目頭切開(二重整形)のダウンタイムや経過を現役美容皮膚科院長が徹底解説

目の形成 目頭切開(二重整形)

目頭切開(二重整形)のダウンタイムや経過を現役美容外科院長が徹底解説

目頭切開にダウンタイムはあるのでしょうか、と聞かれることがあります。

ダウンタイムが気になって、なかなか切開に興味があっても踏み込めない方もおられるようです。現役美容皮膚科院長が解説します。

この記事の監修クリニック

WITH BEAUTY CLINIC

グループ医院計8医院を運営する医療法人清翔会の運営する美容皮膚科。恵比寿・代官山で美肌、小顔、痩身、脱毛、AGAなど幅広く治療を行う。

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目頭切開(二重整形)にダウンタイムはあるの?

二重整形においては、成功するか失敗するかは医師の技術力次第という面が強いのが特徴です。

そのため技術力に不安要素のある医師に担当してもらうと、失敗確率は上がりやすいため注意が必要です。ダウンタイムも長くなってしまいます。

また患者さん自身の癖なども見直しておきたいものです。

たとえば「瞼をこする習慣」について

瞼を指や拳でこする、押すなどの習慣は二重ラインの寿命を考えれば、二重術を行った後は行うべきではありません。

またアトピーや結膜炎、花粉症などが原因で瞼の皮膚に炎症、かゆみなどで目をいじることも二重ラインが早期に外れてしまう大きな原因の一つです。

ラインを幅広く取れば取るほど腫れが目立ち、二重ラインは狭めに設定されることをお勧めします。

二重整形のメリットは、低リスクでリーズナブルに目元の印象を変えられる点です。

またやり直そうと思えばやり直せる点も埋没法にはありますが、できるだけプチ整形とはいえ何度もやりたくないものです。

二重整形のメリットは、合併症(副作用)もほとんどなく低リスクで目の印象を変えられるところにあります。

最初にいったとおり、二重整形は完成された施術といえます。

したがって、無理な形の二重は経過がどうなるか、医師はある程度事前に判断できる状態にあるのです。

希望の二重の形にしたいのはわかるのですが、解剖学的に無理のない範囲の二重でなくてはならないことをよく知っておいてください。

希望する二重幅は広ければ広いほど、また、もともとの皮膚の厚さが厚ければ厚いほど、脂肪が多ければ多いほど、腫れやすいです。

通常ではありえない位の幅広い二重を作成した際に、イメージだけをもって二重手術を行った場合、いかにもというような幅でやらなければよかったというパターンも多いのです。

二重の手術をしたが、明らかに整形顔になってしまうのです。

二重の手術を受ける際には、どの程度の幅で作成するのかという事が、とても重要になります。

ご自身に合わない幅で作成した場合には、眠たそうな目になってしまったり、今回のケースように腫れぼったくなってしまったりします。

二重整形手術はダウンタイムもあるため、失敗かどうかは冷静に見極める必要があります。

失敗やイメージとの大幅な違いを感じたときは、まず施術を受けたクリニックへ相談してみましょう。

多くの美容クリニックでは、施術後は、何らかのトラブルがあったときのためにすぐに相談できるようになっています。

痛みが引かないときは薬の処方などの対処をしてもらえる場合があるため、まずはクリニックに連絡しましょう。

目頭切開(二重整形)の経過とダウンタイムの症例

二重整形でダウンタイムが長引く原因はどこにあるのでしょうか。

二重整形失敗の原因としてまず挙げられるのは、やはりドクターの技術力が不足していることです。

ドクターの技術力や実績、やはり二重整形手術をたくさん担当してきた実績のあるドクターを選ぶことです。

患者と医師の仕上がりのイメージが違うときも、失敗事例といえることもあります。

この場合はコミュニケーションやカウンセリングが足りないことも理由の一つでしょう。

そのため失敗を避けるには、症例写真などを細かく確認したうえでどのような仕上がりになるのか、ドクターとよくコミュニケーションを取らなければいけません。

またもう一つの失敗しやすい例はドクターのいう注意点を守らなかったということです。

例えば腫れをケアするための注意を守らない、薬を用いない、術後の過ごし方についてなどの禁止行為を行ってしまったなど。

二重整形手術を成功させるには、やはりドクターと患者が一体となって行う必要があると思います。

二重整形手術で失敗したときは、他院で受けた施術について修正の対応を受け付けているクリニックへ相談するようにもできます。

上瞼の組織に厚みがある場合、切開式二重でもラインが外れて元に戻ってしまうことがあります。

皮膚が厚い場合は手術により薄くすることは出来ません。

ただ、皮下組織(筋肉、脂肪)であれば切除してある程度ボリュームを減らすことが出来ます。

ラインのデザインはもし効果持続性を重視するなら、睫毛の生え際から4ミリメートルから8ミリメートル 程度の標準的な幅がお勧めです。

また価格の相場を知っておくことも大事な一つの失敗を避ける目安です。

ダウンタイムはつきものですが、1週間から3週間は一番気を付けなくてはいけません。その間は安静にし、刺激の強いことは避けてください。

ダウンタイムが短ければ短いほど患者様も楽になりますし、ルールを守れば、負担が少ないままに二重が成功する率が高くなります。

二重整形手術において失敗しないためには、

  • 症例実績豊富な医師に施術してもらう
  • アフターフォローの充実したクリニックを選ぶ

など、リスクを理解したうえで、失敗を避けるためのポイントを実践していきましょう。

目頭切開(二重整形)のダウンタイム中に気を付けることは?

まぶたの脂肪が厚い人や皮膚が固い人

埋没法では二重をキープできない人向けである切開法ですが症例が多いクリニックで行わないとなれない施術で大変なことになることもあります。

本格的に二重を目指したい人に向いていますので失敗したら治せないこともあります。

またデザインも自分の思う通りに行うことが可能なのでイメージ通りのデザインにしたいという方にも向いていますが腕の良いドクターが行うという前提になります。

1.カウンセリング

美容整形にはカウンセリングが不可欠です。カウンセリングの予約を取らなければ始まりません。

まぶたの状態や健康状態などをチェックし、どんな二重にするかデザインを決めていきます。出来上がりをシミュレーションしながら打ち合わせを行うのが一般的です。

本人が希望する二重のラインが必ずしも似合うとは限りませんのでバランスを見ながら適切な幅にデザインし、詰めていきます。

理想とする二重まぶたの画像を持参するとスムーズでしょう。

気になることは遠慮せずに医師に伝え、相談したり質問の答えを求めることが大切です。

2.施術方法と施術日の決定、支払い

デザインと施術方法が決まったら、施術日を決めて費用をどのようにするかを確認します。

3.施術当日

施術当日はノーメイクです。二重整形を行った当日は洗顔ができませんのでメイクはしないことです。

まぶたに刺激を与えるのも禁止なので、ファンデーションや日焼け止めもつけてはいけません。

まつエクをしている方は外さないと施術ができません。

4.デザイン確認

施術前には、カウンセリングで決めた二重のラインを一時的に作ってデザインを確認します。

5.麻酔

目の周りに麻酔をして、まぶたを消毒します。麻酔が効いているのが確認されたら施術開始です。

切開法なら約40分を目安に施術が完了することが多いです。

6.経過観察

術後は経過観察を兼ねてまぶたを冷やしながら10~20分休みます。

問題がなければそのまま帰宅できます。腫れが気になる方はサングラスなども準備しましょう。

入院が必要になることはほとんどありません。

7.当日の過ごし方

施術当日は安静が基本です。できるだけ座って過ごすのがおすすめです。

すぐに横になると内出血を起こしやすくなるので気を付けてください。

また、処方された腫れを抑える薬や痛み止め、点眼薬などは指示に従って使ってください。

8.アフターケア

経過チェックのため検診は必須です。

切開法のデメリット

まぶたにメスを入れるため、痛みや腫れ、内出血などのダウンタイムがあることでしょう。

また、傷跡が残るリスクや慎重にデザインを決めるなどの相談事も多くなりドクターとの綿密なカウンセリングが大切となります。

切開法は術後数回の受診が必要です。まぶたの赤みが治まるまでに数ヵ月かかることもあるので、定期的に通院する必要がございます。

二重整形では、術後は多少の腫れや痛み、内出血がありますが、数日たっても治まらず、痛みや炎症が続くときは早めにクリニックを受診してください。

二重のラインが定着するまでには数ヵ月かかるケースがあります。

しばらく経過を見た上で、どうしても気になることがあるようでしたらクリニックに相談してみてください。

二重整形には多少の腫れがあり、どれくらい続くかは個人差もあります。

1~2週間、腫れが少ないとされる埋没法でも数日間、腫れる場合があります。

ダウンタイムとされる期間を過ぎても腫れが引かなかったり、痛みがあったりする場合は、早めにクリニックに連絡してください。

二重整形による腫れや、まぶたの形が変わったせいで目が開けづらく感じることがあります。

施術後しばらくたっても違和感がある場合は、二重の幅が広すぎるのかもしれません。

また、数週間も続くときは、再手術や修正の可能性も考えられます。

クリニックに現状を伝えて、なるべく早く受診することをおすすめします。傷跡が目立つ場合も気になるときには相談してみてください。

目頭切開(二重整形)の経過とダウンタイムのまとめ

目頭切開のメリットとデメリットを紹介しましたが不安はいかがでしょうか。取り除くことが少しでもできたでしょうか。

ご紹介したように目頭切開にはデメリットももちろんあるので、失敗のリスクを抑えるためにも事前の情報管理やクリニックとドクターのカウンセリングは必須です。

目頭切開を検討している方は信頼できるドクター選びからといっても過言ではありません。

埋没法よりも切開する方法は後戻りができないものとして覚えておきましょう。

そのかわりうまくいけば、半永久的にきれいなぱっちり二重を保つことが可能です。

もし自分の二重化に興味があるようでしたら、症例数の多い、慣れているようなクリニックを調べて、まずはクリニックにカウンセリングに出向いてみたらよいと思います。

もちろん隠さずにデメリットの話をしてくれるクリニックのほうがおすすめです。

良い話ばかりをするクリニックはないと思いますが、見極めると気のコツとして裏や最後のアフターケアまできちんと見てくれるクリニックを選びましょう。

わたくしのクリニックでもかなりカウンセリングは重視しています。

患者さんの希望をきちんとききとることもドクターの重要な仕事です。

目頭切開(二重整形)を検討されている方は、まずは美容クリニックのカウンセリングを予約し、相談してみましょう。

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