二重埋没法(二重整形)の効果とデメリットを現役美容皮膚科院長が徹底解説

二重埋没法(二重整形) 目の形成

二重がいいという方が多いようですが最近は男性でも二重施術を受ける方が増えているようです。

人気の二重整形「埋没法」とは? どのようなものでしょうか。

名前は聞くけどどのようなものなのか、現役美容皮膚科院長が解説します。

二重埋没法(二重整形)とは

クールで大人っぽい印象の一重まぶた、ぱっちりとした二重まぶたはどちらが人気なのかといえば好みの問題ではあります。

一重の方は二重にあこがれることがあり、二重の方はクールさにあこがれるようなものではないでしょうか。

目が小さいと思ってしまう方は、二重まぶたになるための整形手術を考えている方がおられるようです。

雰囲気やイメージでいくと目を大きく見せたいと思う方は二重にしたいと思うようです。

プチ整形として人気の高い手法である「埋没法」について、どのようなものか見ていきたいと思います。

二重にするためのプチ整形で行われる「埋没法」とは、皮膚の内側に医療用糸を通し、まぶたにヒダを作って糸で固定することによって、二重ラインを作る方法です。

埋没法の術式は、糸をつなぐ上まぶたの部位によって2つに大別できます。

また万が一別のデザインがいいとか、気に入らない場合は戻すことができるのも特徴です。

このようなお悩みの方におすすめです

埋没法に向いているまぶたのタイプとして、次のような特徴のある目の方です。

埋没法が向いているまぶたのタイプ

埋没法に向いているまぶたのタイプは、以下のものです。

  • まぶたの脂肪が少ない
  • 皮膚が薄い
  • たるみが無い

脂肪が多く皮膚が厚い場合、埋没法を実施してもすぐにもとに戻ってしまったり、不自然な二重ラインになってしまったりします。

よって、希望のデザインにすることも難しくなる可能性があるのです。

  • まぶた周辺の脂肪が少ない
  • まぶた周辺の皮膚が薄い
  • まぶた周辺に加齢などによるたるみが少ない

ただし、まぶた周辺の脂肪が多く、腫れぼったく見えるタイプの方でも、まぶた周りの脂肪取りなどの処置を行って、埋没法で二重を手に入れることが可能です。

まずはクリニックを予約し、専門医に相談してみることでしょう。

イメージを確認したり、仕上がりイメージのシミュレーションをしてみたりして合ったまぶたになるかどうかを見てもらわないと施術方法の最適な治療ができません。遠慮なく相談しましょう。

二重埋没法(二重整形)でできる治療と効果

埋没法の【メリット】

埋没法には2種類方法があります。

医師の経験や技術力の影響を受けにくく、比較的簡単で、比較的安定している術式です。

眼瞼下垂のような目もと=眠そうな目になりにくい特徴があります。

挙筋法……まぶたの皮膚と挙筋(まぶたを引き上げる筋肉)を糸でつなぐ 角膜や眼球に傷がつきにくい安全性もあります。

瞼板法と比べて取れにくいこともあります。

埋没法は【デメリット】も、もちろんあります。

  • 挙筋法と比べて取れやすい
  • 挙筋法と比べて角膜が傷つくリスクがあること。
  • 仕上がりが医師の技術力、センスに左右される
  • 眠たそうな目になることもある

また、埋没法の種類は、片目に使用する糸の本数(留め数)によって、次のように分けることもできます。

1.1点留め:1本の糸を使用

針を通す場所も1ヶ所です。

  • まぶたの皮膚が薄い方
  • 幅が狭い二重を希望する方

2.2点留め:2本の糸を使用

針を通す場所も2ヶ所です。

  • まぶたの皮膚に厚みがある方
  • 幅が広い二重を希望する方

3.3点留め:3本の糸を使用

針を通す場所も3ヶ所です。

手術自体は糸でまぶたを固定するだけであるため、いずれの方法でも、糸がとれて二重のラインが消えてしまうこともあることを覚えておきましょう。

多くのクリニックでは、保証制度を設けています。

埋没法における保証制度とは、二重のラインがとれてしまった、左右差があるといったトラブルが保証期間内に生じた場合に、再施術を無料で受けるというものになります。

それだけ取れやすい、調整が多い施術とも言えます。

埋没法を検討する際は、医師の技術力や手法だけでなく、保証内容や保証期間も観ておくといいでしょう。

ダウンタイムの期間は、埋没法の種類やドクターの腕、術後の過ごし方によって異なります。

個人差もありますが、通常は3日間~1週間ほどでほとんど腫れもおさまることが多いです。

完全に元通りの腫れのダメージが引くまでは1ヵ月ほどかかることもあるため、学生の場合は夏休みなど長期休暇を利用して行う方もいらっしゃいます。

なお、施術してから2~3日後にはメイクも可能ですが、エクステやアイメイクなどは気を付けて行わないと刺激を与えない方が無難とされています。

埋没法は比較的リーズナブルで、手軽に施術を受けられることです。

埋没法はまぶたを切開しないため、施術後のまぶたの腫れが少ないという利点があります。

施術後のダウンタウンの期間も短く、3日~1週間ほど経過すれば、腫れはほとんど回復します。

そのため周りに気づかれにくいということがいえます。

メイク用品の使用も、施術後3~4日ほどで可能となるため、仕事が忙しくても大丈夫ですし、学生さんなどにも人気の方法となります。

手術時間が短いことも挙げておきましょう。

埋没法は比較的短時間での施術が可能です。25~30分ほどの施術で体への負担も少ないのでチャレンジしやすい方法でもあります。

さらに手術のやり直しができる点にも注目です。

やってみた結果が自分のイメージと違っていたらどうしようと思っている方でもチャレンジしやすい方法といえます。

埋没法は糸でまぶたを固定するだけであるため、糸を取り外せば簡単に元の状態に戻せます。

糸を留める位置を修正できるという点は、埋没法の大きなメリットです。

二重埋没法(二重整形)の治療の流れ

  1. 予約をする
  2. 医師のカウンセリングを受ける……まずはカウンセリングを受けるために、予約をします。気になるクリニックに電話またはメールで問い合わせをしましょう。
  3. カウンセラーと打ち合わせをする……次に医師のカウンセリングを受けます。現在の悩みや希望のデザイン、実際に医師と二重幅を決めていきましょう。
  4. シミュレーションをする
  5. 局所麻酔をする
  6. 手術をする
  7. 帰宅

手術自体は15~30分です。カウンセリングの時間を含めると、1時間~1時間30分程度で完了します。

「埋没法」は、施術費用が比較的リーズナブルで、手軽に行え、施術の際の痛みも少ないことから人気が高まっています。

二重埋没法(二重整形)の治療費用

埋没法の費用相場はどれくらいなのか気になるかと思います。

埋没法の施術にかかる費用は、埋没法の種類によって異なります。また糸の数によっても違ってきます。

埋没法の種類費用相場
瞼板法 1点留め3万~5万円(税込)
瞼板法 2点留め5万~7万円(税込)
瞼板法 3点留め7万~10万円(税込)
挙筋法 1点留め5万~7万円(税込)
挙筋法 2点留め7万~10万円(税込)
挙筋法 3点留め10万~15万円(税込)

二重の埋没法の美容整形は、クリニックによっても費用相場が異なりますので均一ではありません。

まずはカウンセリングを受け、料金表を確認したりすることが大切です。

二重埋没法(二重整形)のデメリット

デメリットは二重がとれる可能性があることでしょう。

埋没法は糸でまぶたの皮膚を固定しているだけの方法であるため、目を強くこするなど、手術をした部分に摩擦や衝撃が加わると、二重ラインが取れてしまう恐れがあります。

挙筋法は瞼板法よりも二重ラインが取れにくいと言われていますが、切開法よりは取れやすいという点に注意しましょう。

埋没法は比較的手軽にできるプチ整形であり、価格もリーズナブルなので手軽にできるという要素があります。

その反面、戻りやすいということになります。

埋没法のデメリットは、効果が持続できずもとに戻る可能性があることです。

糸だけでまぶたを固定しているため、摩擦や衝撃が加わると二重のラインが消えてしまうことがあります。

さらにまぶたが元々分厚い方の場合も、埋没法だと二重のラインが取れやすい傾向にあります。

手軽に手術できる分、切開法などの術式よりも効果の持続性が薄いことは覚えておきましょう。

二重埋没法(二重整形)のよくある質問

Q.切らない方法の埋没法と切開法との違いは

二重まぶたを作るための手法には、「埋没法」と「切開法」がありますが、必ずしも自分の希望通りの施術が可能であるとは限りません。

カウンセリングを受けても、埋没法がおすすめされないケースもあります。

埋没法は、比較的リーズナブルな手術料金で気軽に受けられるプチ二重整形術ですが、体質や瞼の出来具合で違う方法を進められることがあります。

手術も短時間で終了し、他の手法と比べるとダウンタイムも短く済むため、長い休みを取りづらい方もぜひ検討してみてください。

埋没法とは、切らない二重手術と呼ばれ、短時間で帰宅できる方法です。

二重整形にはさまざまな種類がありますが、切らずに傷みが少なく費用がかからない点で注目を集めているのです。

Q.埋没法の種類はどのようなものですか。

埋没法には、いくつか種類があります。

埋没法は、術式と糸の留め方で分類します。

  • 瞼板(けんばん)法
  • 挙筋(きょきん)法

の2種類があります。

瞼板法とは、まぶたの皮膚と瞼板を糸でつなぐ方法です。比較的ダウンタイムが短い傾向にあります。

対して挙筋法は、瞼板に糸を通さずに二重を作る方法です。瞼板の上に糸が出ることが無いものです。瞬きで眼球や角膜を傷つけてしまうリスクを軽減できます。

腫れが長引くデメリットはありますが、幅の広い二重幅を作りたい場合は挙筋法を用いることがあります。

【糸の留め方での分類】

  • 1点留め:1本の糸で1ヶ所針を通す方法
  • 2点留め:2本の糸で2ヶ所針を通す方法
  • 3点留め:3本の糸で3ヶ所針を通す方法

留める箇所が多ければ多いほど、強度が増すため二重が持続しやすくなるのですが、ダウンタイムも長くなります。

Q.ダウンタイムが短いのは埋没法とききました

  • 30分程度で施術が終わる
  • 元の状態に戻せる

点が埋没法の良いところです。

ダウンタイムや施術時間の短さなど忙しい方に合ったメリットがたくさんあります。

埋没法は切らない二重手術のため、ダウンタイムが短いと言われています。期間は1週間程度で元通り落ち着きます。

さらにコンタクトの着用やメイクは、術後3~4日経てば可能です。

また、クリニックによってはまぶたの裏側から糸を通し二重を作る術式があります。

まぶたの裏側から糸を通すことで皮膚の表面が傷かないため、ダウンタイムはさらに短くなります。

体への負担も少ないことから、初めて美容整形をする方にもおすすめです。

二重埋没法(二重整形)のまとめ

二重埋没法(二重整形)のまとめ

埋没法を受けるか迷っている方は、埋没法のメリット、デメリットや自分が向いているまぶたのタイプかどうかも参考にしてみてください。

二重埋没法(二重整形)を検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。

WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。

お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。

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