよれ始めてしまいます。ターンオーバーは重要な機能なのですが、一歩狂ってしまえば大変なトラブルにもつながってしまいます。

美容クリニックの選び方

美容皮膚科に限らず病院選びはなかなか難しいものです。インターネットですぐになんでも調べられる時代だからこそ、逆に情報量が多すぎて選択肢を絞れないこともあると思います。 当院が考えるクリニックの選び方と、当院について記載致します。 選び方の観点は、➀治療費用、②患者様それぞれにあった治療ができるか、③痛みへの配慮となります。

選び方①治療費用

施術料金はクリニックによって様々です。

公式ホームページでの告知やリアルタイムで情報を知ることができるSNSを活用してキャンペーンを打ち出すクリニックや、初回限定でかなりの低価格で施術を提供するも多く、タイミングが合えばリーズナブルな価格で気になる施術をお試しすることが可能です。

ただしそのようなキャンペーンもおいしい話ばかりではなく、せっかく気に入っても2回目以降の金額が高額なんていうこともよくある話ですので、安易にキャンペーンに惹かれずに通常料金と比較したり、いくつかのクリニックを比較してから予約をしましょう。

選び方②症例実績

美容のクリニックがこれほどに多く存在する中での判断基準に、症例実績を参考にする患者様も多いと思います。

もちろんクリニックによりますが、例えば大手のクリニックだと、患者様の来院が多く症例実績が多くてもそのぶん流れ作業のようになり丁寧な治療が十分に受けられず患者様の不満や不安に繋がったり、医師や看護師も多いため、実務経験のまだ少ない新人の医師や看護師が担当することもあり得ます。

選び方③痛みへの配慮

美容の施術にまだまだ免疫がない方や抵抗があって踏み出せていない方の中には、「痛み」を気にされている方が多いのではないでしょうか。

確かに美容クリニックで行われている多くの施術の症例写真を見ると、肌が真っ赤になっていたり（施術によって）出血や内出血をおこしていたりと、施術直後やダウンタイム中のその見た目から痛さが不安になっても仕方ないと思いますが、施術に合わせて麻酔のご用意がありますのでご安心ください。

すり鉢毛穴の治療のよくある質問

ここではすり鉢毛穴の治療に関するよくある質問をまとめてみました。

Q.すり鉢毛穴が起こりやすい場所ってあるのでしょうか？

すり鉢毛穴が起こりやすい場所はTゾーンです。顔は皮脂腺が発達している関係で、毛穴が目立ちやすいのです。

額や眉間、鼻、口周り、顎のTゾーンは皮脂腺が特に発達しているため、すり鉢毛穴になりやすく、目立ちやすい場所といえます。ニキビができやすくなったりするのもこのゾーンです。

Q.乾燥肌ですがすり鉢毛穴になりますか？　皮脂は特に気にならないのですが。

乾燥すればするほど、毛穴のトラブルは起こりやすくなります。過剰な皮脂分泌や乾燥はどちらにしても肌の代謝の低下から来ています。

毛穴にたまった皮脂汚れが酸化し、黒ずむと硬くなってしまうこともあるので乾燥肌でも毛穴トラブルは大いにあり得ます。

正しいクレンジングや保湿ができていないと毛穴トラブルに発展します。

乾燥毛穴とは毛穴周りの凹凸が目立ち、毛穴が開いて見えてしまうことにもつながります。乾燥を防ぐために、毎日保湿中心のケアをしましょう。

Q.紫外線ケアで気を付けることはありますか。

肌の弾力を生み出すコラーゲンやエラスチンは加齢や紫外線ダメージによって減少してしまいます。若い頃よりも質が悪い弾力となってしまうのはこのためです。皮下脂肪が減ると、顔全体のたるみにもつながります。

紫外線はアンチエイジングの敵といわれるのはこのためです。

特にコラーゲンの生成を助ける働きがあるビタミンC、肌のターンオーバーを正常化する働きがあるレチノール、グリコール酸、などをクリニックで処方、治療してもらうとよいでしょう。

すり鉢毛穴を予防するためには、日頃から日焼け対策を入念に行いましょう。

紫外線による日焼けは、日傘やアームカバーなどの日焼け対策もありますが、日焼け止めも欠かさずに使うようにしましょう。

• SPF（Sun Protection Factor）
• PA（Protection Grade of UVA）

などを日焼け止めで見たことがあると思いますが数値が高いものは肌にかかる負担が大きくなるため、敏感肌の人は肌トラブルを引き起こしやすくなりますので、強ければよいというものでもありません。

Q.すり鉢毛穴になってしまったらまず、どうしますか。

ターンオーバーを正常に戻すことがまずは先なので、クリニックに相談しましょう。個人差がありますが、約28日間、女性の月経サイクルと同じようなサイクルです。

ターンオーバーを正常に戻すために欠かせないことは、食事、紫外線対策、正しいケアです。

洗顔料をしっかりと泡立て、汚れを落としましょう。ただしゴシゴシこするのはNGです。丁寧に洗い流すことがポイントです。洗顔後は、素早く保湿ケアを行うことです。

Q.日常生活で気を付けることはありますか。

洗顔をしすぎると、肌はうるおいを保とうとして過剰に皮脂を作ろうとします。洗顔は朝と夜の1日2回までしましょう。

スクラブは肌に摩擦ダメージを与えやすく、強くこすりながら洗うと色素沈着の原因になるため、注意しましょう。

食事についても注意が必要です。偏った食事は肌改善を妨げることになります。

• たんぱく質（肌や髪を作る基礎になる）：卵、魚、肉類全般、大豆製品、乳製品など
• ビタミンA（皮膚や粘膜を健康な状態に保つ）：レバー、卵黄、緑黄色野菜など
• ビタミンC（コラーゲンの増生効果がある）：じゃがいも、ブロッコリー

などバランスよく取るようにしましょう。

仕事や家事が忙しくなると、ジャンクフードで食事を済ませたりすることも多くなってしまうかもしれませんが、なるべく自炊の食事を心がけましょう。

女性は生理があるため、鉄分不足になりやすいこともありますので、ドリンクやサプリメントで鉄分を補ったり、海藻類を取るようにしてみましょう。スープなどに入れると抵抗なく取ることができます。

また間違った毛穴ケアは、単に肌を痛めるだけになってしまいますのでドクターの指示に従ったケアを心がけましょう。

• 肌を清潔に保つこと
• 十分な水分と油分を保つこと
• 肌に刺激を与えないこと
• 紫外線ケアをすること

がまずは基本です。

これらを守りながら治療やケアを平行して行っていくことですり鉢毛穴は解消されていきます。

皮脂の分泌が多いと感じると、強い洗顔料でゴシゴシ洗ったり、クリームを避けてしまったりしがちですが逆効果になりますので気を付けましょう。

脂肪分を多く含むものを食べる機会が多い人は皮脂分泌が増加しやすいのでバターやマヨネーズ、チョコレート、脂っこいものが好きな方などは適度に摂取することを心がけてください。

皮脂の過剰分泌を抑えるためには、脂肪分が多い食べ物をなるべく避けて、野菜や炭水化物やタンパク質の栄養バランスが整った食生活と睡眠時間を確保することを意識しましょう。

当たり前に気を付けることなのですが、生活の乱れは肌サイクルの乱れにつながります。

すり鉢毛穴の治療についてのまとめ

すり鉢毛穴の改善には自分だけのケアでは、なかなか進まないことも多いです。クリニックや美容皮膚科を気軽に活用してみてはいかがでしょうか。

「美容医療、皮膚科」と聞くと高額でハードルが高く感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、実は気軽に対応できるメニュー、その時にすぐに施術できるメニューもたくさんあります。

日常生活を送りながら、ケアする美容医療が今は発達していますのでお仕事帰りにケアによったり、飲み薬や塗り薬を処方してくれたりと様々な形で肌をメンテナンスできるのが美容皮膚科の良いところです。

ひどくなればなるほど、治るまでの期間も長くかかりますし、お金もかさんでしまいます。早めの相談やケアが一番の改善への近道です。

すり鉢毛穴の治療を検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。

WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。

お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。