おでこのニキビは治る?おでこのニキビの治し方について

ニキビ・ニキビ跡治療 部位別ニキビ治療

意外と目立つおでこニキビは気になりますよね。そのメカニズムと治し方とは正しい方法をご存じでしょうか。

美容皮膚科医がニキビをつくらないためのニキビケアについてお教えします。

この記事の監修クリニック

WITH BEAUTY CLINIC

グループ医院計8医院を運営する医療法人清翔会の運営する美容皮膚科。恵比寿・代官山で美肌、小顔、痩身、脱毛、AGAなど幅広く治療を行う。


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おでこのニキビの特徴

思春期のころは、よくおでこにニキビができたりして悩んでいましたよね。でもある程度大人になると、できる割合ってぐっと減ってませんか。

ただし、できてしまうとできもののようになってなかなか治らなかったりしますよね。どうして大人になってからのおでこニキビは治りにくいのでしょうか?

おでこニキビができる一番の原因はまず皮脂バランスが崩れてることによる「毛穴の詰まり」です。

おでこは汗をかきやすくなっています。また髪の毛で隠れていることから菌も繁殖しやすくなっています。

きちんと皮脂を取り除いてあげないと、皮脂や古い角質がおでこの毛穴をふさいでしまうのですね。

若い時は毛穴から排出されるはずの皮脂が中にたまりやすい分泌になっていますが大人になるとどちらかというと乾燥気味になっています。

ニキビの原因である「アクネ菌」は若いほど発生しやすく、乾燥すれば分量がへっていくため、大人になるとおでこにはできにくくなるのです。

おでこのニキビの原因

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おでこニキビを悪化させる原因は何でしょうか?

おでこニキビが治りにくく悪化してしまうのには、ある原因が考えられます。それぞれの原因に合わせた内容を把握しておきましょう。

皮脂が過剰分泌

皮脂の分泌量が必要以上に多いと、皮脂と老廃物や汚れが角栓となります。毛穴をふさいでしまい、ニキビの原因となります。

過剰に皮脂が分泌されてしまうのはホルモンバランスの乱れが原因によるものだと考えられます。

過剰な洗顔

何度も洗顔をしたり、肌を痛める洗顔方法をしていると肌にダメージを与えてしまいます。乾燥が進んで、余計にニキビを悪化させてしまいます。

睡眠不足や生活習慣

生活習慣が不規則だったり睡眠時間がうまく取れていなかったりすると、ホルモンバランスの乱れや免疫力の低下が起こりますのでニキビがなおりにくかったり、悪化します。

ダメージや汚染

シャンプーや整髪剤の付着、洗顔料のすすぎ残しや日常の汚れが落としきれずにたまっていたりするとおでこが荒れてしまいます。

毎日それが繰り返されれば毛穴が汚れてニキビを引き起こします。

おでこのニキビの治療法と費用

皮膚科でかかるニキビ治療の費用はどのようなものでしょうか。ランクによってはいろいろなので、ここで主だったものをまとめておきましょう。

皮膚科のニキビ治療は何種類もあります。皮膚科にはニキビ治療の選択が多くあります。

「皮膚科は保険診療」できる範囲がメインですが、「美容皮膚科は自費診療」でよりきれいにすることを選択できるようになっています。

最近では皮膚科も自費診療、自由診療両方を扱うことが多くなってきています。また美容皮膚科ではニキビ専門皮膚科を設けているところもあります。

保険診療※薬代は含まれません。

処置料の3割が自己負担の場合:1,000~3,000円(税込)程度。(※診療報酬の改定により料金が前後します。)

また保険適用外の薬が出た場合は5~6,000円(税込)かかります。薬以外でも施術で保険適用外の治療を機械で行う場合も8,000円(税込)前後です。

自費診療での費用について

自費診療、自由診療……1回5000~5万円(税込)(治療内容により5万円を超える内容もあります)

ケミカルピーリング1回5,000~2万円(税込)
IPL(光治療)1回(フォトフェイシャル)40万円(税込)前後
光療法1回3万円(税込)~
ホルモン療法2万円(税込)前後
イソトレチノイン1ヵ月1万5,000~5万円(税込)前後

自費診療、自由診療の方が保険診療よりも早く高い効果が得られることが多いです。

症状が軽い場合は保険診療でも大丈夫ですが、トラブルがひどい場合は美容皮膚科の自由診療も検討してみるときれいに治せる可能性が高くなります。

欧米で標準治療として取り入れらている、「ホルモン療法」や「イソトレチノイン内服」は今日本では保険診療では扱えません。

ほかにも自由診療には

  • レーザー治療
  • IPL
  • 光線力学療法などがあります。

ケミカルピーリングは保険適用外ですが皮膚科でも取り入れていることが多い方法です。

サリチル酸マクロゴールなどの薬を顔に塗ることで古い角質層をはがして最新の代謝を促すというものです。

皮膚科でニキビを治療することは一般的になってきましたので、多くの皮膚科では取り入れていますが最新の機器などはやはり、美容皮膚科に多く取り入れてあります。

ニキビ治療の力を入れている皮膚科でも、いろいろなコースを取り入れていることもあります。

ニキビ関連のページを多数ウェブでも見ることができますので自分に合った治療なのか、どれくらいで完治しそうなのかなどのカウンセリングは美容皮膚科で無料で行ってくれることも多いです。逆に皮膚科は受診をしないとお薬やももらうことができません。

ホームページを見ると、ニキビ治療に力を入れているかどうかわかるかと思います。治療例が多い、いろいろな解説が書かれていることが多いのは美容皮膚科です。

事例も多く掲載されていてわかりやすいウェブページとなっています。


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おでこのニキビの治療期間

おでこのニキビは治療期間がどれくらいかかるのでしょうか。軽いものであれば2~3ヵ月でよくなることもありますし早ければ1ヵ月ごろには効果が見えてきます。

ただし、長年の蓄積が長くて放置されていた場合はその分だけ治すにも時間がかかります。半年ほどスパンを見ておくのが良いでしょう。

おでこのニキビの治療のよくある質問

Q.正しい洗顔はどのようにすればよいですか。

クレンジングはジェルかクリームタイプを使用すると汚れだけを取り除きやすいです。オイルタイプのクレンジングだと、余計な脂分が毛穴に残ってしまいます。

シャンプーやリンス、整髪剤が肌に残っている場合もおでこにニキビが多いです。しっかりと生え際まで洗顔をすることで皮膚に付着しないようにしましょう。

Q.よく洗うのとこすったり肌を刺激したりしない、のバランスが難しい気がしますが。

汚れを落としたいからと肌をゴシゴシこすってしまう人もいますが、しっかりと泡立てた洗顔料を使えば、こすらなくても汚れは落ちます。

泡ネットなどで泡をよく立てて肌との間のスポンジにして洗うようにしましょう。肌を洗顔をするときは優しく泡でなでるようにしましょう。

Q.お風呂以外で洗うのはお水が良いですか、お湯の方が良いですか

朝はぬるま湯でしっかり洗い流す方が良いです。お水は冷たすぎると肌がびっくりします。

水が冷たすぎたり熱すぎたりするのも、肌にダメージを与える要因になってしまいます。人肌ほどの温度で毛穴の中までしっかり汚れを洗い流しましょう。

Q.洗顔後はすぐに保湿する方が良いでしょうか。

もちろん洗顔後の保湿は大切なのですぐに行いましょう。しっかり汚れを落としたあとは、汚れといっしょに流れてしまったうるおいを補充しなければいけません。

Q.おでこにきびに良い生活習慣ってどんなものですか。

生活習慣を見直すことはおでこニキビを減らす最大の武器とも言えます。

やはり長年培ってきた習慣を変えるということはかなり、大変な場合もあるでしょうが少なくとも正しい習慣を普段に取り入れてしまえば一生おでこニキビには無縁でいられるようになることも多いのです。

睡眠不足や不規則な生活によって、肌だけではなくカラダ全体の免疫力や抵抗力が下がってしまいます。

暴飲暴食や不規則な時間での1日のサイクル、昼夜逆転してしまったりすることのないように、生活習慣の見直しを確認しておきましょう。

たばこの吸いすぎにも注意です、し好品には特に肌に影響がある場合も多いです。たばこの煙も肌に良くないと昔から言われています。

自分で吸うのはもちろんですが、煙を肌が吸収してしまうことも他人がニキビの悪化の原因になります。本数を減らしたり、意識して喫煙スペース以外で吸わないようにすることが大事です。

またお酒のたしなみも、ほどほどであればお肌に良いのですが飲みすぎは悪循環の引き金になってしまいますので、何でも代謝を上げるためだけに一定の線引きをしてたしなみましょう。

患者さんの生活状況やスキンケアなどを事細かに聞いていたら、やはりたばこや飲酒の嗜好品はお肌に影響大、また食事の嗜好もかなり影響します。

脂っこいものやスナック類などを多くとると、ホルモンバランスも乱れがちになりますので、野菜や穀物、たんぱく質や果物をバランスよく取るようにしたいものです。

生活習慣のサイクルが乱れがちな人はおでこをはじめとするニキビが多いように思えます。

Q.大人ニキビの治りにくさはどのように対策すればよいでしょうか。

とりあえずは今の生活習慣や食事を見直しましょう。

そのうえで状態では跡が残らないようにしたいとか、きれいな肌を取り戻したいという場合は保険適用外の治療も選択肢に入れてみてください。

おでこのニキビの治療についてのまとめ

軽いニキビなら治療は皮膚科でも美容皮膚科でもどちらでもいいと思います。ニキビが1~2個程度であれば、一度皮膚科に相談してみるのもありですね。

逆にこれ以上なくびっしりとニキビが広がっていたら、保険適用外の診療も美容皮膚科で相談してみてください。

皮膚科と美容皮膚科ではそもそもの目的が異なりますが、最近の皮膚科でも見た目重視の治療を行うことが多くなってきました。

また美容皮膚科は最新のマシンを取り入れていますのでサイクルも早く、治療方法の選択が広がります。

美容皮膚科はニキビを治すだけではなく、最終的に「美肌」になることにも重視を置いていますので、見た目を皮膚科以上に気にしているのは美容皮膚科の受診となります。

保険診療の皮膚科は、「疾患を治す」ことがメインになることも多いので目的や状態で使い分けていきましょう。

おでこのニキビの治療を検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。

WITH BEAUTY CLINICでは各種カウンセリングはすべて無料ですので、安心してご相談いただけます。

お電話、予約フォームで受け付けております。知識豊富な専門のスタッフが親切に丁寧にお答えしますのでお気軽にご利用ください。


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