ケミカルピーリングのダウンタイムや経過を現役美容皮膚科院長が徹底解説

ケミカルピーリング スキンケア

ケミカルピーリングのダウンタイムや経過を現役美容皮膚科院長が徹底解説

ケミカルピーリングとは、薬剤を用いて皮膚のターンオーバー(入れ替え)を促し、肌の角質から表皮上部を剥がれやすくする施術方法です。

これによって、肌のシミシワ、そばかす、くすみ、にきび、にきび跡、ハリ、毛穴の開きなど様々な改善の効果を期待することができます。

ケミカルピーリングにダウンタイムはあるの?

ケミカルピーリングは、具体的には、以下の流れで効果を発揮します。ケミカルピーリングを行うことで角質層および表皮上層部の汚れを薬剤によって取り除きます。

薬剤の効果によって角質層や表皮上層部がはがれやすくなることでお肌のターンオーバーを促進し、お肌のトラブルを改善します。

ケミカルピーリングはダウンタイムほぼなし。施術時間も20~30分程度と短時間です。

なお、ピーリングの施術中はピリピリとした刺激を感じる場合がありますが、痛みはほぼなく、我慢できる程度だとお考えいただければ問題ありません。

また、麻酔も必要のない施術となっているため手軽に受けることができます。

ではその種類をいくつか見てみます。

・サリチル酸マクロゴールピーリングとは?

皮膚深部への酸の浸透を防ぎ、中毒の危険性を抑えたうえで、不要になった角質のみを剥離することができるピーリング剤です。

術後、皮が剥けたり、皮膚が赤くなったりといった肌のトラブルやダウンタイムがほとんどないのが人気の秘訣です。

・グリコール酸ピーリングとは?

一般的に使用されるフルーツ酸を用いたケミカルピーリング。分子量が小さいため、浸透性の高く、医療機関専用のケミカルピーリング剤として用いられています。

2週間に1回の頻度、回以上の施術が目安になっているサイクルです。効果を確認できたら徐々に間隔を空けていき、1ヵ月~1ヵ月半に1回の頻度にする形にもっていきます。

ケミカルピーリングで美肌へと導く仕組みは次のようなものです。

ケミカルピーリングで美肌へと導くメカニズム

  • 薬剤を塗布
  • 塗布と同時に皮膚表面の古い角質や汚れを除去
  • 新しい皮膚の生成が活性化
  • 肌トラブルを改善

ケミカルピーリングで塗布した薬剤は、肌の角質層から表皮深部まで浸透します。

浸透した薬剤が新しい皮膚の再生を活性化させることで肌トラブルを改善し、美肌へと導きます。

ケミカルピーリングでニキビ跡は改善できる? と思っている方も多いようです。ケミカルピーリングは、軽度のニキビ跡の改善効果が期待できます。

現に、化粧品だけでは無理というほどのニキビはクレーターなどでない限りケミカルピーリングだけである程度の結果を残すことができるかもしれません。

クレーターなどになってしまっている場合は、ほかの治療法と組み合わせて行いますので、クリニックの医師の指示や注意に従うことが大切です。

悪化しないための治療であることと、ダウンタイムがほとんどないのでいろいろな治療との組合わせができるのもケミカルピーリングの強みといえるでしょう。

ケミカルピーリングの経過とダウンタイムの症例

  • そばかす、シミシワ、肌のくすみなどを治したい
  • ニキビやニキビ跡をケミカルピーリングで治療したい
  • 肌の角質や毛穴詰まりを取り除き、肌のハリを取り戻したい
  • ダウンタイムの少ない肌のエイジングケアを受けたい

というような場合に受けることが多い施術がケミカルピーリングです。ケミカルピーリングの治療の流れは、次の通りです。

  1. カウンセリングで肌の症状を確認する
  2. 施術前にクレンジングで化粧や肌の汚れを落とす
  3. 薬剤を塗布する
  4. 薬剤の拭き取り
  5. クーリング
  6. 治療完了

また、施術前にクレンジング、洗顔をしていただき、化粧や皮脂、肌の汚れを落としていきます。いくらダウンタイムが少ないといっても、日焼けには気を付けなければいけません。

施術前にやたらに日焼けしたり、施術後に日焼けをしてしまうと施術そのものができなかったり、あとから赤みが引かなかったり、炎症したりします。

やはり、一般的な肌の治療やケアで言われている保湿や紫外線防止は欠かせません。

また赤みが出やすい人もいるので、クールダウンのための保湿剤などもクリニックでは処方してくれます。気になる方は炎症しないためのケア剤を処方してもらうといいでしょう。

クリニックでは濃度の高いケミカルピーリングを行いますが、皮膚科医が施術をするのでどのようなトラブルにも対応できます。

ケミカルピーリングのダウンタイム中に気を付けることは?

ケミカルピーリングのダウンタイムで起こりうる症状は次の通りです。

  • 皮むけ
  • 肌の赤み、肌荒れ
  • 肌の乾燥

ケミカルピーリング後は、肌が赤みや乾燥による肌荒れ症状が出たり、敏感肌の方は薄皮がむけるような症状が出たりします。

しかし、いずれも2~3日で症状が改善するケースがほとんどです。また特に初めてのかたは、治療直後はぴりぴりとした刺激感を覚えることがあります。

ケミカルピーリングの施術後のお肌は日焼けしやすい状態です。そのため、施術後1~2週間は外出時に効果のある日焼け止めを使用してください。

ケミカルピーリングの副作用と施術前の注意点をまとめてみます。ダウンタイム中に気を付けることとして覚えておいてください。

ケミカルピーリングは副作用がほとんどありません。施術後はわずかにかゆみやピリピリとした感じが残りますが、痛みや腫れなどが出ることはまれといえます。

ケミカルピーリングの施術前の注意点として、次のようなことがあります。

  • 施術前日の顔剃りやパック、スクラブ洗顔は避ける。

その他、次の項目に当てはまる方は、ケミカルピーリングの治療を受けられない場合があります。

  • 喘息やアトピーをお持ちの方
  • 妊娠中、授乳中の方
  • 治療中の病気がある方
  • 傷跡が残りやすい方

上記に該当する方は、治療前に担当医と相談してください。

ケミカルピーリングは、効果を上げるために、イオン導入との併用がおすすめです。美容成分が吸収されやすい状態になっていますので、イオン導入による美容成分の、相乗効果が期待できます。

また、ケミカルピーリングはダーマペンとの併用もおすすめです。コラーゲンの生成を促進、肌質を改善する治療との併用で浸透率が高まります。

ケミカルピーリングと併用することで、ダーマペンで開いた穴に、ケミカルピーリングの薬剤が浸透し、相乗効果が期待できます。

ケミカルピーリングは自宅でやるタイプもできますが、クリニックで受けるのがおすすめです。

クリニックで行う医療用ピーリングと、自宅で行うピーリングは薬剤の濃度が異なることとトラブルの違いです。たとえばグリコール酸ピーリングの場合、自宅用の薬剤は濃度が2.5~7.5パーセントなのに対して、医療用の薬剤の濃度は20~30パーセントと異なります。

自宅でできるケミカルピーリングが「医薬部外品」や「化粧品」に分類されるため、弱い形での濃度しかできないからです。

自宅でのケミカルピーリングはあくまでも「化粧品扱い」でケアとしてシミなどを改善したい場合は、クリニックでケミカルピーリングの施術を受けましょう。

一方、ケミカルピーリングは肌質に合わせて薬剤の種類、濃度を調整可能です。

またクリニックでの施術でのダウンタイムもほとんどありませんので日常生活に支障をきたすことがあまりありません。

ケミカルピーリングは治療後、一時的にニキビや毛穴が悪化する場合があります。

このような一時的な症状の悪化は「好転反応」と呼ばれ、ケミカルピーリングによって肌の細胞が活性化したために起こる症状ですので心配はいりません。

多くの場合、治療を続けることで症状は改善していきますから、ケミカルピーリングによる治療を継続して問題ありません。

ケミカルピーリングは、顔以外にも施術可能です。背中や腕の治療にも対応しています。

ただし体の皮膚は顔の皮膚と比較して厚いため効果を実感しにくいです。そのため、顔の治療と比べて効果を実感するまでに時間がかります。

ニキビや毛穴開きでお悩みならケミカルピーリングをお試しください。

ケミカルピーリングは美容治療の一種です。顔に薬剤を塗布することで美容有効成分を肌の深部まで浸透させます。

ケミカルピーリングで改善効果が期待できる肌の症状はさまざまです。

  • 毛穴開き
  • ニキビ
  • シミ
  • くすみ
  • 小じわ

ケミカルピーリングは肌のターンオーバーの周期を整えることで、さまざまな肌トラブルの改善効果が期待できます。ダウンタイムも少なく、肌への負担も多くありません。

ニキビや毛穴開きでお悩みの方は、ぜひクリニックでのケミカルピーリングをお試しいただくのも良いかと思います。

ケミカルピーリングの経過とダウンタイムのまとめ

ピーリングによって古い角質や毛穴の角栓を除去することに抵抗がある方もおられたかもしれません。

顔の皮をはがすなんてと思う場合もあるようですが、皮というよりもいらない角質を除去するため黒ずみや毛穴開きの改善効果も期待できるため、鼻の黒ずみやいちご鼻が気になる方にもおすすめです。

ダウンタイムもほとんどなく、ケミカルピーリングはニキビの原因である肌の炎症を抑えるはたらきがあり、ニキビの改善に高い効果が期待できます。

即効性を求める方でも5回くらい受けると効果を実感できるため皮膚科でも扱っている四十tがケミカルピ-リングです。

肌の表面をピーリングすることで、ニキビ跡の凹凸の改善へと導いてくれるケミカルピーリングはお勧めの肌療法です。

また、ケミカルピーリングは色素沈着の改善効果も期待できるため、ニキビ跡の色素沈着などにも有効です。

ただし、ニキビ跡の症状が酷くクレーターのようになっている場合、ケミカルピーリングのみでの治療は難しいこともあるので他の施術と組み合わせて行うことをお勧めします。

その場合、レーザー治療など他の治療方法と併用して施術を行う場合が多いようです。

ケミカルピーリングを検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。

WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。

お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。

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